マンスリーアーカイブ 10月, 2017

GIANT Escape RXにグラベルキングSK 32cを導入した感想

自分が所有しているメインマシン(GIANT Escape RX3)・メインセカンドマシン(GIANT Escape RX4)のタイヤはグラベルキングしか使っていない。理由は舗装路での走りの軽さと乗り心地の良さ、砂利道を走行してもタイヤがバーストしないためで、ここ数年、メインマシンのタイヤはグラベルキングしか買っていない。 複数台持っていると、靴のように気分や場面によって自転車を変えて乗ることになるが、メインマシンとメインセカンドマシンのタイヤが、同じグラベルキング28Cではあまり意味が無いと思い、メインセカンドマシンのみグラベルキング28C からグラベルキングSK 32Cに変更してみた。Escape RX4に装着したところ、タイヤはフレームに接触はしていないが、フル泥除けを装着できるほどの隙間はない状態になった。 パナレーサー・グラベルキングSK32Cのファーストインプレッション グラベルキングSKは、グラベルキングのトレッドに小さい凹凸がついたバージョンで従来のグラベルキングよりも荒れた砂利道でもグリップ力が高いのが売りのタイヤだ。Escape RX4に装着したグラベルキングSKは32Cと、28Cよりも一回り太いタイヤとなっている。 グラベルキングSK 32Cはグラベルキング28Cと比較すると、良い部分は乗り心地が良くて砂利道でも安定して通過できること。28Cよりも一回り太い32Cはタイヤの中に入っている空気が多いので、段差や荒れた舗装路では28Cよりも柔らかい乗り心地となっている。個人的には、乗り心地と空気圧管理が比較的ずぼらで良いといった利点があるので、初めてスポーツサイクルに乗るような人は32Cのほうが良いと思う。 グラベルキングSK限定のセミノブトレッドは、舗装路を高速で走るのでないのなら特に問題はない。砂利道を走った感覚では、グラベルキング28Cでは注意して通過できる場面が、グラベルキングSK 32Cでは安心して通過できる場面に変わったと感じたので効果はあると思う。 グラベルキングSK32Cで欠点になるのが、舗装路をスピードを上げて走ること。少しスピードを上げて走りたいと思う場面では、グラベルキング28Cよりも加速しにくいのがわかる。コーナーが非常に少なく、舗装路が殆どしかないサイクリングロードを走った時はグラベルキングSKだと苦痛に感じた。 グラベルキングSK 32Cは、舗装路のスピードよりも道を気にしないで走ったり、乗り心地を重視したい人向けだろう。ちなみにグラベルキングSKは、ロードバイクやスピード重視の人向けに26Cや23CのグラベルキングSKがあるので、32C が嫌ならそちらを選んだほうが良い。   Panaracer(パナレーサー) GRAVEL KING 700×32 F732-GKSK-B posted with カエレバ Panaracer(パナレーサー) 2014-11-01 Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる

Benno Bike 2017年モデルが登場。車種はBALLONER Mensのみのラインナップ

ビーチクルーザーブランドのElectraの元創業者が立ち上げたBenno Bikesが日本にやってくる話を前に書いたことがあるが、どうやらBenno Bikesの日本公式サイトが立ち上がったようだ。 http://www.blessbike.com/bennobike/ 日本向けのラインナップは、26×2.3インチのファットなスリックタイヤを装着したアップライトツーリングモデルのBallonerの男性向け。変速機はシマノ・アルフィーネ内装8段変速、外装27段変速、外装8段変速のみとなっている。 アメリカのラインナップと比較すると、日本国内のラインナップは非常に少ないが、恐らく日本のアップライトツーリングバイクの市場が未知数なので慎重なのだと思う。オーダーページでは、2017年10月10日現在では、このような内容が掲載されている。 なお、日本国内販売開始にあたり、当初は「受注・生産制」をとらせていただきます。 よって、工場生産に必要な台数に達するまで、お客様には長くお待ちいただく事になる場合もございます。 お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承下さいますようお願い致します。 <特典> 今回ご予約をいただいたお客様には、「特典」をご用意させていただきます。 ① BLESSベル(ブラックorクローム)1個サービス ② BLESSワイヤーキー1個サービス ③ BLESSステッカー(M)1枚サービス お申し込みは、当サイト限定で承ります。 不明な点や質問などございましたら、遠慮なくお電話やメールにてご連絡下さい。 http://www.blessbike.com/bennobike/order.htmlから引用。 注:2017年10月10日現在の内容。 このようなアップハンドルツーリングバイクは、日本ではマイナーなジャンルだが、ライフスタイルに自転車を組み込むのなら、実用的なアップライトツーリングバイクは一番ベストな自転車だ。 一番の問題は情報が少なすぎること。スペックは簡単なことしか書いてなく、スポーツサイクルでは重要な適応身長も書いていない。このようなアップライトツーリングバイクは、自転車の写真だけしかないのは駄目で、その自転車があるとどれだけライフスタイルが広がるのかを具体的にイメージできないといけないと思う。

車体重量6kg台の折りたたみ自転車 ルノー PLATINUM LIGHT6

RENAULT・ULTRALIGHT 7で有名なGicから、新たに「RENAULT PLATINUM LIGHT6」が登場した。 http://www.gic-bike.com/renault/lineup/platinum_light6.html PLATINUM LIGHT 6の一番の特徴は、RENAULTの14インチ折りたたみ自転車の中で一番軽量だということだろう。RENAULTの14インチ折りたたみ自転車は、LIGHT8(8.3kg)、ULTRALIGHT 7(7.4kg)、ULTRALIGHT7 LE(7.8kg)、MAGNESIUM 6(7.0kg)、BLACK TITAN6(6.9kg)よりも軽い6.8kgとなっている。RENAULT MAGNESIUM 6が登場時、6.7kgだったのが仕様変更のため7.0kgに重量が増加して、チタンフレームのBLACK TITAN 6(6.9kg)がルノーの14インチ折りたたみ自転車の中で一番軽い折りたたみ自転車だったが、アルミフレームのPLATINIUM LIGHT 6の登場により最軽量モデルとなった。 http://www.gic-bike.com/renault/lineup/mg6-mg8_shiyouhenkou.html ライバルは恐らくDAHON DOVE PLUS。DOVE PLUSは車体重量6.97kgとPLATINUM LIGHT 6とあまり変わらない重量だ。DOVE PLUSの利点は既に販売されていて詳しいスペックが書いてあり、W62×H56×D30cmとPLATINIUM LIGHT 6よりもコンパクトに折りたたむことができる。(PLATINIUM LIGHT 6はW65×H55×D36cm) PLATINIUM LIGHT6の利点は車体価格がDOVE PLUSよりも安く(PLATINIUM LIGHT6:65,000円、DOVE PLUS:78,000円)ハンドル高が調節可能なことだろう。横から見た限りではDOVE PLUSよりも横長に見えるため、DOVE PLUSよりも身長が高い人が乗るにはあっているかもしれないが未確認だ。 https://www.cyclorider.com/archives/18614 65,000円でMAGNESIUM 6やBLACK TITAN6よりも軽くて、リーズナブルに購入できるので、14インチ折りたたみ自転車の世界で注目される存在となるだろう。