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E-Bike「Specialized Turbo Vado SL」 1年に乗った感想

Specialized Turbo Vado SLを購入して1年が過ぎた。コロナ禍のため、長距離サイクリングを頻繁に行うことは非常に難しい中、走行距離は5700キロを超えている。今回はメインバイクをE-Bikeに乗り換えて、心境がどのように変化したのか紹介しよう。 サイクリングはE-Bikeがメインになり、人力自転車に乗らなくなった E-Bikeをメインバイクにして、真っ先に変わったのが、サイクリングを行う際は、全てがE-Bikeがメインになり、人力自転車に乗らなくなった事。実際、Vado SLを購入して、人力自転車で40キロ以上を走行する事は殆ど無くなった。 なぜ、このような状況になったのかと言うと、E-Bikeでサイクリングを行ったほうが非常に自由度が高いため。一般的なサイクリングでは、ルートを決めて走行している場合でも、気になる道に行くことは少なくない。ただ、人力自転車の場合、気になる道を行こうとしても途中に上り坂などがあり、躊躇してしまうため、最終的には予め決まった道を走るのが多くなる。 しかし、E-Bikeの場合は、電池とモーターパワーにより走る自由度が非常に大きくなる。気になる道を走っていると途中に上り坂やダートがあっても躊躇せずに走る事がある。また、気軽に峠に入っていき、荷物を出さないでサイクリングを行ったり、途中でUターンを行うのも厭わなくなった。 このようにE-Bikeでしかできないサイクリングを行っていくと、人力自転車のサイクリングの自由度が無く、非常に窮屈に感じてしまい、いつもE-Bikeでサイクリングを行うようになる。この自由度を知ると、所有している全部の自転車をE-Bikeにしたくなるほどだ。 Specialized Turbo Vado SLを購入して良かったか Specialized Turbo Vado SL(2021年モデル)の価格は、36万3000円(税込)。一般的なクロスバイクや電動アシスト自転車と比較して高価だが、E-Bikeの自由度の高さを活かしたサイクリング遊びを行うのなら買う価値はあるだろう。 Turbo Vado SLの一番の特徴が、車体重量が軽いということ。最軽量モデルは約15キロとE-Bikeの中では軽く、押し歩きでの移動や時速24キロを超えてから人力で速度を出す時などは、一般的なパワフルなE-Bikeよりも快適に行うことが可能だ。 https://youtu.be/dqiFUwKgvRw また、Specialized製E-Bikeの特徴であるスマートフォンアプリ「MISSION CONTROL」も便利だ。アシストのパワーとサポートを調整することで、楽に走るように設定できるだけでなく、アシストを落として航続距離重視にセッティングを行ったり、アシストの味付けを変えることができる。また、ライドを行った際、ルート、速度、距離、ライダーの出力、時間、バッテリー消費量を記録を行うため、今まで走行した場所を思い返したり、バッテリー消費量を見て、ロングライドの改善点を考えることも楽しい。 その気になれば輪行も可能だ。また、他のE-Bikeでも可能だが、車輪を外して通常のスポーツ自転車のように箱に入れて輸送を行ったり、ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便を使い、そのままの状態で輸送できるのも嬉しいところ。E-Bikeは125CCオートバイと価格帯が変わらないが、オートバイは、箱に入れたり、らくらく家財宅急便を使い、送ることはできない。 Turbo Vado SLと同価格の人力タイプのロードバイクやグラベルロードを購入することも可能だが、これら、人力タイプのロードバイクやグラベルロードを購入しても、クルマやオートバイの感覚で峠道やダートに入れたり、沢山の荷物を積んでも躊躇することなく走れるのは難しい。このようなサイクリングを知ってしまうと、人力のロードバイクやグラベルロードをサイクリング用のメインバイクにするのは厳しいと感じるようになる。 Specialized Turbo Vado SLの不満点 筆者のメインバイクとして大活躍しているSpecialized Turbo Vado SLだが、不満点もある。1つ目が、軽量化を重視したためにバッテリーは脱着不可で容量も320Whと少ない事。バッテリーを脱着不可にすることで、フレームに穴を開けないため補強を少なくてすむ、バッテリーマウントに脱着機能を搭載しなくても良いため軽量化につながるという利点があるが、それでも、充電場所の選択が難しいのは否めないところだ。 バッテリー容量が320Whなのも、本格的なロングライドを行うには少ない。平地中心のサイクリングならまだ良いが、峠越えを楽々と楽しむにはバッテリー容量はゆとりが無い。160Whの補助バッテリー(レンジエクステンダー)の購入を考える必要があるだろう。 Turbo Vado SLに搭載されているモーター「Specialized SL1.1」のパワー・トルクが少ないのも気になる所。Specialized SL1.1のスペックは定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm。一般的なE-MTB用モーターは定格出力250W、最大出力500W、最大トルク80Nmクラス。Specialized SL1.1のモーターは一般的なE-MTB用モーターと比較して最大出力、最大トルクが半分以下なので、パワフルだとは感じない。 日本国内では、軽量E-Bikeを展開しているE-BikeがSpecializedだけなので、ライバル不在の状況が続いているが、海外ではシマノ・EP8 RSを搭載したOrbea RISE(記事)、BH 2EXMAGシリーズを搭載したBH iLYNX(記事)などが登場している。これらのライバルは、Specialized Turbo SLシリーズよりも、力強いモーターを搭載しつつ、車体重量は軽く、さらにバッテリー容量を増やしている。 例えば、BHのE-ロードバイク「Core」は、最大トルク65NmのBH 2EXMAGモーターを搭載。バッテリーは内蔵540Whに、180Whの追加バッテリーで720Whの運用が可能。最軽量モデルであるカーボンフレームのロードバイク仕様は12.6キロと非常に軽量だ。軽量E-Bikeの強力なライバルが続々と登場している中、Specializedは早急なビッグマイナーチェンジやプログラムアップデートを行うべきだろう。 文:松本健多朗 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/44176

ヤマハ発動機とFREAK’S STOREが新型E-BIKEを通じたコラボレーションを展開を実施

ヤマハ発動機と、デイトナ・インターナショナルのセレクトショップ「FREAK’S STORE」は1月14日、ヤマハ発動機の新型E-BIKE(電動アシストスポーツ自転車)2モデル「WABASH RT(ワバッシュ アールティー)」「CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)」の投入に合わせて、コラボレーションを行うと発表した。 今回のコラボレーションでは、ヤマハ発動機の新型E-BIKEをベースに、FREAK’S STOREプロデュースによるコンセプトモデルを製作し、FREAK’S STORE店舗での展示を行う。また、そのコンセプトモデルに合わせ、FREAK’S STORE店舗にて購入可能なアパレル展開を実施する。以下、リリースから。 架空のデリバリー業者「ピンポンDASH DELIVERY SERVICE(?)」 https://youtu.be/AJiRTTEk564 街中では日常的に当たり前の光景となっているフードデリバリースタッフ。今回FREAK’S STOREから展開される関連アパレルは、架空のフードデリバリー会社を設定し、そのスタッフが着用する架空のスタッフユニフォームなどを想定しています。架空のフードデリバリー会社の名前は「PINPON DASH(ピンポンダッシュ)」。また、これに関連したe-BIKEコンセプトモデルについても、そのスタッフがデリバリー時に使うe-BIKEをイメージしました。 <GRAVEL×CAMP STYLE> https://youtu.be/cIt_P4MAWa4 「GRAVEL」は砂利という意味の英語ですが、砂利道や林道などの未舗装路を走る遊びのスタイルとして人 気を高めています。スポーツ自転車でブームの兆しを見せている 「GRAVEL」のモデルをプロデュース。 思い立った時に、すぐにこちらのコンセプトモデルは、新型グラベルバイク『WABASH RT』 をベースに『キャンプ』イメージでカスタムプロデュース。 コンセプト車両展示・関連アパレル販売の詳細情報 <日時> 2022年1月21日~ <場所> FREAK’S STOREプロデュース「CROSSCORE RC」「GRAVEL×CAMP STYLE」コンセプトモデル …“The Camp“FREAK'S STORE(茨城県古河市中田2268) >FREAK’S STOREプロデュース「WABASH RT」「」コンセプトモデル…FREAK'S STORE渋谷店併設のギャラリー兼キュレーションスペースOPEN STUDIO(東京都渋谷区神南1-13-1) <関連アパレル販売> 日時:2022年1月21日~ 場所:2店舗(FREAK'S STORE 渋谷、FREAK'S STORE ONLINE SHOP) 関連記事 ヤマハ発動機、グラベルロードタイプのE-Bike「WABASH RT」登場 スマートなルックスを実現したグラベルE-Bike ヤマハ発動機、クロスバイクタイプのE-Bike「CROSSCORE RC」登場 スマートなルックスのE-Bike 関連リンク FREAK’S STORE ONLINE...

ポルシェデジタルからE-Bikeブランド「サイクラー」登場 スマホと繋がるコネクテッドE-Bikeを提供

自転車企業以外の異業種も参入事例が多いE-Bike業界。その中でもドイツのスポーツカーメーカー「ポルシェ」の子会社「ポルシェデジタル」がE-Bikeブランド「Cyklær(サイクラー)」を立ち上げた。 同社の目標は、サイクリング体験のためのデジタルサービスを提供するプラットフォームを構築すること。Cyklærは、ライダーに革新的なソフトウェアソリューションを提供するスポーティなe-bikeで、これらのサービスを実現すると謳っている。 Cyklærは、ドイツの自転車ブランド「Storck」、クロアチアのコネクテッドE-Bikeブランド「Greyp」、ドイツの軽量E-Bikeドライブユニットを製造する「Fazua」と共同で開発した。 ポルシェ デジタル社のカスタマーイノベーション責任者であるフロリアン・ロスフスは「このe-bikeは、デジタル技術がもたらす可能性を最大限に活用しています。スポーティで軽量、そしてeドライブにより快適な通勤を実現します。さらに、ライダーはベンチマークとなる数々の機能を享受することができ、ポルシェの協力のもと、今後もさらに開発を続けていきます」と述べている。 CyklærブランドのE-Bikeは、ユーザー自身のスマートフォンとサイクレールアプリを介して、さまざまなデジタルサービスを利用することができる。例えば、リアカメラ機能は、サイクリストがデジタルバックミラーにアクセスすることを可能にし、道路上での安全性を向上させる。さらに、ナビゲーション、ビデオ録画、位置情報サービスなどの機能も利用可能。ハンドルバーには誘導充電パッドがあり、走行中にスマートフォンを充電できる。そして、これらの機能は、いわゆるOTA(オーバー・ザ・エア)アップデートにより、常に更新・拡張されるようになっている。 サイクレールバイクは、ポルシェ デジタルがこの有望で急成長する市場に参入する最初のステップとなります。サイクリング体験に関連したさらなるデジタルサービスは、サイクレールプラットフォームに統合される予定とのこと。 ラインナップはグラベルロードバイクタイプの「Cyklær E-Gravel」、泥除け、荷台を装着した「Cyklær E-Urban mit Streetwear-Kit」、フラットハンドルタイプの「Cyklær E-Urban mit Streetwear-Kit」の3モデル。価格は6999ユーロ(日本円で91万9000円)から。日本での展開は不明だ。 関連リンク Cyklær https://www.cyklaer.de/

北海道ニセコで、国定公園・国立公園を活用した「Niseko Gravel」モニターツアーのレポートが公開

倶知安観光協会は11月24日、同エリアの旅行会社の一般社団法人HOKKAIDO EVENTSが催行した「国定公園・国立公園を活用したツアー事業」の一環で、「Niseko Gravel モニターツアー」を実施したと発表した。 今回のモニターツアーは、「Niseko Gravel 2022」に向けた、グラベルロードや MTB、E-Bike でコースの試走を行うとともに、「ニセコ」のグラベルをよりディープな層に浸透させる PR 効果、そしてその先に実質的なターゲット層として見込むライトユーザーに向けた「E-Bike でのライド参加の可能性」を検討する、現地視察とポテンシャルの発掘を行うことを目的として実施。 2021年10月3日と11日の2 回に分けてモニターツアーは開催され、それぞれ札幌や函館のバイクショップの方がモニターとして参加し、ニセコエリアのグラベルを走行した。 また、今回のモニターツアーで得た情報は、今後イベントに紐付けた旅行商品の造成・販売を展開するにあたって活用し、2022 年からの商品の販売を目指すとのこと。 Niseko Gravel イベントの開催目的は、グラベルロードの販売促進や業界の活性化といった一元的なものではなく、「日本らしいグラベル文化の創造と発信」にあり、ターゲットは幅広い。 E-Bike を含めたあらゆる車種でのライドを認める事で、初心者 (未経験者)から上級者までが同じフィールドで肩を並べて、一緒に走る事ができ、さらにイベントに紐付けた旅行商品の造成もその目的を踏まえており、現地試走に関しても自転車を持ち込む上級者と、手ぶらで E-Bike レンタルする初心者の両方の視点から検証したとのことだ。 問い合わせ 一般社団法人 倶知安観光協会 北海道虻田郡倶知安町字樺山41-5 サンスポーツランドくっちゃん Tel 0136-55-5372 Mail info@niseko.co.jp

ホダカ展示会 KhodaaBloom 2022年モデル編 GRX搭載クロスバイク「RAIL DISC GRX」などが登場

ロードバイクを中心に有名な「Khodaa-Bloom」や、グラベルロード、マウンテンバイクで有名な「NESTO」で知られているホダカが、Khodaa-Bloom、NESTOプレミアムモデル、P&P COMPONENTSの展示会を開催。今回はKhodaaBloomの中でも注目のモデルを紹介する。 RAIL DISC GRX KhodaaBloomのクロスバイク「RAILシリーズ」の中でも、新たなフラグシップモデルとして登場したのがRAIL DISC GRX。メインコンポーネントにグラベルロードバイクに使われている「シマノ・GRX」を採用。 コンポーネントはグラベルロードバイク用だが、タイヤはコンチネンタル製のオンロードタイヤを搭載するなど、快速系クロスバイクの部品構成となっている。ギアは前40tのシングルで、後ろがSHIMANO CS-HG50-10 10S 11-36T。価格は11万9000円(税込)。 RAIL sakura RAILシリーズの中でも、異色のカラーを採用しているのがRAIL sakura。多様性が注目されている現代で、注目して作られたクロスバイク。 独特のグラデーションを採用したロゴやサドルは、RAIL sakura専用となる。サドルに関しては2022年1月に販売予定とのこと。ギアは前38tのシングルで、後ろがSHIMANO CS-HG50-10 10S 11-42Tで、フロントシングルながら低めのギア比にすることで乗りやすさを重視している。価格は7万7777円(税込)。 tanken ロードバイクやクロスバイクといったオンロードバイクを中心に取り扱っているKhodaaBloomの中でもジュニアMTBスタイルなのがtanken。MTBスタイルのジュニアスポーツバイクといえば、NESTOからX-VALLEY KIDがあるが、tankenはスリックタイヤを装着し、20インチ、22インチの2モデル構成となっている。価格は20インチが4万8400円で22インチが5万600円(いずれも税込)。 関連リンク KhodaaBloom:https://khodaa-bloom.com/

BESV E-Bike「JF1」「JG1」のマイナーチェンジを発表 現行モデルは在庫限りで値下げ販売を実施

BESV JAPANは9月10日、グラベルロードタイプのE-Bike「JG1」と、クロスバイクタイプのE-Bike「JF1」のマイナーチェンジを発表した。   今回、10月1日の価格改定に合わせて、JG1とJF1のマイナーチェンジを行う。それに伴い、両車の現行モデルに関して、BESV JAPANの在庫限りにて特価で販売を実施する。 変更内容はJF1はブレーキを変更する。現行仕様ではSHIMANO RS-305 機械式ディスクブレーキ で、変更後の仕様はSHIMANO RS-405 油圧ディスクブレーキへグレードアップ。価格は現行仕様の定価が23万円なのを22万円とし1万円値下げする。マイナーチェンジモデルの価格は23万6000円となる。 JG1の変更箇所はカセットスプロケットで、現行仕様はCS-M7000 11-40Tで、変更後の仕様はCS-M7000 11-42Tとなる。価格は現行仕様の定価が33万円なのを32万6000円とし4000円値下げする。マイナーチェンジモデルの価格は33万6000円となる。 関連リンク BESV JAPAN:https://besv.jp/

NESTOからシクロクロス用用フレームセット「CLAUS FrameSet」登場 ライダーファーストな価格で購入できるレーシングCXフレーム

総合自転車メーカーのホダカは7月8日、同社のスポーツサイクルブランド「NESTO(ネスト)」から、シクロクロス競技用アルミフレーム「CLAUS FrameSet(クラウス フレームセット)」を発売した。 CLAUS FrameSetは国内シクロクロスの最高峰JCXシリーズのカテゴリー1に参戦するライダーが開発した、シクロクロス競技用バイク「CLAUS」のフレーム単品商品。 担ぎが必要なシクロクロスの特性と日本人ライダーに合わせたジオメトリー設計で、フレームは3サイズ展開。 フレームリア部にはNESTOのグラベルロードバイク・ロードバイクで採用実績がある振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」を搭載。横扁平加工したシートステーとチェーンステーが縦方向にしなることでフレーム自体が柔軟に路面に追従すると謳っている。 さらにフルカーボンフォークや下側1.5インチテーパーヘッド、スルーアクスル、フラットマウントディスクブレーキ、ケーブル内装ドロッパーシートポスト対応など現在主流の規格を盛り込んだ。 CLAUS FrameSetはレース用機材として十分な性能や耐久性を持ちつつ、価格を5万4000円(税抜)と、ライダーファーストな価格設定にすることで、シクロクロスにチャレンジしたいホビーレーサーやアスリートに適しているとのこと。 ◆製品情報 希望小売価格       59,400円(税込) / 54,000円(税抜) サイズ(適応身長) 470mm(155-165cm)、500mm(165-175cm)、530mm(175-185cm) カラー                  ギャラクシーブラック/スターダストグレー ボトムブラケットプレスフィット86mm シートポスト径    30.9mm Fディレーラー    バンドタイプ34.9mm ブレーキ              フラットマウントディスクブレーキ 付属品                  ヘッドパーツ、シートクランプ、フロント&リアアクスル、RDハンガー URL                     https://nestobikes.com/products/claus-c_frameset/ CLAUS FrameSetはNESTOプレミアムディーラー専売品となります。 関連リンク NESTO:https://nestobikes.com/

斑尾高原に「GIROグラベルバイクパーク斑尾」7月3日グランドオープン、ホテルタングラムでサイクリストルーム新登場

東急リゾーツ&ステイは6月25日。長野県信濃町で運営する「ホテルタングラム」で、斑尾山にグランドオープンする「GIROグラベルバイクパーク斑尾」でのサイクルツーリズム増に対応するため、自転車と一緒に泊まれるサイクリストルームを新設したと発表した。 信越エリアでは2019年10月「GRINDURO(グラインデューロ)」という人気の高いグラベルイベントを日本初開催し、その中心が斑尾。斑尾エリアはトレイルランの聖地で知られており、林道がひしめき合い、無数のトレイルがあることで知られている。 斑尾高原スキー場の自然な地形はグラベルに適していたためGRINDURO JAPANの運営主催者でもあるダイアテックとタイアップし「グラベルを感じることのできるパーク」をコンセプトに造成開始。パーク名はダイナテックの取り扱い商品でありヘルメットで世界的に有名な「GIRO」を冠とした「GIRO GravelBikePark Madarao」と命名、2021年7月3日にグランドオープンする。 GIROグラベルバイクパーク斑尾は、斑尾高原のスキー場内をベースとしてグラベルを感じることのできるパークを造成。「大人でも子供でも土の上を自転車で走り、自然を感じる心地よさを感じてもらいたい、純粋な気持ちで童心に帰り遊んでもらいたい。」という思いを込めているとのこと。 コースは、キャンプを楽しむファミリー、キッズが初めて土の上で遊ぶことを考えて作り、気軽に体験できる初心者向きコースから、森の中をぬけるアップダウンのあるトレイルで本格的なオフロードを楽しめるルートまで用意している。 ホテルタングラムに今回新設される「サイクリストルーム」には自転車専用ラックを設置、自転車を上下に収納可能で部屋をより広く使える仕組みで、館内には温泉大浴場・露天風呂・サウナもある。また、ホテルフロントとは別に自転車&ペット専用出入口もあり自転車を洗える水道も完備した。 今回オープンする「グラベルバイクパーク斑尾」はホテルから車で約15分(7キロメートル)、トライアスロン大会開催の野尻湖まで車で約10分(5キロメートル)、ホテルタングラム周辺はオンロード、オフロード、グラベルロードが楽しめる環境が整っている。サイクリストルームは7月8日(木曜日)より利用可能。  「GIROグラベルバイクパーク斑尾」概要 運営会社:斑尾高原スキー場 法人名:株式会社 アビラ 公式サイト:https://www.madarao.jp 所在地:〒389-2257  長野県飯山市大字飯山11492-321 斑尾高原ホテル 代表者名:松下 宏之 設立:1972年 事業内容:スキー場(斑尾高原スキー場)、ホテル(斑尾高原ホテル、モンエール斑尾)、キャンプ場、ZIPラインアドベンチャー、グラベルバイクパーク斑尾 広報担当:酒井 寛志   TEL: 0269-64-3311   Mail: sakai@madarao.jp ホテルタングラム概要 長野県の斑尾山にあるホテルタングラム。スキー場、ゴルフ場、トレッキングコース、野尻湖テラスなどあり夏も冬も楽しめる、ホテル客室は40㎡と広く洋室の他に和室、和洋室、80㎡の特別室、ペット対応ルーム、自転車対応ルームあり。遊ぶ、泊まる、滑る、癒すがひとつになった滞在型リゾート。 所在地:長野県上水内郡信濃町古海3575‐8 交通:【車】上信越自動車道信濃町ICより約20分(10km)【電車】 北陸新幹線長野駅よりシャトルバスで約1時間(要予約) 主要施設:ホテルタングラム、タングラムスキーサーカス、斑尾東急ゴルフクラブ、野尻湖テラス タングラムラベンダーパーク、ハーヴェストクラブ斑尾 URL:https://www.tangram.jp/green/  

通勤から旅まで対応するドロップハンドルE-Bike「ヤマハYPJ-ER」をインプレ

世界初の量産電動アシスト自転車を製造したことで有名なヤマハ発動機。ヤマハ発動機は、街乗りなどの電動アシスト自転車のPASに加え、電動アシストスポーツ自転車のYPJシリーズも展開している。 今回紹介するYPJーERは、大容量バッテリーとディスクブレーキを採用したドロップハンドルタイプのEーBike。2018年3月に登場し、現在でも大きな変更もなく販売されている。価格は33万円(税抜)。今回は、YPJーERのインプレをお届けしよう。 筆者はMiyata ROADREX 6180(記事)、Specialized Turbo Levo SL(記事)、Corratec E-POWER SHAPE PT500(記事)、欧州仕様のフルサスペンションE-MTB「FANTIC XF1INTEGRA」、執筆時点では発売されておらずプロトタイプの「STROKE Cargo Trike T4」(記事)など、様々なE-Bikeを試乗したことがある。また、E-Bikeの所有に関しては、Specialized Turbo VADO SL 4.0(記事)を所有している。 ヤマハYPJーERの車体をチェック 最初にYPJ-ERの車体をチェックしよう。現代のEーBikeを見慣れていると、YPJ-ERのデザインは古典的だと言わざるを得ない。これは、バッテリーを車体に外付けしているのもある。2021年現在、多くのEーBikeでは、内臓式バッテリー(インチューブバッテリー)が使われているが、YPJ-ERは外付け式バッテリーを採用している。2018年当時、日本市場ではまだ内臓式バッテリーを採用したE-Bikeは登場していなかったため、仕方ないと言えるだろう。 “都市部通勤から自転車旅まで対応するクロスオーバー・ロードバイク“をコンセプトにした、YPJ-ERはロードバイクというよりは、ツーリング向けのドロップハンドル車という考えが合っている。タイヤは700×35cと太く、車体は泥除けが装着できる隙間がある。そのためロードバイクのようなクイックなハンドリングは無いが、スポーツ自転車初心者でも段差の通過が安心して行え、直進安定性が高くて安心して走ることができる。 車体デザインは、フラットバーモデルのYPJ-ECに似ている。但し、YPJ-ERはドロップハンドルに適した車体設計となっているため、YPJ-ECを購入して、そのままドロップハンドルを装着してもYPJ-ERになるわけでは無いため注意しよう。ギアに関しては、YPJ-ERはE-Bikeでは珍しくフロントクランクにダブルギアを採用している。 パワフルで静かなドライブユニットは、現代の目で見ても優秀 今回、ヤマハYPJ-ERとミヤタROADREX 6180、Specialized  Turbo VadoSL4.0の3台のE-Bikeで、八丈島を走る事を行なった。八丈島に関しては後々紹介するが、まずはYPJ-ERのインプレを紹介しよう。 今回、YPJ-ERに乗車した中で利点と言えるのが、ドライブユニットの性能。YPJ-ERに搭載されているドライブユニットはヤマハPW-SEと呼ばれるユニットで、フラットバータイプのYPJ-EC、泥除けやキャリア、フロントサスペンションを搭載したトレッキングタイプのYPJ-TCなどに搭載されている。定格出力は240Wで、最大出力、最大トルクは不明。YAMAHA MOTOR USAではYPJ-ERに似た「URBAN RUSH」が用意されているがこちらのスペックは、定格出力250W、最大出力500W、最大トルク70Nmとのこと。 筆者は最大トルク35Nm(Specialized SL1.1 ”最大出力”240W)から、最大トルク95Nm(日本未発売48V電圧日本仕様E-Bike用ユニット)まで乗ったことがあり、発進時の感覚でおおよそのトルクがわかるが、恐らくトルクに関しては70Nmは出ていると思われる。 高性能なドライブユニットの特徴を簡単に表すと、高出力、高トルク、法規まで速度を追い込んでいる、静音製だろう。PW-SEは、出力とトルクが30万円台前半のE-Bikeでは強く、時速24キロまできっちりとアシストを行い、日本のアシスト比を限界まで追い込んでいる。静音性に関しては、筆者がかつて2年前に乗ったYPJ-TCがヒューン系の高音だったのが、今回試乗したYPJ-ERはPW-Xの低音系のギアの音で静かになっていた。 YPJ-ERは2018年に登場したE-Bikeだが、2021年現在の目で見ても、20万円台から30万円台前半のE-Bikeに搭載されているドライブユニットだけを見ると、パワー、トルク、静音性能が非常に優秀だ。 今では古いと言わざるを得ないパッケージング ドライブユニットは、現代の目で見てもこの価格帯では非常に優秀なYPJ-ER。しかし、車体設計などのパッケージングを見ると、古いと言わざるを得ない。 一番わかりやすいのが前輪の荷重。YPJ-ERに関しては、一般的な人力自転車と比較すると、やや過大気味と言える。これは、バッテリーをダウンチューブ上に装着したのと、オンロード向けE-Bikeのためフロントセンターが短くて、荷重がかかりやすくなるというのもある。 車体前方に重さを感じる理由は、ダウンチューブ上にバッテリーを搭載し重心位置が微妙に変化したのもあるだろう。2018年に登場したE-Bikeの殆どはバッテリー外付けで、YPJ-ERのように車体前方に重さを感じ、重心が高く感じるのが殆どだった。バッテリー外付けで前輪荷重過大を克服したのはNESTO X-VALLEY E6180(記事)ぐらいだ。 また、前輪荷重過大の一番の問題は、柔らかいタイヤを装着するとタイヤが潰れすぎて頼りなくなり、操縦安定性が劣化する問題がある。荷重過大の問題を解決するためか、YPJ-ERはCST製のE-Bike用タイヤを装着している。このE-Bike用タイヤは、重いE-Bikeにも対応するためにタイヤが非常に頑丈だ。 YPJ-ERのハンドリングはE-Bike用タイヤに頼っているというイメージだ。2021年現在の目で見るとSpecialized Turbo Vado SLやMiyata Roadrex 6180と比較して車体バランスは良くないが、硬いE-Bike用タイヤで前輪荷重過大を抑え、操縦安定性能を上げている。そのため、非E-Bike用タイヤや細いタイヤを装着すると、前輪荷重過大で操縦安定性が劣悪になり可能性がある。 因みに、今回のインプレでは、二人の非E-BikeユーザーにもYPJ-ERに乗ってもらったが、このような感想はあまり無かった。これは筆者が様々なE-Bikeに試乗して知識を得ているのもある。 標準装備されているタイヤは700×35cで、グラベルロードのようにもっと太いタイヤを入れることができないのも気になる。スピードが出ない人力自転車なら700×35cというママチャリとほぼ同じ太さのタイヤでグラベルを走ることはできるが、E-Bikeの場合はモーターアシストでスピードが出る。そのため700×35C程度のタイヤは細いため、楽しく走るのは難しい。グラベルを走るのなら、最低でも700×42c、できれば650×47Bが欲しいところ。 ギアもフロント50/34Tという、人力自転車のようなダブルギアは、今の時代では古い考えだと思うのが筆者の見解だ。一番軽い34Tを使うと、脚を軽快に回してパワーを上げて走れるが、舗装路ではすぐに頭打ちになってしまう。一番重い50Tは、アシストが切れる時速24キロ以上にすぐに達してしまい、坂道に入るとギアが重いため失速気味になり、一番軽い34Tに入れる必要があるため扱いにくいと感じた。特に日本仕様のE-Bikeは、高速域になるとアシストパワーが少なくなるため、脚を高回転で回して人力パワーを出してアシストパワーを出す必要があるため、重いギア比は実際には使わない無駄なギアになることが多い。 人力自転車の場合、人間の脚力だけで走り、軽い車体で一気に時速35キロ以上出すこともあるため、ツーリングではフロントギア2枚以上は欲しい。しかし、E-Bikeの場合は車体が重いため時速30キロ以上のスピードを出す機会がほとんど無い一方、時速30キロ以下の領域で継ぎ目がなく変速できた方が扱いやすいため、YPJ-ERのギアはどっちもつかずだ。筆者ならYPJ-TCに搭載されている46/34Tにして、ローギアード化を行うだろう。 因みに2018年当時のレベルで評論した場合「悪くは無く、おすすめの一台」という評価だろう。これは、YPJ-ER登場時、他社から類似モデルが殆どなく、内蔵バッテリー搭載E-Bikeが殆ど無かったためだ。 YPJ-ERはどんな人におすすめか ドライブユニットは今でもこの価格帯では一流で、ブレーキもシマノ Tiagra油圧ディスクブレーキに、バッテリー容量は478Whと、400Wh後半でバッテリー容量も大きいため、ロングライドや長い上り坂でも電池切れになりにくいため、ツーリング用E-Bikeとしての基本用件は備えている。 これだけ評価は厳しいのは、筆者がTREK Rail9.7やYAMAHA  YPJ-MT ProなどのフルサスペンションEーMTBや、Specialized Turbo Creo SLなどのE-ロードバイクなど最新のEーBikeに試乗し、自身もSpecialized...

モーターアシスト音が静かなE-Bikeの選び方まとめ 音が静かなドライブユニットも紹介【E-Bike初心者向け】

モーターとバッテリーの力でアシストを行うE-Bikeの選び方で、あまり注目されていないが重要なのがアシスト時に発生する音だ。E-Bike用ドライブユニットは、ドライブユニットのメーカーやグレードによって、アシスト時に発する音が違うのが普通だ。 殆どのメディアではドライブユニットから発する音を全く書かないという怪現象が起こっているが、殆どのE-Bikeオーナーにとってはアシスト時に発する音は非常に気にしている。 自動車やオートバイに関してはエンジンから出る音に「良い音」という概念があるが、E-Bikeに関しては、良い音というのは存在せず、人力自転車のように無音が一番良いという状況だ。そのため、E-Bikeを購入するとき、アシスト音が静かなE-Bikeを購入したいと思うのは誰でも思うだろう。今回は、アシスト音の大きさが違う理由や、アシスト音が静かなドライブユニットを紹介しよう。 アシスト音が静かなE-Bikeとアシスト音が大きいE-Bikeの違い E-Bikeのドライブユニットが発する音の大きさが違う理由は様々だが、一番の理由はドライブユニット内に入っているギアの材質や形状と言われている。ギアの材質に関しては、ナイロン製のギアを採用したドライブユニットは音が静かで、金属製のギアを採用したドライブユニットはアシスト音が大きくなる。 なぜ、ドライブユニットのギアを金属製にするのかと言うと、人力の強大な力に負けないためギアの歯が欠けるのを防ぐためだ。 そのため、金属ギアを採用したアシスト音が大きなE-Bike用ドライブユニットは、ハイパワー、ハイトルクを実現したE-MTB用ドライブユニットなのが一般的。逆にナイロンギアを採用したアシスト音が小さなE-Bike用ドライブユニットは、E-MTB用と比較して低いパワーとトルクの街乗り、サイクリング用ドライブユニットという扱いになっている。勿論、例外はあり、ベルト駆動やギアの形状を工夫することでハイパワー、ハイトルクを実現しつつ、音が静かなE-MTB用ドライブユニットも存在する。 また、ドライブユニットから発する音は、車体形状によって多少変化することがある。同じドライブユニットを装着したE-Bikeでも、車体形状の工夫が音の反響が少ないカーボン素材を採用することで、音の大きさが変わることもある。 アシスト音が静かなE-Bike用ユニット一覧 アシスト音が静かなE-Bikeを選ぶのなら、ドライブユニットから発する音が静かなE-Bikeを選ぶのが良い。ここでは、アシスト音が静かなE-Bike用ユニットを紹介しよう。アシスト音の大きさに関してはあくまでも体感となるが紹介しよう。現時点で試乗を行っているユニットのみを紹介する。 アシスト音がほぼ無音のドライブユニット ドライブユニットのアシスト音がほぼ無音のモデルというのは存在する。一例を上げるとするとBosch Active Line Plus、BESV インホイールモーター、Shimano STEPS E5080などが有名だ。 Bosch Active Line Plusは、ドイツ「Bosch」の街乗り、サイクリング向けドライブユニット。定格出力250W、最大トルク50Nmと、E-MTBで使われているPerformance Line CXの定格出力250W、最大トルク85Nmと比較するとトルクは低いが、街乗りや舗装路のサイクリングでは必要十分の性能を持っている。搭載されているE-Bikeは主にクロスバイクタイプ。Tern Vektronのように折りたたみ自転車タイプに搭載したモデルも存在する。 関連記事 【試乗】折りたたみとBosch製E-Bikeユニットを合わせた Tern Vektronの利点とは?【E-Bike】 ロングライドが余裕を持って楽しめるE-Bike「Corratec E-POWER SHAPE PT500」レビュー BESV オリジナルインホイールモーター搭載車もアシスト音が静かな事で知られている。BESVのインホイールモーターは、前輪駆動仕様と後輪駆動仕様の2モデルがある。どちらもE-MTB用ドライブユニットと比較して静かだが、一番静かなのはリアインホイールモーターを採用したモデルだ。リアインホイールモーターを採用したモデルはPSシリーズ(PS1、PSA1、PSF1)、Jシリーズ(JF1、JR1、JG1)等が有名だ。 関連記事 ファッショナブルでスポーティなカーボンE-Bike「BESV PS1」を解説 2020年モデルの特徴やPSA1との違いも紹介 ミニベロE-Bike BESV PSA1をインプレ 伊豆大島を回って気づいた事をまとめる ベルトドライブで高い静音設計を実現したBrose Drive S搭載車 高出力、高トルクを発生するE-MTB用ドライブユニットはアシスト音が大きいというのが一般的だが幾つか例外がある。 ドイツ「Brose」が製造している「Brose Drive S」は、アシスト音が非常に静かだ。定格出力250W、最大トルク90Nmを発揮し、他社のE-MTB用ドライブユニットよりもトルクが強い一方で、非常に静かなのはベルトドライブを採用しているため。注意点としては定期的なメンテナンス(1万5000キロでのメンテナンスが推奨されている)が必要なことだろう。 Brose Drive Sシリーズ搭載車に関しては、日本では2021年6月現在、公道走行不可のEU仕様のFANTIC E-MTBシリーズのみの展開となっている。 関連記事 欧州仕様のE-Bikeの特徴とは? FANTIC製フルサスE-MTB「XF1 INTEGRA」に乗ってみた ギア駆動ながら驚異的な静音設計を達成したYAMAHA PW-X2搭載車(Yamaha YPJ-MT Pro) 今までE-MTB用ドライブユニットと言えばアシスト音が発生するのが当たり前の中、YAMAHA PW-X2はギアノイズはあるが非常に静かなアシスト音を実現した。舗装路では走行中の風切り音やタイヤのロードノイズのほうが煩いと思うほど静かにアシストを行い、日本市場向けのE-MTB用ユニットでは執筆時点で一番静かなドライブユニットだろう。 かつてトレイルアドベンチャーよこはまで行われた「e-MTB...

西日本最大のスポーツ自転車の祭典「サイクルモードライド大阪2021」が 7月24、25に開催決定

テレビ大阪は6月14日、西日本最大のスポーツサイクルフェスティバル「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2021」を7月24(土)・25(日)に開催すると発表した。 CYCLE MODE RIDE OSAKA 2021は西日本最大のスポーツ自転車の展示、試乗会を行う自転車イベント。今年も、有名ブランドの最新自転車が集結し、全長約2キロのロング試乗コースでロードバイクやE-Bikeを体験可能。また、ウェアやヘルメットなど、自転車関連グッズの最新モデルの展示を行う。 初心者やファミリーも楽しめるイベントも充実あいており、スポーツ自転車は初めてという方向けの「試乗前レッスンコーナー」や、電動アシスト自転車の乗り比べが可能な「ファミリーBICYCLEゾーン」などを用意している。 また、新たに人気のオフロード自転車を乗り比べられる専用コース「オフロード試乗コース」が、東の広場に初登場する。マウンテンバイクや電動アシストユニット搭載のE-MTB、グラベルロードなどのスポーツ自転車を、未舗装路をイメージした専用ダートコースで体験できる。 他にも、日本各地に広がるサイクリングコースやおすすめ観光スポット、グルメ情報などを一挙紹介する「ジテンシャ×旅エリア」や、乗り方から自転車に乗る際のマナーに至るまで、丁寧に教えてくれる子ども向け自転車教室「ウィーラースクール」、初めてロードバイクを体験する人に乗車方法を教える試乗前レッスンコーナーを用意する。他にも美味しいグルメを味わえる「サイクル∞キッチン」も同時開催を実施する。 ■名 称:CYCLE MODE RIDE OSAKA 2021 ■会 場:万博記念公園 東の広場 ■日 時:2021年7月24日(土)・25日(日)9:30~17:00  ※最終入園16:30まで ■入場料:午前券(9:30~13:00) 前売1,000円 当日1,300円 午後券 (13:30~17:00)前売900円  当日1,200円(税込・公園入園料260円含む) ※完全入替制 ※中学生以下無料 、別途公園入園料が必要です。(小中学生80円) ※2021年度チームキープレフト会員は入場無料 但し別途公園入園料(260円)と会員証および名前が確認できるID(免許証・保険証など)が必要です。 ▼下記サイトにてチケット絶賛販売中! http://www.cyclemode.net/ride/ticket/ ■主 催:サイクルモード実行委員会(テレビ大阪/テレビ大阪エクスプロ) ■公式サイト:http://www.cyclemode.net/ride/

パナレーサーとライドエクスペリエンスのコラボツアー 「GravelKing トランス東北ツアー Part I~III」登場

パナレーサーと、ライドエクスペリエンスは5月に業務提携契約を締結。第一弾のコラボレート企画として、「GravelKing トランス東北ツアー Part I〜III」を2021年7月から10月の3回に分けて実施することを決定、参加者の募集を開始する。 近年、世界の観光業界における急成長カテゴリーとして、世界的に大きな注目を浴びているサイクルツーリズム。その中でも、パナレーサーのグラベル向けタイヤブランド「GravelKing」シリーズの人気に代表されるように、未舗装路や荒れた路面を含むアドベンチャー要素の強い長距離のロードサイクリングが、世界的に人気を集めているとのこと。 また、ライドエクスペリエンスは、2017年からインバウンド向けに運営を行っている「TRANS-TOHOKU Bike Tour」は、12日間で那須から青森まで東北地方を縦断し、ディープな日本を体験するサイクリングツアーとして、世界中のサイクリストから人気を博していた。(2020 年、2021年はコロナ禍で中止) 欧米では主流の「サイクリングガイドとサポートカーが帯同する少人数制の宿泊付きサイクリングツアー」というスタイルを、日本国内で普及させ、国内のサイクルツーリズム市場のより一層の発展と活性化を図っていくとのこと。 ツアーは、時間と手間をかけリサーチを行った、交通量が少なく景色も雰囲気も良いルートを選択。舗装路を基本としつつ、各パートのところどころでグラベルロード(未舗装路)を織り交ぜているとのこと。   そして、全てのツアーでは、経験豊富なサイクリングガイドとサポートカーによるフルサポート付きで、パナレーサーによるタイヤとチューブのサポートも実施。荷物は全てサポートカーに預けて身軽にサイクリングを行うことができる。 Part I〜Part III の3つのツアーの発着地は、東北新幹線の停車駅周辺に設定し、Part III は青森駅で解散。全てのツアーで1泊以上は東北の名湯や秘湯に宿泊する。また、PartI〜III の全てに参加し、完走した人は、パナレーサーおよびライドエクスペリエンスから、特別な記念品の贈呈も行われる。 ツアーでは、パナレーサーの人気グラベルタイヤ「GravelKing シリーズ」の内で、オンロードでの走りの軽さと、グラベルでの走破性を両立したセミスリックモデル「GravelKing SS」1 セットを、ツアー参加者全員に事前に無償提供を実施 (「GravelKing SS」を装着してのツアー参加を推奨)。他にも、「GravelKing SS」タイヤを装着したカーボンディスクロードバイクのレンタルを行う。そして、宿泊先は温泉宿を含めて全て 1 人 1 室利用を前提とする他、感染防止対策を徹底する。 GravelKing トランス東北ツアー Part I〜IIIについて ツアー名 「GravelKing トランス東北ツアー Part I〜III」 (Part I、Part II、Part III の3つのツアーの総称) ツアー全体日程・行程 【Part I 那須〜上山】 2021/7/10(土) - 12(月)...

2021年~2022年モデルのE-Bike・電動アシスト自転車まとめ 最新のE-MTBから注目のシティタイプまで紹介

日本でも注目されているE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)。2021年モデル~2022年モデルでも各社から注目のE-Bikeが登場している。この記事では、2021年春に発表したモデルや2022年モデルのE-Bike(E-ロードバイク、E-グラベルロード、E-クロスバイク、E-MTB等)を紹介する。 BESV CF1 LINO CF1 LINOは、先行発売されているシティタイプのCF1 LENAよりも大きい26インチホイールを採用したシティタイプのE-Bike。車体に搭載されたバッテリーは、外さないことで、スリムなデザインと強度を両立した。また、ディスプレイは装備せず、ボタン一つで電源ONし、バッテリー残量はLEDのカラー表示で識別する。CF1シリーズで評判の高い可変式ハンドルステム、フレーム内蔵フロントライト、前後フェンダー、リアキャリア、テールランプ(ブレーキランプ)、サークル錠、キックスタンドを標準で装備。価格は21万8000円(税抜)。 関連記事 BESVが新型E-Bikeを発表 グラベルロードタイプ「JG1」シティタイプ「CF1 Lino」が登場 BESV JG1 JG1は、BESV Jシリーズで初めてのグラベルロードタイプのE-Bike。バッテリーはダウンチューブに内蔵するJシリーズの機構を継承し、グラベルロードバイクのジオメトリを再設計。軽量化、振動吸収性を高めるためにフロントフォークやシートポストに軽量カーボン素材を採用。コンポーネントは、SHIMANO GRXシリーズを搭載し、11速+油圧ディスクに加え、タイヤはMAXXIS 700×38Cを装着。純正オプションには、前後フェンダーやリアキャリア、センタースタンドなどを用意している。価格は33万円(税抜)。 関連記事 BESVが新型E-Bikeを発表 グラベルロードタイプ「JG1」シティタイプ「CF1 Lino」が登場 Benelli MANTUS 27 Benelli MANTUS 27 TRKは27インチのクロスバイクタイプのE-Bike。この価格帯のE-Bikeでは珍しくバッテリーを車体に内蔵したインチューブバッテリーを採用している。ドライブユニットはリアインホイールモータータイプ。キックスタンドや前後泥除け、フロントサスペンションを搭載している。メーカー希望小売価格15万円(税込)を予定。 ベネリから税込15万円で買えるE-Bike「MANTUS 27 TRK」発表 2021年秋発売予定 ブリヂストンサイクル ブリヂストンサイクルは11月10日、電動アシスト自転車「アルベルトe」「カジュナe」「ステップクルーズe」「フロンティアデラックス」「ティービーワンe」の2022年モデルを発売。「走りながら自動充電」で1回の充電で走る航続距離がパワーモードで62キロメートル、エコモードで20キロメートルと従来品比で53パーセント向上したのを売りにしている。 https://www.cyclorider.com/archives/50932 FANTIC XTF1.5 CARBON FANTIC XTFシリーズはFANTICのE-MTBの中でトレイルライド向けのモデルとなる。XTF 1.5 CARBONはカーボンフレームを採用したハイエンドモデル。トップチューブとフロントのヘッド部分が新デザインを採用し、バッテリーは720Whの大容量タイプを搭載。ホイール径は前後29インチとなっている。価格はXTF1.5 CARBONが82万円(税込)から 関連記事 FANTICから新型フルサスE-MTB「XTF 1.5 CARBON」登場 大容量バッテリー搭載してモデルチェンジ FANTIC XTF1.5 FANTIC E-MTBの中でも、トレイルライド向けのモデル「XTF1.5」のエントリーモデルがXTF1.5。アルミフレームを採用した車体には、定格出力250W、最大トルク90Nmを発揮するBrose S ALUドライブユニットと630Whバッテリーを組み合わせている。価格は56万5400円(税込)。 関連記事 FANTICからフルサスE-MTB「XTF1.5」登場 50万円台で購入できる欧州仕様のフルサスE-MTB FANTIC ISSIMO ISSIMOは、かつてFANTICのラインナップにあったエンジン付き自転車「モペッド」の名前を受け継いだE-Bike。トラスフレームに前後ライト、ファットタイヤを採用することで、他にはない個性的なスタイルが特徴的なモデルだ。2018年のミラノモーターサイクルショー(EICMA)でコンセプトモデルが登場、2019年にユーロバイクアワード2019を受賞。2021年6月に公益財団法人日本交通管理技術協会が推進している型式認定を取得し、日本仕様が登場した。コミューター向けのモデルで、VEE-TIRE Speedster 20×4インチスリックタイヤにリアキャリアを装備した「URBAN」と、オフロード走行を意識したVEE-TIRE Mission...

ミヤタ CRUISE i 6180とROADREX i 6180の実車をチェック

2021年5月15日、16日に横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1-1)で行われていた「ヨコハマサイクルスタイル2021」。ミヤタ、メリダブースでは5月に発表されたばかりのCRUISE i 6180とROADREX i 6180が公開、試乗を行っていた。今回は、CRUISE i 6180とROADREX i 6180の車体をチェックしよう。 CRUISE i 6180の車体をチェック CRUISEシリーズ初のインチューブバッテリー(フレーム内蔵式バッテリー)を採用したCRUISE i 6180。フレームデザインは、オンロード用クロスバイクを意識した滑らかなスタイルとなっている。カラーリングはブラックを基調としており、黒色のバッテリーカバーが目立たない。バッテリカバーはプラスチックタイプで、ボトルケージ台座は無い。 写真撮影はしていなかったが、スイッチは「SC-E5000」(URL)を採用。ハンドル左側に装着する低価格タイプで、Bosch Purionに似たスタイルだ。フロントフォークにはボトルケージ台座を装着。 ROADREX i 6180の車体をチェック グラベルロードタイプのROADREX i 6180は、CRUISE i 6180と同じくインチューブバッテリーを採用しているが、フレームデザインは異なっている。CRUISE i 6180がスマートなイメージを重視したのに対して、ROADREX i 6180はグラベルロードらしいタフなイメージを持っている。 タフなイメージを連想させるのは、トップチューブがROADREX i 6180独自の角張ったデザインに加え、カラーを艶ありにすることで、フレームのラインを強調させてためからだろう。バッテリーをダウンチューブに内蔵した理由は、縦置きバッテリー時代の「ROADREX 6180」(記事)は、重心位置が高く、もっと重心位置を下げて欲しいという要望があったため、この方式を採用したとのこと。 CRUISE i 6180とROADREX i 6180のバッテリーカバーはどんな構造? CRUISE i 6180とROADREX i 6180はフレーム内蔵型のインチューブバッテリーを搭載している。インチューブバッテリーはメーカーによって装着方法が異なるため、購入前に見ておきたい部分。ここではCRUISE i 6180とROADREX i...

ミヤタからマルチパーパスに使えるグラベルE-Bike「ROADREX i 6180」登場 スマートなルックスを実現

ミヤタサイクルは5月10日、MIYATA初のインチューブバッテリーを採用したグラベルロードタイプのE-Bike「ROADREX i 6180」を発表した。 MIYATAのROADREXシリーズは、Shimano製のE-Bikeユニット「STEPS」を搭載したグラベルロードタイプのE-Bikeとして知られている。従来型のROADREXは縦置きバッテリーを採用していたが、今回登場したROADREX i 6180は、同日に登場したCRUISE i 6180と同じく、バッテリーをフレームに内蔵したインチューブバッテリーを採用した。 これにによりデザイン性が上がっただけでなく、バッテリーを内蔵したことで低重心化、走行安定性を向上させたと謳っている。また、バッテリー位置を変更したことでより小柄な方でも乗車可能となった。バッテリーは36V 11.6Ah 418WhのDARFON製リチウムイオンバッテリーを採用。 ドライブユニットは「SHIMANO STEPS E6180」。定格出力250W、最大トルク60Nmを発揮する。シフターは、グラベルツーリング向けに開発されたSHIMANO GRXを採用。変速段数は外装10段となる。ブレーキはSHIMANO製油圧式ディスクブレーキを採用した。 タイヤサイズは650B×45Cで、オンロードからオフロードまで安定した走行を可能なグラベルロードらしいタイヤチョイスとなっている。また、オプションで前後キャリヤやドロヨケ、スタンドが装着可能。価格は33万円(税抜)。2021年9月発売予定。 ROADREX i 6180のスペック フレーム:アルミ, Internal Battery, フラットマウント, スルーアクスル:M12x142mm フロントフォーク:アルミ, フラットマウント, スルーアクスル:M12x100mm 重量:- ブレーキ:SHIMANO, GRX BR-RX400 油圧式 ディスクブレーキ ギア(前):SHIMANO, SM-CRE80, W/O CG, 47T / アルミクランク 170mm(W/MIYATA LOGO) ギア(後):10S, 12-40T ...

SpecializedのE-Bikeが近くの販売店でレンタルできるサービスが登場

スペシャライズドは、最新のE-Bike「Turboシリーズ」を、近くの販売店に取り寄せ試乗できる「BE SPECIALIZED TURBO E-BIKE 試乗」を実施している。 このサービスは、Specialized製E-Bikeを近くの販売店で取り寄せして、最大3日間のレンタルを行い試乗できるサービス。対象車種はロードバイクのE-Bike「Turbo Creo SLシリーズ」、グラベルロードタイプのE-Bike「Turbo Creo SL Evoシリーズ」、フルサスペンションタイプのE-MTB「LEVO SL」シリーズを借りることができる。 申し込みは原則、利用開始日の7日以上前で、レンタル期間には貸出日、返却日が含まれる。1日レンタルの場合、当日の貸し出し店舗の営業時間内に返却する必要がある。レンタル料金は車種に関わらず1日間で7700円(税込、以下同)、2日間で1万3200円、3日間で2万900円。 Specialized製E-Bikeはレンタルできる場所が少ないため、このような販売店でレンタルしてじっくりと試乗できるサービスは有り難い。 関連リンク BE SPECIALIZED TURBO E-BIKE 試乗フォーム:https://specialized-store.jp/contact/

スピードクロスバイクの決定版「NESTO LIMIT2」がフレーム設計を一新して新発売

総合自転車メーカーホダカのスポーツサイクルブランド「NESTO (ネスト)」は3月23日、クロスバイク「LIMIT (リミット)」シリーズの 2021モデル「LIMIT 2」を発売した。 LIMIT 2はフレームサイズ500mm で10kg下回る軽さと、この価格帯ではワンランク上のMAXXIS DETONATOR ケブラービードタイヤとシマノ製ブレーキの採用し、軽快な走りを実現したスピードクロスバイクの決定版。LIMIT 2 の走行性能はNESTO サポートアスリートの安田大サーカス団長安田氏が1日で200キロメートル走ったことでも知られている。 2021年モデルでは、小柄な方から大柄な方まで体格に合わせたクロスバイクに乗れるように、フレームの設計を一新。上下5センチメートルずつ適応身長が広がり、145センチメートルから190cmまでとなった。 また、フレームリア部には、NESTOのグラベルロードバイク・ロードバイクで採用実績がある振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」を搭載。シートステーとチェーンステーを横扁平に加工することで、リア部が縦方向にしなり快適な乗り心地を生み出すと謳っている。価格は5万円(税抜)。 ◆製品情報 希望小売価格 55,000円(税込) / 50,000円(税抜) 適応身長 380mm(145-162cm)、440mm(160-175cm)、500mm(173-190cm) カラー カモフラージュベージュ、カモフラージュホワイト、ブルー マットブラック、ホワイト、レッド 重量 9.9kg (500mm、付属品・保安部品除く) 付属品 ライト、ベル、リフレクター、キックスタンド、バルブアダプター、ペダル 取扱店舗 全国NESTOプレミアムディーラー 製品情報URL https://nestobikes.com/products/limit_2-c/ 関連リンク NESTO:https://nestobikes.com/

スペシャライズド Turbo Vado SLのすべて 評価からオススメのカスタム等のまとめ【E-Bike】

(2021年4月19日更新)SpecializedのE-Bike「Turbo SLシリーズ」には、ロードバイクタイプの「Turbo Creo SL」、グラベルロードバイクタイプの「Turbo Creo SL EVO」、マウンテンバイクタイプの「Turbo Levo SL」、クロスバイクタイプの「Turbo Vado SL」の4シリーズが用意されている。 Specialized製E-Bikeの中でもクロスバイクタイプのVado SLシリーズは、車体が軽く、アシストが切れるスピードでも進み、アシストが無い状態でも不安なく走行できる軽量タイプのE-Bikeとして知られており、筆者も2021年3月22日現在、Specialized Turbo VADO SL4.0を所有している。今回は、Specialized Turbo Vado SLに関して紹介しよう。 Turbo Vado SLを購入した理由 筆者がTurbo Vado SL購入した大きな理由は、車体が軽いということ。Vado SL4.0の車体重量は15キロと、一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeと比較して軽いため、一番アシスト力が少ないECOモードでも、平地や緩い上り坂でも走りは爽快だ。また、アシストが無い状態でも平地ならちょっと重いクロスバイクとして走ってくれる。他にも、車体重量が軽いため、その気になれば鉄道輪行が可能なのも大きい。 https://www.cyclorider.com/archives/42560 Specialized Turbo SLシリーズの特徴とは? Specialized Turbo SLシリーズの一番の特徴は軽さに拘っていること。例えば、Turbo SLシリーズに搭載されているドライブユニット「Specialized SL1.1」の特徴は、軽量で人力自転車で漕いでいる時の不快な感覚を無くしてくれる事。一般的なE-Bike用ドライブユニット(定格出力250Wクラス)よりも、最大出力240Wと低出力で、最大トルク35Nmと低トルクにすることで、ドライブユニットの重量を僅か1.95キロと軽くすることに成功した。 Specialized SL1.1のアシストの味付けは、モーターの力に頼らせないで、人力で漕いでいる感覚を重視していること。人力走行時に発生する不快な領域をカットしてくれる感覚だ。 車体を軽くするために、バッテリーはユーザー自身の脱着ができない内蔵式を採用。バッテリーを充電する際は、車体に装着された充電口を差し込む方法となっている。この方法を採用した理由は、車体(フレーム)に大きい穴を開けることによる剛性低下の補強を入れる事を嫌ったため、脱着式バッテリーを採用する場合、鍵を装着するため重量が増加する問題を解決するためだろう。充電に関しては、自転車を部屋やガレージに入れて充電しよう。 Turbo SLシリーズに採用されているドライブユニット「Specialized SL1.1」は、マウンテンバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Levo SL」や、ロードバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Creo SL」に採用されている。 https://www.cyclorider.com/archives/42176 https://www.cyclorider.com/archives/34815 Turbo Vado...