デイリーアーカイブ 10月 16, 2015
6輪生活 ハイエースなどのワンボックスに乗る時の覚悟
荷室が広いワンボックス車の良い点は、色々な発想を空間に表現できやすい点だ。ワンボックス車で人気となっているハイエースは、サーフィンや自転車、キャンプなどのベースキャンプ的な使い方ができる車として非常に人気だ。
そんなハイエースなどのワンボックス車で一番問題になるのは安全性だ。ワンボックス車の殆どは商用車が殆どで、これらのワンボックス車は2015年11月16日現在、横滑り防止装置や衝突軽減装置がついていない。競争が激しい軽ワンボックス車では横滑り防止装置や衝突軽減装置が一部で装備できるため、軽自動車よりもリスクが高い乗り物となっている。
また、ワンボックス車は衝突安全性能も良くない。クラッシャブルゾーンが少ないワンボックス車は衝突テストでの評価は厳しい。日本では販売できるが衝突テストに厳しい国ではハイエースは販売されていない。アメリカのトヨタはハイエースは売られていなく、ヨーロッパ圏では現在バンタイプの商用車はプロエースという欧州自動車メーカーのOEMモデルだが、その前にあった欧州版ハイエースは日本では1995年に登場したトヨタ・グランビアを2012年まで販売していた。現行型(200系)ハイエースが日本で登場していても、ヨーロッパでは従来のボンネット付きハイエースが売られていたのを見ると、現行型ハイエースの安全性は良くないと考えるのが普通だろう。参考に他の日本車と比べて見るとすると、軽自動車のダイハツ・クオーレ(日本名ミラ)が衝突安全テストを行っていて、それなりの評価を出している。ヨーロッパ向けに多少変えているのを考えても、軽自動車が衝突テストに合格してヨーロッパで販売していたのは事実だ。
ボンネットが無い現行型ハイエースが新車で販売されている地域は新興国を除くと日本とオーストラリア地域がある。オーストラリアは、中国のグレートウォール、チェリー、Foton、LDV(もとは英国の商用車ブランドだが上海汽車が買収)インドのマヒンドラ、タタと、中国車やインド車が参入していて、衝突安全テストで低い点を出す車を売るブランドが多くある。
https://www.youtube.com/watch?v=uvnp1NF4XiM
ハイエースのオーストラリアの衝突安全テスト結果は、ワンボックス車としてはそれなりにいいがフルテクニカルレポートでは足首あたりは危険の評価となっている。もっとも、かつての日産・URVAN(日本名キャラバン)、三菱・エクスプレス(日本名デリカバン)等の最低評価を出す車よりは安全だ。
よく自転車を積むトランポでワンボックスカーを薦める場合が多いが、安全性について言及しているのは殆ど無い。自分がハイエース等のワンボックス車はあまり薦められないのが安全性で、ワンボックスカーを所有することは、安全を捨てることだと考えないといけない。
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比較的安価な折りたたみミニサイクル ブリヂストン・マークローザF
ブリヂストンのマークローザと言えば、スポーティに走れるシティサイクルとして有名だが、今回新しく登場したマークローザFは折りたたみ自転車となっている。価格はシングルギアダト税抜き3万円以下で外装6段変速仕様でも税抜き3万5千円以下とマークローザシリーズの中で一番安いモデルだ。
フレーム素材はスチール。マークローザF以外のマークローザシリーズはアルミ製のフレームを採用しているが、マークローザFはマークローザシリーズで唯一のスチールフレーム車だ。折りたたみ部はブリヂストンが良く採用している2段階ロックシステム。折りたたみはフレームのみで、ハンドルは折りたたみ不可能で伸縮のみとなっている。ハンドルポストのメンテナンスがいらない利点の一方、折り畳みサイズが大きくなる欠点がある。そのため折り畳みサイズは縦910㎜・横410㎜と大きい。
駆動系はシングルギアと外装6段変速仕様の2種類。小径車だが前ギア(クランク)は小径車用の大きなギアを装備しているため、通常のシティサイクル並にスピードは出せるようにしているようだ。
ブレーキは前はシティサイクル用デュアルピボットキャリパーブレーキ、後ろはローラーブレーキ。ローメンテナンス性と音鳴りがしにくいのが特徴だが、後輪はスポーツ自転車用のブレーキみたいに車輪を簡単に着脱できる機構ではないので、シティサイクルとして見たほうが良い。
車輪径・タイヤ幅は18×1.5インチとなっている。車輪についてはマークローザFは前輪と後輪のスポークの太さが違い、前は14番、後ろは13番と後輪にスポークを採用している。
マークローザFはマークローザシリーズと同じく、3年間盗難保険や泥除けやすそ汚れを防止するチェーンケース、サークルロックを装備している。ライトはLEDのバッテリーライトが標準装備されている。
Dahon系統やCylva F6F/F8Fは、折りたたみスポーツ自転車の一方、マークローザFは折りたたみミニサイクルと見たほうがいい。ハンドルポストの折り畳みができず重量も14~15㎏と重く折り畳み自転車としての使い方はあまり適していなく、メインは街乗りミニサイクルで非常用などで折り畳み機構があると思ったほうが良い。似たような車種としてはパナソニック・ビーンズハウスがある。ビーンズハウスは折り畳み自転車にシティサイクルの機能を付けた物で、ハンドルポストが折れるため折りたたみサイズが小さく、オートライトが標準装備されている。
MarkRosa F single|Mark Rosa|BRIDGESTONE GREEN LABEL