デイリーアーカイブ 10月 21, 2015
Escape R3を意識したクロスバイク Louis Garneau CHASSEの解説と評判まとめ
ルイガノのクロスバイクはトレッキングバイクタイプのLGS-TRシリーズ、フラットバーロードバイクのRSRシリーズ等、様々なクロスバイクがある。そんな幅広いラインナップがあるルイガノのクロスバイクの中で、GIANT Escape R3を意識しているのがLGS-Chasseだ。
Louis Garneau Chasseの解説
フレームはアルミフレームを採用し。タイヤとフレームの隙間が比較的狭いため、少し太いタイヤを入れたい場合には対応できない可能性がある。少し太いタイヤが装着できるクロスバイクが欲しいのなら、同じルイガノのクロスバイクならTR Liteシリーズを購入することを薦める。フロントフォークはサスペンションが無く曲がりがないストレートフォークを採用しスポーティなデザインとなっている。
ブレーキはVブレーキ。クロスバイクでは一般的なブレーキで構造的に効きは良い。ギアは前3段・後ろ8段のMTB用で重いギアから軽いギアまであるので、キツイ上り坂ものんびり走ればなんとかいけるだろう。
タイヤ幅は700×28cと、Escape R3のように舗装路重視の細めのタイヤを装備している。前車輪はスポークがクロスしていないラジアル組みを採用している。見た目がかっこよく軽量化ができる利点がある一方、通常のスポークがクロスしているタンジェント組みのほうが強度があるので、ホイールは荒っぽく使うと振れやすい可能性がある。
Louis Garneau CHASSEの評判
16style bicycleでは、シャッセをロードバイク風にカスタムしている。ハンドルはブルホーンハンドル化を行い、自作アダプターを使用したキャリパーブレーキ化やシマノのロードバイクホイール(WH-R500)を改造して装着している。因みにシャッセはリアハブの幅がマウンテンバイクに中心として使われている135ミリ幅となっているので、通常のキャリパーブレーキを採用したロードバイク用ホイールの装着は出来ないようだ。
「ルイガノ シャッセ」に半年乗って(^-^)|♪詐欺師の戯言♪みさとの言の葉では、ロードバイクと比較している評価となっている。通常のクロスバイクから見たらジャンルは舗装路向けでクロスバイクとしては舗装路ではスポーティな走りが出来るモデルだ。シャッセの重量はこの価格帯では標準的な軽さで軽量なのが欲しいのならEscape R3やRail 700を買うのが良いだろう。
NO ALTUS NO LIFE: 愛車紹介 ルイガノ LGS-CHASSEは、フロントキャリアを装備し、ドロップハンドル化してツーリングバイク化したシャッセのカスタムが見れる。ブレーキはミニVブレーキでドロップハンドル用レバーを動かしている。
Louis Garneau CHASSEのスペック
フレーム:6061アルミフレーム
フロントフォーク:ハイテンフォーク
ブレーキ:テクトロVブレーキ
クランク:前3段
スプロケット:シマノ 8速 MTB用ギア比
タイヤ:KENDA K-193 700×28C
LOUIS GARNEAU CHASSE クロスバイク
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小さな突起だけで力が入りやすくなるフラットハンドル用の部品 TOGS
フラットハンドルの自転車はハンドルを握る場所が1つしかないことに加え、操縦性を重視したためか、ハンドルを握ると手首が不自然になってしまい、長時間乗るのはしんどい状況が出る場合がある。それらの問題を解消するため、バーエンドバーというものがあるが、今ではバーエンドバーだけでなく、こういう物もある。
これは、TOGSという名前の物でハンドルの内側に小さな突起を装着して握れるようにする部品となっている。個人的に良いと思ったのは以下の点。
部品が小さい
ハンドル内側に装着する部品で、通常のバーエンドバーよりもはるかに小さくスペースを取らない。装着しても比較的邪魔にならないし、バーエンドバーとの組み合わせもできるだろう。
握ってもブレーキをかけやすいようになっている
バーエンドバーはハンドルの両端に装着するため、バーエンドバーを握った場合ブレーキをかけることができない問題があるが、TOGSの場合はTOGSを握ったところでもブレーキングができる位置関係となっているため、バーエンドバーより安全性能は高いだろう。
実際に使用している人の意見
実際にTOGSを使用している人の内容が書いてあるページを見つけた。1つはMTBにTOGSを使用している例。元々TOGSはマウンテンバイク用の部品なので普通の使用例だと思う。マウンテンバイクで使用している人の例では、TOGSを親指でホールドしている時はリラックスな状態でも滑ったり弾かれたりする事がなく、引きつける動作もでき良評価となっている。
もう1つはフラットバーロードバイクに採用している人。こちらでは通常の引きつけやリラックス状態の使用だけでなく、手の平でTOGSを水平方向に押すことで脇が締まり上半身がコンパクトになるため空気抵抗が少なくなる利点を挙げている。
マウンテンバイクだけでなくクロスバイクやフラットバーロードバイクなど、フラットバーの自転車に乗る人にとっては注目のTOGS。因みにプロムナードハンドルなどの手前に曲がったハンドルにも使用可能でプロムナードタイプのハンドルの欠点だった、力がかかりにくい問題もTOGSが解決してくれるようだ。
(参考)
かゆい所に指がとどく?TOGS。 : VASSAGOよっちの毎日書かない日報(MTBに使用した人)
フラットバーロードのポジション問題をTOGS(トグス)で解決!! : ここはボクにまかせて!!(フラットバーロードバイクに使用した人)
TOGS導入|moonlander-life+LTB=???(ファットバイク+プロムナードハンドルに使用した人)
トグス グリップ内側取り付けスティック
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数値で見る通常のタイヤとパンクしないタイヤの走りの違い
自転車に限らず、ほとんどのタイヤは空気入りタイヤを装着している。空気入りタイヤは軽量で走りが軽く、乗り心地が良い利点があるが、パンクが発生する欠点がある。
そんなパンクの欠点を解消するために、パンクしないノーパンクタイヤを売りにした自転車がシティサイクルを中心にそれなりにラインナップされているが、この手のノーパンクタイヤは走りが重い欠点がある。
Tannus ノーパンクタイヤは「走りの悪さ」で普及しないだろう
通常のタイヤとノーパンクタイヤの走りの違いを数値でわかる方法では、電動アシスト自転車の航続距離が一番わかりやすい
シティサイクル中心のラインナップで有名なマルキンが、ショプカハイブリットシリーズという電動アシスト自転車を登場させた。ショプカハイブリットには通常のタイヤのモデルとノーパンクタイヤのモデルの両方があり、タイヤ以外の動力性能やバッテリーの容量の違いはなさそうだ。
ショプカハイブリットは電動アシスト自転車なので、航続距離が書いてあり、自転車選びの参考になるが、通常のタイヤの航続距離と、ノーパンクタイヤの航続距離では大きな差がある。
通常のタイヤを装着したショプカハイブリッドの航続距離は最大45キロ。一方でノーパンクタイヤを装着したショプカハイブリットプラスは35キロと航続距離に違いがある。
電動アシスト自転車の航続距離10キロの違いは1クラスほどの違いがあるほどで、通常の空気入りタイヤとノーパンクタイヤではどのくらい走りの重さが違うのかわかると思う。パンクしないタイヤが装着された自転車を買う場合、パンクが嫌でパンクしないタイヤの自転車に乗ったら、走りの重さで嫌になる可能性があるのを覚えたほうが良いだろう。
参考:【新製品情報】絶対にパンクしない電動ハイブリッド自転車 | マルキン自転車