年間アーカイブ 2014

DahonとTernの折りたたみ自転車を比べてみる(8万円以下編)

折りたたみ自転車で有名なブランド「Dahon」は、日本では、アキボウ取扱いの日本モデルと、武田産業・シナネンが取り扱うインターナショナルモデル、Dahonから分裂したTernと、Dahon関連のブランドだけで3種類あり、価格帯が重なっているモデルが多くある。今回はDahonのアキボウ取扱いモデル(ここではJapan Modelという)武田産業・シナネン取扱いモデル(International Model)Ternの価格帯が重なっている折りたたみ自転車を比べてみた。 4万円台クラス Tern Link B7 41,000円 /Dahon Route(Japan Model) 46,000円/Dahon Vybe C7(Internatonal Model) 43,700円 4万円台クラスのこれらの折りたたみ自転車は、フレームはアルミ製で安価なモデルより軽くなっている。車輪取付方法がナット式だったり、リア変速が7段だったりと、上位モデルと比べると安い部品を採用するなどをしてコストダウンを行っている。タイヤ幅は全車1.5となっている。 Tern Link B7はTernで一番安価なモデルとなっている。この価格帯ではTern、Dahon Japan Model、Dahon International Modelの中では一番安い。フレームは他のLinkシリーズと同じように、特徴的な立体的フレームデザインを採用し(画像検索)上下調整機構付きハンドルを装備している。Dahon RouteやVybe C7と比べると安いが、Linkシリーズの上位モデルのフレームと比べると、リア変速機取付台座は分離できない、クランプ部は他のLinkシリーズとは違う、ヘッド部にブラケットがついていないので、純正オプションのフロントラックやカゴを装着することができない、Linkシリーズのウリの一つであるTrolley Rackが装着出来ないなどのコストダウンを行っている。 アキボウ取扱いのDahon Routeは泥よけが標準仕様で、フレームのヘッド部分にに三穴ブラケットが装着されているため、純正オプションのフロントラックやカゴを装着することができる。ハンドルはTern Link B7と同じように上下調整機構付きになっている。リア変速機取付台座は分離できない。 武田産業、シナネン取扱いのVybe C7はフレーム形状はRouteに見えるが、リア変速機取付台座は分離可能。Dahon Routeと同じくフレームのヘッド部分にに三穴ブラケットが装着されているため、純正オプションのフロントラックやカゴを装着することができる。ハンドルは上下調整機構はついていなく、前ギアがDahon RouteやTern Link B7よりも小さいギアを採用しているためギア比が軽い。 【店内最大ポイント10倍】tern Link B7 ターン リンクB7 2015 折りたたみ自転車 【送料無料】【P06Dec14】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com 【クリスマスセール ポイント5倍!】送料無料 DAHON(ダホン) 折りたたみ自転車 Route ポリッシュ 【2015年モデル】【完全組立済 自転車】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com DAHON(ダホン) Vybe C7 フォールディングバイク 2015年...

ディレイラーガードを使ってフレームを守る

後ろに外装変速機がついている自転車は、構造的に変速機が出っ張っているため、転倒等をした時変速機が接触し、変速機を破壊する恐れが有る。それを防止するためにディレイラーガードというのがあるが、個人的にディレイラーガードは、変速機を守るよりもフレームを守るものだと考えている。 スポーツ自転車に多く採用されている後ろ変速機(リアディレイラー)取り付け方式は直付けタイプと言い、フレームエンドの取り付け穴に直接取り付ける方法となっている。この方法だと、転倒などで変速機が変形した場合、フレームのディレイラー取り付け部まで曲がってしまう。スチールフレームの自転車では、変形した場合は曲げて直すが、一度曲げるとストレスがかかるので何回も戻せない。また、アルミフレームでは一度変形すると戻せないと言われているため、ディレイラー取り付け部は分離式になっていて、変形した場合は交換する必要がある。 有名ブランドのスポーツ自転車では、フレームのディレイラー取付部は分離式になっているが、よくわからない安物ではアルミフレームでもディレイラー取り付け部が一体式となっていルのが多い。また、Dahon RouteやTern Link B7等の有名ブランドの折りたたみ自転車でも、安価なモデルはディレイラー取り付け台座が分離不可能なのがある。 このような車体の場合、一番簡単なのがディレイラーガードを取り付けること。スポーツ自転車に採用されているクイックリリースタイプに使えることで有名なのは、Grunge R2やKUWAHARA リアディレイラーガード QRナットタイプがある。 grunge R2 ディレイラーガード グランジ posted with カエレバ Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com KUWAHARA【クラハラ】 リアディレイラーガード QRナットタイプ (シルバー) posted with カエレバ KUWAHARA Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com また、Amazonで見ると、ルック車なので見るナット式でも使えそうな、安価な鉄製ディレイラーガードもあるようだ。 UTOKY 自転車 鉄製 ディレイラーガード サイクルガード ガードプロテクター安全保護装置 1ペアセット (黑い) posted with カエレバ UTOKY Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com ブラック リア ディレイラー メック プロテクター マウンテン ロード バイク 自転車 ギア ガード posted with カエレバ GAOHOU Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com 自転車ディレイラーガード シルバー posted with カエレバ titosoy Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com

坂道は歩くようにのんびりと走れば楽に走ることが出来る

世の中では、坂道を速く走るのが注目されている一方で、坂道を楽に走ることは注目されていない。長時間走行で障壁にもなる坂道だが、坂道は速く走ることを放棄して、歩くように走ればある程度楽に登れることができる。 歩くように坂道を登るという方法は、自転車で東京~山口で行く経験を持ち、海外の有名な冬山も登っている冬山登山屋の某S氏の意見で、自分達ではS氏の苗字をとってS氏走法(S氏の部分は、実際には苗字が入る)と読んでいる。この走法ができると、初心者でも坂道が登れ、車が走らない林道を走ることが楽しくなる。 この走行方法で必要なのは、まずギア比が軽いことで、前ギア・後ろギアのギア比が最低でも1以下が必要となる。一番良い自転車は前ギアが3枚あるMTBやクロスバイクで、このぐらい軽いギアがあると歩くように坂道を走ることが出来る。一番むずかしいのは前ギアが2枚あるモデルで、特にロードバイクは全体的にギア比が高すぎる問題がある。ギア比が高過ぎると、低速で坂道を走るのは難しいため、このような場合は押したほうが良い場合もある。因みに某S氏が乗っているブリヂストン・ユーラシアは、明らかに改造したと思われる前3枚ギア(推定ギア52・42以上・22T)が装着されていた。 この場合、運転する人も飛ばさないでのんびり走るという割り切りが必要だ。この走法に慣れていないと、いつまでたっても頂上に到着しない気分になるため、飛ばしてしまうかもしれないけど、体力を大幅に消耗してしまい、途中でへたりこんでしまう場合もある。スピードは遅くても走れば最終的には頂上に付く。また、歩くように走ると言っても、よほどの急坂でないかぎり歩くよりも速く、平地や下り坂では徒歩よりも自転車のほうが速い。 坂道を歩くように走るテクニックを覚えると、坂道を見てもも尻込みしないし、坂道が長くても走り続けることができるので、自転車で長距離を走るのなら覚えておきたいライディングテクニックだ。