ホタテの貝殻を使用した環境配慮型ヘルメット 「HOTAMET / ホタメット」

TBWA HAKUHODO、甲子化学工業、北海道猿払村は12月14日、日本初のホタテ貝殻からできた環境配慮型ヘルメット「HOTAMET / ホタメット」を発表しました。同日より、「応援購入サイト マクアケ」にて、「HOTAMET」の先行予約販売を開始します。

北海道猿払村はホタテ水揚げ量が国内有数なことで知られていますが、猿払村の位置する宗谷地区では、ホタテを加工する際に水産系廃棄物としてホタテの貝殻が年間約4万トンも発生するという問題があります。また、2021年には、ホタテ貝殻再利用を目的とした国外への輸出が途絶えた事で、地上保管による環境への影響や堆積場所の確保などが課題となっており、余剰ホタテ貝殻の状況を解決すべく、ホタテ貝殻の主成分が炭酸カルシウムであることに着目して再資源化を実施。

HOTAMETが登場したのは、貝殻の本来の役割は外敵から身を守ることで、ホタテ漁は危険と隣り合わせであったことから、ホタテ漁師の安全を守るヘルメットをホタテの貝殻から作れないか?という考えで登場したとのことです。

素材は、主成分が炭酸カルシウムであるホタテ貝殻とリサイクルプラスチックをベースに、甲子化学工業が大阪大学 宇山浩教授と共に開発したリサイクル新素材「カラスチック」を採用。新品のプラスチックを100パーセント利用するのと比較して、約50パーセントのCO2削減に寄与し、石灰岩由来のエコプラスチックと比較して、約20パーセントのCO2削減に寄与、ホタテ貝殻をプラスチックに混ぜ込むことで、強度(曲げ弾性率)が約33パーセント向上したと謳っています。

デザインに関しては、自然界の仕組みを応用し、技術開発に活かす「バイオミミクリー」を採用し、素材の一部であるホタテ貝の構造を模倣した、特殊なリブ構造をデザインに採用。これにより、少ない素材使用量でありながら、リブ構造が無い場合と比較して、約30%も耐久性を向上しています。カラーバリエーションは、CORAL WHITE(白)、SAND CREAM(ベージュ)、DEEP BLACK(黒)、OCEAN BLUE(青)、SUNSET PINK(ピンク)と海にまつわる計5つのカラーを展開。。防災用、作業用、自転車での通勤通学用など、さまざまな用途で使用できると謳っています。

HOTAMETは応援購入サイト Makuakeにて先行予約販売を実施。価格は4800円です。

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