年間アーカイブ 2015

(自転車インプレッションまとめ)Surly Long Haul Truckerはどういう自転車か?

自転車ツーリングの世界でも、世界1周をする人たちの自転車の多くは、頑丈な自転車を乗っているようだ。現在、世界を旅するための自転車はマウンテンバイク系のツーリング車が主流となっている。このような世界1周タイプの自転車で有名なモデルの1つに、SurlyのLong Haul Truckerがある。 https://www.youtube.com/watch?v=B32LUXnOTRk Long Haul Truckerは長距離トラック運転手という意味で、完全にツーリング用の自転車を意味している。Long Haul Truckerは完成車売りとフレーム売りの2種類がある。 自転車旅を行う人たちから見るLong Haul Truckerを購入する理由は、MTB規格の部品が使用できるのを理由に挙げていることが多い。車輪関係は26インチHE、いわゆるマウンテンバイク規格をもとめていて。Long Haul Truckerも26インチHE規格を採用している。この理由は、代替部品が手に入らないリスクを減らすために世界中で最も普及している、26インチMTB規格を使用しているのがいいとのことだ。 因みにLong Haul Truckerは、フレームサイズ56, 58, 60, 62, 64cmのモデルは、700C仕様もある。 フレーム・フロントフォーク素材はクロモリを採用している。世界1周を行う人達は軽量化よりも頑丈性を重視し、スチール素材なら溶接もしやすいので、フレームが壊れても復活できる可能性が残っているため、スチール素材の自転車を購入する人が多いようだ。 フレームには、荷台取り付け台座や、チェーンステーの所に予備スポーク台座があり、ダウンチューブ下にボトルゲージ台座があるなど、旅に必要な物を簡単に取り付けることが可能だ。 走りのインプレッションで利点として取り上げられているのが、直進安定性が非常に高いため発進がスムーズ、乗り心地がいいことを挙げている人が多い。これは、通常のスポーツ自転車よりも長いチェーンステイ長が理由なのではという意見がある。チェーンステイ長はロードバイクが405ミリ、クロスバイクが430ミリなのに対し、Long Haul Truckerは460ミリと長い。一般的にチェーンステイ長が長い自転車は直進安定性が高いと言われている。 デメリットで挙げているのはブレーキ。Long Haul Truckerはリムブレーキを採用しているが、ブレーキ性能やリムが削れるため、ディスクブレーキのほうが良いという意見がある。代えのパーツを持っていってもディスクブレーキのほうがメリットがあると言う人もいるほどだ。SurlyはLong Haul Truckerのディスクブレーキ版のDisc Truckerがある。 参考URL 自転車(Long Haul Trucker) : 自転車ときどき世界1周 自転車でゆく!地球一周旅日記@ フレーム  サーリー ロングホールトラッカー 【装備】自転車 Surly Long Haul Trucker | 二人四輪 ~夫婦で自転車世界旅行~

Garmin eTrex20英語版の無料日本語地図導入方法と日本語化を行う方法

GPSで有名なGarminは様々なGPSを販売している。自転車用で有名なのがEdgeシリーズという自転車専用品だ。 しかし、ブルベを行う人や、非競技者ユーザーはアウトドア用GPS「etrex」シリーズを使う人が多い。単3乾電池2本で20時間以上駆動し、荒れた場面でも耐えられるeTrexシリーズはアウトドアユーザーにとって人気のGPSだ。 そんなeTrexシリーズだが、欠点は価格。正規輸入品の日本語版モデルは非常に高価なことで知られている。 日本語版のetrex 20Jの場合4万円を超える一方、並行輸入品のeTrex 20(英語版)は2万円台で購入できるため、少なくない人は英語版のeTrex20を購入する人がいる。ここで問題になるのが英語表記と日本語地図が無いことだが、某Y氏が英語版のeTrex20を購入し、日本語化ができたのと、日本語地図を導入できたのでまとめてみた。ただ、この方法でもできない可能性があるかもしれないので保証はできません。 eTrex20英語版を日本語表記にする方法 有名なのが、台湾Garminのサイトからnuvi200_TWN_450.exeをダウンロードし、Japanese.gttを弄る方法。この方法は様々な方法があるが、etrex 20 英語版の日本語化の方法でうまくいった。 その他の参考: Garmin etrex20 英語版 日本語化&OSM導入 : なべの旅日記 eTrex20使い方① ~メニューを日本語化する~ - Let's have a hobby! 無料日本語地図の導入 Garminに標準で搭載されている地図は非常に大雑把な世界地図のようなものなので、別に地図を入れないといけない。有名なのがOpenStreet MapをGarmin GPS用に変換した、Garmin GPS英語版用 日本地図データだが、この地図はローマ字表記なのが欠点。そこでOSM for Garmin(http://gpsmap.php.xdomain.jp/)で、日本語のOpen Street Mapを導入。この地図は英語版の文字形式に対応した日本地図のため、日本語表記でできるようだ。今回は日本地図の等高線あり、UTF8版を導入。英語版のGarminには日本語フォントが入っていないため、日本語フォントが必須となるが、最初にetrex 20 英語版の日本語化の方法を行っただけで地図の日本語表記が出るようになった。 eTrex英語版を購入するときの注意 価格が安い英語版は、日本語版よりも遥かに安価なので色々な所から出ている。場所によってはただ単に並行輸入して保証をつけない所もあれば、店独自の1年保証を行っているところもあるので、購入する場合は注意が必要だ。 英語版を日本語化にする方法は様々あり、上手く日本語にできない場合は隅から隅まで調べることが必要で人によってはめんどくさいと思う場合もあり。日本語作業が大変だと思う人は普通に日本語版を購入したほうが良いと思う。 eTrex Jシリーズ、いわゆる日本仕様では、日本正規品のGarminの地図を導入できるが、英語版では日本正規品のGarminの地図は使用できないようだ。GARMIN(ガーミン) 日本詳細道路地図CityNavigatormicroSD版 1088200 【日本正規品】のAmazonレビューで、USモデルでは使用できなかったため最低評価をつけている。 Garmin eTrex20x/eTrex30xが発表されていて、近いうちに日本にやってくるだろう。今回は早期に欲しかったので従来モデルを購入した。実質的な性能がどれだけ上がったのかが気になる一方、価格の問題や英語版を日本語にする方法はどうなるか等気になる部分は多いので、注意が必要だ。 日本語にできたのと、無料日本語地図の導入ができたので、将来的にスマートフォンの地図との比較をして、メリットとデメリットを調べていきます。

キワモノ系ツーリング車に変化した 2016年モデル RITEWAY SONOMA D

RITEWAYのSONOMAと言えば、レトロスタイルのツーリング車で有名だったが、2016年モデルは一気にコンセプトが変わった。スペックは以下の通りになっている。 フレーム:軽量スチール、リアドロップアウト幅135mm フロントフォーク:軽量スチール ブレーキ:Tektro RX1 ミニVブレーキ クランク:SHIMANO FC-A073、170mm、50×39×30T 3速 スプロケット:SHIMANO CS-HG20、12-28T 7速 タイヤ:Kenda K-934、700×40C 2016年モデルのSONOMAは、安さ重視にするためか、2015年モデルと比べて各部品のグレードを落として安くしている。リアの変速段数は8速から7速になっている。安さ重視になった一方でも、回転部分にはシマノ製のハブやボトムブラケットを採用したり、シェファードシティに採用されている柔らかいサドルを採用している。参考重量は12.8kgと重い。 ソノマDでキワモノだと思ったのがブレーキ。ブレーキはTEKTRO RX1というミニVブレーキを採用している。通常Vブレーキはドロップハンドルのブレーキレバーには対応していないのが殆どだが、非公式でミニVブレーキという、通常のVブレーキよりもコンパクトなブレーキを使用して改造する人たちがいる。ミニVブレーキでドロップハンドル化にする方法は、ブレーキ調整がシビアになると言われていて、非公式な方式だが、自転車ブランドがミニVブレーキとドロップハンドルの組み合わせを採用したのに驚いた。ブレーキ調整の件はどうなっているのかが気になる所だ。 タイヤはKenda K-934、700×40Cと、シティサイクル並に太いタイヤを採用している。乗り心地や段差は安心感は非常に高そうだが、ロードバイクのような走りは期待できないだろう。 2016年のソノマ Dはキワモノ系となっている。普通のロードバイクやツーリング車ではないので、よく考えて買ったほうがいいだろう。 ライトウェイ 2016 ソノマ D/SONOMA D【ロードバイク/ROAD】【スチール】【SHIMANO(シマノ)】【RITEWAY】【2016年モデル】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる