デイリーアーカイブ 12月 17, 2016

マウンテンバイクとグラベルロードを足したNEW ROAD cannondale SLATE

Cannondale SLATEはロードバイクのジャンルに入っているが、従来のロードバイクやシクロクロス等に入らないNEW ROADというジャンルに入っている異質なロードバイクだ。 フレームは6069アルミフレームでシマノの電動変速機Di2に対応。タイヤは27.5インチのMTB系のためマウンテンバイクに見えるが、全体的なスタイリングは前三角形が、MTBみたいにコンパクトではなく跨ぎにくい形や、チェーンステーの短さを見るとMTBではなくロードバイクの考えで作られている。 フロントフォークはサスペンションフォークだが、キャノンデールが得意とする片持ちサスペンションのレフティ。レフティもSLATE専用で稼働量は30ミリと少なく基本は舗装路用に近い。因みにクロスバイク用のサスペンションは50ミリが多くSLATEに装着されているレフティが、舗装路用にこだわっているのかがわかるだろう。 ブレーキはシマノ・R505油圧ディスクブレーキでロードバイク用のディスクブレーキを採用している。 ギア比はSLATE 105の場合、クランクはCannondale Si, BB30a, FSA rings, 52/36。リアスプロケットはShimano 105 5800, 11-28, 11-speedと全体的に高めのギア比となっている。 車輪は650B、所謂27.5インチマウンテンバイクで採用されているタイプ。タイヤはCannondale Slate Folding TRS tubeless, 650x42c, by Panaracer。タイヤ幅は太いが標準装備のタイヤでフレームとの隙間が少ないため、これ以上タイヤを太くすることは出来ないだろう。 Cannondale SLATEのユーザーインプレッションで見えてくるもの Cannondale Slateは一番安いモデルで39万円する高価なモデルだが、乗っている人のブログを発見した。写真を見るとチェーンステー周辺のタイヤとフレームの隙間が非常に少なく、マウンテンバイクのように泥づまり等には想定していなく、ツーリング車のように泥除けを装着することは考えていないと思われる。 ユーザーインプレッションを見ると、舗装路は長い登り以外はなかなか軽快で、下りや舗装が荒い所はタイヤが太いからか安心感が多いとのこと。砂利道等の未舗装路はシクロクロスとは違い安定感は高いが、濡れた箇所は滑りやすくスリリングな走りを楽しめるようだ。 SLATEの車体やユーザーインプレッションを見ると、SLATEは普通の人が走れる道の走りを楽しむためのスポーツ自転車だと思えば良いかもしれない。ロードバイクは綺麗な舗装路を走るのに向いていて、マウンテンバイクは山道を走るのに特化しているが、殆どの道にある公道や砂利道はロードバイクでは段差や荒れた舗装路、砂利道に弱く、マウンテンバイクでは舗装路の走りは弱い。Cannondale SLATEはロードバイクやマウンテンバイクが有利な場面は弱いが、段差や荒れた舗装路、砂利道はロードバイクよりも強く、舗装路の走りはマウンテンバイクよりも速く走れ、総合的にはしることが できる。 既存のグラベルロードとは違う発想のSLATEは、グラベルロードとは違う考えで作られているように見える。面白い自転車だと思うが、高価で専用部品が多く、安くチューンアップするのは難しく費用対効果よりも独自性を重視して買う自転車だろう。 参考 Cannondale SLATE(公式サイト) Cannondale SLATE:地の果てでなんか遊んでる人ブログ。:So-net blog SLATEに合わせるタイヤとか規格とか:地の果てでなんか遊んでる人ブログ。:So-net blog

自転車比較論 CBA プレシジョンスポーツ-G/Momentum i Need Z-3

通常の自転車専門的で購入できるスポーツ自転車が高価になり、プライベートブランドのスポーツ自転車の車体価格に差が生まれ、比較的安く購入することができるようになった。 大手有名自転車チェーン店のスポーツ自転車で有名なのといえば、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツ。サイクルベースあさひのライバルでもある、イオンバイクにあるプレシジョンスポーツのライバル車といえば、I Need Z-3だろう。今回は新しくなったサイクルベースあさひのプレシジョンスポーツと、I Need Z-3を比較してみた。 フレームの違い あたらしいプレシジョンスポーツでは、Escape R3のようなスピードクロスタイプにジャンルが変わった。後輪を装着するためのエンド幅がロードバイク用のホイールを装着できるようになっている。 一方でiNeed Z-3は、タイヤ幅が丁度いい太さで対応している通常のクロスバイクの設計となっている。 フレームサイズはプレシジョンスポーツは3種類、INeedZ3は2種類で対応サイズの多さはプレシジョンスポーツのほうが有利。 車体重量は、プレシジョンスポーツが12kg。INeedZ3が13kg。どちらともアルミフレームだが、コストを落としているのかEscape R3のような有名ブランドのクロスバイクと比べると重い。特にINeedZ3の13kgは、サスペンション無しのクロスバイクとしては少し重すぎると思うほどだ。 ホイールの違い プレシジョンスポーツの前輪は、軽量性を重視したラジアル組を採用している。スポークが短くなり軽量になる一方で、スポークが交差している部分が無く強度は落ちると言われている。INeed Z3は通常のスポークとスポークがクロスしているタイプで一般的なタイプだ。 独自装備の違い プレシジョンスポーツはグリップに、エルゴノミックデザインを採用している。これは手のひらに当たる部分が平らになっていて、長時間手が置いても痛くなりにくい形状となっている。 I Need Z3の独自装備は、バーエンドバーだろう。握る部分が増えるバーエンドバーはフラットハンドル車でツーリングを行うのなら必需品だろう。もっともこれらの部品は後から装着することもできるので、あまり気にしなくてもいい。因みに両車とも最初からスタンドを標準装備している。 今のところプレシジョンスポーツがやや有利か プレシジョンスポーツとI Need Z3はジャンルが違うが、プレシジョンスポーツのほうが車体サイズが多く、取扱店が多いのでプレシジョンスポーツが有利だろう。I Need Z-3は場合によっては値引きを行いやすく購入することも可能だ。 プレシジョンスポーツとI Need Z-3はスポーツ自転車を始めるのなら最低限ギリギリのラインにあるクロスバイクだ。現時点で特価品でもない限り、店舗販売でこれより安いモデルはギリギリ以下で今のところは存在しないと思っていい。 プレシジョンスポーツ-G 700c 外装24段変速 クロスバイクの大定番 通勤 通学 クロスバイク posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 【お店受取対象商品】【momentum モーメンタム】 iNeed Z-3-H 460mm レッド 700C 24段変速【通勤】【通学】【クロスバイク】【イオン】【自転車】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク!