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新型電動三輪アシスト自転車「noslisu」登場 カワサキ、日常の移動を一新へ

カワサキモータースジャパンは2月17日、電動三輪アシスト自転車「noslisu(ノスリス)」を3月15日に発売すると発表した。独自の技術を取り入れた三輪構造と、パナソニック サイクルテック社製の電動アシストユニットを組み合わせたことで、「快適で気軽な移動体験」を実現するという。

noslisuは、川崎重工業の社内ベンチャープロジェクトから誕生したモデル。最大の特徴は、特許取得済みの「二輪ステア機構」を前輪に採用した点にある。路面に合わせて左右の前輪がそれぞれ独立して傾くため、二輪自転車のような爽快な走行感と安定性を両立させた。さらに荷台をフレームに直結することで、大きな荷物を積載した場合でもハンドル操作がブレにくい設計となっている。

加えて、カワサキのモーターサイクル設計技術が生んだ細身の「トラスフレーム」を採用。20インチタイヤを前後含め三輪すべてに装着することで、段差や路面変化にもしっかりと対応する安定性が魅力だ。電動アシストユニットは車体中央にモーターを配置するセンターモーター式を採用し、パワフルな加速ときめ細かいコントロールを実現する。

充電1回あたりの走行距離は、ロングモードで103.1km、オートモード58.3km、パワーモード54.6km。4.5時間でフル充電が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載し、オートスリープ機能も備えている。シート高は745mmから905mmまで調整できるため、小柄な人でも乗車しやすい。また、明るさに応じて自動点灯するオートライトや、後輪にサークル錠も標準装備され、安全面や利便性にも配慮されている。

カラーは「グリーニッシュカーキ」「ウララブルー」「パールブライトイエロー」「ソリッドペイルアイボリー」の4色展開。メーカー希望小売価格にはバッテリや充電器が含まれており、取り扱い店は限定されるという。カワサキは「乗ってみたいと思った瞬間を応援する新時代の電動アシスト自転車」として、幅広い世代の利用を見込んでいる。価格は39万8200円(税込)で、発売日は3月15日で、1台ずつ丁寧に組み立てているため、納車までに時間を要する場合があるとのことだ。

バイクメーカーとして培った技術力をもとに、安定感と爽快感を兼ね備えたnoslisu。カワサキは「自由なライフスタイルをサポートする乗り物として、日常の移動をもっと楽しくしたい」としており、新しい三輪アシスト自転車市場への本格参入に期待が高まっている。

Kawasaki noslisu | 3輪電動ビークル| 快適で気軽な移動体験をすべての人へ

前を向きながら後ろも見える!? イギリス発サングラス“HINDSIGHT”が日本上陸

前方を向いたまま後方の状況を“見る”ことができる画期的なサングラスブランド「HINDSIGHT(ハインドサイト)」が、2025年3月に日本国内で販売を開始する。イギリス発の同ブランドは、サイクリストや都市生活者の安全確保を目指した独自機能を搭載しており、交通状況をいち早く把握できるのが特徴だ。

HINDSIGHTのサングラスは、特殊なミラーをレンズ端部に組み込むことで、前方と後方の視界を同時に確保。前を向いたままでも自動車の接近や後方の動きを把握しやすくなる設計となっている。紫外線カットについては米国空軍グレードの光学テストをクリアし、耐久性に優れた高級アセテート素材を採用するなど、サングラスとしての機能性や装用感も追求されている。

モデルはウェリントン型の「アルテミス」(フレームはブラックもしくはクリア)と、ラウンド型の「モーフィアス」(トータスフレーム)の全3種を展開。価格は28,000円(税込30,800円)で、全国の自転車販売店で取り扱われる。ファッション性を重視したトラッドモダンなデザインで、街中やアウトドアなど幅広いシーンでの活用を想定している。

開発には、自転車競技の世界的アスリートであるカラム・スキナー氏が協力。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」での成功を機に誕生したサングラスは、後方確認が容易になることからサイクリストを中心に世界中で注目を集めている。今回の日本上陸を機に、安全性とデザイン性を兼ね備えた“リアビューサングラス”の国内での普及が期待される。

HINDSIGHT 公式サイト | ハインドサイト – ライトウェイ – パーツ&アクセサリー

ファットバイクに独自の法整備は不要と結論 オランダ政府委託調査

オランダ運輸・水管理省の委託を受けたコンサルタント会社DTVはこのほど、いわゆる「ファットバイク(Fat Bike)」に対して新たな車両区分を設けることは効果的でなく、実現性も低いとする調査結果を発表した。DTVは、ファットバイクの特性や安全面、既存の法規制との兼ね合いを総合的に検討した結果、別枠の法整備を行っても実質的な意味をもたないと結論づけている。

この調査報告書「Fatbikes as a Separate Vehicle Category」は、1月15日にバリー・マドレナー運輸・水管理相から下院に提出された。同報告書は、昨年9月11日に可決された「ファットバイク利用者に最低年齢制限およびヘルメット着用義務を課す」趣旨の動議を受けて作成されたものだ。

DTVは調査にあたり、自転車業界団体BOVAGやRAI Vereniging、自転車利用者団体Fietsersbond(サイクリスト連盟)、環境・運輸監査局、RDW(オランダ車両公団)、SWOV(交通安全研究所)、TNO(応用科学研究機構)、警察、さらにファットバイクメーカーで「Safe Fatbikes Covenant(安全ファットバイク協約)」に参加しているBrekrおよびPhatfourなど主要関係者へのヒアリングを行った。

ファットバイク固有の特徴としては通常の電動自転車よりも幅広のタイヤが挙げられるが、タイヤの幅がわずか1ミリ単位で変更できるため、法規制の根拠とするには容易に抜け道が生じると指摘。しかも、幅広タイヤ自体は安定性や安全性向上に寄与することが確認されており、厳格な規制をかけるのは合理的でないという。

「ファットバイクのほぼすべての特徴について、交通安全上の厳格化を裏付ける明確な理由が見いだせないか、あるいはファットバイク以外の自転車にも同様に影響を与えてしまう。または規制があっても簡単に回避できる」とDTVの自転車・安全専門家で調査責任者のハンス・ゴデフロイ氏は述べている。

さらに同調査では、ファットバイクそのものが事故や危険の原因になっているかどうかについて疑問を呈した。ゴデフロイ氏によると、多くの自転車関連の事故は「ファットバイクによる問題」として扱われがちだが、実際にはファットバイク特有の課題ではなく、より広範な交通安全上の問題であることが少なくないという。
「どのような問題を解決したいのか、関係者間で明確に合意することが先決です。そうすることで、最も効果的な対策を検討できるようになるのです」とゴデフロイ氏は強調する。

報告書では、新たにファットバイク向けの規制を設けるよりも、すでに違法とされている電動自転車のチューニング行為など現行の法令を徹底して取り締まる方が効果的だと指摘。事故データをさらに収集・分析し、自転車の種類や利用者層ごとのリスクの違いを把握した上で、必要に応じた規制のあり方を検討することが望ましいとしている。

同調査結果は、今後のオランダにおけるマイクロモビリティ規制の議論に反映される見通しだ。政府としては、持続可能な都市交通を推進しつつ、安全面にも配慮した施策を検討する考えだという。

Research study questions the need for separate legislation on fat bikes LEVA-EU

パナレーサー初の16インチ(349)タイヤ「AGILEST」が登場 小径車にロードテクノロジーを応用

国内タイヤメーカー・パナレーサー(本社:大阪府)が、ロードタイヤで培った技術を小径車用に再設計し、同社初の16インチ(ETRTO規格:349)タイヤ「Panaracer AGILEST」を2025年2月10日(月)より発売すると発表した。兵庫県丹波市の本社工場で一本一本手作業で生産される“MADE IN JAPAN”の新製品は、ブロンプトンなど16インチ小径車ユーザーにとって画期的な選択肢となりそうだ。

今回発売される16×1.35(35-349)サイズの「AGILEST」は、従来のロードバイク用タイヤを単にスケールダウンするのではなく、小径車に求められる“軽快な走り”や“乗り心地”を徹底的に研究し、再設計を施したという。パナレーサーでは「普段の街乗りや週末のライドで、より上質な走行感を楽しんでほしい」としている。

本製品はチューブドタイプ(TUBED)でフォールディングビードを採用。さらに以下の3つのテクノロジーを織り込むことで、高性能化を図った。

  1. PR(パンクチャーレジスタント)シールド
    • 耐貫通パンク強度を高めるナイロンタフタを配したシールド構造。
  2. AX-α(アドバンスドエクストラアルファ)コード
    • 直径0.14mmの極細コードを高密度に織り込むことで、軽量化と柔軟性を両立。転がり抵抗をさらに軽減する。
  3. ZSG(ゼロスリップグリップ)アジャイルコンパウンド
    • ロードバイク用「AGILEST」シリーズのために開発された新素材。転がり抵抗が少なく、優れたグリップ力を発揮する。

これらの技術の組み合わせにより、1本あたりわずか225gの軽量化と快適な乗り心地、そしてグリップ力のバランスを実現した。

カラーと仕様・価格

  • サイズ:16×1.35 (35-349)
  • タイプ:チューブド(TUBED)
  • ビード:フォールディング
  • 重量:225g
  • カラー展開
    • F16135-AG-B(トレッド黒×サイド黒)
    • F16135-AG-AX(トレッド黒×サイドアンバー)
  • 税込参考価格:6,380円

Panaracer Agilest 16

サンタクルズの最新E-MTB「HECKLER 9」上陸 公道走行不可ながら圧倒的トレイル性能

米国カリフォルニア州のマウンテンバイクブランド「サンタクルズ・バイシクルズ」が誇るVPPサスペンションを搭載した最新のE-マウンテンバイク「HECKLER(ヘックラー)9」が、日本へ上陸する。公道走行はできない仕様となるものの、そのパワフルかつ長距離走行可能な性能が注目を集めている。

HECKLER 9は、サンタクルズの代名詞であるVPP(Virtual Pivot Point)フレームを採用。リアサスペンションには150mmトラベルを備え、フロントも160mmトラベルフォークを搭載する。荒れた路面でも安定した走りを実現し、長時間ライドの疲労を軽減してくれる。

さらに、着脱式の720Whバッテリーとシマノ製STEPS EP801もしくはEP800モーターによる“フルパワー”を実現。最大トルクは85Nm、最大出力は600Wに達し、ブースト/トレイル/エコ/ウォーク(歩行アシスト)の4モードを切り替えながら長距離のトレイルライドを楽しむことができるという。

フレーム素材は、より軽量なCCカーボンと、やや重量が増す代わりに価格を抑えたCカーボンの2種類。ホイールは基本的に「29インチ」または「MX(ミックス)」仕様を選べるが、Sサイズのみ前後27.5インチで展開される予定だ。フレームサイズはSからXXLまで展開されるが、日本国内での入荷カラーやサイズには限りがあるため要注目だ。

今回のモデルは、海外基準でアシスト比率や速度制限を設定しており、日本の道路交通法に定められた基準に準拠していない。そのため、公道での使用は法令違反となり、罰則を科される可能性がある点には注意が必要だ。メーカー側も、公道以外のクローズドコースや専用施設での使用を呼びかけている。価格は163万9000円 (税込)。

【公式】Santa Cruz(サンタクルズ)Heckler 9 – | Santa Cruz SPORTS-W|トライアスロン用品・ロードバイク用品・マウンテンバイク用品・スノーボード用品

BROOKSの伝統サドル「STANDARD PROFESSIONAL」復刻 英国限定モデルが数量限定で国内発売

イギリス・バーミンガムに拠点を持つ老舗サドルブランド「BROOKS ENGLAND」が、往年の名作サドル「STANDARD PROFESSIONAL」を復刻。イギリス本国限定販売のモデルが日本国内でも数量限定で発売される。

「STANDARD PROFESSIONAL」は、BROOKSの定番サドル「B17」に次ぐ歴史を持ち、レーシング用に進化してきた名品だ。愛好家からは「ブルプロ」と呼ばれ、ハンドハンマード(手打ち)による大銅鋲やクロームメッキのレールが特徴的。今回復刻されたモデルは、1950年代に誕生した「B17コンペティション」をルーツとし、「レーサー志向」で軽量化された仕様が最大の魅力となっている。

具体的には、ノーズ部分のカットやエッジの切り落とし(摩擦と軽量化の両立)、サドルバッグを装着するループの非搭載など、多彩な工夫が施されている。さらに、1960~70年代に採用されたスモールサイズの銅製リベットを復刻し、ノーズピースにも銅メッキを採用。経年変化による色味の深まりが「育てる楽しみ」をもたらす点も、BROOKSファンにはたまらない要素だ。

価格は税込39,930円で、実測重量は約545g。カラーはアンティークブラウンとブラックの2色。英国本国限定だった伝説のサドルを手にできる、数少ないチャンスとなりそうだ。

【製品概要】
●名称:BROOKS STANDARD PROFESSIONAL
●サイズ:長さ275mm×幅160mm×高さ67mm
●重量:545g(実測)
●仕様:手打ち銅リベット/クロームフレーム/銅メッキノーズピース
●価格:39,930円(税込)
●カラー:アンティークブラウン、ブラック

BROOKS(ブルックス) B17 STANDARD CLASSIC HONEY

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航続距離1000キロの電動アシストクロスバイク「Evol GNU(ヌー)」

アサヒサイクルから、航続距離1000キロの電動アシストクロスバイク「Evol GNU(ヌー)」が販売されている。

GNUの特徴と言えば、太陽誘電の改正充電システム「FEREMO」を搭載している事。これにより、1充電あたりの航続距離は最大で1000キロを達成したと謳っている。従来の電動アシスト自転車で問題視されていたバッテリー残量への不安を大きく軽減し、定期的なコンセント充電の回数も少なく抑えられるため、街乗りだけでなく災害時の備えやロングツーリングでも安心して走り続けることができる。まるで長距離移動を得意とする動物「ヌー」のように、未知の遠方まで踏み出せる新しい選択肢として誕生したのが、この「evol GNU」である。

車体は軽量なアルミ製フレーム(480mm)に、ストレート形状のスチールフォークを組み合わせている。変速系はSHIMANOのCUSE U4000シリーズを採用し、シフターやリアディレーラが同シリーズで統一されており、さらに制動系にはSHIMANOのVブレーキ「BR-T4000」を採用。タイヤはCHAOYANG製H-5129 VICTORY(650×42B)を装着することで、街乗りから砂利道まで対応。さらにハンドルは様々なアクセサリーを多数取付け可能なアルミ製ループハンドルを採用。このような

バッテリーは36.3V/8.5Ah(309Wh)で、約3.5時間の充電時間で満充電が可能。モーターは直流マグネットブラシレスDCモーターを採用し、定格出力は250W。アシスト速度の範囲は24km/h未満までで、公道走行に適合している。最長距離を重視する1モードでは一充電あたり約1000km、2モードでは約200km、3モードでは約100kmと、使用条件や走行スタイルに合わせて走行距離を選択できる。

一般的な電動アシスト自転車ではみたことが無い、最大航続距離1000キロを達成したのは、下り坂のエネルギーを回収してバッテリーに蓄え、登りでそのパワーを活かすという太陽誘電の回生充電システム「FEREMO」を採用したためだ。これにより、バッテリー残量が尽きる心配を大幅に低減し、かつてはあきらめていた遠方への旅を可能にする。街乗りはもちろん、緊急時の移動手段や長期ツーリングでも力を発揮する「evol GNU」は、新たな可能性を切り開く次世代の電動アシスト自転車として注目を集めている。

evol GNUの価格は239,800円(税込)。

ヤマハが街乗り向け小径電動アシスト自転車の新モデル発表 カラーリング変更でよりカジュアルに

ヤマハ発動機株式会社が1月22日に発表した軽量コンパクトな20型電動アシスト自転車「PAS CITY-C(パス シティ シー)」「PAS CITY-X(パス シティ エックス)」の2025年モデルは、街乗りから通勤まで幅広く活躍する機能はそのままに、新しいカラーリングが加わることでファッション性を一段と高めた仕上がりとなっている。

発売は「PAS CITY-X」が2月14日から、「PAS CITY-C」が2月28日から順次スタートし、メーカー希望小売価格は「PAS CITY-C」が145,200円(本体価格132,000円+消費税13,200円)、「PAS CITY-X」が147,400円(本体価格134,000円+消費税13,400円)。年間販売計画は、「PAS CITY-C」が国内13,000台、「PAS CITY-X」が同3,000台と発表された。

「PAS CITY-C」は、街中でも気軽に乗れるカジュアルなデザインと、低床U字型フレームによる乗り降りのしやすさが特長だ。サドルとグリップには深みのあるダークブラウンを採用し、どんなファッションにもなじむナチュラルな雰囲気に仕上げている。今回の2025年モデルで新たに登場したカラーは「マカロンラテ」と「マットソフトラベンダー」の2色で、既存の「マットインディゴ」「マットオリーブ」と合わせ、計4色から選べるようになった。全長1,535mm・全幅580mmというコンパクトなサイズ感でありながら、サドル高は715~865mmまで調整できるため、身長140cm以上あれば扱いやすい設計になっている。車両重量は21.0kg、タイヤサイズには20×1.75 HEを採用。モーターはブラシレスDC式(240W)で、内装3段変速ハブを後輪に搭載している。電池は25.2V/15.8Ahのリチウムイオンバッテリーを採用しており、約4.5時間の充電で、強モードなら62km、スマートパワーモードなら73km、さらにオートエコモードプラスなら107kmもの距離を走行できるのも魅力だ。

一方、スタイリッシュに街乗りを楽しめる「PAS CITY-X」は、X字型フレーム(Xフレーム)とワイヤー内蔵設計がもたらすシャープなルックスが印象的な一台。今回の2025年モデルでは「マットグレイッシュベージュ」が新たに加わり、フロントフォークも同色に仕上げることで、より統一感のあるデザインへと洗練させている。既存の「ダークアシスト」「マットブラック」と合わせ、全3色のラインアップとなった。全長1,585mm・全幅520mmというスリムなサイズに、サドル高は795~925mmまで対応可能で、身長153cm以上が推奨されている。車両重量は20.9kgで、タイヤサイズは20×1 3/8 WOを採用。モーターやバッテリー容量、充電時間などは「PAS CITY-C」と同様ながら、強モードで69km、スマートパワーモードで84km、オートエコモードプラスで116kmというやや長い走行距離を実現しており、より軽快なライド感を楽しめるのが特徴だ。

両モデルともに「スマートパワーアシスト」を搭載し、坂道や加速時などの状況に合わせてアシスト力を自動制御してくれるため、常に快適なペダリングを味わえる。充電頻度を抑えられる大容量バッテリーや、砲弾型ホワイトLEDバッテリーランプ(1W)、ディンプルキーによる盗難抑止装置など、実用性にも配慮が行き届いている。

電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機

東京・渋谷発のロカフレームから新型eバイク「BASARA」 “婆娑羅”の精神をまとったロー&ロングデザイン

東京・渋谷発のeバイク(電動アシスト自転車)ブランド「ROCKA FLAME(ロカフレーム)」を運営するイエローソウルクリエイション株式会社(渋谷区、代表取締役社長:西部智之)は、新型のクラシックヨーロピアンスタイルeバイク「BASARA(バサラ)」を発表した。2025年3月以降に入荷を予定している。

「BASARA」は、名の由来である“婆娑羅”の精神を反映したロー&ロングの堂々としたデザインを特徴とする。クラシックなモーターサイクルを想起させる見た目ながら、車体サイズは全長1,890mm・全幅590mmに収まっており、普通自転車の規格内(全長1,900mm・全幅600mm以内)を遵守。歩道走行も可能で、日常の取り回しにも配慮されている。

フレームはアルミ製を採用し、海岸沿いでも錆びにくい仕様となっている。グラフィティアーティストDOPESACが手がけたフレームラインやメインロゴにより、個性的かつストリート色の強いデザインを実現。フロントフォークにはモーターサイクルのようなデュアルクラウンタイプのサスペンションフォークを採用し、路面からの衝撃をライダーの好みに合わせて調整できる。さらにライディングポジションは、前方に配置したペダルと余裕あるプルバックスタイルのハンドルバーの組み合わせで、快適なクルージングが楽しめる設計となっている。

パワーユニットにはバーファン社製のリアインホイールモーター(定格出力350W)を搭載。従来より出力が高い分、パワフルなアシストを実現しながらも型式認定を取得しており、免許不要での走行が可能。バッテリーは車体に内蔵するインチューブ型で、着脱や充電が容易なうえ、専用鍵による盗難防止機能も備えている。容量は25.2V換算で約14.8Ah(36V 10.4Ah、374Wh)と大きく、最大で約50~70キロの走行が可能だ。

カラーはマットブラック、マットシルバー、マットブラスの3色を展開。なかでもマットシルバーとマットブラスはシルバーのハンドルを組み合わせることで、ラグジュアリーな雰囲気を演出している。価格は税込29万9,200円。

なお、2024年よりロカフレームのモデルライダーを務める格闘家・武尊氏は、ヨーロッパの格闘技イベント「ONE」で活躍の場を広げ、2025年3月には「さいたまスーパーアリーナ」でロッタン選手との試合を控えている。ROCKA FLAME公式YouTubeチャンネルでは、武尊氏と共演したショート動画も公開中だ。

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STREEK CARGO TRIKEにコピー車両が登場!?

エンビジョンが開発、ライアンキャリー製造する3輪電動カーゴバイク「STREEK ACTIVE CARGO TRIKE」に、中国でコピーが登場したとSNSで話題となっている。

STREEK ACTIVE CARGO TRIKEは、ヨーロッパで主流となっているカーゴバイクよりもコンパクトな車体は、”長さ190cm幅60cmを超えず、側車及び鋭利な突起物が付いていない二輪及び三輪の自転車”という日本の普通自転車規格に収まるサイズとなっているのが特徴。価格は79万7500円から。

コピー車両はかつてのプロトタイプをコピーしているとの疑惑がある。ステアリング機構は市販車両のカーボンではないが、車体の殆どの部分が酷似している。

ただ、電動アシスト自転車は、車体の精度が悪いとそこから水が入って壊れるので、見た目だけが同じでもクオリティが同じとは考えないほうが良いだろう。

また、パワーユニットに関しても、大手のパワーユニットメーカーは”基本的に小規模メーカーは相手にしない”、”大手に優先的にパワーユニットを回す”、”小規模なのに大手パワーユニットが付いていたら大体コネがある”という世界で、明らかなコピーにパワーユニットを回すのかという問題もある。バッテリーやモーター、コントローラーといったパワーユニットの選択を間違えると、信頼性や耐久性に大きく傷つくため、安直にカタログスペックだけを重視したパワーユニットを選ぶと痛い目に遭うようだ。

Kuiperbelt S1

最後に一番の問題が関税。中国から欧州に電動アシスト自転車を輸出すると関税70パーセントがかあkる。また、世界的に電動アシスト自転車の製造国を中国から他国に移すのがブームとなっている。エンジェルラウンドで険峰長青(K2VC)から日本円で約12億円を調達したEバイクブランド「Kuiperbelt」も、輸入代理店によると「製造を中国から日本に移す」とはっきりと語っている。STREEK ACTIVE CARGO TRIKEのコピーモデルは、中国市場はともかく、国際市場で主流になるのは難しいだろう。

STREEK CargoTrike | 電動アシスト3輪自転車・カーゴバイク_cargobike

Bosch eBike Systems、バッテリーまで保護を拡充するデジタル盗難防止システムを発表 ――「バッテリーロック」で盗難されたバッテリーの価値をゼロに

ラスベガスで開催中の「CES 2025」において、Bosch eBike SystemsはeBikeのバッテリーをデジタルで保護する新機能「バッテリーロック」を発表した。これにより、従来は機械的なロック機能だけで保持されていたバッテリーが、デジタルレベルでも盗難被害から守られることになる。

Bosch eBike Systemsのデジタル事業責任者Gregor Dasbach氏は「バッテリーはeBikeの中でも最も高額な部品のひとつ。バッテリーロックにより、ライダーはさらに安心して駐輪することができるようになる。今回のデジタル盗難防止機能の拡充により、Boschシステム搭載のeBikeの盗難件数を将来的にゼロに近づけることを目指している」と語った。

PowerTubeやPowerPackなどの取り外し可能なバッテリーは、従来から機械的にしっかり固定されていたが、新機能「バッテリーロック」では、これをデジタルレベルで補完する。スマートフォン向けの「eBike Flowアプリ」で設定を有効にすると、eBikeのスイッチを切った時点で自動的にバッテリーがロックされる。ロックされたバッテリーを別のスマートシステム搭載eBikeに取り付けてもモーターサポートが解除され、使用できなくなるため、転売価値も事実上なくなる。

バッテリーロックは、eBike Flowアプリをインストールしたスマートフォンに加え、Kiox 300やKiox 500といったディスプレイも“デジタルキー”として利用可能。さらに、家族や友人とバッテリーを共有したい場合などには、アプリから簡単にバッテリーロックをオフにすることもできる。Smart Systemのすべてのバッテリーや組み合わせに対応しており、デュアルバッテリーやPowerMore 250レンジエクステンダーにも利用できる。

Bosch eBike Systemsはこれまでにも、eBikeのモーターサポートをデジタルキーで管理する「eBikeロック」や、アラーム音や位置通知で盗難を警戒する「eBikeアラーム」といったデジタルセキュリティソリューションを提供してきた。万が一盗難に遭った場合、スマートフォンにプッシュ通知が届き、位置追跡が始まる仕組みだ。さらに「eBike パス」では、ライダーがeBikeに関するすべての重要情報を一目で確認できる。今回のバッテリーロックが加わることで、総合的な盗難防止対策をより一層強化することになる。

バッテリーロックは、Boschのスマートシステムを搭載したeBikeと同様に、eBike FlowアプリからOTA(Over The Air)でインストールできる。2025年夏以降、「Flow+サブスクリプション」の一部として提供される予定だ。

Bosch eBike Systems | eBike およびペダル用プレミアムドライブ – Bosch eBike Systems

折りたたみ式“ハイセンス”電動アシスト自転車「Wowcat C1」が登場 デザインも性能も一切妥協なし

株式会社弘進は、折りたたんで持ち運べるハイセンスデザインの電動アシスト自転車「Wowcat C1」を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売すると発表した。今回のプロジェクトは2024年12月19日(木)18時から2025年2月16日(日)22時まで実施され、2025年3月中旬以降にリターン(商品)発送が予定されている。

「Wowcat C1」の最大の特徴は、カーボンファイバー製フレームとレザーを組み合わせた斬新なデザインだ。折りたたみが可能な構造であるため、車への積載や室内保管も容易に行える。また日本の道路交通法に準じた電動アシスト比率の設計を施しているため、公道走行も問題なく行える見込みだ(2025年1月に型式認定取得予定)。

同社によると、若い世代を中心に「自転車をファッションの一部として楽しむ」文化が広がっているなか、機能面だけでなくデザイン面にも一切妥協しないコンセプトのもと開発に取り組んだという。原色を活かしたマットなカラーリングや、シンプルでいてスタイリッシュなフォルムが多様なファッションスタイルにマッチするのも特長だ。

さらに「インテリジェンスアシスト」というAI技術が搭載されており、走行中にペダルを漕ぐ力を検知して瞬時にアシスト力を調整。スムーズな加速と快適な乗り心地を両立している。折りたたみのしやすさや盗難防止対策を視野に入れた設計も注目されそうだ。

主なスペックは、最大アシスト速度24km/h、最大走行距離約120km、実重量17.4kgで、バッテリー容量は9310mAh(36V10Ah)。フレームには軽量かつ強度に優れたカーボンファイバーを使用し、ブレーキシステムには油圧ディスクブレーキを採用している。タイヤは20インチで、シマノ7段変速を搭載する。

プロジェクトの詳細や購入方法は、下記のMakuake公式ページを参照のこと。

Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/wowcat/

カリフォルニア州、新法でスロットル付きeバイクに規制強化――クラス3が直面する“合法”の壁

カリフォルニア州において、本日1日より電動自転車(eバイク)のスロットル機能に対する規制が強化される。昨年9月、ギャビン・ニューサム州知事がSB-1271法案に署名したことを受け、従来から運用されてきた3クラス制の電動自転車の定義が明確化されると同時に、スロットル付きのeバイクを巡る法的位置づけが再検討された。

新法は、これまでグレーゾーンとされてきた「クラス3のeバイクにスロットルを装着する行為」に焦点を当て、クラス1およびクラス3のeバイクはスロットル機能を備えてはならないと明確に規定。今後、ペダルを漕がずにモーターだけで駆動するためのスロットルは、最高速度20mph(約32km/h)までのクラス2にのみ認められることになる。

カリフォルニア州をはじめ、全米の多くの州が採用してきた3クラス制のeバイク制度は以下のとおりだ。

  • クラス1 eバイク:ペダルアシストのみで最高速度20mph(時速約32km)まで
  • クラス2 eバイク:ペダルアシストに加え、スロットルも使用可能 最高速度20mphまでスロットル走行ができる
  • クラス3 eバイク:ペダルアシストのみで最高速度28mph(時速約45km)まで

従来のカリフォルニア州法においては、クラス3のeバイクに「20mphまでしか作動しないスロットル」を搭載することも黙認されてきた。しかし、新法によりクラス1とクラス3のeバイクには「ライダーが漕がずにモーター走行できる機能を備えてはならない」ことが明言されている。結果として、クラス3にスロットルを装着したままでは、今後は合法とみなされなくなる可能性が高い。

ただし、新しい法律でも3.7mph(約6km/h)以下での“ウォークアシスト機能”は許容される。歩行者に合わせてバイクを移動させたり、駐輪時などに微速で動かす補助目的に限り、スロットル操作が認められるという。

欧州など多くの国では、この歩行速度程度のモーター補助機能が標準的に認められており、今回のカリフォルニア州の法改正も国際水準に合わせたものとみられる。

今回の法改正では、もうひとつ大きな点としてモーター出力に関する定義も改められた。これまで「定格連続出力750W(約1馬力)まで」とされていた文言から「連続」が削除され、「750Wを超えないモーターを備えたもの」という形に置き換えられた。

電動モーターは性質上、瞬間的に定格以上の高出力を発揮できる場合が多く、「750Wモーター」として販売されている車両が、実際には1,000W〜1,500Wのピーク出力を出すケースも少なくない。今回の改正後は、メーカーがどう出力表記を行うか、各社の対応が注目される。

最高速度28mphを出せるクラス3のeバイクは、今後スロットル機能を封印せざるを得なくなる。もしスロットルが付いたまま販売・公道走行が行われた場合、規定外車両として扱われるリスクが生じる。すでに出回っているeバイクについては、従来モデルをどのように扱うか明確に示されておらず、業界関係者からは「レトロフィット(後付け改修)や部品撤去の義務が課されるのか否か」を懸念する声が上がっている。

多くのメーカーが、クラス2(最高速度20mph)として出荷したモデルをユーザー自身が設定変更し、実質的にクラス3相当の性能を引き出せるような仕組みを提供している。この場合、販売時点では違法ではないが、ユーザーが20mph以上の速度域でモーターを作動させるように改造した時点で、法的にはクラス3となり、スロットル付加はアウトになるという解釈だ。現状、この抜け道をどの程度取り締まるか、具体的な運用はまだ定まっていない。

カリフォルニア州は全米最大級のeバイク市場であるため、ここで規制が厳格化されれば、多くのeバイクメーカーが全国展開モデルを見直す必要に迫られる。特に、オフロードモードなどを標準搭載し、スロットルで20mphを超える高出力走行が可能なSUPER73などのブランドは、今回の法改正により明確に制限対象となる。今後はカリフォルニア向けに仕様を変更する動きが加速するとみられる。

現時点では、他の州や連邦レベルで同様の規制がなされるかは不透明だ。しかし、カリフォルニア州の動向は全米の規制にも大きな影響力を持つといわれる。さらにユーザーによるリミッター解除機能を法的に禁止するなど、さらなる規制強化が進められる可能性も否定できない。

実際、安全面への懸念は高まっており、子どもが免許不要のままスロットル付きeバイクに乗る問題や、速度超過・車両区分の不明瞭さが議論されている。今回の新法施行を機に、eバイクの位置づけやルールづくりが一段と厳しくなる可能性がある。

業界団体やユーザーコミュニティからは、「スロットルの有無よりも運転者の技能、免許制度の有無こそが本質的課題ではないか」という意見も出ている。いずれにせよ、カリフォルニア州内のeバイク市場は、“スロットル問題”によって大きな転機を迎えたといえそうだ。

今後、新法の運用状況や取り締まり事例が蓄積されるに従って、メーカー・ユーザー双方の対応が変わっていくのは確実だ。カリフォルニア州の規制は、全米のeバイク業界に大きな波紋を広げることになるだろう。

YADEAブランド初の電動サイクル型特定原付「TRP-01T」発売

ハセガワモビリティ株式会社(大阪市西区、代表取締役社長:長谷川泰正)は、YADEAブランド初となる電動サイクル型特定原付「TRP-01T」を、2024年12月23日(月)に発売することを発表しました。この「TRP-01T」は、2024年-2025年冬シーズンに向けた3機種の新ラインアップの第一弾として登場します。

「特定原付」とは、2023年7月の道路交通法改正によって新設された車両区分です。この区分は、16歳以上であれば免許不要で運転可能である一方で、ナンバープレートの装着や自賠責保険への加入が義務付けられるなど、安全運転に向けたルールが整備されています。今回発表された「TRP-01T」は、同社が展開してきた電動キックボード型モデルに続く新たなカテゴリとして開発されました。

「TRP-01T」は、クラシックなデザインと特定原付ならではの性能を兼ね備えたモデルです。YADEAの人気電動アシスト自転車「TRP-01」をベースに、安定性の高い極太ファットタイヤやデュアルサスペンションフレームを採用し、快適な走行性能を実現しています。最大航続距離は110kmと長距離移動に対応しており、着脱式リチウムバッテリーにより自宅での充電も可能です。また、安全面では油圧式ディスクブレーキやIPX5の防水性能が備えられており、雨天時でも安心して利用できます。

価格は税込330,000円で、車道走行のみの対応。表参道ショールーム、自転車専門店、ECサイトを通じて販売されます。同時に、特定原付の利用者がルールを正しく理解できるよう、教育動画やテストの提供といった取り組みも行われる予定です。

YADEA | 世界最大の電動モビリティブランド

スペシャライズド、無金利キャンペーン延長――2025年1月15日まで

スペシャライズド・ジャパンは、多くのライダーから好評を得ている無金利キャンペーンの期間を2025年1月15日まで延長すると発表しました。キャンペーンは、税込10万円以上のスペシャライズド製品(Rovalを含む)購入が対象で、ショッピングクレジット「ジャックス」を利用することで、分割払いの金利手数料が最大24回まで無料になります。さらに、36回払いと48回払いについても、お得な金利手数料が適用されます。この金利負担分はスペシャライズドが負担します。

本キャンペーンでは、自転車本体だけでなく、ヘルメットやシューズなどのギアも含めた合計金額が対象となります。これにより、一括払いの負担を抑えつつ、サイクリングライフをトータルでアップグレードできる点が魅力です。例えば、S-Works Tarmac SL8やTurbo Levo SL Comp Carbonといったハイエンドモデルから、Roval AlpinistホイールやS-Worksシリーズのギアまで、計画的な購入が可能です。

24回払いまでの分割では、金利手数料が完全無料となり、支払い総額は一括払いと同じです。36回払いや48回払いでは年利1.77%の低金利が適用され、長期分割でも負担を抑えられます。キャンペーン適用には、対象商品の購入額が税込10万円以上であることが条件となります。

キャンペーンは、ジャックスと包括契約を締結しているスペシャライズド正規販売店および公式オンラインストアで利用可能です。ただし、限定品や他社製品、完成車付属以外の部品など、一部対象外の条件もあるため注意が必要です。

無金利キャンペーン|最大24回金利0円。

極太タイヤの自転車に対応するサイクルスタンド新登場――ダイケンがファットバイク専用スタンドを発売

建築金物やエクステリア製品で知られる株式会社ダイケン(本社:大阪市淀川区、社長:藤岡洋一)は、タイヤ幅約10~12センチの極太タイヤを備えた「ファットバイク」専用の駐輪スタンド「サイクルスタンド CS-GF型」を2024年12月17日より発売開始しました。

ファットバイクはアウトドア愛好家を中心に国内外で人気を集めていますが、その特殊なタイヤサイズゆえに一般的なスタンドでは収納が難しいという課題がありました。ダイケンの新製品はこの点に着目し、風で倒れにくい設計を採用。屋外でも安定して使用できるスタンドとして開発されました。

CS-GF型は独立型の構造を採用しており、土台を必要としないため、設置場所を選びません。集合住宅や戸建て、公共駐輪場などさまざまな場所で利用可能です。また、頑丈なスチール製で、長時間の屋外駐車や保管にも耐えられる仕様となっています。

スタンドの対応サイズはタイヤ幅10~12センチ、タイヤ径20~26インチ、重量30キログラム以下。幅広の12.3センチに設計された収容部により、極太タイヤもしっかり収まります。

このサイクルスタンドの本体外寸は幅17.4センチ、奥行52.8センチ、高さ41.1センチで、価格は20,000円(消費税・運賃・施工費等を除く)となっています。付属品としてオールアンカー(ステンレスM8×2本)が同梱されており、取り付けもスムーズとのことです。

株式会社ダイケン|庇・自転車置場・物置など建築金物総合メーカー

電動自転車バッテリーで緊急時も家電が使える――アレティ、「チャリパワー」発売へ

家電メーカーのAreti(アレティ、本社・東京都中央区)が手掛けるキャンプギアブランド「キャンキャンパー」は、電動アシスト自転車用のバッテリーを電源として活用できる新型インバーター「チャリパワー(ivt2499)」を開発した。最大500W(瞬間最大1,000W)のAC100V出力を備え、USBポート(USB-AおよびUSB-C)も搭載。災害時の応急電源はもちろん、キャンプや車中泊など、外出先での電源確保にも有用な新製品として注目を集めている。

アレティによれば、「チャリパワー」はパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンという国内大手メーカー製の電動自転車用バッテリー(いずれもリチウムイオン電池対応)を自動認識し、スイッチなどの手動切り替えを必要としない設計を実現。特許出願中で、利便性が高く、新たな防災ツールとしての可能性が評価されている。従来、災害時の持ち出し電源といえば大型・重量級のポータブル電源が主流だったが、「チャリパワー」は小型・軽量で非常持出袋に収まるサイズ感。万一の避難時に自転車で移動しながら電力供給源を確保することができる。

すでに応援購入サービス「マクアケ」でのプロジェクトは目標額を大幅に上回って成功。ユーザーからは「ありそうでなかった」「革新的なアイデア」といった声が寄せられ、期待の大きさがうかがえる。これを受けて、12月13日から公式サイトでの予約受付も開始した。

「チャリパワー」は多様な利用シーンに応える。USB-Cポートによる急速充電機能でスマートフォンのバッテリー不足も即座に解消。夜間の電源なしサイトで電気毛布や調理器具を使ったり、車中泊で朝にコーヒーを淹れたりすることも可能だ。静音性に優れ、燃料が不要なため、騒音や排気ガスの心配もない。

また、国内大手3社のバッテリーにはBMS(バッテリーマネージメントシステム)が搭載されており、発熱リスクを抑制。「チャリパワー」本体にも最大・最低電圧保護機能を備え、安全性を重視した設計となっている。

電動アシスト自転車をまだ所有していない人でも、自治体によっては購入補助金や助成金制度が利用可能な場合がある。これを機に、電動自転車と「チャリパワー」を組み合わせれば、災害時の備えからレジャー時の快適性向上まで、一石二鳥のメリットを享受できる。

アレティは、「チャリパワー」を通じて、電動自転車ユーザーやアウトドア愛好家に新たな価値を提供。従来なかった災害・防災分野での活用を含め、暮らしに密着した電源ソリューションの可能性を切り拓く考えだ。

キャンキャンパー公式ストア|家族で楽しむためのキャンプ用品 – Cancamper

イオンバイク、低価格・簡単操作の新型電動アシスト自転車を発売 クロスタイプとタウンタイプの2モデル展開

イオン株式会社は、同社グループの自転車専門店「イオンバイク」において、シンプルな操作と求めやすい価格を実現した新たな電動アシスト自転車ブランド「WILLGO」を立ち上げ、その第1弾となる「WILLGOクロス電動アシスト自転車」と「WILLGOタウン電動アシスト自転車」を12月17日(火)より順次発売する。本州・四国のイオンバイク約259店舗およびオンラインショップ「イオンバイクモール」にて取り扱う。

近年、電動アシスト自転車は通勤・通学や買い物など、日常の移動手段として幅広く普及し、利便性が評価されている。一方、高額なモデルが多く、操作に複数のモードやボタンが必要なケースも多かった。

新ブランド「WILLGO」は、本体価格8万円(税込8万8,000円)と手が届きやすい水準を実現。さらに、バッテリーの電源スイッチのみで簡単に走り出せるシンプルな仕組みを特徴とする。モード切り替えなど複雑な操作は不要で、購入したその日から気軽に電動アシスト自転車生活を始めることができる。

「WILLGOクロス」は、スポーティーなフレームデザインに使い勝手の良いフロントバスケットを標準装備し、街乗りから軽いサイクリングまで対応可能。27型タイヤと6段変速付きで、軽快な走りを実現する。

一方、「WILLGOタウン」は、乗り降りしやすいフレーム形状と大型バスケットを備え、日常的な買い物やお出かけに最適な1台。リアキャリアは最大積載重量27kgとなっており、幼児同乗器を取り付けることも可能(ドレスガードなど別売りパーツが必要)。荷物の積み下ろしや子どもの乗せ降ろし時にはハンドルストッパーが働くため、転倒リスクを抑え安全性を高めている。

両モデル共通で採用するリアモーター駆動は、後輪へ直接トルクを伝え、力強いアシストを実感できる設計。6段変速により、勾配や路面状況に応じてペダリングを調整しやすい。さらにバッテリー電源オンと同時にライトが点灯し、日中でも他車や歩行者から視認されやすくなることで、安全性の向上にも貢献する。

「WILLGOクロス」はマットブラック、マットホワイト、マットブルーの3色展開。「WILLGOタウン」はマットグレー、マットブラック、マットベージュの3色を揃える。いずれもバッテリーは36V・6Ah(25.2V換算で約8.5Ah相当で216Wh)を搭載し、「クロス」は1充電あたり約29km、「タウン」は約28kmの走行が目安だ。

自転車通販はイオンバイクモール | 人気メーカー充実のサイクルショップ