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フロントフォークのチャンバラで見るカーボン素材の壊れ方

Rivendell Bicycle Works - Fork Wars from Rivendell Bicycle Works on Vimeo. 上の動画「Fork wars」はフロントフォークでチャンバラをしてフロントフォークの壊れ方の違いを検証している。 1回目はカーボン素材のフロントフォークとカーボン素材のフロントフォークでチャンバラをして、7回目で一方のカーボン素材のフロントフォークが折れた。 2回目ではスチール素材のフロントフォークと、1回目で生き残ったカーボン素材のフロントフォークでチャンバラを行い、3回目でカーボン素材のフロントフォークが折れることに。 3回目は、両方ともスチール素材のフロントフォークでチャンバラをしたが、両方ともフロントフォークは曲がったり凹んだりはしたが折れなかった。 4回目は1回目で折れたカーボン素材のフロントフォークとスチール素材のフロントフォークでのチャンバラ。これは5回目でカーボン素材のフロントフォークが折れることになった。 この動画で注目するところは、カーボンフォークの壊れ方。カーボン素材は一気にボキッと折れているということ。スチール素材は凹んだり曲がったりしているため、万が一の破損でも何とか保てる可能性がある一方で、カーボンフォークは凹まず一気に折れるため折れたときは転倒のリスクが一気に高くなる。 Fork warsはチャンバラという超特殊な条件で素材の比較をしているが、カーボンフォークも外からの力には弱いようだ。今のロードバイクやクロスバイクはカーボンフォークの採用が多いが始業前点検はきちんと行い、素材の特性を理解したほうが良いと思う。 参考サイト:自転車に使われるカーボン製品の取り扱い | Checklist(点検箇所) | Bicycle-Info.jp

GIANT D-Fuseシートポストの特徴をまとめてみる

自転車で長距離を走る場合注目する機構と言えば振動吸収機構。今回はGIANTのロードバイクなどに採用されているD-Fuseシートピラーについてまとめてみた。 シートピラーがしなることによって乗り心地をよくする。 D-Fuseシートピラーは断面がD型形状になっているのが特徴。この断面形状のお蔭でシートポストがしなり、乗り心地の向上や後輪にトラクションが掛かりやすくなるらしい。気になるのは安価なD-Fuseシートポスト搭載車はアルミ製を採用しているが、しなりにくい設計にならないといけないと言われているアルミ製のシートポストでどれだけ乗り心地が良くなるのかが気になる。 シンプルな機構 シートポストだけがしなる構造のため他に複雑な機構は無いシンプルな構造となっている。乗り心地や振動吸収機構があるモデルはこれはプラスポイントか。 専用部品が必要な場合がある D-Fuseシートポストは、D-Fuseシートポスト専用フレームのみの対応となっている。現在、他社からはD-Fuseシートポストのラインナップは無いため、シートポストの購入はGIANTのみとなっている。また荷台取り付けマウントが無いモデルの場合は、GIANTのアクセサリーカタログにある INTERGRATED RACK MOUNT D-FUSE SEAT CLAMPが必要となる。シートポスト関連の部品はGIANTしか頼れない欠点がある。 https://www.youtube.com/watch?v=VMc29ji9BUY

GIOS MISTRALの評判をまとめてみた

GIOSのGIANT・Escape R3の対抗馬として知られているのがMISTRAL。ロードバイク用のホイール「シマノ・WH-R501」を採用していることで有名で一般的に5万円クラスのクロスバイクにこのようなホイールを採用しているのは珍しい。そんなGIOS MISTRALは、実は埼玉サイクルエキスポで乗ったことがあるが、Escape AirやEscape RX、I Need Z-3Airのような個性は感じられなかった。4万円クラスのクロスバイク「Momentum I Need Z-3」より走りは良く、有名ブランドのスポーツ自転車としては合格点だと感じた。 今回は自分の意見だけでなく、他の人のレビューもまとめてみることにした。 ikupon.com(2015/7/5の記事) ホイールにシマノR-501をおごるなど見た目も性能も良さげですが・・・ 乗ってみると何もインプレッションが浮かんでこない(^^; 同僚に乗ってもらっても同じ。 同僚曰く“これはあれだ、とても平均的な性能で日常の使い勝手が良いって事ですよ。たぶん”。 特に欠点も無く尖った点も無いので、万人向けの扱いやすいクロスバイクだと言えると思います。 こちらは自転車店員のショートレビュー。興味深いのは乗ってみると何もインプレッションが浮かんでこないということ。自分もMISTRALに乗ったとき何も浮かんでこなかったので ぷるぐろ太の日記 any road 3は一回し漕げばどこまでも進んで、まるでエンジンがついてるのかと思う程だったけど、ミストラルはエニーロードと比較して「えっ?ここまでしか行かないか」って感じで漕がないと進まない 下り坂がはっきりわかる。エニーロードの方がスイスイ進んでた気がする ブレーキはミストラルの方が断然効く エニーロードは全く効かない あとサドルがミストラルはフカフカ柔らか エニーロードは金玉の裏が痛くなったけどミストラルのフカフカなら大丈夫かも ミストラルの方がエニーロードより乗車姿勢は楽だけど、風が吹いたら辛そうだ GIANT AnyRoadのほうがスイスイ進むのはフレームや部品が優秀なのだろうか。またMISTRALが進まないのは標準装備しているタイヤが、KENDA KWESTなのもあるだろう。MISTRALのブレーキはシマノ・BR-M422というVブレーキで、この価格帯で装備されているTEKTROやPROMAXなどの台湾ブランドのブレーキと比較すると、ブレーキの動きや効きは良いためブレーキに関しては良評価なのはわかるが、AnyRoad3のディスクブレーキがVブレーキよりも効かないのは問題だと思う。 GIOS MISTRAL(ジオス ミストラル)の実際の評価レビューとか。 こちらのブログはGIOS MISTRALを中心にまとめたブログ。ブレーキは普通によく効き(このMISTRALは古いモデルでシマノのブレーキではない)、サドルは比較的柔らかいようだ。ただ、サドルは雨に降られると、サドルのミシン目から水を吸うので、ズボンが微妙に濡れる欠点がある。前車はコールマンのスチールフレームのクロスバイク(2万円クラス)からの乗り換え。 GIOS MISTRAL 2016年モデルのスペック フレーム:アルミフレーム フロントフォーク:クロモリフォーク ブレーキ:SHIMANO BR-M422 クランク:SHIMANO FC-M171 48/38/28T スプロケット:シマノ 8速 MTB用ギア比 タイヤ:KENDA K-193 700×28C 追記:ホイールはSHIMANO WH-R501

小さな突起だけで力が入りやすくなるフラットハンドル用の部品 TOGS

フラットハンドルの自転車はハンドルを握る場所が1つしかないことに加え、操縦性を重視したためか、ハンドルを握ると手首が不自然になってしまい、長時間乗るのはしんどい状況が出る場合がある。それらの問題を解消するため、バーエンドバーというものがあるが、今ではバーエンドバーだけでなく、こういう物もある。 これは、TOGSという名前の物でハンドルの内側に小さな突起を装着して握れるようにする部品となっている。個人的に良いと思ったのは以下の点。 部品が小さい ハンドル内側に装着する部品で、通常のバーエンドバーよりもはるかに小さくスペースを取らない。装着しても比較的邪魔にならないし、バーエンドバーとの組み合わせもできるだろう。 握ってもブレーキをかけやすいようになっている バーエンドバーはハンドルの両端に装着するため、バーエンドバーを握った場合ブレーキをかけることができない問題があるが、TOGSの場合はTOGSを握ったところでもブレーキングができる位置関係となっているため、バーエンドバーより安全性能は高いだろう。 実際に使用している人の意見 実際にTOGSを使用している人の内容が書いてあるページを見つけた。1つはMTBにTOGSを使用している例。元々TOGSはマウンテンバイク用の部品なので普通の使用例だと思う。マウンテンバイクで使用している人の例では、TOGSを親指でホールドしている時はリラックスな状態でも滑ったり弾かれたりする事がなく、引きつける動作もでき良評価となっている。 もう1つはフラットバーロードバイクに採用している人。こちらでは通常の引きつけやリラックス状態の使用だけでなく、手の平でTOGSを水平方向に押すことで脇が締まり上半身がコンパクトになるため空気抵抗が少なくなる利点を挙げている。 マウンテンバイクだけでなくクロスバイクやフラットバーロードバイクなど、フラットバーの自転車に乗る人にとっては注目のTOGS。因みにプロムナードハンドルなどの手前に曲がったハンドルにも使用可能でプロムナードタイプのハンドルの欠点だった、力がかかりにくい問題もTOGSが解決してくれるようだ。 (参考) かゆい所に指がとどく?TOGS。 : VASSAGOよっちの毎日書かない日報(MTBに使用した人) フラットバーロードのポジション問題をTOGS(トグス)で解決!! : ここはボクにまかせて!!(フラットバーロードバイクに使用した人) TOGS導入|moonlander-life+LTB=???(ファットバイク+プロムナードハンドルに使用した人) トグス グリップ内側取り付けスティック posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す ヤフオク!で探す

オートバイのトラスフレームを意識した自転車 CANOVER TRINTA

激安自転車やMINDBIKEで有名なOTOMOのブランドでCANOVERというのがある。車種を見ると舗装路系のストリートチックな自転車がメインだが、独特な形状をしたモデルを発見した。 CANOVER(カノーバー) 700×25C クロモリフレーム クロスバイク シマノ8段変速ラピッドファイヤー 特殊形状(トラスフレーム採用)前後ディープリム LEDライト標準装備 CAC-022 TRINTA(トリニタ) ブラック posted with カエレバ CANOVER(カノーバー) Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す ヤフオク!で探す TRINTAはDUCATIのようなトラスフレームデザインを採用したスポーツ自転車だ。このデザインの自転車はCANOVERのオリジナルではなくてコピーで、元のオリジナルデザインが存在する。 写真はhttp://www.pelagro.de/gallery.htmlから引用 CANOVER TRINTAの元ネタはPelagro pb1という自転車だろう。DUCATIの名前が入っているが、これはフレームデザインを実際のDUCATIからインスピレーションを受けたから、DUCATIの名前が入っているからだと思う。写真のはプロトタイプらしく、ワンオフ品だったらしいが、今ではフロントサスペンションモデル(pb1)、フルサスペンションモデル(pb2)が購入できるとのこと。ただ、日本では正規代理店は無いようだ。 参考:Pelagro | BAD TOYS FOR SPEED Pelagro pb1はホイールやフレーム設計や部品をマウンテンバイク仕様にしたので、車輪よりもトラスデザインのフレームが強調されて、自転車よりも「オートバイ」のイメージが出ている一方、CANOVER TRINTAはトラスフレームのデザインだけ真似て、他の設計や部品をロードバイク仕様にしたため、車輪のイメージが大きく自転車のイメージが強く残っている。 CANOVER TRINTAは参考価格が9万円を超えるみたいだが、実際の価格は4万6千円台と、価格差を大きくしてお買い得にみせようとしているが、これは安物によくある手法。重量は13.9キログラムと、フロントサスペンション付きマウンテンバイク並みに重く、性能が欲しいのなら他の自転車を購入したほうが良い。

(自転車インプレッションまとめ)Surly Long Haul Truckerはどういう自転車か?

自転車ツーリングの世界でも、世界1周をする人たちの自転車の多くは、頑丈な自転車を乗っているようだ。現在、世界を旅するための自転車はマウンテンバイク系のツーリング車が主流となっている。このような世界1周タイプの自転車で有名なモデルの1つに、SurlyのLong Haul Truckerがある。 https://www.youtube.com/watch?v=B32LUXnOTRk Long Haul Truckerは長距離トラック運転手という意味で、完全にツーリング用の自転車を意味している。Long Haul Truckerは完成車売りとフレーム売りの2種類がある。 自転車旅を行う人たちから見るLong Haul Truckerを購入する理由は、MTB規格の部品が使用できるのを理由に挙げていることが多い。車輪関係は26インチHE、いわゆるマウンテンバイク規格をもとめていて。Long Haul Truckerも26インチHE規格を採用している。この理由は、代替部品が手に入らないリスクを減らすために世界中で最も普及している、26インチMTB規格を使用しているのがいいとのことだ。 因みにLong Haul Truckerは、フレームサイズ56, 58, 60, 62, 64cmのモデルは、700C仕様もある。 フレーム・フロントフォーク素材はクロモリを採用している。世界1周を行う人達は軽量化よりも頑丈性を重視し、スチール素材なら溶接もしやすいので、フレームが壊れても復活できる可能性が残っているため、スチール素材の自転車を購入する人が多いようだ。 フレームには、荷台取り付け台座や、チェーンステーの所に予備スポーク台座があり、ダウンチューブ下にボトルゲージ台座があるなど、旅に必要な物を簡単に取り付けることが可能だ。 走りのインプレッションで利点として取り上げられているのが、直進安定性が非常に高いため発進がスムーズ、乗り心地がいいことを挙げている人が多い。これは、通常のスポーツ自転車よりも長いチェーンステイ長が理由なのではという意見がある。チェーンステイ長はロードバイクが405ミリ、クロスバイクが430ミリなのに対し、Long Haul Truckerは460ミリと長い。一般的にチェーンステイ長が長い自転車は直進安定性が高いと言われている。 デメリットで挙げているのはブレーキ。Long Haul Truckerはリムブレーキを採用しているが、ブレーキ性能やリムが削れるため、ディスクブレーキのほうが良いという意見がある。代えのパーツを持っていってもディスクブレーキのほうがメリットがあると言う人もいるほどだ。SurlyはLong Haul Truckerのディスクブレーキ版のDisc Truckerがある。 参考URL 自転車(Long Haul Trucker) : 自転車ときどき世界1周 自転車でゆく!地球一周旅日記@ フレーム  サーリー ロングホールトラッカー 【装備】自転車 Surly Long Haul Trucker | 二人四輪 ~夫婦で自転車世界旅行~

キワモノ系ツーリング車に変化した 2016年モデル RITEWAY SONOMA D

RITEWAYのSONOMAと言えば、レトロスタイルのツーリング車で有名だったが、2016年モデルは一気にコンセプトが変わった。スペックは以下の通りになっている。 フレーム:軽量スチール、リアドロップアウト幅135mm フロントフォーク:軽量スチール ブレーキ:Tektro RX1 ミニVブレーキ クランク:SHIMANO FC-A073、170mm、50×39×30T 3速 スプロケット:SHIMANO CS-HG20、12-28T 7速 タイヤ:Kenda K-934、700×40C 2016年モデルのSONOMAは、安さ重視にするためか、2015年モデルと比べて各部品のグレードを落として安くしている。リアの変速段数は8速から7速になっている。安さ重視になった一方でも、回転部分にはシマノ製のハブやボトムブラケットを採用したり、シェファードシティに採用されている柔らかいサドルを採用している。参考重量は12.8kgと重い。 ソノマDでキワモノだと思ったのがブレーキ。ブレーキはTEKTRO RX1というミニVブレーキを採用している。通常Vブレーキはドロップハンドルのブレーキレバーには対応していないのが殆どだが、非公式でミニVブレーキという、通常のVブレーキよりもコンパクトなブレーキを使用して改造する人たちがいる。ミニVブレーキでドロップハンドル化にする方法は、ブレーキ調整がシビアになると言われていて、非公式な方式だが、自転車ブランドがミニVブレーキとドロップハンドルの組み合わせを採用したのに驚いた。ブレーキ調整の件はどうなっているのかが気になる所だ。 タイヤはKenda K-934、700×40Cと、シティサイクル並に太いタイヤを採用している。乗り心地や段差は安心感は非常に高そうだが、ロードバイクのような走りは期待できないだろう。 2016年のソノマ Dはキワモノ系となっている。普通のロードバイクやツーリング車ではないので、よく考えて買ったほうがいいだろう。 ライトウェイ 2016 ソノマ D/SONOMA D【ロードバイク/ROAD】【スチール】【SHIMANO(シマノ)】【RITEWAY】【2016年モデル】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる

クロスバイクよりも発展性があるフラットバーグラベルロード GT GRADE FB COMP

未舗装路が走れるのを売りにしているグラベルロードは、最近では色々な所から販売されている。GTのグラベルロード「GRADE」シリーズは、2016年モデルから、エントリーモデルのGRADE CLARISに女性用モデルが登場するようだ。 【先行予約受付中】GT(ジーティー) 2016年モデル GRADE ALLOY CLARIS WOMENS (グレイドアロイクラリスウーマン) 【女性用ロード(ロードバイク)】【ロードバイク】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる 【先行予約受付中】GT(ジーティー) 2016年モデル GRADE ALLOY CLARIS (グレイドアロイクラリス) 【ツーリング向シクロ(シクロクロス)】【シクロクロス】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる また、2016年モデルからはGRADEのフラットバーモデルとして、GRADE FB COMPが登場するようだ。価格はネット通販では75.810円(税抜)とのこと。スペックは以下の通り フレーム:Gradeアルミフレーム with smooth welds、ハイドロフォーミング フロントフォーク:Grade カーボンフォーク、”1 1/4-1 1/8”。アルミステアチューブ ブレーキ:Tektro 機械式ディスクブレーキ、160mm rotor クランク:Shimano FC-M311 48/38/28T 3速 スプロケット:Sun Race CSM66 12-32T 8速 タイヤ:Kenda Kwest 700x28c グラベルロードのフラットバー仕様が良いと思ったのは、上手くいけばドロップハンドル・ブルホーンハンドル化が容易になるということ。多くのクロスバイクに装着されているVブレーキは、ロードバイク用ブレーキレバーに対応していないため、ドロップハンドルやブルホーンハンドルにするのが難しい。シクロクロスやランドナーなどに採用されているカンチブレーキは、ブレーキ調整にコツが必要なので、個人的には初心者にはお勧めしていない。 グラベルロードでは、オフロード走行もするためブレーキはディスクブレーキを採用しているモデルが殆どだ。そのため、ロードバイク用ブレーキレバーでもディスクブレーキを引けるブレーキが登場している。そのため、ハンドルの選択肢が増え自分好みの自転車を作れる可能性が広がった。公道仕様を作る上で、ハンドルの選択肢が多いのは非常に重要なことで、正直な話、後ろの変速段数の多さより50倍重要だ。 GT GRADE FB COMPのブレーキは、Tektro...

公道思考で見る、2016年モデルGIANT TCR DEFYの選び方

GIANTのロードバイクで、15万円以下で購入できるモデルはアルミフレームのTCRとDEFYが挙げられる。多くのメディアでは競技思考で解説するが、シクロライダーは、公道思考で見るので、公道思考で見た場合でTCR・DEFYを解説し、公道思考ならどれがいいかを考えてみた。 TCRとDEFYのフレームの違い TCRはDEFYと比べて前傾姿勢が強く、ホイールベースが短い一方、DEFYはTCRよりも前傾姿勢が緩く、ホイールベースが長い。ホイールベースが短いと直進安定性が低い一方、コーナーでの回転性が高いと言われてる。 フレーム素材の違い TCR DEFY 1.2はALUXX-SL(6066アルミ)、DEFY 3.4はALUXX(6061アルミ)グレードのアルミ素材を採用している。GIANTではALUXX-SLのほうが素材のグレードが高いようだ。 TCR DEFY 1.2はプレスフィットBB(BB86)を採用している。 ALUXX-SL素材を採用したTCR DEFY 1・2はプレスフィットBBという圧入式ボトムブラケットを採用している。圧入式ボトムブラケットは従来のねじ切り式ボトムブラケットとは違い、工具で叩いて外す方式となっている。工具でたたいて外すとなると、外す時フレームにダメージが加わる可能性が高い。実際にプレスフィットBB(BB30)を外した際、カーボンフレームにヒビが入る事例や、プレスフィットBBをやめて、従来型のねじ切り式BBに戻る事例を見ると、プレスフィットBBは公道仕様には向かない。 破損事例 プレスフィットBBの挿入時にフレームが破損 DEFY 1・2はD-Fuseカーボンシートピラーが装備されている。 DEFY1・2にはD-Fuseシートピラーが装備されている。D-Fuseシートピラーはかまぼこ型のカーボンシートピラーが装備されている。このシートピラーの特徴は、前後方向にしなるので乗り心地が良いらしい。一方でフレームはD-Fuseシートピラーしか使用できないようだ。 GIANT DEFY2のD-FUSEシートピラーはどれ位しなるのか!|Y'sRoad PORTAL DEFY 3・4は荷台や泥よけ装着台座がある DEFY 3・4は、フレームに荷台や泥除け装着可能な台座が装備している。荷台取り付けや泥除けの装着を想定しているだろう。荷台や泥除け装着台座が無い自転車に、無理やり泥除けや荷台を装着することは可能なことが多いが、台座があるほうが良い。 DEFY 4は補助ブレーキレバーを装備している。 補助ブレーキレバーを標準装備しているモデルはDEFY 4のみとなっている。補助ブレーキ補助ブレーキレバーは部品だけでも売られているため、欲しい人は装着すればいいだろう。 公道仕様に適しているGIANTのロードバイクは、DEFY3・4 公道仕様のロードバイクを作る場合、公道仕様で適しているモデルは、DEFY3・4だろう。DEFY3・4は荷台や泥除けの装着が可能で、ねじ切り式のボトムブラケット、汎用性がある従来型のシートポストを採用している。補助ブレーキレバーはDEFY 4のみ標準装備しているが、部品だけで売られていて後付可能な部品だ。 公道仕様を抜きにして個人的に気になるのが、DEFY 1・2。D-Fuseシートピラーがしなり、乗り心地が良いのを売りにしているで興味がある。実はD-Fuseシートピラーはアルミ製もあり、Liv THRIVEシリーズ(2015)にも採用されており、THRIVEはアルミ製のD-Fuseシートピラーになっていて、アルミ製でどのくらいの効果があるのか気になるところだ。 GIANT 2016モデル 12車種を先行販売! - INFORMATION

シクロライダーがまとめる、2016年モデルのスポーツ自転車まとめ

6月から徐々に登場してきた2016年モデル。気になった2016年モデルのスポーツ自転車についたエントリを中心にまとめてみました。また、新しく2016年モデルが登場したら、更新する予定です。 ロードバイク 2016年モデルのロードバイク情報まとめ(Pinarello・Raleigh編) レーシングモデルでは、ディスクブレーキが装備されたDOGMA F8 DISCに、リアサスペンション機構を搭載したDOGMA K8-Sがあり、DOGMA F8のスタイルに似た、ハイエンド~ミドルエンド機のモデルの、GANシリーズを新たに登場させた。Raleigh CRFは2015年からの変更点は無いようだ。 GIANT TCR、DEFY 公道思考で見る、2016年モデルGIANT TCR DEFYの選び方 先行発売されたTCR・DEFYは、基本部分は2015年モデルと同じなので、公道思考から考えたバイヤーズガイドにしてみた。 グラベルロード GT GRADE FB COMP クロスバイクよりも発展性があるフラットバーグラベルロード GT GRADE FB COMP グラベルロード「GT GRADE」のフラットバー仕様が登場。ロードバイク用ブレーキレバーが使用できたら、下手なクロスバイクよりも汎用性が高いだろう。 フラットバーロードバイク Bianchi Vir Nirone 7 Flat Bar 2016年モデルではフラットバーロードが登場 Bianchi Via Nirone7 Flat Barシリーズ Bianchiのロードバイク「Vir Nirone 7」のハンドルをフラットハンドルにしたモデルが登場。ハンドルをフラットハンドルにしただけのフラットバーロードバイクだ。 Louis Garneau LGS-LHF(サイクルベースあさひ限定モデル) LGS-LCFのスタイルを受け継いた、安価なフラットバーロードバイク あさひ限定ルイガノ・LGS-LHF クロモリフレームのフラットバーロードバイク「LGS-LCF」のスタイルはそのままに、すべての部分をコストダウンすることによってできた、街乗り用フラットバーロードバイクが「LGS-LHF」。コスト削減は色々なところで行っているようだが、スタイリングはコストダウンしていないのは好感がもてる。サイクルベースあさひ限定モデルで、価格は比較的安価で街乗りに使用するには良いと思う。 ツーリングバイク RITEWAY SONOMA D キワモノ系ツーリング車に変化した 2016年モデル RITEWAY SONOMA D 本来は推奨されていないデュアルコントロールレバーとミニVブレーキの組み合わせを行っている。調整が上手くいくのか気になる所だ。 クロスバイク Louis Garneau CHASSE(ワイズロード限定モデル) Louis...

Bridgestone CHeRO 20に似合う、レトロMTBカスタム

BMW・MINIやFIAT・500、Kawasaki・W800、Motoguzzi・V7等、自動車やオートバイの世界では形はレトロスタイルのモデルはそれなりに存在する。自転車の世界でも、ロードバイクやクロスバイク系統ではレトロデザインのモデルはある一方、マウンテンバイクではレトロデザインを採用している自転車は見ない。90年代前半に有名だったTREK・Y-MTBやCannondale Super Vの復刻版は登場していなく、マウンテンバイク初期のデザインをモチーフにしたモデルは、現在ではFujiのMTFのみとなっている。 2015 FUJI フジ サイクル MTF posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる マウンテンバイクの世界は使用条件がハードなためか、レトロスタイルは殆ど無いに等しい。そんな中、とある自転車店が、クロモリフレームの小径車、ブリヂストン・クエロ 20でレトロデザインのマウンテンバイク風スタイルのカスタムを行っている。 ブリヂストン CHeRO20 (クエロ20)20インチ8段変速モデルフレームサイズ:510mm 2015年モデル ミニベロ posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる Bici Termini だより» ブログアーカイブ » Bridgestone CHeRO カスタマイズいたしました。 Bici Termini だより» ブログアーカイブ » Bridgestone CHeRO プチMTB完成です。 従来のクエロとの大きな違いは、ハンドルステムを前上がりのアップライトタイプに、タイヤはTIOGA?のブロックタイヤに、車輪はクロームメッキのリムを採用し、レトロMTB風スタイルとなっている。このクエロ・レトロMTB風を作った自転車店はBRUNOでも同じレトロMTB風を行っているが、クエロのほうがそれっぽい形となっている。恐らくクエロのフレームデザインが古典的なので、クエロのほうが似合っているのだと思う。 Bici Termini だより» ブログアーカイブ » 20インチMTB風ホイールのご提案。 意外と似合うクエロのレトロMTB風カスタム。実用性から見てもこのレトロMTB風カスタムは意外といいと思う。20インチの小径車の場合、安定性重視で街中を走行する場合、太いタイヤやアップライトの姿勢のほうが有利だからだ。小径車輪はオフロード走行は非常に不向きなので、小径車のレトロMTB風カスタムでオフロード走行するのはやめたほうがいいと思うけど、砂利道等、普通の道を気にしないで走りたい人や街中を走る人には良いカスタムだと思う。

高級DAHON OEMモデルか? アンタレス・フォールディングバイク

ワイズロードのプライベートブランド「アンタレス」と言えば、かつては10万円で購入できるカーボンバックフレームのロードバイク、今ではカーボンロードやクロスバイクが有名だ。そんなアンタレスからフォールディングバイク(折りたたみ自転車)が登場した。 antares(アンタレス) フォールディングバイク | Y's Collection ワイズコレクション クロモリフレームや形状から見て、恐らくベースはDahonインターナショナルモデルのSpeed P8。Speed P8はDAHONでも比較的高価なモデルなので、Speed P8のOEMモデルのアンタレス・フォールディングバイクの価格は、税込み価格64,800円と比較的高価だ。 DAHON(ダホン) Speed D8 20インチ フォールディングバイク 2015年 インターナショナルモデル Matt Black KAC083 posted with カエレバ DAHON(ダホン) 2014-12-20 Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる ヤフオク!で調べる アンタレス・フォールディングバイクとDahon Speed P8の大きな違いはある。アンタレス・フォールディングバイクは リアディレイラーはシマノ・アルタス(Speed P8はシマノ・ティアグラ) ハンドル高さ調整機構が無いハンドルステム(Speed P8は高さ調整可能) ディレイラーガードが標準装備(Speed P8には付いていない) が大きな違いとなっている。一番の違いはステムで、Dahonの折りたたみ自転車は、大柄な人でも乗れるような車体となっているので、ハンドル高さ調節がない場合、小柄な人が乗るには車体が大きく感じ非常にキツイ場合がある。アンタレス・フォールディングバイクは、Speed P8との価格差があり、アンタレス・フォールディングバイクのほうが安いが、ハンドルステムの違いがあるので、価格差よりもハンドル高さ調整機構の有無で決めたほうがいいだろう。

私服に合う自転車用ヘルメット ヘルメットレビュー OGK FM-8

ロードバイクなどの競技用自転車のヘルメットといえば、ど派手な色をしたヘルメットが殆どだが、この手のヘルメットは普通の服には合わないのが殆ど。 自分も今まではOGK W3Rという比較的スポーツ自転車用のヘルメットに近いのを装着していたが、かなりヘタってきたので、新しいヘルメットにすることにした。そこで、私服にも合うヘルメットを探していたら、OGK FM-8を見つけたので購入した。 FM-8はマウンテンバイク、クロスバイク用のヘルメットとのこと。前方にはバイザーが装着されていて、前傾姿勢で走る場合、バイザーが邪魔になる可能性があるけど、バイザーは取り外しすることができる。バイザーを取り外した場合、比較的丸い形状をしたヘルメットでBMXタイプみたいな形状になっている。実際にMTBでの本格的なオフロードライドに使用するユーザーもいるようだ。ただ、BMXタイプとは違い、後頭部は少し角ばっている。また、横から見たラインもスポーツ自転車用のヘルメットみたいに後ろ上がりになっていて、BMXタイプのヘルメットよりはロードバイク等のオンロード用スポーツ自転車にも似合うようになっている。 FM-8の良いところは、OGK W3Rのフリーサイズと比べて、頭のフィット感が非常に高い。OGK W3Rはフリーサイズを売りにしていた自転車用ヘルメットで、頭が相当大きい人でも使えた一方、自分にとってはフィット感が悪くて、妙な違和感を持っていた。FM-8はM/Lの1サイズのみで、フリーサイズではないためかフィット感が高い。ただ、フィット感は個人によっても違うので注意が必要。 FM-8のデザインは耳の後ろあたりの後頭部までヘルメットが守ってくれる形状になっている。このヘルメットになれると、今までの後頭部を守らないヘルメットに違和感を感じることも出てくる。サイクルモードで自転車に試乗した時、ヘルメットを持って行かなかったので各ブースのヘルメットの貸出を利用して、自転車に試乗していたけど、FM-8になれたおかげで、通常のヘルメットを被ると後頭部が守られていないので少し怖く感じたことがあった。 XF-4アジャスターは上下2段階に調整できるのが利点の他に、耳に当たりやすい部分は赤いゴムになっていて、接触しても比較的柔らかい感触で違和感をできるだけ少なくしている。また、アジャスターもできるだけ上下の長さや厚みを薄くして、フィット感を高くしようと努力している部分を見ることが出来る。 気になる所は、ベンチレーションが本格的なスポーツ自転車用ヘルメットと比べて少ないので、真夏時はどうなるかは不明(秋に購入したため)また、マットブラックの塗装は非常に剥げやすく、少し何かに当たっただけで塗装が剥がれる。また、日本自転車競技連盟推奨で、公式競技の使用はできない。 個人的に、耳に当たりやすい部分の違和感が低いこと、後頭部を守るため安心感が高いこと、フィット感が高いことで、このヘルメットは気に入っている。比較的私服に合うデザインのため、最近ではちょっとした街乗りでもできるだけヘルメットを装着することが多くなった。 OGK KABUTO(オージーケーカブト) FM-8 マットブラック フリーライド系ヘルメット posted with カエレバ OGK KABUTO(オージーケーカブト) Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com 写真のヘルメットは標準仕様のバイザーを外し、KOOFU BIT VISOR装着。ステッカーは後頭部のOGK FM-8のみ純正。

サイクリングにも使える内装8段変速小径車 BE-ALL BT20-8

  BE-ALL・Bonnet Noirの小径車シリーズでは、外装変速機タイプ、Bonnet Noirの20インチモデルのALIZE C・F・Rと、16インチのALIZE GR。内装変速機タイプの20インチ小径車のBS・BRS・BT20シリーズがある。その中でBT20シリーズは、スポーツ自転車用内装変速機、シマノ・アルフィーネを装着したアルミフレーム小径車BS・BRSシリーズとは違い、街乗り用内装変速機シマノ・NEXUSインター8を搭載した小径車となっている。BS・BRSと比べると安価で、税抜き価格74,000円と8万円を切っている。 フレーム・フロントフォークは4130クロモリフレームを採用している。流れるようなフレームデザインに双胴チューブを採用していて独特のスタイルとなっている。 ブレーキはテクトロ・デュアルピボットキャリパーブレーキを採用している。形状はロードバイク用に似ているが、ロードバイク用のキャリパーブレーキと比べると大きいため、ロードバイク用ブレーキとの適合する可能性は低いと思う。ブレーキのアップグレードをする場合、サイズの確認は絶対必要だ。 ギアは前は46Tのシングル。後ろはシマノ・ネクサスインター8の内装8段変速で16Tのギアを採用している。街乗り用内装変速機のシマノ・ネクサスは3段、5段、7段、8段がある。8段の場合、3段や5段とは違い、軽いギアがあるため、通常のサイクリングなら大丈夫だと思う。長距離ツーリングでの坂道の対処などは、情報が少ないためわからないが、内装3段や5段よりは可能性は遥かにある。 車輪径は20X1-1/8の451規格を採用している。通常の20インチよりも少しタイヤ径が大きいのが特徴。タイヤ幅は細めとなっている。 サイクルモードで試乗した時、いいと思ったのは内装8段変速のギアの間。内装3段や内装5段とは違い、ギア比が低くギアの間がちょうどいいため走りやすい。ネクサスシリーズは、スポーツ自転車用内装変速機のアルフィーネよりも、ペダルのふみ心地等が悪いと言われているが、普通に走るのなら、そんなに変な感じはしなかった。これは恐らく内装8段変速のため、適正なギアに入れることができ、無闇に重いギアを入れなかったのもあると思う。 内装変速機を装着したスポーツ自転車は、街乗り用のレッテルをはられるものが多いが、内装8段になるとサイクリングにも使える。BE-ALL BT20シリーズは泥除けやセンタースタンドを装着していて、街乗り用の雰囲気があるが、サイクリングにも使える内装変速スポーツ自転車だろう。 BE-ALL(ビーオール)BT20-8内装8段変速・クロモリ小径自転車【送料プランC】 【02P31Aug14】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com 女性用のBT20-8Lは以下の大きい部分がBT20-8とは違う。 ・フレーム形状はまたぎやすいようになっている。 ・ブレーキはテクトロ・Vブレーキを採用。ブレーキの効きはVブレーキが高いが、ブレーキレバーの選択肢(ドロップハンドルのブレーキレバー等)は少ない。 ・タイヤは20X1.5と406規格を採用。BT-20-8よりもタイヤ径は小さい一方、タイヤラインナップは太めのタイヤが多い。タイヤ幅はBT-20-8よりも太い。 BE-ALL(ビーオール)BT20-8L内装8段変速・クロモリ小径自転車【送料プランC】 【02P31Aug14】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com

坂道は歩くようにのんびりと走れば楽に走ることが出来る

世の中では、坂道を速く走るのが注目されている一方で、坂道を楽に走ることは注目されていない。長時間走行で障壁にもなる坂道だが、坂道は速く走ることを放棄して、歩くように走ればある程度楽に登れることができる。 歩くように坂道を登るという方法は、自転車で東京~山口で行く経験を持ち、海外の有名な冬山も登っている冬山登山屋の某S氏の意見で、自分達ではS氏の苗字をとってS氏走法(S氏の部分は、実際には苗字が入る)と読んでいる。この走法ができると、初心者でも坂道が登れ、車が走らない林道を走ることが楽しくなる。 この走行方法で必要なのは、まずギア比が軽いことで、前ギア・後ろギアのギア比が最低でも1以下が必要となる。一番良い自転車は前ギアが3枚あるMTBやクロスバイクで、このぐらい軽いギアがあると歩くように坂道を走ることが出来る。一番むずかしいのは前ギアが2枚あるモデルで、特にロードバイクは全体的にギア比が高すぎる問題がある。ギア比が高過ぎると、低速で坂道を走るのは難しいため、このような場合は押したほうが良い場合もある。因みに某S氏が乗っているブリヂストン・ユーラシアは、明らかに改造したと思われる前3枚ギア(推定ギア52・42以上・22T)が装着されていた。 この場合、運転する人も飛ばさないでのんびり走るという割り切りが必要だ。この走法に慣れていないと、いつまでたっても頂上に到着しない気分になるため、飛ばしてしまうかもしれないけど、体力を大幅に消耗してしまい、途中でへたりこんでしまう場合もある。スピードは遅くても走れば最終的には頂上に付く。また、歩くように走ると言っても、よほどの急坂でないかぎり歩くよりも速く、平地や下り坂では徒歩よりも自転車のほうが速い。 坂道を歩くように走るテクニックを覚えると、坂道を見てもも尻込みしないし、坂道が長くても走り続けることができるので、自転車で長距離を走るのなら覚えておきたいライディングテクニックだ。

米軍も採用する折りたたみMTB Montague Paratrooper PRO

折りたたみ自転車でも数少ないのが大径車輪の折りたたみ自転車。折りたたみ自転車というとたたむとコンパクトになる小径車が多く、大径車輪は折りたたんでも小さくなりにくく、他の大径車輪の自転車と比較されるので、数が少ないかもしれない。 数少ない大径車輪の折りたたみ自転車の中で有名なブランドではMontagueがある。大径車輪の折りたたみ自転車をウリにしている自転車ブランドで、フラットバーロードバイクのFIT、内装8段変速のBOSTON 8、荷台、泥除け付きのNAVIGATORがあるが、一番有名なのが米軍でも採用されているMTBのPARATROOPERだと思う。今回試乗したのはPARATROOPER PROという最上級モデル。 フレームは折りたたみ可能なアルミフレーム。フレームに分割構造が無いため、形から見ても頑丈そうに見える。また折りたたみ自転車としては珍しくフレームサイズがあるため、長距離走行するためのポジション出しもし易いだろう。公式サイトの写真ではトヨタ・アクアの荷室や、ダイハツのオープンカー、コペンのトランク内に折りたたんだParatrooperが入っている写真がある。このようなことは通常の大径車輪では不可能だろう。 https://www.youtube.com/watch?v=fmivwS4e4HA フロントフォークはSR SUNTOUR XCM HLO。HLOとは油圧式ロックアウト(Hydraulic LockOut)の略。6万円台のMTBに装着されているサスペンションで、林道走行は大丈夫だと思う。また、舗装路ではサスペンション機構を固定するロックアウトを採用している。 ブレーキはPROMAXの機械式ディスクブレーキ。試乗コースでは特に不満はなかった。ブレーキも5~6万円のMTBクラスだろう。ギア比は前42/32/22の3段、後ろは不明だが、写真を見る限りMTB用の大型スプロケットを採用して、推定9段のMTB用ギアを採用している。軽いギアが多いので峠越えも大丈夫だろう。タイヤ経は26×1.95となっている。 試乗した限りでは、走りは普通のMTB。ラダーコースではサスペンションは十分に動き、舗装路はMTBのためタイヤが細いクロスバイクと比べるとはスピードは伸びないが、走りはスポーツ自転車の基準では合格なので、購入しても損はない。 Montague Paratrooper Proは11万円以上するが部品スペックは6万円クラスのMTBだ。高価な価格はオフロード走行可能な折りたたみフレームが理由だろう。Paratrooperには、通常モデルのParatrooperとParatrooper Proの2種類があるが、Paratrooperは後ろギアは8段で、サスペンションは油圧式ロックアウト等の機構が無いモデルとなっている。個人的にはお金があったらparatrooper proの方がいいと思う。折りたたみMTBというジャンルはParatrooperが唯一の存在なので、高価な理由も納得できる。折りたたみ機能が欲しいのなら悪くないMTBだろう。 【送料無料】MONTAGUE PARATROOPER PRO(モンタギュー/パラトルーパー プロ)軍用 折り畳み 自転車 ハマー HUMMER アメリカ軍 P06Dec14 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com

スポーツ自転車の走りをするシティサイクル Velo Michelin Paris-Brest Classic

2013年から始まった自転車ブランド「Velo Michelin」は、今では計3種類の自転車を発表し発売する予定にあるらしい。Velo Michelinで有名なのがParis-Brest Sportだが、今回試乗したのは発売予定であるParis-Brest Classic。現在販売しているparis-Brest Sportとの違いはハンドルだけとのことだ。 現在販売している、Paris-Brest Sportのスペック表を参考にして調べると、フレーム、フロントフォークはクロモリ製。フレームのウリはフレームビルダーの松田志行氏に設計を依頼したとのこと。因みに車体重量は12.9キロとなっている。ブレーキは前はDia-compe DL800 シティサイクル用デュアルピボットキャリパーブレーキ。後ろはシティサイクル用ブレーキで有名なローラーブレーキを採用している。ローラーブレーキは音鳴りや雨、汚れに強い利点がある一方、取り付け構造が複雑になるので、車輪着脱が難しいため、輪行等のスポーツ自転車らしく使うには適さない。変速機関連は前42Tのシングルに、後ろはSHIMANO 外装7段変速で 11-28Tとなっている。 タイヤ径、幅は700×28Cで、シティサイクルと比べると細いタイヤを採用している。700C規格は多くのロードバイク等のスポーツ自転車に採用されていて、スポーツ自転車用のタイヤを装着することが可能だ。 実際に試乗すると走りの良さに驚いた。部品構成的にはシティサイクルだけど、スポーツ自転車として見ると加速は少し重いけど、一旦スピードが乗るとスポーツ自転車の走りをする。少なくとも2万円台で売られているかご付きの街乗り系クロスバイクとは雲泥の差がある。もっとも価格も高いのである意味当たり前だろう。一番気になるのは前ブレーキの効きの悪さ。普通に走るのならブレーキの効きに問題は無いが、本気で走るとスポーツ自転車みたいにスピードが出てしまう。この場合だと、前ブレーキは想定スピードを逸脱しているためか、効きが悪くて止まらないに近い状態になる。しかし、リアのシマノのローラーブレーキが意外と効き、車輪がロックしないので、最悪の評価では無い。ツノダ・ビートリック・ボブの紹介ページで、ローラーブレーキでの紹介でママチャリ・パーツながら、シマノの開発チームがレーシングパーツに進化させようとするくらいのブレーキと書いてあるが、今回のParis-Brest Classicに試乗して、その理由がわかった。 スポーツ自転車のような走りをするシティサイクルのVelo Michelin Paris-Brest Classic。シティサイクルなので、輪行はできない等スポーツ自転車的な使い方はできず、価格も高価だが、このスタイルが気に入って街乗り用に使うのなら、走りは良いので損はしないだろう。 因みに下のリンクはParis-Brest Classicのハンドル違いのParis-Brest Sportです。 クロスバイク Velo MICHELIN ベロミシュラン Paris-Brest Sport パリ−ブレストスポール マットブラック 480mm posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング ヤフオク! 価格.com

自転車解説 Miyata California Sky R

2015年のMIYATAのスポーツ自転車ラインナップには、5万円台で買える California Sky Rというモデルが有る。30ミリ相当の少し太いタイヤを履き、アルミフレームのドロップハンドルモデルとなっている。格安ロードバイクは存在しているが、このような格安シクロクロス系ツーリングモデルの自転車は殆ど無くCalifornia Sky Rが唯一の存在となっている。 ・フレーム/フロントフォーク アルミフレームでフロントフォーク材質は不明で多分スチール?。フレームにはWレバー取付台座、泥除け、荷台取付台座が装着されている。フレームサイズは1つしかない。 ・ブレーキ ブレーキはカンチブレーキを採用している。 ・変速機/ギア比 前2段、後ろ7段で、前後ともロードバイク用のギア比となっている。詳しいデータが表示されていないが、画像を見る限り、前ギアはコンパクトクランクではなく、一般ユーザーから見れば完全に重いギアとなっている。後ろギアも7段のためギア比のラインナップが少ない。 ・車輪径/タイヤ幅 700×30cとタイヤ幅は30ミリ相当とロードバイクと比べると太いタイヤを採用している。セミノビータイヤというのを採用していて、砂利道でもある程度は通過できるのが売りとなっている。 ・部品構成 California Sky Rは部品構成がわからない。 写真だけ見る限りはよく出来ているように見えるし、安いが、詳しい部品構成がわからない・フレームサイズが1つしかない・一般ユーザーにとってはギア比が重すぎるという問題があるため、個人的には薦められない。安い理由も恐らくフレームサイズが1つしかないのもあると思う。ミヤタにはSPORTOURというモデルが有り、こちらは詳しい部品構成がわかる・フレームサイズが複数ある・一般ユーザーでもなんとか軽いギアがあるため、価格が高くても個人的にはこちらを薦める。