マンスリーアーカイブ 4月, 2016

マウンテンバイクに採用していたマスタッシュハンドル

いま試しているハンドルにマスタッシュハンドルがある。口髭の意味を持つマスタッシュハンドルは、普通に見ればロードバイク用のハンドルに見える。日東は二種類のマスタッシュハンドルをラインナップしていて、B307AAはハンドルの取り付け径が、フラットハンドル用の25.4mmを採用している。 形状的にはロードバイク用の26.0mmを採用するのが普通に感じるが、フラットハンドル用なのが不思議だと思っていたら、どうやらマウンテンバイクにマスタッシュハンドルを採用したものがあったとのこと。 http://www.sheldonbrown.com/bridgestone/から引用 ブリヂストンのマウンテンバイクに、マスタッシュハンドルが採用された時代があり、それもレーシング用のモデルに採用されたようだ。調べてみると理由は以下のような理由とのことだ。 日東が作ったマスタッシュバーというハンドルがあります。もともとはマウンテンバイクの24時間耐久レースのために開発されました。低速で原野をばんばん走るレースです。長くなるとポジションを可変しないといけない。ノーマルのマウンテンバイクのハンドルでは腰に来ます。いくら角をつけても可変度が少ない。そこで、腰に来る負荷を減らすために斬新なハンドルをつくりました。 当然、未舗装ですから、ドロップの前傾姿勢は不要。下りで80キロも出るはずはないですから。それよりも安定性。さらに乗車姿勢を可変できること。アイデアはアメリカの世界チャンピオンから出ました。それで何度も優勝したので、ブリジストンがハンドルも含めて完成車にして輸出。もう10年近く前(編集注 文公開時は2002年)にです。 http://www.freeml.com/travelcycling/262から引用。形状やロードバイク用のブレーキレバーを使用しないといけなかったりするのを見ると、砂利道も走れるグラベルロードバイクに合っているように感じるが、ブレーキ性能の向上や補助ブレーキレバーの登場で、砂利道ではどちらが有利か気になる所で、乗りながらどの位違うか考えている所だ。 日東 B307AA ハンドル シルバーアルマイト posted with カエレバ Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク!

ガイド付きサイクリングツアーが面白いと思う理由

ポタリングからしまなみ海道等のまったりなサイクリングから、1日300キロや獲得標高5000m等の比較的硬派なサイクリングまで、いろいろなサイクリングを行ってきたが、ガイド付きサイクリングツアーは今までやったことがなく、八ヶ岳サイクリングが初めてのガイドツアーありのサイクリングだった。このガイドツアーが初めてのガイドツアー付きのサイクリングだったが、普通のサイクリングと比べていい部分を見つけることができた 他の雑な思考が抜け、純粋に楽しむことが出来る 普通のサイクリングでは、帰るルートや補給地点を事前に探したりするなどをしないといけないが、ガイドツアーではガイドが知っていて、このような不安感がない。意外とこのような不安がなくなると、楽しい所だけに集中して行うことができる。 ガイドのお薦めの場所を見ることで、最初から良質な体験を手に入れることができる 通常の自転車旅では、自分で体験を探さないといけない。体験を探すのは意外と時間がかかり、上手く見つけることができない場合もある。 ガイド付きのサイクリングツアーでは、お勧めの場所がわかっているため、最初から良質な体験を得ることができ、時間を有効活用することができる。 初めてスポーツ自転車に乗る人や、マンネリ化が気になる人はサイクリングガイドツアーに行くべき 自転車趣味を始める人には、レンタサイクルなどの至れり尽くせりのサイクリングツアーはお勧めだが、自転車趣味がマンネリ化してきた人にもサイクリングツアーを行うのもいいと思う。 自転車趣味を長く行っていると、どうしてもマンネリ化が発生してしまう。ある意味どうしようもないのだが、マンネリ化の解消の一つにサイクリングツアーは良く、新たな発見によっている刺激が生まれるからだ。

ヨーロッパ系旅する自転車に絶大な支持を得ている内装変速 Roloff Sppedrive

日本の旅する自転車と言えば、旧態化しているランドナーが有名だが、ヨーロッパ系の旅する自転車はドロップハンドルではなく、フラットハンドルを採用したトレッキングバイクが中心となっている。その中でもハイエンドモデルに採用されている変速機は、Roloff Speeddriveという内装変速機を採用しているのが多いようだ 面白自転車から本気のツーリング車までドイツで出会った自転車達 : フィールドテスト | 自転車世界一周 二人の力が一つの動力!タンデム自転車の素晴らしさ : フィールドテスト | 自転車世界一周 14段の内装変速Rohloff SpeedHubはツーリングに向いているのか : フィールドテスト | 自転車世界一周 アフリカを走る旅自転車を観察 : フィールドテスト | 自転車世界一周 上記のページは、世界を旅している時に見つけた旅自転車について書いてあるが、多くの旅自転車にRoloff SpeedHubを採用しているのがわかる。 Roloff SpeedHubの特徴は内装14段変速という、通常の内装変速機ではみない変速段数だろう。通常の内装変速機の段数は3段・5段・7段・8段が一般的で、内装14段というのは殆ど見ない。Roloff Speeddriveのギア比も幅広く、外装27段変速に匹敵するのを特徴にしているとのことだ。 参考:Rohloff SpeedHub 500/14 - ローロ ワールドリカンベンツ 調べてみると価格は15~17万円以上するらしく、Roloff SpeedHubを装着したツーリング車は何十万円もするほど高価な自転車が多いようだ。個人的には気になる存在だけど、価格の高さがネックだろう。