マンスリーアーカイブ 6月, 2015

Escape Airのフレームよりも軽い、GIANT ESCAPE R3のフレーム重量

GIANTのクロスバイク「Escape R」は、既に主力車種を「Escape RX」シリーズに変え、Escape R3のみの1グレードとなっている。2016年モデルは、2015年モデルのカラーチェンジで値上がりしているがお買い得なクロスバイクとして君臨している。 現行モデルのEscape R3の特徴は、旧型のEscape Rよりも軽量なことを売りにしている。従来型のEscape R3よりも1.2キロ軽量な現行モデルのEscape R3だが、凄いのはフレーム重量で、旧型のフレーム重量が1520gだったのが、現行型では1260gと超軽量となっている。 参考:2015 Giant Bicycle 参考として、Escape Airのフレーム重量が1380g、Cannondale CAAD9のフレーム重量が1250gなのを考えると、いかにEscape R3のフレームが軽量なのかがわかると思う。ここまで軽いと、Escape Airの立場が無いほどで、もしかしたらEscape Airは消えるか、Escape R3の超軽量部品装着仕様になるのでは?と思うほどだ。 フレーム等、あらゆる部品が軽量なEscape R3だが、ここまで軽量だと普段使いに使用するのは少しためらう。基本的に軽量な物は外からの衝撃に弱いリスクが必ず付きまとうからだ。Escape R3は日常的な利用よりも、趣味重視の使い方のほうが良いだろう。日常利用で乗るのなら、もう少し重くても頑丈な車種にするか、軽量な物に対するリスクを承知して乗ったほうが良いだろう。

シクロライダーがまとめる、2016年モデルのスポーツ自転車まとめ

6月から徐々に登場してきた2016年モデル。気になった2016年モデルのスポーツ自転車についたエントリを中心にまとめてみました。また、新しく2016年モデルが登場したら、更新する予定です。 ロードバイク 2016年モデルのロードバイク情報まとめ(Pinarello・Raleigh編) レーシングモデルでは、ディスクブレーキが装備されたDOGMA F8 DISCに、リアサスペンション機構を搭載したDOGMA K8-Sがあり、DOGMA F8のスタイルに似た、ハイエンド~ミドルエンド機のモデルの、GANシリーズを新たに登場させた。Raleigh CRFは2015年からの変更点は無いようだ。 GIANT TCR、DEFY 公道思考で見る、2016年モデルGIANT TCR DEFYの選び方 先行発売されたTCR・DEFYは、基本部分は2015年モデルと同じなので、公道思考から考えたバイヤーズガイドにしてみた。 グラベルロード GT GRADE FB COMP クロスバイクよりも発展性があるフラットバーグラベルロード GT GRADE FB COMP グラベルロード「GT GRADE」のフラットバー仕様が登場。ロードバイク用ブレーキレバーが使用できたら、下手なクロスバイクよりも汎用性が高いだろう。 フラットバーロードバイク Bianchi Vir Nirone 7 Flat Bar 2016年モデルではフラットバーロードが登場 Bianchi Via Nirone7 Flat Barシリーズ Bianchiのロードバイク「Vir Nirone 7」のハンドルをフラットハンドルにしたモデルが登場。ハンドルをフラットハンドルにしただけのフラットバーロードバイクだ。 Louis Garneau LGS-LHF(サイクルベースあさひ限定モデル) LGS-LCFのスタイルを受け継いた、安価なフラットバーロードバイク あさひ限定ルイガノ・LGS-LHF クロモリフレームのフラットバーロードバイク「LGS-LCF」のスタイルはそのままに、すべての部分をコストダウンすることによってできた、街乗り用フラットバーロードバイクが「LGS-LHF」。コスト削減は色々なところで行っているようだが、スタイリングはコストダウンしていないのは好感がもてる。サイクルベースあさひ限定モデルで、価格は比較的安価で街乗りに使用するには良いと思う。 ツーリングバイク RITEWAY SONOMA D キワモノ系ツーリング車に変化した 2016年モデル RITEWAY SONOMA D 本来は推奨されていないデュアルコントロールレバーとミニVブレーキの組み合わせを行っている。調整が上手くいくのか気になる所だ。 クロスバイク Louis Garneau CHASSE(ワイズロード限定モデル) Louis Garneru LGS-CA(サイクルベースあさひ限定モデル) ルイガノのワイズロード限定モデル LGS-CHASSEと、あさひ限定モデルLGS-CAを比べてみる ルイガノのクロスバイクで有名なLGS-CHASSE。2016年では自転車チェーン店から限定モデルが販売されている。ワイズロード限定モデルはフレームサイズや色の選択肢が多く、サイクルベースあさひ限定モデルは、フレームサイズや色の選択肢は少ない一方、少し値段が安い。 折りたたみ自転車 アンタレス・フォールディングバイク 高級DAHON OEMモデルか? アンタレス・フォールディングバイク DAHON OEMモデルの中でも、クロモリフレームのSpeedシリーズのDAHON OEMモデルという貴重な折り畳み自転車が、アンタレス・フォールディングバイク。本家Dahon Speed P8との大きな違いは高さ調整機能が無いハンドルステムだ。価格は本家のDahon Speed P8より少し安い。

自転車店の人が言う、自転車を通信販売で購入するデメリット

今では通信販売で、あらゆるものが購入でき、勿論自転車も通信販売で購入できる。通信販売の利点は、自宅に配送してくれることや、多様な車種を選ぶことができる。通販でのデメリットはアフターサービスを得ることができないという欠点があるが、これは人によって意見があるようだ。 ikupon.comの2015/6/20、2015/6/21の記事では、インターネット通販で自転車を買うメリット&デメリット&気を付けるポイントが書いてある。シクロライダーでは通販で自転車を購入するデメリットをまとめてみた。詳しい内容を見たい人は、ikupon.comを見てください。 未組み立てで送られてくる場合がある。 Amazonや楽天の激安自転車では、7分組状態で送られてくる場合がある。通常の店舗販売の自転車はこの状態から、部品の取り付け、調整を行うが、7分(8分)組状態で送られてくる場合サドル、ハンドル、ペダル、前輪等を自分で取り付ける必要が有る。7分組状態は、部品の調節がされていない状態で有る事が少なくないとのことだ。 自分で組み立て・調整を行分ければいけない 自転車の組み立てをしないといけない場合、工具や説明書が必要だが、物によっては工具や説明書が無い場合があるとのこと。工具や説明書がある場合でも、100円ショップにあるような安物工具で組み立てをしないといけない場合や、説明書に組み立て方法が詳しく書いていない場合もあると思う。また、自転車の組み立てはプラモデルを作るようにはいかない。自転車整備をしたことが無い人は組み立てはできないと言う自転車店の意見があるが、個人的にこれは正しいと思う。 参考:輪屋BUN 組み立て参考ガイド TOP ショップがリスク回避をするために組み立てを拒否する場合がある 自分で調節できなかった場合、実店舗に持ち込んで頼む方法があるが、ショップの中には、ネットで購入した自転車の組み立てや整備を拒否する所が有る。 ネット通販の自転車の整備や組み立てを拒否する理由は、組み立てはショップ側としてはリスキーな仕事ということらしい。これは自分も迂闊だったが、その理由は、ショップが組み立てを請け負った場合、部品に不具合が有った場合、組み立てたショップが責任を取ると考える所も多いとのこと。また、壊れた部品を取り寄せる場合も、日本で入手することが困難なブランドの場合、パーツを取り寄せる事は不可能で、このような場合はショップ側がアウトになってしまうとのこと。万が一お客さんがごねた場合、ショップが弁償する事になることもあるので、組み立てを拒否するようだ。 自転車に不具合が有った場合、泣き寝入りをする可能性がある。 通販によっては、完全組み立てで自転車を販売する場合もあるが、自転車に不具合があった場合泣き寝入りをするケースがあるようだ。ここではブレーキ不良で揉めた事例を取り上げていて、ショップ側がブレーキに問題は無いの一点張りでこちらの主張を聞かない事例を取り上げている。このデメリットを回避する方法を実店舗と連携を取れる通販ショップで買う事を紹介している。 ikupon.comの記事では、通販で自転車を購入するメリット、デメリット、リアル店舗で自転車を買うメリットを例を挙げて取り上げていて、リアル店舗で自転車を購入することを薦めているのと同時に、ある程度の条件があれば通販を楽しめるとも書いてある。 自分の場合、自転車を通販で購入したのは3回あるけど、失敗したことが無かったため、このような通販のデメリットは非常に参考になるため紹介しました。詳しい内容はikupon.comの2015/6/20、2015/6/21の記事を読んでください