ダイシャリン、足こぎ車いす 「COGY」 の取り扱いを開始

シナネンサイクルは8月25日、TESSと販売総代理店契約を締結し、自転車販売店「サイクルプラザ ダイシャリン」で足こぎ車いす「COGY(コギ―)」の販売を8月28日に開始すると発表した。

「COGY」は、東北大学大学院医学系研究科客員教授 半田康延博士グループが研究開発し、2010年4月からTESS社が製造・販売する世界初の介護福祉機器。歩行が難しい人でも、どちらかの足が少しでも動かせれば、歩行反射が働き、もう一方の足が動いて、自分の両足でペダルをこぐことができる。「あきらめない人の車いす」をコンセプトに、これまで脳卒中で半身が麻痺した方、腰痛、膝関節痛などで歩行困難な方などのリハビリに使われている。

これまで「ダイシャリン」は、自転車事業で培った技術を活用し、車いすの一部メンテナンスに対応していた。日本は歩行障がいの主な原因の一つである脳血管疾患の患者だけで約111万人おり、ほかにも糖尿病、呼吸器疾患、腰痛、膝の痛みなども含めると、今後も高齢化社会の進展等から、歩行が困難な方のリハビリが一層重要になると判断し、COGYの販売総代理店契約を締結し、「ダイシャリン」全店舗で「COGY」の販売およびメンテナンス業務を行う。

2021年8月28日から、東北・首都圏エリアの「ダイシャリン」7店舗にて販売を開始。取扱い店舗ごとに自転車技士の資格を有し、TESSからも認証を受けた「COGY」の販売・メンテナンス担当者を1名以上配置する。2022年度からは「ダイシャリン」全店舗で展開するとともに、法人向けの卸売でも取扱いを開始する予定。価格は32万9000円(非課税、以下同)から39万8000円まで。

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