デイリーアーカイブ 1月 11, 2017

折りたたみ自転車に軽量シートポストを付けると曲がる事例があるようだ

折りたたみ自転車は、折りたたみ機構を備えるため通常の自転車ではあまり見ない部分に高負荷が加わる場合がある。 一般的な折りたたみ自転車のシートポストは、通常の自転車よりも長い。小さく折りたたむためフレームが小さくなるので、長いシートポストを装着しないといけないからだ。 そのため必然的にシートポストが長く、シートポストの重量も重くなるため、軽量な社外品のシートポストに交換する人も居る。しかし軽量な社外品シートポストに交換したらシートポストが曲がる事例があるようだ。 最初は、LiteproブランドのDAHONシートポストを装着して早々に曲がり、FF-Rブランドのシートポストの耐久テストや、DAHON純正のシートポスト、社外品のLitepro・FF-Rのシートポストについて考察している。 http://hashirin.com/archives/1704664.html DAHON以外の事例としては、Bromptonに社外品のアルミ製シートポストを装着し、曲がりや折れが発生。純正スチール製シートポストに交換した例もある。 http://bicitermini.com/b/2017/01/06/14174/ 個人的に気になったのがBromptonに社外品シートポストを入れるということ。Bromptonは、DAHON等の折り畳み自転車と比較するとシートクランプ部分の位置が低く、他の折りたたみ自転車よりもシートポストの突き出しが長くなる。 そしてシートポスト径が他の折りたたみ自転車とあまり変わらないため、テコの原理で考えれば普通の折りたたみ自転車よりもシートポストに高負荷が加わるのは否定できない。因みにBromptonの純正シートポストはスチール製で素材的にアルミよりも強度が高いのが特徴となっている。一部にチタン素材を採用した、限定のスーパーライトモデルですらスチール製シートポストを採用しているようだ。 社外品の折りたたみ自転車用の軽量なシートポストは、モノによっては曲がりやすいと考えたほうが良いと思う。折りたたみ自転車のシートポストは純正でも高価なため、社外品に交換しても取っておいたほうが良いだろう。自分も折りたたみ自転車のTern Link N8を持っているがシートポストの交換はしないつもりだ。

頭の締付けが少なくコンパクトになるヘルメット カレラフォルダブルヘルメット

はままつペダルでYPJ-Cを借りた時ヘルメットも借りたが、ヘルメットを見て驚いた。通常、このようなレンタサイクルで借りることができるヘルメットはエントリーモデル用の6000円クラスの安価なヘルメットだが、はままつペダルで借りたヘルメットはなんとカレラのフォルダブルヘルメットだった。カレラのフォルダブルヘルメットはサイクルモードでよく見ていて興味があったが、長時間使うことができたので評価してみたい。 カレラ・フォルダブルヘルメットの利点は折り畳みと締め付けの少なさ カレラ・フォルダブルヘルメットの利点は折りたたんで小さくなることだろう。フォルダブルヘルメットは折りたたむと3分の2のサイズになる。数字だけを見ると僅か3分の2にしかならないと思うかもしれないが、大きな効果がある。 自転車から離れて自転車用ヘルメットを持つ時、大体自転車用ヘルメットは肩ベルトにかけることが多いが、肩ベルトにかけると歩いた時に意外と邪魔になる。カレラ・フォルダブルヘルメットは折りたためるので肩ベルトにかけても邪魔になりにくく、比較的容易にリュックサックに入れることも出来る。 また、折り畳み可能の設計の副次的効果としてヘルメット特有の締付けが少ないが挙げられる。フォルダブルヘルメットは、バンドタイプの折り畳み機構のため左右に締め付ける感覚が少ない。一般的な自転車用ヘルメットみたいに一体構造ではなく左右に動くのもあるだろう。 カレラ・フォルダブルヘルメットの欠点は、自転車競技で使用するために必要なJCFの認定が無いことだが、フォルダブルヘルメットは街乗り用のヘルメットなのであまり問題にはならないだろう。因みにフォルダブルヘルメットはCE規格を採用していて自転車用ヘルメットの要件に当てはまっているようだ。 カレラ・フォルダブルヘルメットは従来のスポーツサイクル用ヘルメットとも、ストリートスタイルのヘルメットとも取れない独特な形をしていて好き嫌いはあると思うが、コンパクトになるのと左右の締め付けが少ないのは大きな利点だろう。少なくとも言えるのは自分ならカスクを使用するのなら、フォルダブルヘルメットを使うだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/13759   CARRERA(カレラ) Foldable Basic (フォルダブルベーシック) E00466 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる

エレクトラブランドのビーチクルーザーの販売が再開

アメリカのビーチクルーザーブランド「Electra」は2014年から日本では販売されなくなったが、いつの間にか販売が再開されたようだ。 http://blog.livedoor.jp/puppa_redstripe/archives/52235992.html 上記の自転車店のブログでは、日本での輸入代理店については書いていないが、レインボープロダクツジャパンのページを見ると、エレクトラブランドの自転車のイベントを行っている。 https://www.facebook.com/RainbowProductsJapan ラインナップの多くは休止前にもあったモデルがほとんどだが、タウニー系統でレトロで外装変速機を装備したTicinoは消えた。新たにビーチクルーザーではない通常の自転車であるLOFTとクランカー風スタイルを採用したMotoがラインナップされた。 http://www.lsp-ltd.jp/electra/index.php 因みに海外では、Bosch製アシストユニットを搭載した電動アシスト仕様の「Townie Go」があるが、日本ではBosch製アシストユニットを搭載した自転車は正規販売されていなく、アシストセッティングの変更等の法律上の問題があるので輸入されないだろう。 http://www.electrabike.com/