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加須市、自転車とグルメを通じた観光振興イベント「KAZOLINGグルメ&サイクリング2024」を3月24日に実施

観光まちづくり事業を手掛ける株式会社おいでなせえは、加須市物産観光協会(埼玉県加須市)の委託を受け、加須市の豊富な食を堪能できるサイクリング×グルメツアー「KAZOLINGグルメ&サイクリング2024」を2024年3月24日(日)に開催する。

加須市は関東平野の中心に位置し、平坦な地形や「渡良瀬遊水地」「利根川自転車道」などサイクリングに適した環境を有する。市では観光を通じたサイクリング事業「KAZOLING」を推進しており、今回のツアーはその一環として企画された。

イベントの見どころは、①豪華ゲストライダーとのサイクリング、②体力に合わせて選べるコース、③加須の美味しいグルメの3点。ゲストライダーには、オリンピアンの飯島誠氏、自転車ツアーの企画に長けた則包高希氏、加須市出身のYouTuber武正倫氏が参加する。

コースは約40kmのAコースと約18kmのBコースの2種類。Aコースではグルメポイントを巡りながら加須の歴史・文化を、Bコースではうどん打ち教室込みの自転車散歩を楽しめる。各スポットでは加須の伝統食であるうどんや地元産の米・果物が提供され、生産者から直接話を聞く機会もある。

ツアーは現地集合・現地解散で、参加料金は3,000円(税込)。定員はAコース30名、Bコース20名。申込み締切は3月21日まで。詳細・申込みは加須市のウェブサイトから。

株式会社おいでなせえは埼玉県内で活動する観光まちづくり会社。今後は県内各所で自転車を活用し、「行ってみたくなる」観光まちづくりの実現を目指す。

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KAZOLINGグルメ&サイクリング 2024/加須市

シェアサイクル「チャリチャリ」、佐賀市でサービス開始 市民の回遊性向上と地域経済活性化を目指す

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuet株式会社は3月13日、佐賀県佐賀市でのサービス展開を開始すると発表した。同社が九州で展開するのは福岡市、熊本市、福岡県久留米市に続き4都市目となる。

チャリチャリは、スマートフォンアプリで自転車の鍵を解錠し、手軽に利用できるシェアサイクルサービス。1分単位の料金設定で、ベーシックモデルは1分6円、電動アシスト自転車は1分15円で利用可能だ。

同社は佐賀市と共同で、市民や来街者の回遊性向上と地域経済の活性化を目的にサービスを展開。自転車の貸し借りができるポート用地の積極的な確保や、市内企業との連携強化に努める方針だ。

佐賀市におけるシェアサイクル事業は、自転車を身近な交通手段として共有することで、市民と来街者の利便性向上を図り、日常の移動や観光拠点への周遊を活性化させるのが狙い。neuetは5月上旬のサービス開始を目指しており、具体的なサービスエリアや投入車体数、ポート展開などの詳細は追って公表するとしている。

また、同社は4月4日に佐賀市とシェアサイクル事業に関する連携協定を締結予定。二次交通の活性化や交通事業者との連携、観光・地域振興、災害時の移動支援、脱炭素社会の実現、自転車走行ルールの普及啓発などで協力していく。

チャリチャリは2018年2月に福岡市でサービスを開始。現在は約4,200台の自転車と690カ所以上のポートを展開し、累計利用回数は2,000万回を突破している。2020年からは名古屋市と東京エリア、2022年4月からは熊本市、2024年4月からは福岡県久留米市でも展開を始めている。

同社は「まちの移動の、次の習慣をつくる」をミッションに掲げ、各地で日常的な移動手段としてチャリチャリが活用されている。佐賀市でのサービス開始により、九州での事業エリアがさらに拡大することになる。

※2024年4月1日からベーシックモデルは1分7円、電動アシスト自転車は1分17円に料金改定予定。

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YADEAのオートバイ風電動アシスト自転車「TRP-01」に新色ベージュが登場

ハセガワモビリティ株式会社は、YADEAの電動アシスト自転車「TRP-01」の新色モデル「ベージュ」を2024年3月11日より先行発売すると発表した。

YADEAは世界100カ国以上に電動モビリティを販売する業界最大手の一角。電動バイクや電動キックボードなども手がけており、2017年から2022年まで6年連続で販売台数世界一を誇っている。「TRP-01」にも同社の高い技術力が注ぎ込まれている。

「TRP-01」は2023年9月に発売されたブラックモデルが話題となり、オートバイ風デザインで人気を集めている電動アシスト自転車。太めのタイヤで、オートバイ風の外観が特徴となっている。

新色の「ベージュ」は、クラシックな雰囲気をより強調したカラーリング。レトロでありながら洗練された印象を与える、大人の趣味性を感じさせるモデルに仕上がっている。

「TRP-01」の主な特徴としては、大容量バッテリーとモーターの搭載により最大航続距離90kmを実現していること、ヘッドライトやテールランプ、ブレーキランプにLEDを採用し高い視認性を確保していることなどが挙げられる。また、普通自転車と駆動補助機付き自転車の2種類の型式認定を取得しており、安心して利用できるのもポイントだ。

新色ベージュの「TRP-01」は、3月11日よりYADEA JAPANのホームページにて先行販売される。価格は297,000円(税込)。

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TRP-01 | YADEA

スペシャライズド、アルミ合金版e-MTB「Turbo Levo SL Comp Alloy」発売 Levo SL Gen2の性能をより多くのライダーに

自転車メーカーのスペシャライズドは3月15日、新型e-MTB(電動マウンテンバイク)「Turbo Levo SL Comp Alloy」(ターボ・リーヴォ・エスエル・コンプ・アロイ)を発売すると発表した。同社の人気モデル「Turbo Levo SL Gen2」のカーボンフレーム版と同等の性能を、アルミ合金フレームで実現した新モデルとなる。

新型「Levo SL Alloy」には、スペシャライズド独自開発のSL 1.2モーターシステムを搭載。最大出力320W、最大トルク50Nmと、初代SL 1.1システム(最大出力240W、最大トルク35Nm)から、トルクが43%、パワーが33%向上。320Whの内蔵バッテリーは最長5時間のトレイルライドに対応し、160Whのレンジエクステンダーバッテリーを追加することでさらに長距離の走行が可能だと謳っている。

フレーム素材にアルミ合金を採用したことで、カーボン版と比べてより多くのライダーに手の届く価格設定を実現。調節機能を各部に備え、ヘッドアングルを63度から65.5度まで調整できるほか、リアショックに組み込まれたフリップチップでBB(ボトムブラケット)の高さを変更可能。初代Levo SL Gen1では前後ホイールが29インチだったが、Gen2ではフロントに29インチ、リアに27.5インチのホイールを標準装備。また、リアも29インチホイールに対応する。

サスペンションは中小のバンプを拾いつつ、ジャンプやドロップの大きな衝撃にも耐えられるよう最適化。ライダーの好みに合わせて細かくセッティング可能なのも特徴だ。

デジタル機能も充実しており、専用アプリではバッテリー管理だけでなく、ペダリング出力や心拍数、ケイデンスのデータを確認できる。さらに、ジャンプの滞空時間や飛距離を記録する「Jump Stats」機能まで搭載している。

「Turbo Levo SL Comp Alloy」の価格は79万2000円(税込)。カラーはグロスチャコール/シルバーダスト/ブラックとサテンパイングリーン/フォレストグリーンの2色を用意し、サイズはS1からS5までの5サイズ展開となる。

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電動モビリティでアフリカに革新を Dodai、約4.5億円の資金調達完了

アフリカでの電動モビリティ普及を目指すDodai Group, Inc.は3月13日、武蔵精密工業、ニッセイ・キャピタル、インクルージョン・ジャパン(ICJ)から総額300万米ドル(約4.5億円)の資金調達を完了したと発表した。

Dodaiは2023年8月、エチオピアで電動二輪バイクのサービスを開始。同国で唯一リチウムバッテリーを搭載し、1回の充電で120~150kmの走行が可能な高性能モデルを提供している。販売後のメンテナンスサポートも手厚く、現地の金融機関と提携したローン購入プランも用意するなど、利用者目線でのサービス展開が特徴だ。

同社は2027年以降、アフリカ各国でのサービス拡大を視野に入れている。電動モビリティの普及により、交通問題の解決や新たな雇用創出、気候変動対策にも貢献したい考えだ。平均年齢19歳という若いエチオピアの力を活かし、まるで明治維新のような新時代の土台を築く──そんな壮大なビジョンを掲げる。

今回の資金調達について、Dodaiの佐々木CEO(最高経営責任者)は「私たちのビジョンと可能性を直接確かめてくださった3社からの出資を嬉しく思う」とコメント。調達資金は主に電動バイクの仕入れ等に充て、今年中に5000台の販売を目指すという。

出資企業からも期待の声が寄せられた。武蔵精密工業の大塚社長は「ムサシはDodaiとのオープンイノベーションを通じ、エチオピアでのeモビリティ普及を推進していく」と意欲を示す。ニッセイ・キャピタルの三野氏は「エチオピア経済が『時代の夜明け』を迎える中、Eバイクの爆発的普及を佐々木社長なら成し遂げられる」と太鼓判を押す。

ICJの吉沢氏は前回ラウンドから同社を支援。「Dodaiの発展がエチオピアのスタートアップエコシステムを牽引している」と手応えをつかんでおり、「新たな投資家を迎え、非連続な成長が始まることにワクワクが止まらない」と期待感を隠さない。

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Dodai:エチオピアで電動二輪事業を展開中 (dodaijapan.com)

BESV JAPAN、創業10周年で「春のオプションキャンペーン」開催 電動アシスト自転車の新車購入でお得にオプション同時購入

BESV JAPANは、2024年の創業10周年を記念し、3月16日から4月30日まで「春のオプションキャンペーン」を開催すると発表した。期間中、同社の電動アシスト自転車を新車購入する際、オプションパーツをセット価格で同時購入できるお得な特典を用意する。

このキャンペーンは、現在実施中の「新車10%OFFキャンペーン」と同時開催。BESV、SMALO、Votaniブランドの全17モデルが対象となり、アウトレット価格の車種も含まれる。正規取扱店での購入時に適用され、セット内容の変更はできないものの、通常よりも割安な価格でオプションパーツを揃えられるチャンスとなっている。

キャンペーン対象のオプションセットは多岐にわたる。BESVブランドのPSF1輪行セットが1万8810円から1万円に、Jシリーズのバッテリー&バッグセットが4万7850円から2万円になるほか、TRS2 XCフルオプションセットも3万1900円から1万円と大幅な値引きが目立つ。Votaniブランドでは専用バスケットとディスプレイカバーのセットが9680円から5000円に、SMALOブランドではPX2用リアキャリアが7590円から5000円となる。

BESV JAPANでは、ミニベロタイプのPSシリーズ、スポーツバイク型のJシリーズ、シティ向けのCFシリーズ、MTBタイプのTRシリーズなど、ラインアップを拡充。Votaniブランドではコンパクトなミニベロや折りたたみタイプを展開し、エントリーユーザーのニーズにも対応している。

同社は「設立10周年を迎え、ユーザーの皆様への感謝を込めてお得なキャンペーンを企画した」とコメント。3月上旬には「スペアバッテリー30%OFF」の第2弾キャンペーンを終了したばかりだが、引き続き4月末まで「新車10%OFF」と「春のオプション」の2つのキャンペーンを同時に展開し、電動アシスト自転車の普及を後押ししていく考えだ。

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電動パーソナルモビリティ開発のglafit、特定原付タイプの新型電動バイク発表 Makuakeで先行予約販売が好調

電動パーソナルモビリティの開発・販売を手がけるglafit株式会社は3月14日、特定小型原動機付自転車(特定原付)タイプの新しい電動バイク「電動サイクルNFR-01Pro」を発表した。同日8時よりクラウドファンディングサービス「Makuake」にて先行予約販売を開始したところ、開始2時間後の10時時点で1,000万円を突破する好調な滑り出しとなっている。

NFR-01Proは昨年の道路交通法改正で新設された特定原付の規格に適合した電動バイク。自転車のようなペダル付きの車体に、20km/hまで出力可能な電動モーターを搭載している。16歳以上であれば原付免許不要で運転可能だ。

同社は新たな乗り物のカテゴリーとして「電動サイクル」を提唱。電動パワーを活用しつつ、自転車のような手軽さと扱いやすさを実現したNFR-01Proを、通学や買い物、シニア層の移動手段など幅広いシーンに適した次世代モビリティとしてアピールしている。

車体には取り回ししやすいコンパクトなサイズや折りたたみ機構を採用。1回の充電で40kmの走行が可能なバッテリーを備え、急な坂道でもスロットル操作だけでパワフルに走行できるという。スマートフォン連携機能も充実しており、専用アプリで鍵の施錠や位置情報の確認などが行える。

NFR-01Proの開発には、シェアサイクルサービス大手のOpenStreet株式会社との共同プロジェクトで得られた知見が活用されている。耐久性に優れ、IoT技術を駆使した先進的な設計は、同社がシェアリング向けに培ってきたノウハウの賜物だ。

一般向け販売モデルでは、電動キックボード等の小型電動モビリティでは多くない2年のメーカー保証を用意。Makuake限定の先行予約販売では、さらに1年の延長保証を付帯する手厚いサポート体制を敷いている。

カラーはマットブラックとラテベージュの2色を用意した。glafitは新提案する「電動サイクル」の魅力をアピールし、老若男女問わず多くのユーザーに受け入れられる新しいモビリティの普及を目指す考えだ。

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FDA、往復航空券とキャンピングカーレンタルがセットになった新しい旅行商品を発売

株式会社フジドリームエアラインズ(FDA)は、鈴与レンタカー株式会社とラド観光株式会社との共同企画により、FDA便の利用と静岡空港または名古屋(小牧)空港でのキャンピングカーレンタルがセットになった旅行商品「自由な旅行のすゝめ キャンピングカーの旅」の販売を開始しました。

この商品は、往復のFDA航空券に加え、キャンピングカーとキャンプ道具セットのレンタル代も旅行代金に含まれているため、キャンピングカー初心者でも気軽に利用できるのが特徴です。販売期間は2024年3月1日から10月24日まで、対象路線は静岡空港発着路線と名古屋(小牧)空港発着路線(一部路線を除く)となっています。

レンタルされるキャンピングカーは、名古屋小牧空港ではバンコン型の「BADEN」(乗車定員7人、就寝定員4人)、富士山静岡空港では「TOY’S BOX 540」(乗車定員・就寝定員ともに5人)が用意されます。どちらも断熱性に優れ、TV、カセットコンロ、給排水タンクなどを装備しています。

旅行代金には、寝具、タープ、テーブル、チェア、調理セットなどのレンタル用品も含まれており、手ぶらで旅行を楽しめます。ただし、利用にあたっては25歳以上で普通免許取得から3年以上の運転経験が必要で、ペットの同乗はできません。また、道の駅や高速道路のサービスエリア・パーキングエリアでの宿泊、公共の電源の無断使用、ゴミの不法投棄などは禁止されています。

FDAでは、この新商品により、これからの季節にキャンピングカーを利用した自由な旅行を楽しんでもらえることを期待しているとのことです。

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フジドリームエアラインズFDAで行く!キャンピングカーの旅(名古屋・静岡)|ラド観光 (rado.co.jp)

岩手県に初のキャンパー向け森林レンタルサービス「forenta-IWATE 奥州キャンプエリア」がオープン

岐阜県東白川村に本社を置く株式会社山共が展開するキャンパー向け森林レンタルサービス「forenta(フォレンタ)」が、岩手県奥州市に全国で16個目となるエリアをオープンします。

「forenta-IWATE 奥州キャンプエリア」と名付けられたこのエリアは、奥州市の中心地から車で東に15分に位置する里山で、2024年5月1日から利用が開始されます。

同エリアでは、なだらかな地形の広葉樹林が18区画に分けられ、利用者は年間契約することで、予約なしでいつでも自由にキャンプや森林浴、ブッシュクラフトなどを楽しむことができます。田んぼに囲まれた小高い里山で、車で区画のすぐ隣までアクセス可能。静かな環境の中で、四季折々の自然を満喫できるとのことです。

forentaは、人と里山の良い関係を復活させたいという運営者の思いから生まれたサービス。過度な伐採や整地を行わず、自然の姿のまま森林を貸し出すことで、環境負荷にも配慮しています。利用者にとってはリフレッシュできる場所であると同時に、奥州の里山から周辺地域へと経済効果が広がることも期待されています。

オープンに先立ち、4月13日と14日の両日、内覧会が開催されます。利用を希望する方は、内覧会に参加し、選考を経た上で契約することになります。年間利用料金は、個人契約が66,000円、法人契約が99,000円(いずれも税込)です。

株式会社山共は、1955年より林業と製材業を営み、2020年に森林レンタルサービスを開始。現在、直営1エリアとフランチャイズ14エリアを展開しています。

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forenta 奥州

キャンプ収納の定番「トランクカーゴ」に新たな利便性 ルーフキャリア固定ベルトとショルダーベルトが登場

キャンプ用収納ギア「トランクカーゴ」の人気ブランド、リス株式会社から新作ベルトが登場した。「ルーフキャリアベルト」と「ショルダーベルト」の2種で、従来の使い勝手に幅を持たせた製品デザインだ。

トランクカーゴは無骨でシンプル、しかし使いやすさが高い収納ボックスとして愛用者多数。今回の新製品はそんなトランクカーゴをさらに活用できるアイテムとなっている。

ルーフキャリアベルト(2,480円)は車載時の作業効率化を図ったもの。従来の固定ベルトでは手順が多かったが、この新作はベルトの先端が輪状になっていてキャリアへの取り付けが簡単。またカムバックル付きベルトと固定ベルトの2ピースで装着もスムーズだ。

さらにPVCカバーでルーフへの傷つきを防ぎ、余剰ベルトをまとめるファスナーベルト付き。こうした細部にまでこだわり、快適に使える設計になっている。

一方のショルダーベルト(1,980円)は小型収納ボックス「スタックカーゴ」に取り付けて活用する。スタックカーゴの連結バックルにベルトを通し、荷物を肩に掛けて運搬できるようになる。

クッション入りのショルダーパッドが肩への負担を軽減し、裏面の滑り止め加工でベルトのズレも防げる。さらにアジャスターでベルト長の調整も可能で、誰でも最適な長さに設定できる。

例えばルーフキャリアベルトは、キャンプギアを車に積む作業時間を大幅に短縮。到着時に荷物の整理で手間取る事もなくなるだろう。一方ショルダーベルトは両手が空くので、設営や撤収の際に重い荷物を運ぶ手間が軽減される。

キャンプだけでなく、レジャーでの日曜大工や園芸作業、アウトドアスポーツでの器具の運搬などにも役立ちそうだ。

キャンプ・アウトドア収納ボックスブランド|トランクカーゴ 【TRUNKCARGO】

東武鉄道とPathfinder、サイクリスト向け片道レンタカー「NIKKOカタレン」スタート 日光の春を自転車で満喫

東武鉄道とMaaS(Mobility as a Service)研究開発企業のPathfinderは3月11日、サイクリスト向けのサイクルキャリア付き片道レンタカー「NIKKOカタレン」の予約受付を開始した。東京と日光間を移動しながら、日光のサイクリングスポットを自由に巡ることができるサービスだ。

日光は春になると、いろは坂や日光杉並木など、サイクリストに人気の観光地が多数点在する。「NIKKOカタレン」は、こうしたスポットを効率よく回れるよう、自転車を簡単に積載できるサイクルキャリア付きのレンタカーを用意。東京から日光へ車で移動したり、東武鉄道で自転車とともに来訪し、現地で借りたレンタカーに乗り換えて周遊したりと、多様な旅程を可能にする。

利用ルートは、東京の北千住駅から日光の下今市駅間の片道コース、下今市駅発着の周遊コースの2種類。特筆すべきは片道利用の場合、乗り捨て料金が無料なこと。東京と日光でレンタカーをリレーする仕組みにより、回送コストを抑えているためだ。

レンタル料金は24時間で6,160円からとリーズナブル。ほかのレンタカーサービスと比べても割安感がある。サイクルキャリアで自転車を最大3台まで積載できるため、ロードバイクやマウンテンバイクを気軽に運べる。

サービス開始は3月25日だが、予約受付は本日より開始。利用車種はコンパクトカーをラインナップしている。

Pathfinder社は「『日光市サイクルタウン』構想の一環として、サイクリストに優しい観光地づくりに向けた新たな移動スタイルを提供したい」と狙いを説明。東武鉄道との連携で、電車・レンタカー・自転車を組み合わせた周遊ルートを実現した。

同社が展開する「カタレン」は、レンタカー事業者と提携し、回送車両や上下の片道利用者をマッチングするプラットフォーム。車両を効率活用することで、事業者のコスト低減と収益拡大を後押しする。

サイクリストにとって、行きたい場所から自転車で旅を始められるのは大きな魅力だ。一方、車の回送コストを削減できる新たなレンタカーの形としても注目される。自転車ブームとレンタカー需要をうまく掛け合わせた、画期的なサービスの登場と言えそうだ。

乗り捨て0円片道レンタカーカタレン|東京-日光 (kataren.jp)

Broseがeバイクにサイバーセキュリティを標準装備 – 革新的な脅威対策技術で安全性向上

ドイツのBrose eBike Systemsは2月28日、2024年に発売予定の新型48Vシステムに高度なサイバーセキュリティ機能を標準装備すると発表した。自動車分野で実績のあるCYRES Consultingと共同で、ハッキングや不正な改造から守る堅牢な概念を開発した。

新システムの心臓部であるDrive³ Peakモーターと、バッテリー、コントロールユニット間の通信には最新の暗号化技術が用いられる。これにより不正なアクセスやチューニングを効果的に防げるという。交換部品の組み込みも容易になる。

Broseのフロリアン・ザック氏は「eバイクへの不正アクセスが増えており、システムのサイバーセキュリティが重要課題となっていた。今回の対策で誤作動のリスクを最小化し、メーカーや販売店の不安を解消できる」と説明した。

主な対策は、ソフトウェアを使ったモーター・チューニングの防止だ。これがeバイクの大きな安全問題となっていた。コンポーネント間の通信の保護により、全体の安定性も大幅に向上する。さらに、不適切な修理ツールの使用もブロックされる。

自動車分野で実績のあるCYRESと協業した理由は、同社の高い基準をeバイクに転用するためだ。開発には約6カ月を要したが、革新的でクルマ並みのセキュリティ水準を達成できた。

CYRES のヤン・ピーター・フォン・フニウス氏は「Broseのサイバーセキュリティへの先見性は非常に高く評価できる。我々コンサルタントにとっても有意義なプロジェクトとなった」と振り返った。

Broseは安全性だけでなく、サイバーセキュリティもeバイクの重要な付加価値と位置づけている。ハイレベルなセキュリティ対策の標準化は、Broseがリーダーシップを発揮する点でもユニークな取り組みといえるだろう。

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Home (brose-ebike.com)

石川の名所巡る義援金ツアー ジャイアント、サイクリングで被災地支援

自転車メーカー大手ジャイアントが能登半島地震の復興支援を目的とした2日間のサイクリングツアーを企画、石川県内の名所を巡るコースで3月30、31日に開催する。

ツアーは被災の少なかった金沢市以南のエリアを巡るコースで、1日目は金沢城公園を出発し、源義経ゆかりの「安宅の関」、那谷寺、きばがた公園などを経由。約88kmを走り、白山市で宿泊する。

2日目は白山比咩神社を参拝後、手取川の綿ケ滝へ。「手取キャニオンロード」を通り金沢に戻り、にし茶屋街を散策してゴール地点へ向かう約67kmのコースとなる。

参加費は5万4000円(シングルルーム)で、宿泊代、食事代、サイクリングガイド2名、補給食・飲料の提供、サポートカー運行が含まれる。レンタルサイクルの準備や前泊後泊のホテル手配も可能だという。同社は今回のツアー売上金額から経費を除いた全額を日本赤十字社の義援金として寄付するという。

定員は15名で、最少催行人数は10名。18歳以上の健康なサイクリストが対象で、自転車のブランドは不問。集合は3月30日午前7時半~8時の間に金沢城北市民運動公園駐車場とされている。サイクリングガイドとサポートカーがツアーを支え、飲食の補給や手荷物の運搬、メカニックサポートを行う。

同社は過去にも被災地復興支援のサイクリングツアーを企画しており、サイクリングを通じて被災地に寄り添い、思い入れを込めて企画したと説明している。

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「石川応援サイクリングガイドツアー」を開催 – News (giant.co.jp)

スコットスポーツ、軽量モーターを搭載した新型電動マウンテンバイク「Voltage eRIDE」を海外で発表

スイスの自転車メーカー、スコットスポーツは最新の電動マウンテンバイク(e-MTB)「Voltage eRIDE」を発表した。新型の「Voltage eRIDE」は軽量なミッドモーター「TQ HPR50」を搭載し、6つのバージョンがラインナップされている。

「Voltage eRIDE」シリーズは、前160mm、後155mmのフルサスペンションセットアップを備えている。海外で発売されたモデルは「eRIDE 900 SL」「eRIDE 900 Tuned」「Contessa Voltage eRIDE 900」「Voltage eRIDE 910」「eRIDE 920」「Contessa Voltage eRIDE 910」の6機種だ。

モーターは、最大トルク50Nmで時速25km(EU仕様)または20マイル(33km/h・米国仕様)までの走行が可能なTQ-HPR50ドライブユニットを搭載。重量1.8kgのミッドドライブユニットには360Whのバッテリーが組み合わされ、オプションの160Whの拡張バッテリーも用意されている(「900 SL」は標準装備)。

スマートフォンアプリ「TQ」でパワー出力を調整でき、ハンドルリモコンによる運転中の操作も可能。トップチューブに装備された液晶ディスプレイでバッテリー残量、走行速度、残距離などが確認できる。

サスペンションは安価な「920」と「Contessa 900」がMarzocchi、Foxで前後150/155mm、その他のモデルはFox製の前後160/155mmストロークとなる。変速機とディスクブレーキはグレードにより、SRAMまたはシマノ製が採用される。

タイヤはMaxxisだが、モデルによりタイプが異なる。車体重量は最軽量の「900 SL」が約17.9kgと軽量化が図られている。

米国、英国、オランダなどで販売され、価格は下位の「eRIDE 920」が6,599ドル(約85万円)からとなる。一方、最上位の「900 SL」は12,999ドル(約170万円)。スコットジャパンの公式Webサイトによると、現在、日本国内投入に向けて企画開発を行っているとのことだ。

日本RV協会、京都と福島に新たな「RVパーク」2施設を認定 車中泊の新しい楽しみ方提案

国内で車中泊の普及を目指すJRVAは3月8日、京都府亀岡市の「京都湯の花RVパーク」と福島県猪苗代町の「RVパーク Roots猪苗代 School Area」の2施設を今年度新たに認定した。

京都湯の花RVパークは、戦国時代から続く湯の花温泉郷内に位置。足湯を備えたレストランや、徒歩圏内の日帰り温泉施設など、温泉を堪能できる環境が整っている。周辺は山々に囲まれた自然豊かな景観で、ペットと一緒に車中泊を満喫できる。

一方のRVパーク Roots猪苗代 School Areaは、廃校となった小学校をリノベーションした施設だ。カフェやサウナ、BBQ体験など多彩なアクティビティが用意されており、猪苗代湖の雄大な自然に囲まれた非日常的な体験が楽しめる。

JRVAは2012年から全国での「RVパーク」認定活動を行っており、現在400カ所を超える施設を備えている。これまで道の駅や遊園地などの施設に隣接する形が一般的だったが、今回認定した2施設はそれぞれ温泉地とリノベーション施設という、新たな発想による立地となった。

JRVA会長の荒木賢治氏は「RVパークでは、宿泊施設のようにホテルでの滞在スタイルを強いられることなく、自由に地域の魅力を楽しめる。古くから車中泊が親しまれてきた欧米とは異なり、日本では認知度が低かったが、最近では関心が高まってきている」と話す。

認定施設では、ゴミ処理場や電源、水道といった設備が整備されているほか、24時間トイレの設置やペット同伴可など、快適な車中泊が可能になっている。利用料金は1泊3300円(1区画)と手頃な価格設定だ。

JRVAは今後も、全国各地で認定施設を拡充し、日本人に「RVパーク」での新しい車中泊スタイルを提案していく方針だ。

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滋賀県が”ビワイチサイクリングマイレージ”を開催 – 顔出し看板やダムカードで沿線の魅力を満喫

滋賀県は3月4日から9月1日まで、県内一周の「ビワイチ」サイクリングを盛り上げるキャンペーン「ビワイチサイクリングマイレージ」を実施する。専用アプリを使って距離に応じてポイントが貯まり、対象スポットへの立ち寄りでさらにポイントゲットできる。

主催の滋賀プラス・サイクル推進協議会はこのイベントを通じて、ビワコ沿線の観光地への来訪を後押ししたい考えだ。

ポイントが貯まればさまざまな景品に応募可能で、抽選で宿泊券やグッズが当たる。対象となる32か所のスポットには、各市町が選んだ顔出し看板やフォトスポットが13か所、ダムカードが手に入る8ダムがある。

顔出し看板スポットでは、曳山博物館や日野駅周辺など、地元の名所での記念撮影を楽しめる。一方のダムカード集めは、姉川ダムや宇曽川ダムなど8か所で挑戦できる。

さらに一部のスポットでは、アプリ画面を見せると入浴料の割引やグッズの特典が受けられるなど、参加した方だけの嬉しい特典も用意されている。

マイレージTOPページ提示で「ビワコ」と呼ばれるデジタル地域通貨もプレゼントされ、将来のイベントで使える予定だ。8ダムすべてを制覇した人には「スペシャルダムカード」が授与される。

ポイントランキングの上位入賞者も表彰され、サイクリングを盛り上げようとするユニークな企画となっている。歴史や自然が残る沿線の魅力を、ゲーミフィケーションを交えて体感できそうだ。

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ビワイチサイクリングマイレージ 第3期 2024/3/4(月)~2024/9/1(日) (pluscycle.shiga.jp)

デイトナのファット系Eバイク「DE04」マクアケ限定モデルを発売

株式会社デイトナは、電動アシスト自転車「Daytona Mobility DE04」の限定カラー「リンクルアンバー」をMakuakeにて限定販売すると発表しました。限定販売は3月8日12:00から開始される予定で、限定40台のみの提供で、購入は先着順となり、限定数に達次第販売終了となります。

DE04のコンセプトは「ちょこっとアウトドア」であり、特有の“リンクル”塗装を施すことでファットタイヤ系とのタフな印象を与えるとともに、トラディショナルなデザインが特徴です。デザイン面では、ミキストフレームと3インチ幅の極太タイヤを組み合わせることで、力づよさとアウトドアスタイルを具現化しているのが特徴です。フェンダーは標準装備で、20インチ×3.0(76-406)のタイヤを採用し、155cmから185cmの適応身長をカバーします。

また、バッテリーは取り外し可能で、内部にUSB-typeAの給電ポートを搭載し、室内での充電やスマートフォン等の充電が可能です。他にも、フロントバスケットやセンタースタンドも標準で装備しています。

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Makuake(マクアケ)-デイトナモビリティ DE04

台湾のEバイク用モーターメーカー「Hyena」 新型モーターUniDrive70を発表

台湾の電動アシスト自転車システムメーカーで有名なHyenaは、ミッドドライブシステム「UniDrive 70」の発表を行いました。

Hyenaは、ハブモーターシステムの提供と電動アシスト自転車のデジタルサービスで評価されていることで知られており、日本ではCannondale Compact NeoやTREK FX+に採用されていることで知られています。

UniDrive 70は、Hyenaの軽量でコンパクトな設計原則への取り組みを反映しており、2.4kg未満の重量と70Nmのピーク出力トルクを実現。類似のミッドドライブシステムと比較して体積を15%から30%削減し、軸長の短縮によりQファクターを171mmに抑えています。

また、HyenaはBS-B540+内蔵バッテリーシステムと新しいカラースクリーンのHMI Vividシリーズも導入。バッテリーは540Whの大容量を持ち、レンジエクステンダーで走行範囲を拡張するオプションを提供します。また、Hyenaは電動自転車のライフサイクル全体をカバーする包括的なクラウドベースのソフトウェアサービスを提供しています。この新しいドライブトレイン製品の発売に伴い、開発者ツールのソフトウェア展開、新しいメーカーおよびディーラーサポートツール、ブランドツールの新機能の導入が発表され、さらに、北米およびヨーロッパに新たな物理的サービス基地を設立し、地域の顧客技術とアフターサービスを強化しています。

日本国内ではサービス拠点はありませんが、Hyena製モーターを搭載したEバイクが販売されているため、日本導入の可能性はあるでしょう。

関連リンク

Hyena E-bike Systems | Comprehensive Solutions for E-Bikes (hyena-ebike.com)