マンスリーアーカイブ 12月, 2015

日本ではフレームセットで購入できるKOGAの旅する自転車シリーズ

日本の旅する自転車「ランドナー」は旅の機能よりもランドナーの様式美に合わせたため、旅をする人たちから離れていき(少なくとも冒険旅行系統のユーザーはMTB系統の自転車にチェンジしているようだ。)、ヨーロッパ圏のKOGAの旅する自転車は様式美よりも旅の機能を重視したためか、今でも売られている。 そんなKOGAの旅する自転車は、日本でもフレームセットで売られている。車種はRANDONNEUR LIMITED、WORLDTRAVELLER 29 LIMITED、TRAVELLER LIMITEDの3モデル。フレームセットのため、ライトやスタンド、ハンドル等の日本では見られないような独自装備は無い。個人的には輪行な必要な日本では絶対販売されないモデルだと思っていたら。まさかフレームセットで販売されるとは思わなかった。フレーム価格はどれも20万円以上し、本当に売れるのか?と疑問に思ってしまう。

サイクルベースあさひ限定 MERIDA RIDE150はお買い得か

MERIDAの長距離走行用ロードバイク「RIDE」シリーズで、上位モデルと同じアルミ素材「Ride Lite-single 6066」を採用したRIDE200があるが、サイクルベースあさひ限定でRIDE200より安く買えるRIDE150がある。RIDE150は本当にお買い得なのか比較してみた。 MERIDA RIDE 150がお買い得な所 一番の特徴は価格。税込みで89,800円と安く、RIDE 200は税抜き99,900円と一万円以上違う。フレームやホイールはRIDE 200と同じで。RIDE150のみペダルが標準装備されている。 MERIDA RIDE 200がお買い得な所 RIDE150はリア8速なのに対して、RIDE200はリア9速となっている。また、リアのギアが一番軽いのが32Tで、RIDE150の28Tよりも4つほど歯がある。リアのギア(スプロケット)は、大きいほど軽いギアで、ロードバイクの前ギアの大きさ(50-34T)では、普通の人は上り坂はしんどいので、RIDE200の軽いギアが良く、9速では更に軽い34Tの搭載できる。タイヤもRIDE200はマキシス・デトネイターと、一本3,000円クラスなのに対して、RIDE150はKENDAの2,000円クラスで良いタイヤがついている。 部品交換ではどうにもならない大きな違いがフレームサイズで、RIDE200は4種類と幅広い身長に対応しているのに対して、RIDE150は2種類と身長が高い人に対応していない。 自分が買うのならMERIDA RIDE200。RIDE150は理由がある安さ フレームサイズなどのコスト削減でRIDE 150は安くなっている。コスト削減も変速機関連だけでなく、回転部のボトムブラケットや、地面と接地していて走りの重要な部分のタイヤもRIDE 200よりもコスト削減しているため、RIDE150の安さは理由がある安さだ。個人的に買うのならRIDE200を買うだろう。 MERIDA RIDE200のスペック メリダ ライド200 MERIDA RIDE200 2016 2×9速 SORA ロードバイク 自転車【レビューを書いて防犯登録無料】【送料無料】【数量限定ペダルプレゼント】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! フレーム:Ride Lite-singleアルミフレーム フロントフォーク:カーボンフォーク ブレーキ:キャリパーブレーキ クランク:Shimano R345 オクタリンク 50-34T スプロケット:Sunrace 9速 11-32T タイヤ:Maxxis Detonator 700×25C MERIDA RIDE150のスペック 2016 RIDE 150(ライド) 外装16段変速 700c ロードバイク ロードレーサー あさひ限定 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! フレーム:Ride Lite-singleアルミフレーム フロントフォーク:カーボンフォーク ブレーキ:キャリパーブレーキ クランク:FSA TEMPO 50-34T スプロケット:SUNRACE 8速 11-28T タイヤ:KENDA K-1018 700×25C

ある意味公道用に特化したマルキンのロードバイク Faladシリーズ

街の自転車や量販店でよく見る自転車ブランドのマルキン自転車。マルキン自転車にもスポーツ自転車はあるが、今回、新たにスポーツ自転車のラインナップにNESTOというサブブランドに編入するようだ。 参考:http://www.marukin-bicycles.com/products/active/nesto/ ラインナップはロードバイク系統のFaladシリーズとクロスバイク系統のVacanzeシリーズ。今回注目したいのはFaladシリーズでその中のFaladとFalad-Sの2車種だ。 ドロップハンドルモデルで一番安いFaladで一番注目する部分は色々な部分を初心者向けに合わせたロードバイクとなっていること。フレームはアルミフレームで立体的な形状を採用していて、フレームのパイプを見るだけだと今風の形をしているが、クロスバイクみたいにホイールベースを伸ばして安定性重視のスタイルは、競技用ロードバイクには見えない。フレームには泥除けや荷台装着用のダボ穴は当然ある。 ブレーキで注目するのは、通常のロードバイク用のキャリパーブレーキよりも遥かに大きいタイプを採用していること。実車を見た時の個人的な感想はクリアランスはEscape RX4やEscape R3(2011)よりも大きく、32~35ミリタイヤも履けそうな雰囲気だった。(実際は不明なので確認が必要)ブレーキのクリアランスが大きいと太いタイヤが履けるが、この手のブレーキはラインナップが非常に少なくアップグレードが非常にしにくい。補助ブレーキレバーを装備していて、街乗りで役に立つ。 ギア比は恐らく前50-34T、後ろはロードバイク用7速でギア比は普通の人にとっては重い。このような初心者向けロードバイクこそ3枚ギアが良いと思う。クランクには裾ガードがついていて、ズボンの裾が傷みにくいようになっている。 タイヤ径やサイズは不明。ただ写真ではMAXXISデトネイターが標準装備されていて、この手の自転車としては意外と良い物がついている。 Falad-SはFaladのフラットハンドル版でフラットバーロードと言えばいいものだと思うが、車体設計的にロードバイクでは無いと思う。 太いタイヤを飲み込むクリアランス、補助ブレーキレバー、スタンド、裾ガード付きクランクなど、街乗りに便利な部品がついているFalad・Falad-Sはロードバイクのようなキャリパーブレーキがついていて、普通ならロードバイクというだろうが、完全に競技用では無く、ある意味公道用のロードバイクの1台だろう。自動車で言うならばスポーツカーの形をした走りが良い乗用車のような物に近いと思う。ロードバイクのカッコは欲しいが実用性が欲しい人向きで、競技用のロードバイクと思って買う自転車では無いだろう。もっtも重量は付属品を除いた状態で9.9キロと、よくある変な初心者向けロードバイクとは違うのをアピールしている。実車を触った限りでは公称重量を達成できるフレームで、ラフな使い方はあまりしたくないと思った。 一番問題なのが詳細なスペックが書いていないこと。マニアのセカンドバイクや人に薦める場合、スペック表が無い自転車はどういう自転車なのがわからない。もしスペック表が無い現時点でこの自転車について購入の是非を問われたら、スペック表が無い時点で、スペック表がある他の自転車を薦めるだろう。 参考:http://www.marukin-bicycles.com/products/active/nesto/falad-2/