デイリーアーカイブ 12月 1, 2016
khodaa bloom rail700のように見える newアンタレスクロスバイク
ワイズロードのオリジナルブランドの自転車といえばアンタレスだろう。カーボンロードバイクやクロモリロードなどがある、アンタレスの自転車で安価なモデルといえばクロスバイクだ。従来モデルは見た目はなかなか良く出来ていて、部品は値段なりだがフレームだけなら1クラス上の5~6万円の物と同等だと思った。
http://yscollection.net/uses/1107から写真を引用
このクロスバイクはKhodaa-Bloomの旧Rail700に非常によく似ていて、恐らく同じモデルだろう。値上げが多い自転車業界の中で、部品の質は落ちたが部品のコストを落とし40,000円ちょっとで買えるスピードクロスは貴重だ。そんなアンタレスのクロスバイクに、新たにNewクロスバイクが登場した。
http://yscollection.net/uses/8536から写真を引用。
Newクロスバイクはフレームからして新しいKhodaa Bloom Rail700に似ていて、ジオメトリ表も見ると明らかに同じモデルだろう。Rail700自体は良く出来ているフレームで元は軽量クロスバイクとして知られている。ただ税込み43,000円以下という低価格を実現するため、細部をコスト削減している。分かりやすいのはホイールで、リヤハブはボスフリーとギア比の選択が難しく耐久性もそれなりと考えたほうが良い。販売店も少なくワイズロードしか買えないため全国どこでも買えるわけではない。
後輪ボスフリーハブの自転車はあまり選択しないほうが良い理由 – シクロライダー
取り敢えず安く買え、自転車にハマったらカスタムベースとして使えるアンタレスNewクロスバイク。ただ、ベースとなったKhodaa-Bloom Rail700には税込み5万円ちょっとで買えるモデル「Rail700A」がある。Rail700Aは全国の自転車専門店で買え、ハブの耐久性が高いカセットスプロケットを採用し、車体重量も10.8kgとアンタレスNewクロスバイク(重量11.7kg)よりも軽く、ベル・ライト・スタンドを標準装備装備しているなど、rail700aにも利点はある。
コーダーブルーム レイル700A khodaabloom Rail700A 2016 コーダブルーム クロスバイク 自転車
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車体の耐久性を犠牲にしない軽量化 工具を軽量化して走行性能アップ
自転車の走りをアップさせる方法の一つに軽量化がある。エンジンの出力を上げないで走りを良くするには一番で、自動車やオートバイの世界でも軽量化は重要となっている。
走りだけでなく保管や輪行などを行う場合も軽さは効くため、自転車にとっての軽量化は一大テーマとなっており、耐久性を犠牲にしても軽さを重視した自転車や部品がある。
軽い自転車や軽い部品の装着は耐久性を削るため、やりたくない人もいるが、実は自転車の耐久性を削らないで軽くする方法がある。
それは工具を軽くするということ。工具を軽くするというのは自転車メディアでは殆ど言われないが、走っているユーザーだと工具を軽くする考えを持っている人は少なくない。
自転車でツーリングを行う際、工具を持っていくのは当たり前だ。自動車ですらスペアタイヤやパンク修理道具が入っていて、自転車で長時間走るのならトラブルに対処するのなら、工具は必ず持っていく。
その工具は金属製で嵩張るため意外と重い。バックに入れると肩にずっしりくるのが分かり、自転車のボトルケージやサドルバッグに装着すると、車体の重さにつながる。
工具を軽くする方法で一番簡単なのは、使わない工具を持って行かないこと。この方法は各人の経験で決定するため自分で考えて行うのが一番だろう。自分の場合は持っていかない工具が無いため、軽い工具を選ぶのに注目していきたい。
ついに現実となった自転車レース史上初の技術不正 自転車レースで隠しモーターを搭載
UCIシクロクロス世界選手権2016で出場した女性選手の自転車から、隠しモーターが発見された。自転車競技の世界では、ドーピング問題が昔からあったが、今回の事例は史上初のメカニカルドーピングとして注目を集めている。
参考:自転車レースで「隠しモーター」、史上初の技術不正が発覚 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
既存の競技用自転車でどうやって電動アシスト自転車化が行えるのか。まずは既存の自転車を電動アシスト化が行えるのかをまとめてみた。
ハブモータータイプ
車輪のハブをモータータイプに変更して、電動アシスト化を行う方式。安価なブランドの電動アシスト自転車が採用するハブモーター方式は、電動アシスト自転車化キットでよく見るタイプだ。
殆どのハブモータータイプの電動アシスト自転車は、前輪か後輪かをハブモーター化するのがほとんどだが、BH E-motionのEVO AWDシリーズでは両輪をハブモーター化して2輪駆動仕様となっており、両輪駆動・前輪駆動・後輪駆動での走行が可能となっていて、その気になれば両輪駆動化もできるだろう。
参考:本物の電動両輪駆動の電動アシスト自転車 BH E-motion EVO AWDシリーズ | シクロアシスト
殆どの電動アシスト自転車キットはモーターが大きいため、すぐに電動アシスト自転車化だとわかるのがほとんどだが、最近ではバッテリーをボトル型にしてモーターを小型化したものも有り、簡単にわからないようになっている物もある。
ローラー接触型タイプ
http://www.nti-online.net/?q=content/offenes-prinzipから引用
原付きで言うならVeloSolexや、ヨーロッパにあった初期の電動アシスト自転車「CITYBLITZ」(写真)のように、モーターで動くローラーをタイヤに接触させて電動アシスト化を行うタイプ。現在ではこの方式を採用している電動アシスト自転車は見ないが、電動アシスト自転車キットでadd-eというのがこのローラー接触方式を採用している。ただ、この方式はユニットが見えていて分かりやすいため、バレやすいだろう。
クランク駆動方式
車体内にモーターを組み込み、クランクを回すことで電動アシスト自転車化を行う方式。Vivaxというブランドの物が有名で、外から見ると電動アシスト化されているのかがまったくわからないのが特徴となっている。
参考:vivax Assist, Gruber Assist E-Bikes (Fahrradantriebe, Elektrorad )
UCIシクロクロス世界選手権2016で隠しモーターが発見された自転車に搭載されていたのは、恐らくこのタイプだと思われる。
参考:Geheime motor in je wielrenfiets? Simpel! - RTL NIEUWS - YouTube
前から噂であった技術不正
この「技術不正」は前から噂されていて、自転車が転倒して地面に倒れても車輪が回っていたり、あまりに力が強い選手等は技術不正が行われていたのでは?と噂されていたようで、自転車内部を内視鏡で見たり、X線検査を行う事例があったとのこと。ただ、この時は技術不正は見つからなかったので、技術不正が行われた自転車は見つからなかったようだ。しかし、今回の技術不正発覚は噂が現実になったため、あらゆる噂が出るのではないかと思う。
参考:イタリアで進化を続ける電動アシスト自転車 ロードやMTBにも「見えない力」を搭載 - cyclist
電動アシスト自転車化した自転車を日本で走行させるのは合法か
このような電動アシスト自転車キットを通常の自転車に装着して、電動アシスト自転車化を行う場合、電動アシスト自転車の要件を満たしていれば合法だ。
日本では電動アシスト自転車は、ペダルを踏んだ状態でしかアシストを作動させないといけない。また、アシスト可能な速度やアシスト比等の要件を満たさないといけなく、これらの要件を満たさない場合は原動機付自転車扱いとなる。
電動アシスト自転車化の最大の障害はモーターではなく、日本の法規に合わせたコントロールシステムだろう。海外の電動アシスト自転車の要件は日本より緩く、日本の法規に合わないのでこれらの電動アシスト自転車化キットを装着して、日本の公道を走行した場合は電動アシスト自転車ではなく原動機付自転車扱いとなるだろう。
参考:電動アシスト自転車の型式認定を受けないのは違法ではないが、型式認定を受けたのを選んだほうが良い理由 | シクロアシスト
国内用と海外用の電動自転車用アシストユニットの違い(ヤマハ・PMシリーズ/PWシリーズ) | シクロアシスト