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10万円台で選ぶ通勤用ロードバイク/グラベルロードをシクロライダー流に解説

『ロードバイク購入計画個人的メモ投稿』 ジテツウ用自転車を考える😌 予算はペダルやなにやらこみこみでなので、本体は~130000円ぐらい💦 エントリークラスしか買えないけど、せめてSORAぐらいは付いていて欲しいし… 雨でもよく効くディスクブレーキが良さそうな気もするし… オススメあったら教えてほしいです🙇 現時点での候補 左上段 fuji feather cx+ 105000円 街乗りシクロってかんじ、フジってデザインとかカッコイイ! パンクしそうに無いところがイイ 左中段 centurion クロスファイア2000 120000円 ドイツメーカーらしく質実剛健でイイバイクだと思う 最初に乗ったクロスバイクがセンチュリオンだったから、悪いイメージ無い 左下段 MERIDA Scultura disc 200 119000円 さすが世界2位のメリダ コスパ最高! 右上段 GT GRADE ALLOY TIAGRA 128,000円 前から気になってるメーカー フレームの衝撃吸収力に定評があるみたい 右中段 giant DEFY2...

マウンテンバイクとグラベルロードを足したNEW ROAD cannondale SLATE

Cannondale SLATEはロードバイクのジャンルに入っているが、従来のロードバイクやシクロクロス等に入らないNEW ROADというジャンルに入っている異質なロードバイクだ。 フレームは6069アルミフレームでシマノの電動変速機Di2に対応。タイヤは27.5インチのMTB系のためマウンテンバイクに見えるが、全体的なスタイリングは前三角形が、MTBみたいにコンパクトではなく跨ぎにくい形や、チェーンステーの短さを見るとMTBではなくロードバイクの考えで作られている。 フロントフォークはサスペンションフォークだが、キャノンデールが得意とする片持ちサスペンションのレフティ。レフティもSLATE専用で稼働量は30ミリと少なく基本は舗装路用に近い。因みにクロスバイク用のサスペンションは50ミリが多くSLATEに装着されているレフティが、舗装路用にこだわっているのかがわかるだろう。 ブレーキはシマノ・R505油圧ディスクブレーキでロードバイク用のディスクブレーキを採用している。 ギア比はSLATE 105の場合、クランクはCannondale Si, BB30a, FSA rings, 52/36。リアスプロケットはShimano 105 5800, 11-28, 11-speedと全体的に高めのギア比となっている。 車輪は650B、所謂27.5インチマウンテンバイクで採用されているタイプ。タイヤはCannondale Slate Folding TRS tubeless, 650x42c, by Panaracer。タイヤ幅は太いが標準装備のタイヤでフレームとの隙間が少ないため、これ以上タイヤを太くすることは出来ないだろう。 Cannondale SLATEのユーザーインプレッションで見えてくるもの Cannondale Slateは一番安いモデルで39万円する高価なモデルだが、乗っている人のブログを発見した。写真を見るとチェーンステー周辺のタイヤとフレームの隙間が非常に少なく、マウンテンバイクのように泥づまり等には想定していなく、ツーリング車のように泥除けを装着することは考えていないと思われる。 ユーザーインプレッションを見ると、舗装路は長い登り以外はなかなか軽快で、下りや舗装が荒い所はタイヤが太いからか安心感が多いとのこと。砂利道等の未舗装路はシクロクロスとは違い安定感は高いが、濡れた箇所は滑りやすくスリリングな走りを楽しめるようだ。 SLATEの車体やユーザーインプレッションを見ると、SLATEは普通の人が走れる道の走りを楽しむためのスポーツ自転車だと思えば良いかもしれない。ロードバイクは綺麗な舗装路を走るのに向いていて、マウンテンバイクは山道を走るのに特化しているが、殆どの道にある公道や砂利道はロードバイクでは段差や荒れた舗装路、砂利道に弱く、マウンテンバイクでは舗装路の走りは弱い。Cannondale SLATEはロードバイクやマウンテンバイクが有利な場面は弱いが、段差や荒れた舗装路、砂利道はロードバイクよりも強く、舗装路の走りはマウンテンバイクよりも速く走れ、総合的にはしることが できる。 既存のグラベルロードとは違う発想のSLATEは、グラベルロードとは違う考えで作られているように見える。面白い自転車だと思うが、高価で専用部品が多く、安くチューンアップするのは難しく費用対効果よりも独自性を重視して買う自転車だろう。 参考 Cannondale SLATE(公式サイト) Cannondale SLATE:地の果てでなんか遊んでる人ブログ。:So-net blog SLATEに合わせるタイヤとか規格とか:地の果てでなんか遊んでる人ブログ。:So-net blog

クロスバイクよりも発展性があるフラットバーグラベルロード GT GRADE FB COMP

未舗装路が走れるのを売りにしているグラベルロードは、最近では色々な所から販売されている。GTのグラベルロード「GRADE」シリーズは、2016年モデルから、エントリーモデルのGRADE CLARISに女性用モデルが登場するようだ。 【先行予約受付中】GT(ジーティー) 2016年モデル GRADE ALLOY CLARIS WOMENS (グレイドアロイクラリスウーマン) 【女性用ロード(ロードバイク)】【ロードバイク】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる 【先行予約受付中】GT(ジーティー) 2016年モデル GRADE ALLOY CLARIS (グレイドアロイクラリス) 【ツーリング向シクロ(シクロクロス)】【シクロクロス】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる また、2016年モデルからはGRADEのフラットバーモデルとして、GRADE FB COMPが登場するようだ。価格はネット通販では75.810円(税抜)とのこと。スペックは以下の通り フレーム:Gradeアルミフレーム with smooth welds、ハイドロフォーミング フロントフォーク:Grade カーボンフォーク、”1 1/4-1 1/8”。アルミステアチューブ ブレーキ:Tektro 機械式ディスクブレーキ、160mm rotor クランク:Shimano FC-M311 48/38/28T 3速 スプロケット:Sun Race CSM66 12-32T 8速 タイヤ:Kenda Kwest 700x28c グラベルロードのフラットバー仕様が良いと思ったのは、上手くいけばドロップハンドル・ブルホーンハンドル化が容易になるということ。多くのクロスバイクに装着されているVブレーキは、ロードバイク用ブレーキレバーに対応していないため、ドロップハンドルやブルホーンハンドルにするのが難しい。シクロクロスやランドナーなどに採用されているカンチブレーキは、ブレーキ調整にコツが必要なので、個人的には初心者にはお勧めしていない。 グラベルロードでは、オフロード走行もするためブレーキはディスクブレーキを採用しているモデルが殆どだ。そのため、ロードバイク用ブレーキレバーでもディスクブレーキを引けるブレーキが登場している。そのため、ハンドルの選択肢が増え自分好みの自転車を作れる可能性が広がった。公道仕様を作る上で、ハンドルの選択肢が多いのは非常に重要なことで、正直な話、後ろの変速段数の多さより50倍重要だ。 GT GRADE FB COMPのブレーキは、Tektro...

日本最大のスポーツサイクルフェスティバル「CYCLE MODE TOKYO 2024」が4月6日から7日まで東京ビッグサイトで開催

日本最大のスポーツサイクルフェスティバル「CYCLE MODE TOKYO 2024」が、2024年4月6日(土)から7日(日)までの2日間、東京ビッグサイトで開催される。国内外の有名ブランドのロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車が一堂に会し、会場内外に設置された東京湾を臨む1.5km超のロング試乗コースで自転車の性能を存分に体感できる。また、ヘルメットやウェアなどの自転車関連商材を直接見て試すことも可能だ。 開催テーマは「ソトアソビ&RIDE」で、キャンプやフィッシング、旅行などスポーツ自転車と親和性の高いアウトドアシーンとともに、外で遊ぶ楽しさを体感できるイベントへと進化する。それらのテーマを反映した企画コンテンツとして、話題のスポーツ電動アシスト自転車を集めた「SPORTS e-BIKEエリア」や国内外のサイクリングスポットを紹介する「ジテンシャ×旅フェア」、マウンテンバイクやグラベルなど未舗装路の楽しみを発信する「土と道 powered by Giro」など見所満載だ。加えて子供向け自転車教室「ウィーラースクール」で親子一緒に楽しみ、お腹が空いたらグルメエリアも完備されている。 会場内のありとあらゆるところに「ソトアソビ」の楽しみを最大限味わえる各種コンテンツが登場する。スピード感がウリのロードバイクや頑丈さを活かして不整地走行に特化したマウンテンバイク、その両方の特性を併せ持つグラベルロードなど、遊び方に合わせてジャンルをチョイスできる。自分流にカスタマイズするための方法やパーツをチェックしたり、お出かけ先の情報もゲットできる自転車好きにはたまらない2日間となっている。また、人気を誇るロードレース漫画「弱虫ペダル」に関するスぺシャルイベントも実施される予定だ。 会場には海を望むロング試乗コースが設置され、会場内のロードバイクやマウンテンバイク、e-BIKEなどありとあらゆる自転車を乗り比べることができる。「土と道 powered by Giro」では、オフロードを走る楽しさを発信し、おいしいコーヒーを片手に長野など自然豊かなスポットからやってくるオフロードの伝道師がオフロード体験のコツを伝えるトークショーを実施。キッズも楽しめるワークショップもあり、家族みんなで楽しめる。元プロロードレーサーや人気Youtuber、自転車大好き俳優など有名人が続々登場するトークステージや、多くのブランドが新モデルを発売する大注目のスポーツ電動アシスト自転車・e-BIKEを体感できる「SPORTS e-BIKEエリア」、日本各地のサイクリングコースや観光スポット、グルメ情報などを一挙紹介する「ジテンシャ×旅エリア」など、見どころが満載だ。 子供向け自転車乗り方教室「キッズエリア」では、乗り方と一緒に自転車マナーも学べ、自転車との正しい付き合い方を学ぶことができる。お腹が空いたらキッチンカーで好きなものをお腹いっぱい食べられるのも嬉しいポイントだ。 「CYCLE MODE TOKYO 2024」は、東京ビッグサイト 西3-4・南3-4ホールで開催され、開催時間は10時から18時まで(最終日は17時まで)となっている。入場料は前売券が1,400円、女性券が1,200円、オンライン当日券が1,600円、会場購入当日券が1,800円で、中学生以下は無料だ。 関連リンク 総展示台数1,000台以上!日本最大のスポーツ自転車フェスティバル CYCLE MODE TOKYO 2024

北海道のグラベルイベント「NISEKO GRAVEL」パナレーサー株式会社と 2024年のタイトルスポンサー契約を締結

一般社団法人HOKKAIDO EVENTSとパナレーサー株式会社は3月1日、北海道ニセコエリアで開催されるグラベルファンライドイベント「NISEKO GRAVEL」へのタイトルスポンサー契約を2024年も更新することに合意しました。 https://youtu.be/p28GJ-B9pTo このイベントは、白樺林や河川敷などの多様な未舗装路を駆け巡るコースレイアウトで知られ、2023年の開催時には約450名の参加者を集めるなど、国内屈指のグラベルファンライドイベントへと成長を遂げました。 ニセコエリアの雄大な自然、美しい独立峰「羊蹄山」や清流「尻別川」を背景に、参加者は地域の旬の食材を楽しむ補給所なども設けられ、観光とサイクリングの魅力を同時に体験できるのが大きな特徴です。2024年のイベントでは、自転車関連企業のブース出展や、地域の人気キッチンカーによる会場の盛り上げも予定されています。 https://youtu.be/aA_xSYzX3kE HOKKAIDO EVENTSは、2015年に設立され、夏のフラッグシップコンテンツとして国際市民サイクルレース「NISEKO CLASSIC」をはじめとするサイクリングイベントの運営を通じて、ニセコエリアの観光産業の振興に貢献しています。2023年度は「NISEKO CLASSIC」「NISEKO HANAZONO HILLCLIMB」「NISEKO GRAVEL」を含む計4イベントを開催し、参加者や関係者の総数は3,000名以上に上りました。 パナレーサーは、70年以上の歴史を持つ自転車用タイヤ・チューブの専門メーカーであり、グラベルロード向けタイヤ「GRAVELKING」の発売以来、グラベルシーンの発展に大きく貢献しています。「GRAVELKING」は2024年3月に全面リニューアルを予定しており、グラベルマーケットの変化に対応します。 このように、両社は日本独自のグラベルライド文化の確立と発展を目指し、2022年、2023年に引き続き2024年も「NISEKO GRAVEL」のタイトルスポンサー契約を更新。この契約は、イベントのファンライドや会場フェスティバルの運営、プロモーション活動に資金を提供し、国内のグラベル文化の一層の発展に貢献することを目的としています。   HOKKAIDO EVENTS 代表理事 今野 一彦は以下のように述べています。「弊社は、国策である「スポーツツーリズムの推進」をいち早く北海道の大自然を活用し、実施してきました。その中でもニセコエリアの観光コンテンツは、世界的に注目されており、世界のリゾート地の仲間入りを目指し、国内外から投資が行われております。」   「現在、ニセコエリアで開催され、世界にも周知され始めている「ロードバイク事業」に加え、新たなリゾートコンテンツである「グラベル」を取り込む事で、世界の名だたるリゾート地に肩を並べるカテゴリーが追加されます。ロードバイクレース、ヒルクライム、そしてグラベルライドです。」 「3年目を迎えるパナレーサー株式会社様とのスポンサーシップは、グリーンシーズンを彩るニセコエリアのアクティビティ選択の1つとして定着していく後押しとなるでしょう。」 「今後も、ニセコエリアのスポーツツーリズムを活用した地域活性化に寄与できるよう、地域の皆様、行政機関、関連するステークホルダーの皆様と連携して事業を拡大してまいります。」 パナレーサー 代表取締役社長 大和竜一は以下のようにコメントしています。 「この度、弊社はHOKKAIDO EVENTS様が主催される「NISEKO GRAVEL 2024」へのタイトルスポンサー契約を、引き続き締結させていただく運びとなりました。」 「日本でも主に舗装道路を走行するだけでなく、未舗装道路、砂利道や山間の細道を走行するグラベルライドを楽しまれる方々が急激に増加しております。特に雄大な大自然のなかを自転車で走行できることはグラベルライドの醍醐味でもあります。今年で3年目を迎えるNISEKO GRAVELも年々参加者が増加しています。まさに国内グラベルライドの先駆けとなる「NISEKO GRAVEL 2024」を再び後援させていただけることを大変ありがたく思います。」 「当社はいつの時代でも、新しい自転車の楽しみ方のご提供、新しい出会いや発見のお手伝いとして様々なご提案をしてまいります。」 Panaracer NISEKO GRAVELは、2024年に春と秋の二回、北海道の自然豊かなニセコエリアで開催されます。春のイベント「Panaracer NISEKO GRAVEL SPRING RIDE 2024」は5月12日に開催予定で、参加を希望する方は2月17日から4月19日の午後6時までにエントリーが必要です。参加者は約60kmのショートコースか約100kmのロングコースに挑戦でき、後志総合振興局やニセコ町、蘭越町など複数の地方自治体が後援しています。 秋のイベント「Panaracer NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024」は9月21日と22日の二日間で行われ、エントリーは5月下旬から開始される予定です。この秋のイベントでは、約60kmのショートコース、約100kmのミドルコース、そして約120kmのロングコースが設けられており、こちらも後志総合振興局やニセコ町、蘭越町、倶知安町が後援します。 関連リンク Panaracer NISEKO GRAVEL(パナレーサーニセコグラベル)

電動ロードバイクSCOTT ADICCT eRIDE(EU仕様)に試乗 SpecializedのCreoとは何が違う?

マイナーながら注目されている電動ロードバイク(E-ロードバイク)。日本国内でもSpecializedやBESVなど、様々なメーカーが販売している。 その中でも発売が噂されているのがSCOTT ADDICT eRIDE。Addict eRIDEはレーシングロードバイク「Addict RC」のEバイクバージョン。レーシングロードバイクAddict RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用しフレーム重量は1.04キロと非常に軽量。 モーターはドイツのMahle社製のEバイクユニット「X20」を使用した。このリアインホイールモーターは、わずか3.2kgの軽量ドライブユニットで、業界最軽量のシステムを実現していると謳っている。バッテリーは新しい236Wh/350Whの内蔵タイプで、172Whのレンジエクステンダーで容量を増やすことが可能となっている。 ワイズロードが11月に開催した社員・メディア向け試乗会に参加した時、 ADICCT eRIDE(EU仕様で日本未発売)に試乗することができた。 電動ロードバイクと言えば有名なのがSpecialized Creoシリーズだが、Creoは旧型のCreo SLも2023年に登場したCreo 2もグラベルロードの設計となっており、純粋なロードバイクとは違い直進安定性が高いという特徴があった。 一方で、ADICCT eRIDEは、ほぼロードバイクの設計を元にしているため、タイヤは細く乗車姿勢もCreoシリーズよりも前傾姿勢となっている。 モーターはMahle製のリアインホイールモーター。定格出力250Wで最大トルクは55Nm。コンパクトでモーターに見えにくいのが特徴だ。 モーターのアシストは穏やかで、瞬時の力の出し方は軽量モーター「Specialized SL1.1日本仕様(定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm)」のほうが、パワー感やアシストのレスポンスは高いと感じるだろう。流石に高速域でのアシストの力強さはEU仕様のMahle X20のほうが強く、アシストを切った時の走行感も、リアインホイールモーターを装着したモデルとしては、後輪に重さを感じにくい。 モーターらしい力強いアシスト力よりもよりも、自然なアシスト力を重視しておりオンロードタイプのロードバイクやクロスバイクやグラベルバイク向けだ。 SCOTT ADDICT eRIDEは、日本仕様の開発を行っているようだ。 関連リンク 株式会社スコットジャパン(公式ホームページ) (scott-japan.com)

自転車用チェーンで有名なKMCが電動アシスト自転車用モーターブランド「Kynamic」を設立

台湾の大手チェーンメーカーであるKMCが、電動アシスト自転車用モーターシステム市場に「Kynamic」というブランドで参入することが発表されました。 KMCは46年間にわたり自転車およびオートバイのチェーンに精通してきた台湾企業で知られていますが、台湾は自転車製造業と電子工業の中心地に位置しており、このような製品を提供するのに絶好の立地条件を備えています。また、オランダに設置された物流ハブが、KMC Kynamicの電動自転車モーターシステムや部品、両ブランドと自転車店のための保証の流通を管理する役割を果たすようです。 KMC Kynamicは2021年5月に設立されたとされ、新型コロナウイルス感染症による電動自転車需要のピークで開発を行ったかもしれません。 現在明らかになっていることは、ミッドモーターシステムと後輪ハブモーターの2種類を用意し、すべてのKMC Kynamic電動自転車システムは、EN15194:2017、ISO13849-1、UN38.3などの関連基準を満たしているとされています。 グラベルロード向けに対応する後輪ハブモーターには、KMC Kynamicは250Wの定格出力、36Vの定格電圧、最大40Nmのトルクで、トルクセンサーが搭載され、最大10速カセットとの互換性があります。 「SUV」対応を売りにするミッドモーターについては、200Wの定格出力、36Vの定格電圧、最大65Nmのトルクが特徴です。4つのアシストモードが提供され、LCDディスプレイを通じてライダーに洞察を提供します。また「E-city Comfort」のミッドモーターは250Wの定格出力を持ちます。 対応するバッテリーはセミインチューブデザインで、容量は497Wh。公称101kmのエコモードでの航続距離があります。2Aの充電器では7時間の充電時間が必要で、4Aの充電器ではその半分の時間で充電が完了するとのこと。 KMC Kynamicの日本での展開は不明です。 関連リンク Main Page - Kynamic (kynamic-ebike.com)

ヤマハ Y-01W AWD 2輪駆動を採用した何でもありのコンセプトEバイク

2023年10月28日から11月5日まで一般公開を行っているイベント「ジャパンモビリティショー2023」(会場:東京ビッグサイト)のヤマハ発動機ブースではコンセプトEバイク「Y-01W AWD」が展示されていた。 Y-01W AWDは、センターモーターと前輪ハブモーターを組み合わせた、両輪駆動のアドベンチャーEバイク。ツインモーターの協調制御、長距離ライドを可能にするツインバッテリーや幅広タイヤ等の採用による走破性で、走れるフィールドの拡大を提案するコンセプトモデルだ。 Y-01W AWDはドロップハンドルを採用しているが、車体設計自体はハードテールマウンテンバイクとなっている。但し、車体に固定されているリアキャリアやハンドル上部に装着したエアロバーを装着しており、グラベルロードやトレッキングバイクの要素をミックスしている。フロントサスペンションはY-00Z MTBと同じくKYB製の倒立フロントフォーク。フォークにはフロントキャリアや4灯式ヘッドライトを装備しており、迫力あるデザインを実現した。 Y-01W AWDの一番の特徴と言えるのがミッドドライブモーターとフロントインホイールモーターを組み合わせた2WD機構だろう。今迄、2WD機構を採用したEバイクは何社か存在したが、多くが前輪と後輪にインホイールモーターを搭載しており、Y-01W AWDのようにミッドモーターとフロントインホイールモーターの組み合わせは珍しい。また、2WD仕様のEバイクは大手のEバイクブランドや部品メーカーは展開しておらず、コンセプトモデルでも大手¥から登場したのは貴重だ。 モーターアシストの前後比率に関しては、基本的には後輪の比率が高いが、急坂や泥濘などの滑りやすい道で後輪のスリップを検知すると前輪のアシスト比率が大きくなるように設計されているとのことだ。また、バッテリーも2個装着したデュアルバッテリーとなっており長距離走行に対応している。 Y-01W AWDの派手なデザインや大手Eバイクメーカーでは見かけない2WDという機構を採用しているのでコンセプトモデルだけで終わるかもしれないが、海外のEバイクでは、自動変速や内蔵ギアボックス、ABS、インフォテイメントシステムが市販車で搭載されているのを見ると、Y-01W AWDのような2WD仕様のEバイクは登場する可能性はあるかもしれない。 文:松本健多朗 ジャパンモビリティショー2023 – イベント | ヤマハ発動機株式会社 (yamaha-motor.com) Japan Mobility Show (japan-mobility-show.com)

電動パワステ搭載E-MTBと両輪駆動Eバイクの2モデルが登場! ヤマハ発動機 ジャパンモビリティショーで発表するEバイクを発表

ヤマハ発動機は、東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会/プレスデー: 10月25~26日、一般公開日:10月28~11月5日)に、"「生きる」を、感じる"をテーマとするヤマハブースを出展すると発表しました。 ヤマハブース(東5ホール)では、世界初披露のワールドプレミア6モデルを含むモーターサイクルや電動コミューター、Eバイク(電動アシスト自転車)などを出展。また、YAMAHAブランドをともに使用するヤマハ株式会社の協力により、同社の音響技術や製品等を紹介するほか、ふたつのヤマハの先進技術を活かしたステージ演出等を実施するとのことです。 今回、ジャパンモビリティショーで発表するEバイクはY-00Z MTBとY-01W AWDの2モデル。 Y-00Z MTBは、"Yamaha Motor Off-road DNA"をコンセプトに開発したeMTBの技術提案。オフロード走行における優れた操作性と安定性の両立をコンセプトにしており、分割式ドライブユニット構造に、電動アシスト自転車「PAS」で実績のある磁歪式(じわいしき)トルクセンサーを搭載したEPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)を採用している。エレクトリックパワーステアリングと言えば一般的に4輪車に採用されるもので、2輪車に搭載されるコンセプトモデルぐらいだ。 Y-01W AWDは、センターモーターと前輪ハブモーターを組み合わせた両輪駆動のアドベンチャーEバイク。ツインモーターの協調制御や長距離ライドを可能にするツインバッテリー、幅広タイヤ等の採用による走破性で、走れるフィールドの拡大を提案するコンセプトモデル。グラベルロードともマウンテンバイクともトレッキングバイクとも言えない独特のスタイルに注目だ。 両モデルとも、他のEバイクには無いハイテク機能が満載だが、これらハイテク機能は遠い未来の話ではなく、近い未来に採用されそうな機能を搭載しており、もしかしたらいつかは採用されるかもしれない。 関連リンク ヤマハ発動機株式会社 企業サイト (yamaha-motor.com)

FUJIのミッドテールEバイク「FARPOINT」が復活 モーターやハンドルバーを変更して発売

自転車ブランドのFUJIは、2024年モデルでミッドテールEバイク「FARPOINT」を復活させました。 FARPOINTはグラベルバイク、クロスバイク、カーゴバイクの要素を融合し、まさにE-Bike界のステーションワゴンとも言える存在に仕上がっています。 最初に目を引くのは、その車体後方部が一般的な自転車よりも非常に長い点でしょう。この長いリアセンターは545mmもあり、専用リアキャリア(別売予定)を装備可能です。これによって、一般的なEバイクよりも多くの荷物を積んで、買い物からキャンプツーリングまで多様な用途で使用できます。 車体はグラベルロード「Jari」のフレームをベースにしており、Hot Drawn Formingによって軽量ながらも強度の高いアルミフレームが採用されています。 フロントフォークには、ブレーキケーブルを内蔵したフルカーボンフォークが使用され、ブレード側面にはボトルケージやラックをマウントできるUtility mountも備えられています。更には、車体全体で5つのボトルケージが装着可能であり、トップチューブ上面には多様なストレージをボルトオンで固定できるマウントも用意されています。バッテリーは417Whです。 オプションで提供される専用リアキャリアは1万8000円で、その装着により重い荷物を積んでも車体が倒れにくいという特長を持つ、両足式のセンタースタンドも標準装備されています。 新型のFARPOINTはドライブユニットにはShimano STEPSシリーズE5080Hが装備。さらに悪路走行時には、瓦礫などからドライブユニットを保護するプロテクトステー「EXTRNL PRO」も搭載されています。ハンドルも、グラベルバイクに使われているマルチポジションハンドルを採用したことでより悪路や長距離走行も重視するようになっています。 2024年モデルFARPOINTの価格は374,000円(税込)です。 関連リンク TOP - FUJI BIKE フジ自転車 (fujibikes.jp)

PIVOT CYCLE 日本市場にボッシュモーター搭載のEバイクを導入か?

ボッシュEバイクシステムの日本公式サイトのブランド紹介で「PIVOT CYCLE」が入っているのを発見した。 MTBを中心に展開しているPIVOT CYCLEは、海外市場ではFAZUA RIDE60を搭載した軽量Eバイク「SHUTTLE SL」、シマノ EP8モーターを搭載した「SHUTTLE LT」、ボッシュ パフォーマンスラインCXモーターを搭載した「SHUTTLE AM」の3種類のフルサスE-MTBと、FAZUA RIDE50を搭載したグラベルロードEバイク「E-VAULT」を展開。 https://youtu.be/ODh6t3uBqYs 参考として、ボッシュ パフォーマンスラインCXモーターを搭載した「SHUTTLE AM」は、カーボンフレームを採用し、750Whの大容量バッテリーを搭載しつつ車体重量は最軽量モデルで21.7キロと軽量だ。価格は一番安いSLX/XTコンポーネント仕様で8999ドル(日本円で約132万円)となる。 PIVOT CYCLEの日本代理店はMSプロダクツで、2023年9月20日執筆時点ではEバイクに関する内容は公開されていない。 関連リンク Pivot Shuttle AM | All-Mountain E-MTB – Pivot Cycles 【マウンテンバイクパーツの卸売業者 】MS PRODUCTS (msproducts-jpn.com)

バッタリン・フェニックス ハンドメイドブランドが作るスチール製オーダーメイドの電動ロードバイク

イタリアのスチール製オーダーフレームを製造することで有名なバッタリンから、スチール製オーダーメイドの電動ロードバイク「フェニックス」が登場しました。 フェニックスは、スチールフレームを採用したハンドメイドのEロードバイク。ハンドメイドを謳うEバイクでは、イタリアのトマジーニのグラベルロード「E-Art」もありますが、フェニックスは、Eバイクでも類を見ない、ライダーの体格に合わせたハンドメイドEバイクです。 サイクルロードレース「ジロ・デ・イタリア」を優勝した、イタリア、マロースティカ出身の元自転車競技選手であるジョバンニ・バッタリンは、心臓専門医からの「もう自転車には乗れない」という宣告を受けました。ジロ・ブエルタの2冠を達成に大きく貢献した心臓は、病気により制約する存在となってしまいました。 彼の長年のファンであり医師でもあるティフォソは、ジョバンニ・バッタリンのサイクリングへの情熱を理解し、Eバイクなら心臓に負担をかけずにサイクリングを楽しめると提案しました。 Eバイクは市場に多種多様に存在していましたが、ジョバンニにとって、多くのEバイクは無骨なデザインで、カーボンフレームの硬質さや大きなバッテリーやモーターにより、ジョバンニの心を引きつけるものではなかったとのこと。 また、最近のジョバンニは、柔らかな乗り心地や美しいデザインのオフィチーナ・バッタリン社製の特注スチールバイクの乗り心地に夢中になっており、ジョバンニはその魅力から離れられなくなっていたようです。 そんな中、ジョバンニはライダーの体格に合わせたカスタムメイドのスチールフレームを使用したEバイクの制作を発案。オフィチーナ・バッタリンのEロードバイクの制作は本当に可能なのか。この疑問を胸に、ジョバンニは息子のアレックスや工場の職人たちと共に新しいプロジェクトを立ち上げました。彼らの目標は、スチール製のフレームを使用して完全にカスタマイズ可能なEロードバイクを制作することだった。そして、そのバイクが持つべきは、カスタムメイドフレームの快適さとスチールの滑らかな乗り心地を併せ持つことでした。   Fenixは他のオフィチーナ・バッタリンのフィレットブレイズモデルと同じように見えるデザインを実現。フレームデザインは、コロンバスのGB81オーバーサイズ・スチール・チューブをベースに、プレミアム・モダン・ロードバイクのデザインを再現するために特注。バッテリーはダウンチューブ内に完全に隠されています。また、後方では、カセットの後ろに控えめに隠されたコンパクトなFSAハブモーターを採用しています。 フェニックスには、オフィチーナ・バッタリン独自のステムが付属。完全にCNC加工されたこのステムには、3つのパワーアシストモードにアクセスするためのボタンが組み込まれています。位置も操作も簡単なステムマウントのコントロールは、道路から目を離すことなく、移動中のライドを素早くパワーアップさせることができます。 フェニックスの2023年の生産台数はわずか30台。この限定生産は、品質、クラフトマンシップ、そしてオフィチーナ・バッタリンを選ぶサイクリストが求めるパーソナライゼーションへのこだわりを反映したものと謳っています。 フェニックスには、完成車としてのみ提供され、シマノまたはSRAMの電子制御式グループセットにのみ対応。バッタリンのワークショップでオーナーのサイズに合わせて作られたカスタムスチールフレーム、カーボンフォーク、ヘッドパーツカスタムクロモヴェラート仕上げ(オフィチーナ・バッタリン・プレミアムセレクションから1色)、オフィチーナ・バッタグリン製ステム(塗装済み 塗装済みカーボンシートポスト、塗装済みカーボンハンドルバー、シリアルナンバー入りプレート、FSAハブモーター、ビジョンSLディスクホイール、ジョバンニ・バッタリンのサイン入り証明書が付属。フェニックスの完成車価格は9900ユーロ(約154万円)から。EU圏外での販売は行っていません。 関連リンク Officina Battaglin

グラベルタイヤ「パナレーサー・グラベルキングSK、SS」700×45Cタイヤが新たに登場

パナレーサーのグラベルロードタイヤ「GravelKing」シリーズに新しいタイヤサイズが登場します。 今回、走破性に優れた『GravelKing SK』と、多用途性に優れた『GravelKing SS』に、700×45Cのサイズが新たに追加されます。 近年のグラベルロードバイクのトレンドにおいて、700×38Cから45Cのサイズは特に人気があります。この新サイズの追加により、『GravelKing SK』と『GravelKing SS』のラインアップは35C / 38C / 43C / 45Cと更に広がります。これにより、ユーザーは自分のライディングスタイルやバイクに最適なサイズを選ぶことが可能になりました。 新登場の『GravelKing SK 700×45C』は、品番F745-GKSK-B / D、『GravelKing SS 700×45C』は品番はF745-GKSS-B / Dです。 両方とも、サイドカラーはブラックまたはブラウン、重量は530g、チューブレス対応で、価格は6,490円(税抜参考価格)です。こちらも8月初旬からの発売となります。 関連リンク Panaracer Corporation パナレーサー株式会社

パナレーサー 「NISEKO GRAVEL」のタイトルスポンサー契約を 2023 年も締結

パナレーサー株式会社と一般社団法人HOKKAIDO EVENTSが、2022年に続き、HOKKAIDO EVENTS主催のサイクルイベント「NISEKO GRAVEL」のタイトルスポンサー契約を2023年も締結することを発表した。 「NISEKO GRAVEL」は、2020年10月にニセコエリアで初めて開催されたグラベルファンライドイベントで、当初は5名でテスト開催された。2021年のテスト開催では参加者が100名まで増加し、以降春秋の年2回開催されるようになった。2022年9月の5回目の開催では300名以上が参加し、ニセコエリアの自然とグラベルを楽しんだ。 2023年秋の6回目の開催では、さらに規模を拡大する予定で、昨年同様ニセコアンヌプリ国際スキー場をメイン会場とし、9月23日から24日の2日間で行われる。イベントでは、ライドのほかに自転車関連企業のブース出展やイベント実施、キッチンカーの集結などが予定されている。 パナレーサーは、兵庫県丹波市に本社工場を持つ、70年以上の歴史を持つ自転車用タイヤ・チューブの専業メーカーで、長い歴史の中で数々の製品を生み出し、自転車競技でのビッグタイトル獲得をサポートしてきた。特に、最近人気を集めているグラベルロード向けのタイヤ「GRAVELKING」は2014年に発売され、世界のグラベルタイヤ市場をリードし、トップクラスのシェアを誇っている。 一方、HOKKAIDO EVENTSは、スノーリゾートとしてのブランディングを確立したニセコエリアで、夏のフラッグシップコンテンツとして「NISEKO CLASSIC」を開催している。また、地域に根差した中小規模のイベント運営なども行っている。2023年6月17日から18日に開催された「NISEKO CLASSIC 2023」では、1,000名以上のサイクリストが集まり、大盛況に終わった。 パナレーサーとHOKKAIDO EVENTSは、日本ならではの、日本らしいグラベル文化を確立し、いずれは世界に向けて発信するという方向性で一致し、今年もタイトルスポンサー契約を結ぶことになった。契約内容としては、NISEKO GRAVELへの資金協力や賞品提供が含まれ、その資金はイベントの運営やプロモーションに使われ、日本国内のグラベル文化の発展に寄与することになる。 パナレーサー 代表 ⼤和 ⻯⼀氏のコメントは以下の通り。「この度、弊社は HOKKAIDO EVENTS 様が主催される「NISEKO GRAVEL 2023」へのタイトルスポンサー契約を、昨年に引き続き締結させていただく運びとなりました。⽇本でも主に舗装道路を⾛⾏するだけでなく、未舗装道路、砂利道や⼭間の細道を⾛⾏するグラベルライドを楽しまれる⽅々が急激に増加しております。特に雄⼤な⼤⾃然のなかを⾃転⾞で⾛⾏できることはグラベルライドの醍醐味でもあり、まさにニセコエリアの環境は最 適と⾔えます。今後⽇本でもグラベルライドがますます盛んになってまいりますが、その 先駆けとなる「NISEKO GRAVEL 2023」を再び後援させていただけることを⼤変ありが たく思います。当社はいつの時代でも、新しい⾃転⾞の楽しみ⽅のご提供、新しい出会いや発⾒のお⼿伝いとして様々なご提案をしてまいります」 関連リンク NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023 | パナレーサー ニセコグラベル

ホンダの電動アシスト自転車化・コネクテッド化「Smachari」の特徴は?ホンダはEバイクに本格参入するのか?【サイクルモード2023】

2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。ワイズロードブースでは、ホンダと共同開発を行った「Smachari」が展示されていた。 Smachariは、既存のスポーツ自転車に電動アシスト自転車キットを装着して、電動アシスト化、コネクテッド化を行う事業。SmaChari搭載車「RAIL ACTIVE-e」は、株式会社ワイ・インターナショナルが展開する、スポーツ自転車専門店「ワイズロード」ならびに「ワイズロードオンライン」で発売する予定で、価格は220,000円(税込み)だ。 一般メディアなどはSmachariを評価する声は多くあるが、乗り物業界では一般メディアだけが評価が高い商品は怪しいという悪いジンクスがある。有名なのが一般メディアやインフルエンサーが褒めていた粗悪Eバイク「HONBIKE」だろう。Smachariに関しても、一部では疑問の声を聞くが、実際の所はどうだろうか。 ホンダのオウンドメディア「Honda Story」の「自転車を電動アシスト化・コネクテッド化現代版“バタバタ”「Smachari」とは」を読めば分かる通り、モーター自体は他社製品を使用している。ベースは恐らくTONGSHENG TSDZ2Bで、同系統モーターを使用していた某自転車会社の営業担当によると、取り付けは自転車整備士なら簡単にでき信頼性が高いと語っていた。バッテリーもボトルケージ台座装着タイプで、某自転車会社の営業担当によるとこちらも同じく信頼性が高いとのこと。バッテリー容量は24V 10Ah 240Whだ。 関連リンク 自転車を電動アシスト化・コネクテッド化現代版“バタバタ”「SmaChari」とは TONGSHENG ELECTRIC SmaChariのハード面は平凡と言えるが、注目したいのはソフトウェアだろう。スマートフォンアプリ、オンラインアカウントを活用して自転車の所有者情報の管理や、ホンダ四輪車から集まる走行データやSmaChariユーザーから収集・蓄積された走行データに基づいて急ブレーキの多い地点などで注意を換気するなど、様々なコネクテッド機能を搭載している。 プレスリリースも「Smachariを搭載した自転車を製造・販売する企業に対して、電動アシストユニットの制御ソフトウェアに関する技術を始めとする各種ライセンス、ならびにSmaChariを運用・管理するコネクテッドプラットフォームを有償で提供します」と書いてあり、ハードよりもソフトウェアをアピールしている所を見ることができる。ただ、Smachariのプラットフォームは、どのメーカーのモーターに対応するのか不明。また、電動アシスト自転車・Eバイクはモーターを製造するメーカーの力が強いため、自転車製造会社がモーターメーカーを無視して簡単にSmachariを導入できるのかという疑問もある。 今回のSmachari搭載の電動アシスト自転車は、クロスバイク「KhodaaBloom RAIL」に、モーターとバッテリーを装着したモデルとなっている。ハード面は寄せ集めなのは、ホンダは10年以上前に電動アシスト自転車「ラクーンシリーズ」の製造から撤退しており、ハードを製造する能力を持っていないのもあるのと思われる。 ホンダはEバイクに本格参入するのか? 日本国内では電動アシスト自転車やEバイクは低価格帯が主流だが、Eバイクの中心地であるドイツを中心とした欧州では、平均価格40万円と高額なことで知られている。また、販売台数もドイツだけで200万台と非常に多くオートバイを超える一大産業となっている。 今回のSmachariは、世界の主流から外れた電動アシスト自転車だが、ホンダは世界的に主流となっているEバイクに本格参入するのか?と疑問に思う人もいるだろう。 Eバイク業界というのは、一般人ではなく様々な業界のトップクラスの人から注目されている。日本の某Eモビリティ製造工場の技術顧問曰く「殆どの自動車業界、オートバイ業界はEバイクに参入を考えている」と語っていたほどだった。海外ニュースではリビアンやポールスター、ポルシェといった名だたる自動車メーカーが参入を考えている事を聞く。ホンダに関しては取材を行った限り、多くを語っていないが、Eバイクの参入は高い確率で考えているだろう。 しかし、殆どの自動車業界、オートバイ業界はEバイクに参入を考えていると言われているのに対して、実際に参入していない。それは、既存の自転車、Eバイク企業が市場に君臨しているためで、特にモーターに関しては、ボッシュ、シマノ、ブローゼ、ヤマハ発動機などの既存の会社が抑えておりこの牙城を崩すのは並大抵の事ではできないだろう。実際、コンチネンタルは撤退し、戦車で有名なラインメタルはEバイク用モーター製造企業をSRAMに売却したという噂があり、日本電産は2015年に海外情報で試作モデルが公開されてから、2023年4月現在未だに量産販売車が登場していない。たとえホンダでも、安易に参入しようとすると永遠と開発だけを行って日本電産の二の舞になる。少なくとも牙城を崩すには3歩先まで見据る開発を行わないといけないだろう。 Smachariに関しては、グラベルロード「Cannondale Topstone」や、折りたたみ自転車「Tern Link」に搭載されている車種も展示されていた。これらモデルも発売される可能性はあるのかもしれない。 関連リンク ホンダ・Smachari

ファンティック E-MTBにヤマハ製モーター「PW-X3」搭載モデル発表

ファンティック モーターは11月21日、マウンテンバイクタイプのEバイクに、ヤマハ製モーター「PW-X3」搭載モデルを発表した。 ファンティックはE-MTBシリーズに関しては、ドイツ・ブローゼ製モーターを搭載したモデルを展開している。また、同社はヤマハモーターヨーロッパと関係を持っており、オートバイでは一部のモトクロスモデルでヤマハ製エンジンを搭載したモデルを展開している。 ヤマハ PW-X3モーターは、定格出力250W、最大トルク85Nm。「ゼロ・ケイデンスでのトルク」を特徴とし、即座にアシストが反応する。また、登り坂や各ライダーのニーズに合わせてアシストレベルを変更するオートマチックサポートモードを搭載していると謳っている。 また、リアスイングアームには、ファンティックのR&D部門とアチェルビスのコラボレーションによって開発されたインジェクションコンポジットストラットも採用。リアフレームの応答性を向上させ、アルミやカーボンなどの素材では実現できない形状を可能にする複合素材で作られている。 アルミフレームの「XTF 1.5」は、オールトラック、レースY、スポーツYの3モデルを用意。3モデルとも、ヤマハPW-X3モーター(85Nm)と、インジェクションストラットを搭載。 ヤマハ PW-X3モーターを搭載したFANTIC E-MTBの価格、日本発売は不明。 関連記事 FANTIC ヤマハ製モーターを搭載したEバイク「LIVING」発表  - シクロライダー (cyclorider.com) FANTIC MotorからE-Bikeブランド「F Moser」登場 ロードバイク・グラベルロードE-Bikeの2モデルを用意 - シクロライダー (cyclorider.com) FANTIC ファットタイヤE-MTB(E-Bike)「FAT SPORT」がイタリア軍に正式採用 その理由を考える - シクロライダー (cyclorider.com) FANTIC サイクルモード東京2022でフルサスE-MTB「XXF2.0」公開 オーリンズ製フォークを搭載したダウンヒル用E-MTB - シクロライダー (cyclorider.com) 雪の中でもE-Bikeは楽しめる!スキー場でE-Bikeを試乗 それぞれの特徴や違いとは? - シクロライダー (cyclorider.com) 関連リンク Fantic Motor: Motorcycles and Ebikes...

DAHONインターナショナル初のEバイク「K ONE」「UNIO」をチェック

2022年11月12日(土) 、13日(日)に東京都大田区で行われた「OTAサイクルフェスタ」。DAHONインターナショナルブースでは展示、試乗を行っていた2台のEバイク「K ONE」「UNIO」をピックアップする。 K-ONEは、DAHON HORIZEに近いデザインを採用した20インチ折りたたみEバイク。モーターはBAFANG製リアインホイールモーターで定格出力250W、シートポストタイプのバッテリーを搭載。価格は21万8900円(税込、以下同)。 BAFANG製リアインホイールモーター自体のパワーやトルク感はBESV PSA1やベネリ ZERO N 2.0シリーズと同等で、モーター音も静か。試乗コースは短いため評価は差し控えるが、この価格帯のEバイクでは合格ラインには達しているだろう。 UNIOは、SPEEDシリーズやVitesseシリーズをイメージした20インチ折りたたみE-Bike。モーターは折りたたみEバイクでは珍しいM065MDミッドドライブを搭載。K-ONEと同じくシートポストタイプのバッテリーを搭載。価格は27万5000円。 K-ONEがBAFANGリアインホイールモーターを採用しているのに対し、UNIOはM065MDミッドドライブモーターを搭載。型番や形状から推測してDP MOTOR製M065MDと思われるが、チューニング内容がDP MOTORと同一かは不明で、DAHONインターナショナルオリジナルのチューニングが採用されている可能性はある。 モーターのスペックは定格出力200W、最大トルク60Nm、重量2.5キロ。調べた限りでは軽量系Eバイクに使われるモーターで、海外では電動ロードバイクや電動グラベルロードに採用されているようだ。 アシストのチューニングはSpecialized Turbo SLシリーズに採用されているSpecialized SL1.1モーターのように、発進時は人力メインでアシストは補助のフィーリングに近い。今回試乗した限りでは平地ではSpecialized SL1.1(定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm)以上はあるが、Bosch Active Line Plus(定格出力250W、最大出力推定400W中盤、最大トルク50Nm)と比較するとパワーは少し負けるが、トルク感はいい勝負といった感じだ。但し、高速域の試乗ができなかったため、詳細なインプレッションを行うには試乗車を貸し出してを行う必要があり、これ以上の内容は控える。 音に関しては、やや高音のノイズが発生するSpecialized SL1.1よりは静かだが、無音のBosch Active Line Plusよりは煩い。音質はSpecialized SL1.1にBAFANG M500の僅かに発する高音が混ざったようなイメージだと感じたが、こちらも再試乗を行ってチェックする必要がある。 重量17キロと比較的軽量でスポーティな走行感もあるので、注目の折りたたみEバイクの1台だろう。但し、両車ともシートポストバッテリーを採用しているが、バッテリーを盗難防止するための鍵がないのが気になる。ライバル車だとEvol Mini F207は同じくシートポストバッテリーを採用しているが、盗難防止ロックが装備されているため、防犯部分が少し気になる所だ。 関連記事 折りたたみE-Bike「evol mini F207」に新色「マットブラック」が登場 – シクロライダー (cyclorider.com) サイクリング向けの折りたたみE-Bike「ESR VENTI」 BAFANG M200搭載の注目E-Bike – シクロライダー (cyclorider.com) Gic 20インチ軽量折りたたみ電動アシスト自転車「TRANS...

FANTIC EICMA 2022でヤマハ製モーターを搭載したE-Bikeを公開 日本国内での展開は?

FANTIC Motorは、2022年11月8日から11月13日まで開催しているEICMA 2022で、ヤマハ製モーターを搭載したE-Bikeを公開している。 FANTIC Motorはイタリアにあるオートバイ・E-Bike会社。オフロードオートバイや近年流行しているスクランブラー「キャバレロ」や、E-MTB、街乗りE-Bike「ISSIMO」シリーズを展開している。 EICMA(ミラノ・モーターサイクル・ショー)は、イタリア、ミラノにある展示場フィエラ・ディ・ミラノで毎年開催される自転車やオートバイなど二輪車の国際見本市で、世界最大の二輪車展示会として知られている。   この投稿をInstagramで見る   Fantic Motor Official(@fanticmotor)がシェアした投稿 同社は11月7日に、EICMA 2022で2023年モデルのE-Bikeを発表。2023年モデルでは、ヤマハ製モーター搭載モデルを発表。モーターはヤマハ製PW-X3とPW-S2となる。また、2023年モデルでは、FANTICの研究開発部門とAcerbisが共同開発した新しいインジェクション・コンポジット・ブレースを採用する。 ヤマハ製モーターを採用したFANTIC E-Bikeの日本国内の展開に関しては、輸入代理店のモータリストに伺った所、日本国内での展開は現時点では不明とのこと。 関連記事 モペットスタイルの洒落たE-Bike「FANTIC ISSIMO(日本仕様)」をインプレッション - シクロライダー (cyclorider.com) FANTIC MotorからE-Bikeブランド「F Moser」登場 ロードバイク・グラベルロードE-Bikeの2モデルを用意 - シクロライダー (cyclorider.com) イタリアのオートバイ・E-Bikeブランド「FANTIC」 ロードバイク等で有名なボッテキアを買収 - シクロライダー (cyclorider.com) 雪の中でもE-Bikeは楽しめる!スキー場でE-Bikeを試乗 それぞれの特徴や違いとは? - シクロライダー (cyclorider.com) 関連リンク Fantic Motor: Motorcycles and Ebikes Made in Italy since 1968