年間アーカイブ 2016

GIANT ESCAPE RXWがやってきた

某Y氏の新たなメインマシンとしてGIANT Escape RXWがやってきた。なんでEscape RXWがやってきたのかというと、Escape R3で下っている時、大きな落石に乗り上げて転倒してR3に不安があったため新たにRXWを購入したようだ。 人間は骨折したが、Escape R3のほうはフロントフォークがまったく曲がっていないため、実際は走れるが、今後、長距離を走る上で不安を無くしたいためメインマシンから格下げとなった。 最初は、Escape Rの中古を探していたが、ヤフオクでは5万円程度の自転車にボロボロでも1万円を超える価格を見てバカバカしくなり、ヤフオクで買うのを中止。その後は中古自転車ショップのフレームを探すことにした。GIOS MISTRALのフレームが安く売られていたので尋ねられたが、Escape Rよりも上を目指すのならお勧めしないと答えたので、Mistralを買うのは取りやめとなった。 https://www.cyclorider.com/archives/13092 あれこれしている中、中古自転車ショップでEscape RXWが売られていたのを発見。Escape RX3と同等でほぼ新品なのに39,800円で売られていた。女性用自転車というイメージの欠点はあったが、程度が非常に良いことと部品交換などの兼ね合いを考えている内に購入することとなった。 画像上の写真は購入時の写真。この後はすぐに改造に入り原型は留めていない。どこが変わったのか紹介していく予定だ。

スポーツ自転車用アップハンドル Veno メトロポイントハンドルバーを解説

東京サンエスが取り扱っているVenoブランドは、公道志向的な部品が数多くラインナップされている。その中でも注目する部品の1つにメトロポイントハンドルバーがある。 メトロポイントハンドルバーは横握りタイプのアップハンドルだが、他の古典的なアップハンドルとの違いはスポーツ自転車用に最適化されているということだ。 従来のアップハンドルは、ハンドルの握る位置がステム装着位置よりも手前になる。世の中のスポーツ自転車の殆どはステム装着位置と同じかさらに前方に握るような設計のため、通常のスポーツ自転車に昔ながらのアップハンドルを装着すると、マトモな乗車姿勢にはならない問題が出る。 上の写真はRatio&C N7。ブリヂストンアンカーのロードバイクフレームにアップハンドルを装着している。下の写真はRivendell Clemsmith Jr。アップハンドル専用フレームで大きな差が存在する。 Venoメトロポイントハンドルバーは、基本的にハンドルの握る位置はステム装着位置と同じため、通常のスポーツ自転車にも装着しても乗車姿勢が破綻しにくいようになっている。ハンドルの握る位置は150ミリほどあるため、ブレーキの装着位置をうまくやればやや前傾姿勢からアップライトなポジションまで様々な乗車姿勢にすることができる。 Venoメトロポイントハンドルバーは、スポーツ自転車で安楽な乗車姿勢を求めたい人向けのアップハンドルバーの1つだろう。特にロードバイクにアップハンドルを装着したい場合は唯一のハンドルなので覚えておいて損はない。 VENO(ヴェノ) メトロポイント ハンドルバー31.8 MTSL ハンドル posted with カエレバ VENO(ヴェノ) Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる

8インチ小径折りたたみ自転車「Pacifc Carry-me」で300キロを25時間走る鉄人の世界

8インチホイールを装着した超小径自転車で有名な「Pacific Carry-me」は、メーカーサイトを見ると10キロの短距離移動用の自転車のコンセプトで作られたようだ。実際に乗った感じも10キロ程度の短距離以上で使うのは、振動や車輪径の小ささによる不安定さでそれ以上は走りたくないと思った。 ところが、そんなCarry meで300キロを走る人が世の中にはいるようだ。 http://togetter.com/li/1040368 ぼくがキャリミで300走ったときの全装備です pic.twitter.com/StCkYlI726 — ponic@ちちぶにかえりたい (@pppponic) 2016年11月25日 駆動系は完全ノーマルでDHバーを装着したCarry me。コンセプトである走行距離10キロの30倍以上の314km(東京湾→直江津)を約25時間で走破したとのこと。普通のスポーツ自転車でも大変なのに、Carry-meで行うとは凄いとしか言いようがない。 超小径車で超長距離を走る人はパナソニック・トレンクルでもいるが、8インチ折りたたみ自転車で300キロ以上走った例はこれだけなのではないかと思う。