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ヤマハ発動機 ドイツ・ブローゼ製のEバイクユニット事業会社の買収を発表

ヤマハ発動機株式会社は3月31日、ドイツの自動車部品メーカー「ブローゼ(Brose)」が展開する自転車用ドライブユニット(e-Kit)事業子会社を買収する契約を締結したと発表した。買収手続きは競争法などの必要な許認可を得たうえで2025年6月をめどに完了する見込み。あわせて3月に設立した新会社「Yamaha Motor eBike Systems(YMESG)」を本格稼働し、欧州市場を中心に事業拡大とプレゼンス向上を目指す。

ブローゼはドアシステムや電動モーターなどを手掛けるドイツの自動車部品メーカーで、2014年から自転車用ドライブユニット事業を展開。ヤマハ発動機はブローゼの開発機能を取り込み、新製品の企画・開発を強化するとともに、欧州に開発拠点を置くことで現地ニーズへの迅速な対応や新規顧客の獲得を図る。さらに、ブローゼから引き継ぐ600を超えるサービスネットワークを活用し、アフターサービス面でも強化を進めるという。

ヤマハ発動機は2025年2月に発表した新中期経営計画(2025~2027年)で、長期的な成長が見込まれる電動アシスト自転車事業を戦略事業に位置付けている。今回の買収は、同計画で掲げた競争優位性の確立と事業拡大を実現する取り組みの一環として進められるものだ。

ブローゼ製Eバイクユニットは、スペシャライズド・ターボLEVOシリーズやファンティック XシリーズやFAT SPORTといったE-MTBなどで使われていることで知られている。日本国内市場では欧州仕様(日本国内法では公道走行不可)のみの展開となっていたが、ヤマハ発動機の買収で今後の行方が注目されるところだ。

ジヤトコ、電動アシスト自転車事業を本格拡大 次期型とCVTモデルを同時発表

台北国際サイクルショー2025が開幕した3月26日、自動車用トランスミッション大手のジヤトコ株式会社は、開発中の電動アシスト自転車用ドライブユニットに関し、バッテリーやコントローラー、センサー、操作スイッチなどを含む“駆動トータルシステム”として供給できる体制を整えたと発表した。従来はドライブユニット単体のみの提供を想定していたが、今後はハードウエアからソフトウエア適合開発まで一貫して品質保証できる点が特徴となる。

さらに、従来モデル「GA30」の後継となる次期型「GA45」と、変速機構にCVT(無段変速機)を採用したコンセプトモデル「GA-X Concept」の2種類を公開。小型化と高出力化を目指すGA45は、2027年の市場投入を目標に開発を進めている。一方、ジヤトコが得意とするCVT制御技術を応用したGA-X Conceptでは、より高いトルクへの対応に加えて、自転車のペダル位置へ搭載できるミッドドライブが採用され、これまでとは異なるタイプの車両に適合できる可能性を示した。ま自転車やEバイク(電動アシスト自転車)でのCVTは、変速機単体との組み合わせが一般的だが、モーターとCVTトランスミッションとの組み合わせは非常に珍しい。また、今回発表されたGA45とGA-X Conceptは回生充電にも対応する。

GA45
GA-X Concept

 

ジヤトコは50年以上にわたり自動車向けトランスミッションや電動パワートレイン技術を培っており、そのノウハウを電動アシスト自転車分野にも展開。2025年度中には、同社初のドライブユニット「GA30」がホダカ株式会社の電動アシスト自転車に搭載される予定だ。今回の発表により、製品ラインナップの拡充とともに事業領域をさらに広げ、幅広いユーザーのニーズに応えたい考えだ。

ジヤトコ株式会社 | CVTの世界トップシェア

MARE.BIKE チャイルドシート対応の新型e-BIKE「MATE GO+」予約開始

デンマーク発の電動アシスト自転車ブランド「MATE.BIKE(メイトバイク)」が、新たなライフスタイルを提案するモデル「MATE GO+(メイト ゴープラス)」の予約販売を3月25日から開始した。発売は5月1日を予定しており、先行予約では10%割引の特典が付く。

「MATE GO+」は、ブランドとして初めてチャイルドシートの搭載に対応したモデルで、日本の子育て世代を念頭に一から設計された。低重心設計で安定性を高めつつ、すべての人が乗りやすいユニバーサルデザインを実現。新開発のリジッドフレームは、街中の舗装路を快適に走行できるよう工夫されていると謳っている。

カラー展開は「サブデュードブラック」「クラウドミスト」「シャドーグロウ」「ネオンドリーム」「ベルベットブラッシュ」の5色。子どもとの送迎はもちろん、チャイルドシートを外した後も長く愛用できる設計が特徴だ。

価格は本体単体で22万円(税込)から。フロント・リアライト、リアキャリア、フェンダーなどをセットにした「スターターキット」や、OGK製、Thule製のチャイルドシートを加えたファミリー向けパッケージも用意されており、用途に応じた選択が可能だ。

本体は7段変速ギアと3段階のアシストレベルを備え、最大60kmの走行が可能。公道での走行も可能で、IPX4相当の防水性能を持ち、雨の日の通勤や送迎にも対応する。型式認定も取得予定とのこと。

MATE.BIKEの直営店である東京・大阪のショールームでは、予約開始と同時に試乗体験もスタート。ブランド公式サイトではアニメーションムービーも公開中だ。

MATE.BIKE – デンマーク生まれのe-BIKE|メイトバイク – MATE.BIKE JAPAN

折りたたみで子ども乗せも可能 都市向け電動自転車『VELMO PULSE』が登場

 電動モビリティブランド「VELMO」を手がけるアベントゥーライフ株式会社は、折りたたみ式で子どもを乗せられる新型電動自転車「VELMO PULSE」を発表した。価格は税込み13万9,800円。2025年3月15日よりプレオーダーを開始している。

 最大の特徴は、“折りたたみ電動自転車でありながら子ども乗せが可能”という設計だ。24インチタイヤを採用することで走行時の安定感や段差への対応力を確保。自宅がマンションなど駐輪スペースが限られる都市部でも、折りたたんでコンパクトに収納しやすい。また、リア員ホイールモーターによるスムーズな加速やShimano外装7速変速機などを搭載し、通勤・買い物から子どもの送り迎えまで、多様なシーンで活躍する万能モデルとなっている。

 同社によると、本製品はD2Cモデル「VELMO CRAFT」の一環として提供され、全国の整備士ネットワークを活用した出張メンテナンスにも対応。新車の配送時には専属スタッフがセットアップまでサポートし、購入後もユーザーのライフスタイルに合わせた修理・メンテナンスを受けられるという。

 本体サイズは170×60×103cm、重量24.8kg、バッテリー容量は360Wh、最大航続距離100km、タイヤサイズ24インチ、変速はShimano外装7段変速、ブレーキは機械式ディスクブレーキ。

PULSE – VELMO

大型キャンピングカー保管施設「陸のマリーナ」、さがみ湖に誕生へ ~都心から1時間、レジャー施設に国内初の専用モータープール~

キャンピングカー製造大手の株式会社トイファクトリーは2025年春、神奈川県相模原市のアクティビティリゾート「さがみ湖MORI MORI」内にあるキャンプ施設「PICAさがみ湖」の一部区画を活用し、大型キャンピングカーを保管できるモータープール施設「陸のマリーナ」(仮称)を新規オープンする。

同社はこれまで、ハイエースをベースとしたキャンピングカーを中心に国内トップクラスの製造台数を誇ってきたが、近年は欧州のプレミアムブランドと正規代理店契約を締結し、大型の輸入車キャンピングカーも数多く取り扱っている。都心部での「保管場所」や「車庫証明」の取得が課題だった大型車両に対し、中央道相模湖東ICから約7分という好アクセスで保管可能な新施設が誕生することで、キャンピングカー所有者の利便性が大きく向上する見込みだ。

レジャー施設内にオープンするキャンピングカー専用モータープールとしては全国初(※)となる。設置場所はさがみ湖MORI MORI第4駐車場の一部で、計画では最大8メートルサイズの車両にも対応し、24台分の契約枠を準備。キャンピングカー特有の特例措置である「モータープール制度」を活かし、自宅から2キロ以上離れていても車庫証明が取得できる見通しだ。

さらにモータープール利用者は、温浴施設「うるり」や大型ドッグラン、キャンプ場などが整うさがみ湖MORI MORI内の施設を気軽に利用できる。また、乗用車で現地まで行き、保管しているキャンピングカーに乗り換えることも可能となるため、都心からの週末レジャーの拠点としても使いやすい。

トイファクトリーでは同社直営店または正規販売店で購入した車両を対象とする年間契約を検討中で、オープン時期は2025年春頃を予定。車両の大きさを理由にキャンピングカー購入をためらっていた人々の背中を押す存在になるとともに、関東圏のレジャーシーンをさらに盛り上げそうだ。

キャンピングカー&トラベルトレーラー専門店のトイファクトリー

子育て世代のEバイク 見た目もスマートな電動自転車『VELMO BUDDY』誕生

アベントゥーライフ株式会社は19日、電動モビリティブランド「VELMO」の新ラインナップとして、子乗せ対応の電動アシスト自転車「VELMO BUDDY」を発表した。サドル部分にバッテリーを内蔵する独自設計により、一見すると電動自転車に見えないスタイリッシュなデザインが特長だ。

「BUDDY」は通勤や買い物、保育園の送り迎えなど、日常のさまざまなシーンで活躍。軽やかな走行性能を備えながら、子乗せに必要な安定感も確保している。標準装備のセンターサイドスタンドに加え、オプションで専用の両立スタンドを装着できるため、チャイルドシート装着時にも駐輪がしやすいのがメリットだ。

スタイリングは、ドイツi:SYなどで見られるスタイリッシュなデザインが特徴。バッテリーはシートポスト内蔵式を採用しており

モーターはイラストでは後輪インホイールモーターに見えるが、実際はミッドモーター。、バッテリーには36V10Ahを採用し、最大で約50kmの航続距離を確保。外装7段変速機と組み合わせることで、坂道や長距離走行もスムーズにこなす。カラーはベージュとネイビーの2色展開で、落ち着いた雰囲気がどんなファッションにも合わせやすい。

本体サイズは長さ170×幅60×高さ103cmで、重量は26.8kg。ブレーキには機械式ディスクブレーキを採用し、安心感のある制動力を提供する。希望小売価格は税込18万9,800円。3月15日から先行予約を受け付けており、同社では「おしゃれさと機能性を両立した“最高の相棒”として、子育て世代の毎日を支えていきたい」としている。

購入後のアフターサービスについては、全国の整備士ネットワークによるメンテナンス対応が可能。直接配送やセットアップ、出張修理にも応じることで、利用者が安心して長く使えるサポート体制を整えているという。

BUDDY – VELMO

スペシャライズドが「Vado SL 2」の新型アルミモデルを発売 軽量かつパワフルな次世代E-バイク

スポーツ自転車メーカーのスペシャライズドは5日、都市部を中心に人気を集めるE-バイク「Vado SL(ヴァド・エスエル)」シリーズの最新モデル「Vado SL 2」のアルミフレームモデルを日本市場に導入すると発表した。同時に、昨年限定販売されたカーボンモデル「Turbo Vado SL 2 6.0 Carbon」の通常版も本格展開する。

Vado SL 2は、第2世代となり従来比33%のトルクアップを果たした新型モーター「Turbo SL 1.2」を搭載。520Whの大容量バッテリーを採用し、最大約5時間の走行が可能となった。またアルミモデルで車重20kgと軽量化を実現し、都市内の通勤・通学からバイクパッキングや子どもの送迎など幅広い用途に対応する。

新モデルでは乗り心地にも工夫が施されている。最新サスペンション「Future Shock 3.0」を搭載し、路面からの衝撃を軽減し、より安定した快適な走行を実現する。また、専用アプリによる細かなカスタマイズが可能で、盗難防止機能としてAppleの追跡サービス「探す」にも対応した。

さらに、新たに搭載されたハンドルバーディスプレイ「Mastermind H3」は速度やバッテリー残量に加え、ペダルの回転数(ケイデンス)の最適化サポート、メンテナンス時期のお知らせ機能を搭載し、日常の安全で快適な走行をサポートする。

従来モデルのVado SLシリーズも販売しており、Vado SLは320Whバッテリーで車体重量は16.6キロ(Vado SL4.0 EQ)。Vado SL 2アルミモデルはバッテリーの大容量化などにより、やや重量は重くなっている。

スペシャライズドでは全国の正規販売店に試乗車を用意し、実際に走行感を体験できる環境を整えている。購入方法としては、店舗購入、オンライン注文後店舗受け取り、自宅配送の3通りが用意されている。

価格はアルミモデルの「Turbo Vado SL 2 4.0」が49万5,000円(税込)から、カーボンモデル「Turbo Vado SL 2 6.0 Carbon」が77万円(税込)となっている。

【商品詳細解説】

■ Turbo Vado SL 2 6.0 Carbon


・価格:77万円(税込)
・カラー:サテンブラックマイクロスペックル/オブシディアンフロスト(1色)
・サイズ:S、M
・URL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g93924-1003/

Vado SL 2シリーズの中でも、カーボンフレームを採用した最上位モデル。軽さと剛性を両立することで、力強い加速性能と乗り心地の良さを最大限に引き出している点が大きな特徴だ。モーターのパワーアップに加えて、カーボンならではの振動吸収性がロングライドや舗装路での快適な走行をサポート。オールブラックに近い精悍な色合いは、洗練されたアーバンスタイルを演出してくれる。

■ Turbo Vado SL 2 5.0


・価格:55万円(税込)
・カラー:グロスダヴグレー/クールグレーフロスト、サテンディープレイクメタリック/ブラックリキッドメタルフロスト(2色)
・サイズ:S、M、L
・URL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g93924-3003/

車重やパワーユニットの基本性能は上位モデルの6.0 Carbonと共通しながら、フレーム素材をアルミにすることでコストを抑えたモデル。とはいえ、いわゆる“標準的”な電動アシスト自転車とは一線を画す軽量設計やパワフルなアシスト力を備える。選べる2色のカラーは、どちらも高級感と落ち着きを感じさせる仕上がりで、街乗りから週末のレジャーまでカバーしてくれる汎用性の高さが魅力だ。

■ Turbo Vado SL 2 5.0 Step-Through

 
・価格:55万円(税込)
・カラー:サテンディープレイクメタリック/ブラックリキッドメタルフロスト、グロスダヴグレー/クールグレーフロスト(2色)
・サイズ:S、M
・URL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g93925-3003/

Vado SL 2 5.0の性能をそのままに、トップチューブ(上部フレーム部分)を下げた“Step-Through”デザインを採用。乗り降りのしやすさが向上し、スカートやフォーマルな服装でもまたぎやすい仕様となっている。通勤・通学などの日常使いで快適に移動したい人にぴったりで、荷物が多い時でも安心して利用できるのが特徴だ。カラーは他のモデル同様、落ち着きあるトーンを展開している。

■ Turbo Vado SL 2 4.0


・価格:49万5,000円(税込)
・カラー:サテンガンメタル/スモークフロスト、グロスオアシス/デューンホワイトフロスト(2色)
・サイズ:S、M、L
・URL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g93924-5103/

コストパフォーマンスを重視する人におすすめのモデル。5.0シリーズと同じくアルミフレームを採用しつつ、パーツアッセンブルを最適化することで価格を抑えている。ただし、Turbo SL 1.2モーターや大容量バッテリーといったVado SL 2の中核要素はきちんと備え、軽量性と走りの楽しさをしっかり楽しめる。カラーリングもシックなガンメタル系と爽やかなオアシス系の2パターンから選べるため、スタイルに合わせやすい。

■ Turbo Vado SL 2 4.0 Step-Through


・価格:49万5,000円(税込)
・カラー:グロスオアシス/デューンホワイトフロスト、サテンガンメタル/スモークフロスト(2色)
・サイズ:S、M
・URL:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g93925-5003/

4.0シリーズのStep-Throughモデル。機能面やバッテリーの持続力は4.0と同様ながら、フレーム形状を変更し、スムーズに跨げるよう配慮している。ショッピングやといった日常のシーンでも、無理なく使える設計がポイントだ。4.0は価格面で導入しやすいため、初めてのE-バイクや“もっと気軽に乗りたい”というユーザーにも手が伸ばしやすい選択肢となっている。

Made for riders, by riders. | Specialized.com

アニメ×ストリートの融合 BESVが新感覚e-Bikeを同時発売 ―― 稲川淳コラボで魅せる“走るアート”

次世代プレミアムe-Bikeブランド「BESV」を展開する株式会社BESV JAPANは、アートプロジェクト『MAISON BESV』の第3弾として、アーティスト・稲川淳(JUN INAGAWA)とのコラボレーションモデルを2025年3月1日に同時リリースする。

今回登場するのは、直筆イラストで世界に一台しかない「DRAWING MODEL」(限定1台)、躍動感あふれる少女たちを描いた「RUN RUN RUN MODEL」(限定50台)、そしてクローンのように同じ顔を持つ二人の少女を配置した「GIRL AND GIRL MODEL」(限定50台)の計3種類。

価格は「DRAWING MODEL」が30万円(税込)、「RUN RUN RUN MODEL」と「GIRL AND GIRL MODEL」が各18万円(税込)となっている。

BESVはこれまでもアーティスト天野タケルやBEN EINEとのコラボモデルを発表してきたが、今回は稲川淳がもつストリートカルチャーやアニメ、そしてポップアートの要素を融合。単なる移動手段だったe-Bikeをファッションアイテム・アートピースへと昇華させたのが特徴だ。特に「DRAWING MODEL」はフレームからハンドルまで直接描かれたイラストが施され、さらに同じく手描きのヘルメットも付属する特別仕様。

近年、e-Bikeはモビリティとしての機能性だけでなく、ライフスタイルや個性を表現する手段として注目を集めている。BESVは「MAISON BESV」シリーズを通じて“走るアート”を提案し、多様なクリエイターとコラボを続けることで、新しい価値観を提示してきた。今回の新作3モデルも、アニメやストリートアートを通じた自由な発想と、BESVならではの先端テクノロジーが融合し、利用者に「自分らしさを乗りこなす」体験をもたらすものとなっている。

3モデルの注文は全国のBESV・Votani取扱店のほか、特設サイト「MAISON BESV」で受け付けている。

MAISON BESV | BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 電動アシスト自転車

トーキョーバイク、シングルギア2モデルに3年ぶりの新色「ブリティッシュグリーン」登場

トーキョーバイクは、同社が展開するシングルギア自転車「TOKYOBIKE MONO(モノ)」と「TOKYOBIKE LEGER(レジェ)」に、新色「ブリティッシュグリーン」を追加すると発表した。注文受付は2月28日(金)より、直営店のほかオンラインストアや全国の取扱店で開始される。

今回の新色追加は2022年の春以来、3年ぶり。ブリティッシュグリーンは英クラシックカーを思わせる深みのある緑色で、気品あふれる落ち着いた雰囲気が特徴だ。ツヤのあるグロス塗装との相性も良く、組み合わせるパーツによってクラシックにも遊び心のある仕上がりにもアレンジが可能。かつて「TOKYOBIKE 26」の限定カラーとして販売されていた同色を、新たな名称とともに定番ラインアップに加える形となる。

「TOKYOBIKE MONO」は、細身のホリゾンタルフレームとシンプルな弓形ハンドルバーを採用。自転車に乗り慣れていない初心者から経験者まで、ゆったり流れるような乗り心地を提供する。価格は税込6万1,600円。

 一方の「TOKYOBIKE LEGER」は、またぎやすいスタッガードフレームや安定感のある幅広ハンドルバーが特徴。服装を問わず乗降しやすく、日常のちょっとした移動を快適にサポートする。価格は税込5万9,400円。

いずれのモデルも変速機構を持たないシングルギア仕様で、整備の手間や操作が少なく扱いやすい点が魅力。フレームサイズは複数展開しており、幅広い身長や用途に合わせて選べる。英式バルブの26インチタイヤを標準装備するほか、オプションパーツを組み合わせることでデザインや機能を自在にカスタマイズできる。

トーキョーバイクは1997年に創業し、2002年から自転車の製造販売をスタート。東京の下町・谷中を拠点に、“街を楽しむ”自転車として独自のコンセプト「TOKYO SLOW」を国内外へ発信してきた。近年は自転車のレンタルサービスや、オーナーから買い取った中古車を整備・再生して次のユーザーに届ける「re tokyobike」の取り組みも行っている。

今回登場するブリティッシュグリーンは、トーキョーバイクの世界観に深みを添える一色。流行に左右されないクラシカルなカラーとして、日常の移動を彩る存在となりそうだ。注文開始は2月28日(金)。

tokyobike

エイム、沖縄発の超小型EV『AIM EVM』を発表 島の暮らしを支える新モビリティ

エイム株式会社は、島嶼部の暮らしを豊かにすることを目指した超小型電気自動車(認定車)「AIM EVM」を発表した。2025年8月より沖縄県内限定で販売を開始し、価格は税別190万円から。初年度は年間1000台の販売を予定し、将来的には全国展開を視野に入れる。

新型車「AIM EVM」は、幅1.3メートル、全長2.5メートルのコンパクトな車体が特徴。最小回転半径は3.5メートルで狭い道でも取り回しやすく、2名がゆったり乗車できる空間と機内持ち込みサイズのキャリーケース3個分の収納スペースを確保している。最高時速は60キロメートル、1回の充電で最大120キロメートル走行可能だ。充電時間は200V電源で約5時間となり、家庭用100Vの外部給電ポート(1500W)も標準装備している。

車内にはクーラーを装備し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応する7インチモニターを搭載。ルーフは脱着式で、開放感のある走行が楽しめる。外観は沖縄の守り神「シーサー」をモチーフにしており、地元の風景に調和するデザインを意識したという。

安定した供給体制とサポートを構築するため、エイム株式会社は沖縄県うるま市に関連会社「エイム・モビリティ・オペレーションズ株式会社」を設立。県内企業との販売ネットワークを整え、購入後の技術サポートやアフターサービスも充実させる方針だ。

エイム株式会社は自動車の開発支援や新エネルギー技術の研究開発を手がけており、今回の超小型EV発売を通じて「島に住む人、訪れる人、すべての人が笑顔になる」モビリティの実現を目指す。今後は沖縄での実績をもとに、全国さらには海外での販売も検討し、人々の暮らしを豊かにする取り組みを進めていくとしている。

AIM EVM -島に住む人、訪れる人、すべての人が笑顔になるモビリティ-

FLOW BIKE 電動アシスト自転車と広告して違法に販売し家宅捜索 この問題点を考える

朝日新聞などの各メディアでは、神奈川県警が運転免許が必要なペダル付き電動バイクを、免許が無くても運転できる電動アシスト自転車と広告して販売したとして、自動車パーツ販売会社「オフィスケイ」と取扱店など12カ所を不正競争防止法違反容疑で家宅捜索し、モペット5台などを押収したと報じている。

報道によるとモーターのアシストは時速24キロと謡っていたが、実際は時速44.5キロまでアシストするとのことで、アメリカのクラス3モペット(時速45キロまでアシスト可能でハンドスロットル装着可能)相当の速度でアシストしていたようだ。朝日新聞の記事によると、「バイクと思って販売したわけではなく自転車と認識していた」と語ったとのことだが、ここまで来ると法律違反以前の問題だろう。

モペット販売会社を家宅捜索 「免許必要ない電動自転車」と広告容疑 [神奈川県]:朝日新聞

FLOW BIKEは「ダサい人のダサいEバイク」である理由

 

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法律違反以前の問題として、FLOW BIKEは「イケてる人のイケてるEバイク」とアピールしているが、Eバイクに詳しいから人からすれば、世の中に疎くて乗り物に興味が無くてセンスが無い人が流行っているからなんとなくAlibabaで輸入した「ダサい人のダサいEバイク」という扱いだ。

 

車体の大きさならブロンクスバギーだろう。スーパーカブC125並に車体が長く、トップチューブと地面がきちんと平行になり、車体後部のフレームワークも適当に処理していない。

RUFF CYCLE リルバディは、小柄な人でも乗れるようにトップチューブは短くしているが、また、シート後部を上げて、身長が高い人をやや後ろに乗ることで辻褄を合わせる。フレームも余分なパイプを使わないでスッキリと仕上げている。

おもちゃらしさならGASGAS MOTO2。設計自体に見るところはないが、モトクロスバイク風のサイドゼッケンプレート、フロントにライトカバーを装着して、おもちゃらしいスタイルを実現。これは、GASGASという真面目なオートバイメーカーが作るから面白いのであって、これが自転車ブランドで同じようなことをすると悲惨になる。

洒落っ気とオリジナリティならFANTIC ISSIMO。トラススタイルのアルミフレームや細部までデザインにこだわることでオシャレながらオリジナリティが高いデザインを実現した。若者向けオートバイブランドから高級オートバイブランドとして復活したFANTICのイメージ崩さない

ISSIMOのように洒落っ気とオリジナリティを合わせて、よりオートバイスタイルを実現したのがKuiperbelt S1。一筆書きのアルミフレームのフルサススタイルは他にはないスタイルを実現。

https://flow-bike.com/

そのような世界のオートバイ系/ファット系Eバイクを知っている人からすれば、FLOW BIKEはAlibabaで売られているのをそのまま持ってきた「無気力で怠惰の象徴」で「ダサい人のダサいEバイク」であると言える。

この手のオートバイ系/ファット系Eバイクで問題となっているシート高が高いという問題を何にも考えておらず、バッテリーも適当に上に載せたので重量配分も悪く。何にも考えないでフロントサスペンションを装着したのでトップチューブが前上がりでカッコ悪い。このようなオートバイ系Eバイクのデザインでカッコ良いのを作るには、水平基調でロー&ロングが重要だが、若干前上がりでシート高を低くできるほどスカスカなのに高く、それでいて長くもないという最悪の3要素を持っている。

 

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FLOW BIKEの公式Instagramでは、オートバイ風のカスタムをアピールしているが、適当なデザインの車体にオートバイの装飾を施してもオートバイのデザインにはならない。本当にオートバイや乗り物に興味があり情熱を持っているのなら、HONDA CB750FOURやCB500/550FOUR、KAWASAKI 900RS/750RS、MV AGUSTA 350S Ipotesi、ノートンフェザーベッドフレームを見て縦横比やフレームデザインを考える程度の事は考えるはずだ。

ちなみに「ダサい人のダサいEバイク」のFLOW BIKEの対極が、Kuiperbelt S1。水平基調でロー&ロング、ライトの位置も低めで適正でダウンチューブのバッテリーを上手く隠しつつボリュームを出しておりパーフェクトな完成度。一番の欠点は、完成されすぎてオートバイのようなタンク風装飾を付けることをしたくない所ぐらいで、本物の「イケてる人のイケてるEバイク」だろう。

https://flow-bike.com/

FLOW BIKEには、ほかにもモデルを用意しているが微妙な商品を展開している。スタッカードフレーム版のFLOW Liteは、女性でも取り扱えるようにしたモデルだと思われるが、ばね下重量が重くなるキャストホイールに、自転車では無駄に重くなるツインショックという意味不明の構成を採用。ただでさえ重い車体に重いキャストホイールを組み合わせることで、女性が運転するには取り回しに不安がある。

 

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上級モデルと謡うNA1は、ハイ&ショートとオートバイ系Eバイクのカッコ悪いデザインの2法則に当てはまっている。サスペンションも自転車では無駄に重くなるだけのツインショックを採用しており、タンク風バッテリーをトップチューブに装着している。このようなオートバイ系Eバイクの中でもダサいモデルは、タンク風バッテリーを装着するとオートバイに見えるという考えだが、1970年代の人気オートバイの時代で、既にタンクのシートのラインを一体感があるようなデザインになっているのに、そのようなデザインを無視して適当にタンク風バッテリーを装着するのはダサい。

価格もAlibabaで売っているようなEバイクに、オリジナリティが高いKuiperbelt S1(海外での参考価格約40万円)よりも高価な68万2,000円(税込)はギャグとしか言えない。

FLOW BIKEの今後に希望はあるのか

今回の問題を受けてFLOW BIKEは、荷重を感知して動作するトルクセンサーを採用し、現在在庫の商品と販売済み商品はトルクセンサーの交換を実施するとのこと。また、今後は日本交通管理技術協会による型式認定の取得についても進行しているとのこと。このような改善を行うことで今後も電動アシスト自転車ビジネスを行うのを考えているみたいだが無謀だろう。

FLOW BIKEはこのような問題を改善させて、売ればいいと思っているのかもしれないが、自転車業界で何かしらの大問題を起こした電動アシスト自転車ブランドは上手くいかない運命にある。

かつて派手なプロモーションで注目されたHONBIKEは、シクロライダー史上最悪の走行性能の評価を得て、度重なる故障で信用を失墜。自転車業界人の意見でも、嘗てツール・ド・フランスで活躍した日本製ロードレーサーを開発し今でもEバイクの開発を行っている技術者と、日本でEモビリティの工場を設立し、その辺のマニアが子供に見えるほどの博識である某社社長が「あれは自転車として通用しない」と語るほど。

そのほかの筆者の知り合いの業界人でも、HONBIKEを褒めていた人は誰もいなく全員論外判定(通常は業界人同士ならライバル企業の商品は適正に評価する)で、HONBIKEを1回でも褒めていた自転車業界人がいたら、自転車業界から出ていくことをお勧めするほど恥ずかしいレベルだった。

(因みに、Eモビリティの工場を設立した社長がどのくらい博識だとかと言うと、現在のアルミフレームの自転車の問題である製造時の熱処理工程による環境汚染と車体の歪みの対処法を語るほどで、それから比べるとコンポのグレードでああだこうだと語る世界は可愛い)

2025年2月現在、HONBIKEはコストコやネット通販で販売されているようだが、”消えた”ブランドになっている。


今回のFLOW BIKEは、ペダル付き電動バイク(モペット)を電動アシスト自転車として販売したという、大問題レベルの嘘をついている。このような嘘を付く企業は、絶対次も嘘をつくと判断されて信用されない。例えば、2022年時点でEバイクの製造や輸入を行う業界関係者の間では有名な話として知られているスーパー73 Z1のアシスト比率違反疑惑は、2023年1月時点で某自転車ブランド営業担当は「真っ当な自転車店なら完全に出入り禁止となる」と語っており、実際にスーパー73を取り扱っているきちんとした自転車販売店はほとんど存在しない状況だ。

FLOWBIKEは、ロカフレームのように日本市場での先駆者でもなく、ブロンクスバギーやCYCOO GHOSTのように既存の自転車販売店とのコネクションを持っているわけでもなく、YADEA TRP-01のように価格の割にクオリティも高いわけでもなく、J-TECH C03/C04のように日本国内に自社工場を持って輸出できるわけでもなく、Kuiperbelt S1のようにエンジェルラウンドで12億円を調達しているわけでもない。

FLOW BIKEは「イケてる人のイケてるEバイク」とアピールしているが、今の時代に中国製のオートバイ系Eバイクを輸入する後追いの後追いがダサい。本当のイケてる人なら輸入ではなく輸出で、さらに中国製ではないという状況すら理解できていない状況なのに、適当な中国製のオートバイ系Eバイクを輸入するのが「ダサい人のダサいEバイク」と言えるブランドだ。

FLOW BIKEの製造元のオフィスKは、高級輸入車のカスタムパーツを輸入販売しているが、良い車体とパワーユニットを手に入れるには、自転車業界の実績が無い新興は相手にされない「金とコネの世界」である電動アシスト自転車の世界に入ったのが理解できない。今後は、型式認定を取得して代理店を広げて販路を増やそうと考えているかもしれないが、元がダサい商品で信頼は失墜したので、素直に辞めて本業に専念すべきだろう。

FLOW E-BIKE【公式】 | イケてる人のイケてるEバイク

クロモリ×BOSCHのEバイク マリンバイクスジャパンから「DONKY E」登場

マリンバイクスジャパンは2月17日、約5年の開発期間を経て生み出した新Eバイク「DONKY E(ドンキー E)」を発表。同社が掲げる「ご家族全員でマリンバイクスに乗って頂きたい」というブランドコンセプトを体現し、通勤や週末のツーリングなど幅広いシーンで活躍する一台として注目を集めている。

クロモリブデン鋼フレームを採用 「DONKY E」の最大の特徴は、一般的なアルミ製ではなく剛性・しなりに優れたクロモリブデン鋼を使用している点だ。長距離走行でも衝撃を逃がしてくれ、疲労を軽減する。さらに前傾姿勢を抑えるプロムナードハンドルバーやクッション性に富んだサドル、27.5×2.35の幅広タイヤによる安定感が、快適なライドをサポートする。

パワーユニットはドイツブランドBOSCHの最新ドライブユニット「アクティブラインプラス スマートシステム」を装備。定格出力250W、最大トルク50Nmで滑らかなアシストを提供し、ボッシュEバイクシステムの最新システム「スマートシステム」にも対応している。

バッテリーは400Whバッテリーの「BOSCH POWER PACK400」は、バランスのとれた容量と重量が特徴で約3.5〜4.5時間の充電でフル充電が可能で、エコモードなら最大100km程度のアシスト走行が期待できる。

直感的でシンプルなディスプレイ ハンドルに装着されるディスプレイスイッチ「PURION200」は、1.6インチTFT画面のコンパクト設計。速度やバッテリー残量など必要最低限の情報を一目で確認でき、5段階のアシストモード(OFF、ECO、TOUR、AUTO、TURBO)を素早く切り替えられるため、走行シーンに合わせた使い分けが可能である。

耐食性・耐久性に優れるクロモリブデン鋼フレームに加え、前述のハンドルやクッション性の高いサドル、外装7段変速などを採用。スポーツバイクとしての走行性能を重視しながらも、街中の段差や重い荷物運搬でも安定感を発揮する太めのタイヤも装備している。

価格は34万9,800円(税込み)。カラーはマットブラック、マットモカの2色展開。サイズはONE SIZE(適正身長150cm~170cm)で、2025年7月の発売が予定されている(型式認定番号は2025年5月取得見込み)。

MARIN JAPAN

新型電動三輪アシスト自転車「noslisu」登場 カワサキ、日常の移動を一新へ

カワサキモータースジャパンは2月17日、電動三輪アシスト自転車「noslisu(ノスリス)」を3月15日に発売すると発表した。独自の技術を取り入れた三輪構造と、パナソニック サイクルテック社製の電動アシストユニットを組み合わせたことで、「快適で気軽な移動体験」を実現するという。

noslisuは、川崎重工業の社内ベンチャープロジェクトから誕生したモデル。最大の特徴は、特許取得済みの「二輪ステア機構」を前輪に採用した点にある。路面に合わせて左右の前輪がそれぞれ独立して傾くため、二輪自転車のような爽快な走行感と安定性を両立させた。さらに荷台をフレームに直結することで、大きな荷物を積載した場合でもハンドル操作がブレにくい設計となっている。

加えて、カワサキのモーターサイクル設計技術が生んだ細身の「トラスフレーム」を採用。20インチタイヤを前後含め三輪すべてに装着することで、段差や路面変化にもしっかりと対応する安定性が魅力だ。電動アシストユニットは車体中央にモーターを配置するセンターモーター式を採用し、パワフルな加速ときめ細かいコントロールを実現する。

充電1回あたりの走行距離は、ロングモードで103.1km、オートモード58.3km、パワーモード54.6km。4.5時間でフル充電が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載し、オートスリープ機能も備えている。シート高は745mmから905mmまで調整できるため、小柄な人でも乗車しやすい。また、明るさに応じて自動点灯するオートライトや、後輪にサークル錠も標準装備され、安全面や利便性にも配慮されている。

カラーは「グリーニッシュカーキ」「ウララブルー」「パールブライトイエロー」「ソリッドペイルアイボリー」の4色展開。メーカー希望小売価格にはバッテリや充電器が含まれており、取り扱い店は限定されるという。カワサキは「乗ってみたいと思った瞬間を応援する新時代の電動アシスト自転車」として、幅広い世代の利用を見込んでいる。価格は39万8200円(税込)で、発売日は3月15日で、1台ずつ丁寧に組み立てているため、納車までに時間を要する場合があるとのことだ。

バイクメーカーとして培った技術力をもとに、安定感と爽快感を兼ね備えたnoslisu。カワサキは「自由なライフスタイルをサポートする乗り物として、日常の移動をもっと楽しくしたい」としており、新しい三輪アシスト自転車市場への本格参入に期待が高まっている。

Kawasaki noslisu | 3輪電動ビークル| 快適で気軽な移動体験をすべての人へ

前を向きながら後ろも見える!? イギリス発サングラス“HINDSIGHT”が日本上陸

前方を向いたまま後方の状況を“見る”ことができる画期的なサングラスブランド「HINDSIGHT(ハインドサイト)」が、2025年3月に日本国内で販売を開始する。イギリス発の同ブランドは、サイクリストや都市生活者の安全確保を目指した独自機能を搭載しており、交通状況をいち早く把握できるのが特徴だ。

HINDSIGHTのサングラスは、特殊なミラーをレンズ端部に組み込むことで、前方と後方の視界を同時に確保。前を向いたままでも自動車の接近や後方の動きを把握しやすくなる設計となっている。紫外線カットについては米国空軍グレードの光学テストをクリアし、耐久性に優れた高級アセテート素材を採用するなど、サングラスとしての機能性や装用感も追求されている。

モデルはウェリントン型の「アルテミス」(フレームはブラックもしくはクリア)と、ラウンド型の「モーフィアス」(トータスフレーム)の全3種を展開。価格は28,000円(税込30,800円)で、全国の自転車販売店で取り扱われる。ファッション性を重視したトラッドモダンなデザインで、街中やアウトドアなど幅広いシーンでの活用を想定している。

開発には、自転車競技の世界的アスリートであるカラム・スキナー氏が協力。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」での成功を機に誕生したサングラスは、後方確認が容易になることからサイクリストを中心に世界中で注目を集めている。今回の日本上陸を機に、安全性とデザイン性を兼ね備えた“リアビューサングラス”の国内での普及が期待される。

HINDSIGHT 公式サイト | ハインドサイト – ライトウェイ – パーツ&アクセサリー

ファットバイクに独自の法整備は不要と結論 オランダ政府委託調査

オランダ運輸・水管理省の委託を受けたコンサルタント会社DTVはこのほど、いわゆる「ファットバイク(Fat Bike)」に対して新たな車両区分を設けることは効果的でなく、実現性も低いとする調査結果を発表した。DTVは、ファットバイクの特性や安全面、既存の法規制との兼ね合いを総合的に検討した結果、別枠の法整備を行っても実質的な意味をもたないと結論づけている。

この調査報告書「Fatbikes as a Separate Vehicle Category」は、1月15日にバリー・マドレナー運輸・水管理相から下院に提出された。同報告書は、昨年9月11日に可決された「ファットバイク利用者に最低年齢制限およびヘルメット着用義務を課す」趣旨の動議を受けて作成されたものだ。

DTVは調査にあたり、自転車業界団体BOVAGやRAI Vereniging、自転車利用者団体Fietsersbond(サイクリスト連盟)、環境・運輸監査局、RDW(オランダ車両公団)、SWOV(交通安全研究所)、TNO(応用科学研究機構)、警察、さらにファットバイクメーカーで「Safe Fatbikes Covenant(安全ファットバイク協約)」に参加しているBrekrおよびPhatfourなど主要関係者へのヒアリングを行った。

ファットバイク固有の特徴としては通常の電動自転車よりも幅広のタイヤが挙げられるが、タイヤの幅がわずか1ミリ単位で変更できるため、法規制の根拠とするには容易に抜け道が生じると指摘。しかも、幅広タイヤ自体は安定性や安全性向上に寄与することが確認されており、厳格な規制をかけるのは合理的でないという。

「ファットバイクのほぼすべての特徴について、交通安全上の厳格化を裏付ける明確な理由が見いだせないか、あるいはファットバイク以外の自転車にも同様に影響を与えてしまう。または規制があっても簡単に回避できる」とDTVの自転車・安全専門家で調査責任者のハンス・ゴデフロイ氏は述べている。

さらに同調査では、ファットバイクそのものが事故や危険の原因になっているかどうかについて疑問を呈した。ゴデフロイ氏によると、多くの自転車関連の事故は「ファットバイクによる問題」として扱われがちだが、実際にはファットバイク特有の課題ではなく、より広範な交通安全上の問題であることが少なくないという。
「どのような問題を解決したいのか、関係者間で明確に合意することが先決です。そうすることで、最も効果的な対策を検討できるようになるのです」とゴデフロイ氏は強調する。

報告書では、新たにファットバイク向けの規制を設けるよりも、すでに違法とされている電動自転車のチューニング行為など現行の法令を徹底して取り締まる方が効果的だと指摘。事故データをさらに収集・分析し、自転車の種類や利用者層ごとのリスクの違いを把握した上で、必要に応じた規制のあり方を検討することが望ましいとしている。

同調査結果は、今後のオランダにおけるマイクロモビリティ規制の議論に反映される見通しだ。政府としては、持続可能な都市交通を推進しつつ、安全面にも配慮した施策を検討する考えだという。

Research study questions the need for separate legislation on fat bikes LEVA-EU

パナレーサー初の16インチ(349)タイヤ「AGILEST」が登場 小径車にロードテクノロジーを応用

国内タイヤメーカー・パナレーサー(本社:大阪府)が、ロードタイヤで培った技術を小径車用に再設計し、同社初の16インチ(ETRTO規格:349)タイヤ「Panaracer AGILEST」を2025年2月10日(月)より発売すると発表した。兵庫県丹波市の本社工場で一本一本手作業で生産される“MADE IN JAPAN”の新製品は、ブロンプトンなど16インチ小径車ユーザーにとって画期的な選択肢となりそうだ。

今回発売される16×1.35(35-349)サイズの「AGILEST」は、従来のロードバイク用タイヤを単にスケールダウンするのではなく、小径車に求められる“軽快な走り”や“乗り心地”を徹底的に研究し、再設計を施したという。パナレーサーでは「普段の街乗りや週末のライドで、より上質な走行感を楽しんでほしい」としている。

本製品はチューブドタイプ(TUBED)でフォールディングビードを採用。さらに以下の3つのテクノロジーを織り込むことで、高性能化を図った。

  1. PR(パンクチャーレジスタント)シールド
    • 耐貫通パンク強度を高めるナイロンタフタを配したシールド構造。
  2. AX-α(アドバンスドエクストラアルファ)コード
    • 直径0.14mmの極細コードを高密度に織り込むことで、軽量化と柔軟性を両立。転がり抵抗をさらに軽減する。
  3. ZSG(ゼロスリップグリップ)アジャイルコンパウンド
    • ロードバイク用「AGILEST」シリーズのために開発された新素材。転がり抵抗が少なく、優れたグリップ力を発揮する。

これらの技術の組み合わせにより、1本あたりわずか225gの軽量化と快適な乗り心地、そしてグリップ力のバランスを実現した。

カラーと仕様・価格

  • サイズ:16×1.35 (35-349)
  • タイプ:チューブド(TUBED)
  • ビード:フォールディング
  • 重量:225g
  • カラー展開
    • F16135-AG-B(トレッド黒×サイド黒)
    • F16135-AG-AX(トレッド黒×サイドアンバー)
  • 税込参考価格:6,380円

Panaracer Agilest 16

サンタクルズの最新E-MTB「HECKLER 9」上陸 公道走行不可ながら圧倒的トレイル性能

米国カリフォルニア州のマウンテンバイクブランド「サンタクルズ・バイシクルズ」が誇るVPPサスペンションを搭載した最新のE-マウンテンバイク「HECKLER(ヘックラー)9」が、日本へ上陸する。公道走行はできない仕様となるものの、そのパワフルかつ長距離走行可能な性能が注目を集めている。

HECKLER 9は、サンタクルズの代名詞であるVPP(Virtual Pivot Point)フレームを採用。リアサスペンションには150mmトラベルを備え、フロントも160mmトラベルフォークを搭載する。荒れた路面でも安定した走りを実現し、長時間ライドの疲労を軽減してくれる。

さらに、着脱式の720Whバッテリーとシマノ製STEPS EP801もしくはEP800モーターによる“フルパワー”を実現。最大トルクは85Nm、最大出力は600Wに達し、ブースト/トレイル/エコ/ウォーク(歩行アシスト)の4モードを切り替えながら長距離のトレイルライドを楽しむことができるという。

フレーム素材は、より軽量なCCカーボンと、やや重量が増す代わりに価格を抑えたCカーボンの2種類。ホイールは基本的に「29インチ」または「MX(ミックス)」仕様を選べるが、Sサイズのみ前後27.5インチで展開される予定だ。フレームサイズはSからXXLまで展開されるが、日本国内での入荷カラーやサイズには限りがあるため要注目だ。

今回のモデルは、海外基準でアシスト比率や速度制限を設定しており、日本の道路交通法に定められた基準に準拠していない。そのため、公道での使用は法令違反となり、罰則を科される可能性がある点には注意が必要だ。メーカー側も、公道以外のクローズドコースや専用施設での使用を呼びかけている。価格は163万9000円 (税込)。

【公式】Santa Cruz(サンタクルズ)Heckler 9 – | Santa Cruz SPORTS-W|トライアスロン用品・ロードバイク用品・マウンテンバイク用品・スノーボード用品

BROOKSの伝統サドル「STANDARD PROFESSIONAL」復刻 英国限定モデルが数量限定で国内発売

イギリス・バーミンガムに拠点を持つ老舗サドルブランド「BROOKS ENGLAND」が、往年の名作サドル「STANDARD PROFESSIONAL」を復刻。イギリス本国限定販売のモデルが日本国内でも数量限定で発売される。

「STANDARD PROFESSIONAL」は、BROOKSの定番サドル「B17」に次ぐ歴史を持ち、レーシング用に進化してきた名品だ。愛好家からは「ブルプロ」と呼ばれ、ハンドハンマード(手打ち)による大銅鋲やクロームメッキのレールが特徴的。今回復刻されたモデルは、1950年代に誕生した「B17コンペティション」をルーツとし、「レーサー志向」で軽量化された仕様が最大の魅力となっている。

具体的には、ノーズ部分のカットやエッジの切り落とし(摩擦と軽量化の両立)、サドルバッグを装着するループの非搭載など、多彩な工夫が施されている。さらに、1960~70年代に採用されたスモールサイズの銅製リベットを復刻し、ノーズピースにも銅メッキを採用。経年変化による色味の深まりが「育てる楽しみ」をもたらす点も、BROOKSファンにはたまらない要素だ。

価格は税込39,930円で、実測重量は約545g。カラーはアンティークブラウンとブラックの2色。英国本国限定だった伝説のサドルを手にできる、数少ないチャンスとなりそうだ。

【製品概要】
●名称:BROOKS STANDARD PROFESSIONAL
●サイズ:長さ275mm×幅160mm×高さ67mm
●重量:545g(実測)
●仕様:手打ち銅リベット/クロームフレーム/銅メッキノーズピース
●価格:39,930円(税込)
●カラー:アンティークブラウン、ブラック