水曜日, 1月 27, 2021
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スペシャライズドの入門MTB「Rockhopper(ロックホッパー)」がモデルチェンジ

スペシャライズド ジャパンは5月13日、トレイルライド向け入門MTB「Rockhopper(ロックホッパー)」を発表した。 A1プレミアムアルミに、軽量化を図るために中央部を薄くし、接合部付近を厚くするバテッド加工が施されたパイプを採用したフレームは、レーシングハードテイルバイクのEpic HTを参考にし、カジュアルライドも楽しめる設計を採用。ヘッド角度やリーチはEpic HTとほとんど同じで、チェーンステイはEpic HTよりも少し長く設定し、安定感を重視している。また、ワイヤーは内蔵式を採用した。ハブ関連は、フレームのリアハブは135×9ミリの従来型クイックリリース仕様だ。 上位モデルの「Rockhopper Expert」と「Rockhopper Comp」は、フロントチェーンリングが1枚の1X(ワンバイ)を採用した。 Rockhopperは「Expert」「Comp」「Sport」の3モデルを用意。 Rockhopper Expert 29は、A1プレミアムアルミに、 RockShox Judy, Solo Airフロントサスペンションフォークの組み合わせ。コンポーネントはSRAM SX Eagle 12段変速で、クランクは SRAM SX Eagle 30T、スプロケットはSRAM PG-1210 Eagle, 11-50T。ブレーキはSHIMANO BR-MT200...

春のグラベルキング限定タイヤで行く狭山湖サイクリング【インプレッション】

軽くて乗り心地が良く、舗装路を軽快に走行できるスポーツライド用タイヤや、頑丈さを重視したコミューター用タイヤ等は沢山あるが、両方の要件を両立したタイヤは少ない。パナレーサー「グラベルキング」は、スポーツライド用タイヤながら耐サイドカット等の耐久性を重視した数少ないタイヤの1つだ。   2020年3月には、数量限定の新色「グラベルキング・リミテッドカラーエディション」が登場した。カラーはパープル、マスタード、オリーブの3色に、ブラックサイドかブラウンサイドが選択できる。「グラベルキング」は、700×32C、35C、38Cを用意。セミノブ仕様の「グラベルキングSK」は、700×32C、35C、38C、43C、26×2.1を用意している。 今回、グラベルロードバイク「Specialized Diverge E5」にグラベルキング700×32C、オリーブカラー/ブラウンサイドを装着し、狭山湖、多摩湖をサイクリングを実施した。 「オンロードとグラベルサイクリングを両立する性能を持っている」グラベルキング 700×32C 狭山湖(正式名称:山口貯水池)は、埼玉県所沢市・入間市にある人造湖で、周辺には未舗装路の砂利道があることで知られており、自転車で散策するには丁度いいエリアだ。 今回装着したグラベルキング 700×32Cの特性を一言で表すと「メインはオンロードだが、グラベルも通過できる性能を持っている」。太いタイヤのように強力なグリップでカーブを楽しむより、安心して散策サイクリングを楽しむタイヤだろう。700×28C(グラベルキング リミテッドカラーエディションにはラインナップに無い)になると、グラベルで滑らないように慎重な運転になるため、グラベルをサイクリングするのなら最低限のタイヤ幅と言える。 また、グラベルキングだと、写真のように路面がゴツゴツした場面でも安心して通過できる。一般的な舗装路スポーツサイクリング用32ミリタイヤの場合、タイヤサイドの耐久性が低いため、荒れた道を走行すると、タイヤサイドを切ってパンクしてしまう事が多い。その点、グラベルキングはタイヤサイドが頑丈なため、安心して走る事が可能だ。 もし、32C相当の細めのタイヤでもグラベルのグリップを重視するのならセミノブ仕様の「グラベルキングSK」がお勧めだ。セミノブのお陰で細めのタイヤでもグラベルでグリップしてくれる。クロスバイクは、700×32~35Cまでの幅しか履けないモデルもあるため、貴重なタイヤだろう。 舗装路の多摩湖では軽快にサイクリングを楽しむ事ができる。砂利道もこなせながらタイヤの重量が軽いのもある。また、コミューター用タイヤよりもしなやかで乗り心地が良いためロングライドも可能だ。そして、グラベルキングはチューブレスレディに対応しているので、チューブレスレディ化で転がり抵抗の削減や乗り心地の向上もできる。 グラベルサイクリングが似合うオリーブカラー 今回、チョイスしたグラベルキング・リミテッドカラーエディション オリーブカラー/ブラウンサイドは、カラータイヤの中では珍しいオリーブ色を採用している。カラータイヤでは珍しく、自然の中に溶け込みやすく、自転車を組み合わせた風景写真を撮っても違和感がない。 また、このカラータイヤは、走らせたほうが良い色合いになるという特徴を持っている。一般的なカラータイヤは、走行させない状態が一番良い物が多く、実際に走らせるとくすんでしまい、カッコ悪いタイヤが多い。しかし、今回試したグラベルキング リミテッドカラーエディションは、実際に走らせて”エイジング”させたほうが似合うと感じた。今回装着したオリーブ/ブラウンサイドの場合、グラベルを走るとくすんで良い色合いになる。 グラベルロードなどグラベルバイク用タイヤでは貴重なカラータイヤを採用したグラベルキング・リミテッドカラーエディション。各色各サイズ100本の限定のため、気になったら早めに購入したほうが良いだろう。 「GRAVEL KING」リミテッドカラーエディション一覧 ブラウンサイド仕様 ブラックサイド仕様 サイズ/重量:700×32C(290g)、35C(310g)、38C(330g) カラー:パープル/ブラック・ブラウンサイド、マスタード/ブラック・ブラウンサイド、オリーブ/ブラック・ブラウンサイド タイプ:TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル) テクノロジー:「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)、「AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)、「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング) ...

パナレーサーのグラベルロード向けタイヤ「グラベルキング」に数量限定の新色が登場

パナレーサーは、舗装路から未舗装路まで自由に快適に走りたいサイクリストのために開発された自転車タイヤ「GravelKing」シリーズに数量限定の新色が登場したと発表した。 グラベルキング2020年限定カラーは、パープル、マスタード、オリーブの3色を用意。独特の気品と高級感が漂うパープル、スパイシーでパンチのあるマスタード、新鮮で明るい果実をイメージさせるオリーブと自転車用タイヤには珍しいカラーで、バイクやパーツ、ウェアとのコーディネートが楽しめる。 また、「GravelKing SK」には根強いファンがいる26インチモデルもラインナップ。各色各サイズ100本のみの数量限定となる。両モデルとも、チューブレスコンパーチブル(チューブレスレディ仕様)で、価格は5,191円(税抜)、2020年3月中旬発売予定。 「GRAVEL KING」リミテッドカラーエディション サイズ/重量:700×32C(290g)、35C(310g)、38C(330g) カラー:パープル/ブラック・ブラウンサイド、マスタード/ブラック・ブラウンサイド、オリーブ/ブラック・ブラウンサイド タイプ:TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル) テクノロジー:「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)、「AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)、「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング) 価格:5,191円(税抜) 発売予定日:2020年3月中旬発売(予定) 「GRAVEL KING SK」リミテッドカラーエディション サイズ/重量:700×32C(330g)、35C(380g)、38C(420g)、43C(510g)、26×2.1(620g) カラー:パープル/ブラック・ブラウンサイド、マスタード/ブラック・ブラウンサイド、オリーブ/ブラック・ブラウンサイド ...

走行性能と折りたたみを両立した「大径ホイール折りたたみ自転車」を解説

小さく折り畳めることで、一般的な自転車よりも持ち運びがしやすい折り畳み自転車。多くの折り畳み自転車は、折り畳みサイズを小さくするために小径ホイールを採用しているが、一部では24インチや26インチといった、大径ホイールを採用した折り畳み自転車がある。利点は小径ホイールよりも段差に強く、安定して運転できる事。欠点は折り畳みサイズが大きい事だ。 そんな大径ホイール折り畳み自転車はマイナーな存在だ。折り畳み自転車の世界は、コンパクトに折りたたんで使うのを重視する傾向がある。また、一般的なスポーツ自転車は車輪を外して袋に入れる輪行ができるため、大径ホイール折り畳み自転車の需要が少ないのもあるだろう。そんな状況でも日本で売られているモデルを紹介する。 24インチ横折れタイプ Tern・Node C8 20インチ折り畳み自転車「Tern Link」シリーズをそのまま大きくしたようなモデルがTern Node C8。泥除けを装備した街乗り仕様の折り畳み自転車だ。一般的な大径ホイール折り畳み自転車とは違い、ハンドルポストも折れるため、比較的コンパクトに折りたためる。大径ホイールでもできるだけコンパクトに折り畳みたい人に向いている。 FBL jointアルミフレーム/スチールフォーク Vブレーキ 46T(前)Shimano, CS-HG31, 11-34T,8-speed(後ろ) Schwalbe Impac Big Pac, 507, 24×2.00 F/V(タイヤ) 折り畳みサイズ:W86×H84×D39cm 重量:14.0kg 26インチ横折れタイプ Dahon・Espresso D24 武田産業・シナネンサイクルが取り扱っているDahon Espresso D24は、日本で売られているDahonの中で唯一の大径ホイール折り畳み自転車。ZOOM製フロントサスペンションを採用しマウンテンバイク風味をもたせている。D4DSTEM搭載し、折り畳み時には奥行きを極限までフラットにすることを実現。 XA...
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【全国版】ロードバイクがレンタルできるレンタサイクル店一覧

  自転車ブームの良い点と言えばレンタサイクルの増加だ。かつて、レンタサイクルと言えばごく一部の観光地にしかなく、レンタルできるのは買い物用自転車しかない状況だった。しかし、現在は様々な所で、軽量で軽く走れるスポーツサイクルがレンタルできる所が増えつつある。また、少なくない所ではロードバイクに乗れるレンタサイクルも登場してきた。今回は、北は北海道から東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄地方にあるロードバイクに乗ることができるレンタサイクルをまとめた。但しレンタサイクルはレンタサイクル会社の都合によって情報が変わる可能性が非常に強いため、ご自身の責任において利用してください。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/26434 https://www.cyclorider.com/archives/31406 宅配レンタルサービス Power kids オンラインストア ロードバイクの宅配レンタルという珍しいサービスを提供しているPower Kids。ロードバイクはTREK、Cannondale、Scott等の有名ブランドのアルミフレームモデルがメイン。また、これ以外にもジュニアロードバイクもレンタルできる。 https://power-kids.co.jp/rental-bike/ 場所:全国どこへでもレンタル可能 車種: ・ロードバイク:TREK、Cannondale、Scott等 この他にもジュニアロードバイクもレンタル可能。 料金: 5日間レンタル:¥15,000~ 10日間レンタル: ¥25,000~ この他にも長期レンタルもある。 一般的なレンタサイクルよりも特殊なため注意事項はよく読むこと。 北海道 知床 サイクリングサポート Specialized製のスポーツサイクルをレンタルできるのが売りの知床サイクリングサポート。一部地区は配送も可能。レンタサイクルだけでなくサイクリングツアーも行っている。 http://www.shiretokocycling.com/ja/ 場所:〒099-4355b 北海道斜里郡斜里町ウトロ東96 車種: ・ロードバイク:Specialized この他にもクロスバイク、マウンテンバイク、ジュニアMTBもレンタル可能。 料金: 一日(日没まで) :¥6,000 2時間、半日(6時間)プラン、レンタル日時追加プランもあり。 ロードバイクは、安全のためにスポーツサイクリング経験者限定。ウトロ地区内は配送料無料。一部エリアは有料で配送可能。営業期間:夏季4月下旬~11月上旬、冬季2月上旬~3月下旬のため注意。 トコトコサイクリング 北海道 富良野地方にあるトコトコサイクリングは、スタート地点、ゴール地点を自由に決めることが可能。(場所により配達やピックアップなどは有料。)レンタル可能なロードバイクはAnchorやKOGAブランドのロードバイク。3~5名でサイクリングツアーも行っている。 http://www.art-box.co.jp/rental.html 場所:中富良野町内は無料で配送可能 。 車種: ・ロードバイク:KOGA、Anchor この他にも電動アシスト自転車、子供乗せ自転車、マウンテンバイクもレンタル可能。 料金: 一日:¥5,000 レンタル日時追加プランもあり。 花サイクルクラブ 女性のためのロードバイクサイクリングクラブ「花サイクルクラブ」は、サイクリングツアーだけでなく、宅配専門のロードバイクレンタルも行っている。対応エリアは札幌市内中心部。レンタル可能なロードバイクはアンカーの女性向けロードバイクと男性向けロードバイクをラインナップ。 http://www.hana-cycleclub.jp/menu/rental/ 場所:札幌市内中心部を宅配可能。 車種: ・女性向けロードバイク:ブリヂストンアンカー ANCHOR RA5...

2021年モデル最新版 10万円以下のロードバイクまとめ ディスクロード等もピックアップ

(2020年12月2日更新)ロードバイクと言えば何十万円もするモデルや、100万円クラスの非常に高価なモデルが少なくない。そんなロードバイクの世界でも、10万円以下のロードバイクもエントリークラスの価格帯が用意されている。自転車ブランドのロードバイクなら、安価なロードバイクでも楽しく走れるだろう。 今回は10万円以下のロードバイクをピックアップ。また、参考として10万円にプラスアルファで購入できるロードバイクも紹介する。10万円に少し加えると、最新のトレンドを採用したモデルを選ぶ事ができるので、可能であれば予算は増やしたほうが良いだろう。価格は追記が無い限り税抜き表示。 2021年モデルの10万円以下のロードバイクの傾向 2021年モデルでは、10万円プラスアルファや10万円以下で購入できるロードバイクでも、ディスクブレーキ仕様が増えてきた。高価格帯のロードバイクでは定番となっているディスクブレーキロードバイク。2021年モデルでは低価格のエントリーモデルと呼ばれている物でも増えている。 また、時代の流れに合わせて、フレームとタイヤの隙間にゆとりがある車体設計が増えている。これにより、ロードバイクでも28ミリや32ミリ以上の太いタイヤを装着できるモデルが増えている。 ディスクブレーキを採用したロードバイク ハイエンドロードバイクで主流になりつつあるディスクブレーキ付きロードバイク。10万円以下のモデルでもディスクロードが登場している。従来のキャリパーブレーキよりも軽いタッチで効くため、エントリーモデルでも普及するのは時間の問題だ。規格に関しても、殆どのモデルがハイエンドモデルと同じ規格(前後12ミリスルーアクスル、フラットマウントディスクブレーキ)を採用しているのがほとんどだ。   GT ROAD SPORT アメリカの自転車ブランド「GT」と言えば、マウンテンバイクやBMXで有名だがロードバイクもある。GT ROAD SPORTは、GTのアイコンであるシートステイはシートチューブと接触することなくトップチューブに接続されたフローティングデザインのトリプルトライアングルを採用。10万円を切る価格では貴重なディスクロードバイクの1台。 フレームはアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはFSA Tempo、50/34T、スプロケットはSunrace, 11-32 8速。ブレーキはPromax Render R機械式ディスクブレーキ。タイヤはVittoria Zaffiro、700x28c。価格は9万9800円。 出典:GT Bicycles KhodaaBloom FARNA DISC Claris KhodaaBloom FARNA DISC Clarisは8万円台で購入できる貴重なディスクロードバイク。小柄で手足が短めな日本人に合わせたフレーム設計のエンデュランスロードバイク「FARNA」をベースにしたディスクロードバイク。8万円台と低価格ながら、コスト削減しやすいクランクやスプロケットはシマノ製を採用したり、コンチネンタル製のタイヤを装着するなど、低価格ながら細かい所にこだわっている。 フレームはAll-New“EAST-L”Triple butted.SmoothWeldアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはSHIMANO FC-R2000、50/34T、スプロケットはShimano, 11-32 8速。ブレーキはTEKTRO...

ボッシュ最新のE-Bikeユニット「Performance Line CX」を試乗 その実力とは?

日本でも注目されつつある電動アシストスポーツ自転車のE-Bike。日本でもヤマハ・パナソニックなどの大手電動アシスト自転車会社が、E-Bikeを販売しているだけでなく、シマノ等の部品会社がE-Bike用ドライブユニットを供給し、注目を集めている。 そんな中、ヨーロッパで人気のE-Bikeユニットブランド「Bosch」で有名なのが、E-Bike/E-MTB用ドライブユニット「Performance Line CX」だろう。Performance Line CXは、E-MTB等のスポーツタイプのE-Bike用ドライブユニットで、開発コンセプトは「Uphill flow(坂を駆け上がる楽しみ)」で、マグネシウム材の使用と内部機構の新設計により従来モデルより25%の軽量化と48%の小型化を達成。定格出力250W、最大トルク75Nmを発揮し、日本国内で発売されているハイエンドE-Bike用ドライブユニットと同クラスの出力を実現した。 今回、シクロライダーは、11月2~4日に幕張メッセで開催した「サイクルモード2019」内のメディア向け試乗会に参加し、3台のPerformance Line CX搭載E-Bike(Corratec E-POWER X-vert、TREK Alliant+、TREK Powerfly5)の試乗を行った。今回はPerformance Line CXユニットの特性を中心に紹介しよう。 パワー・クイックレスポンス・低ノイズを実現したE-Bikeユニット 現在、日本のE-Bike界でトップクラスのドライブユニットと言えば、シマノ・STEPS E8080、パナソニック・スポーツドライブユニット、ヤマハ・PW-Xの3つだろう。この3つのドライブユニットは、急坂でも力強く進むパワーを持ち、踏んだ時に即座に反応するクイックなレスポンスを持っており、スポーツサイクルの楽しさを増幅してくれる。そして、今回試乗したBosch Performance Line CXも、トップクラスのE-Bikeユニットの1つだ。 SPORTモードやTURBOモードでの発進は自然さを残しながら力強い加速を行う。STEPSのように高ケイデンスで走行するタイプではなく、ケイデンスとトルクを重視したヤマハ等のバランス系に近い。また、アシスト切れが発生する速度(法律では24km/hまで)近くまで、ギリギリアシストを行うようだ。E-Bikeのドライブユニットは、アシスト切れが発生する速度のマージンを多く取るタイプも存在する。特に舗装路走行を行う際、21km/hと早めにアシストが切れるのと、23~24km/hまで限界ギリギリまでアシストが切れるのは、意味が全く違うのだ。 そして、注目なのがアシスト作動時の音だろう。大出力・大トルクを出すハイエンドE-Bike用ドライブユニットは、アシスト時に発するノイズが大きい。しかし、Performance Line CXは、高いノイズを発する「シマノ・STEPS E8080」や、比較的低いノイズを発する「ヤマハ・PW-X」よりも音が小さい。感覚としてはヤマハ・PW-SEと同等か少し音が大きいぐらいだ。ハイエンドE-Bikeユニットの中では静かな部類に入るだろう。 eMTBモードは名前を変えて、全車に標準装備するべき Performance Line CXシリーズの特徴と言えるのがeMTBモードだ。これは、ライダーの踏力の強弱に応じた最適なアシスト力を自動で提供してくれるモードで、従来のE-MTBが苦手とする、滑る斜面や狭いスペースでのターンなどテクニカルな場面でも、意のままにバイクをコントロール可能とのこと。Corratec E-POWER...

E-Bike界のスーパーカー「Bianchi e-SUV」シリーズ【海外モデル】

今まで、自転車の世界に無かったジャンルの1つに「スーパーカー」タイプがある。スーパーカーとは、高い運動性能とひと目を引くデザインを採用した贅沢で高価なスポーツカーの事を指す。自転車の世界でスーパーカーが無いのは、運動性能は実質的には人間が出すものと、ひと目の引くデザインを採用すると、重くなり走行性能を悪くしてしまう問題があるからだ。 そんな中、E-Bike界から、スーパーカーならぬスーパーE-Bikeが登場した。 Bianchiの海外向けE-Bike「e-SUV」は、従来のE-MTBのデザインから外れたスーパーE-Bikeと言えるモデルだ。他のE-Bikeと違うのがデザイン。ダウンチューブの造形を立体的にし、単色でも立体的に魅せるのに成功し、更にフレーム上部にエンブレムを装着した。ダウンチューブにはエアインテークを搭載し、ダウンチューブ内に内蔵されているバッテリーを冷却する効果を持っているようだ。 一番特徴的なのが、Rallyモデル装着されたフレーム一体式のフロントライト。これにより、従来の自転車には無い「顔」をつけるのに成功した。フレームとハンドルの段差をできるだけ無くすために、コラムスペーサーを無くす代わりにオートバイのカウルを意識したヘッドチューブを採用し、統一感を出している。リアスイングアームにもテールライトを装備した。 デザインだけでなくパフォーマンス面も追求しており、フレームはフレーム・リアスイングアームはカーボン製。フロント29インチ、リア27.5インチの異径ホイールを採用しており、FOX製のサスペンションには、MTB用電子制御サスペンションシステム「Live Valve」を搭載。ドライブユニットはシマノのハイエンドE-Bike用ドライブユニット「STEPS E8000」に大容量の720Whバッテリーを装備し、E-MTBの性能を追求している。 Bianchi e-SUVが従来の自転車ではできなかったデザイン性を追求できたのは、E-Bikeなのもある。例えば、内蔵ヘッドライトやテールライトは一般的な自転車なら装飾で、メンテナンス面から見てもただの重りとなるので付けないだろう。(最上級モデルのe-SUV Racerはライト無し)また、細かい調整よりもデザインを追求した所も、ポジション調整を追い込むときに欠点になる。しかし、電動アシストユニットを搭載したE-Bikeなら、多少の装飾で重くなったり、ポジション調整が雑でも電気の力で楽に走ることができるので問題にならない。 e-SUVは現時点では日本市場にやってくるかは不明だ。価格はE-SUV Racerで10.490ユーロ、E-SUV Rallyで9.490ユーロ、E-SUV Adventureで 6.790 euroユーロと、下手な小型オートバイよりも高価だ。しかし、50~250CCのオートバイには、大手ブランドで非常に高価なスーパーモデルの物が無いため、E-Bikeでスーパーモデルが登場できた事だけで、E-Bike市場の深さがわかるだろう。 従来の自転車やE-Bikeにはなかった性能とデザインを両立したスーパーE-BikeのBianchi e-SUV。価格もスーパーだが、e-SUVが成功したら、各社がスーパーE-Bikeを投入する可能性は高い。 https://www.bianchi.com/e-suv/