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グラベルロードバイクを継承したEバイク「Seraph E-01S」

1924 年(大正13年)創業したミズタニ自転車。昭和20年代にスポーツバイクブランド「Seraph(セラフ)」が登場し、現在はミズタニ自転車オリジナルのE-Bikeブランドとして知られている。 E-01Sは、グラベルロードバイクの設計を元にしたE-Bike。ホワイトカラーのシンプルなルックスは、極太の軽量カーボンフォークとグラベルロードバイクのフレーム設計のアルミフレームを採用し、車体重量は17.8kgに抑えている。それに加え、ミズタニ自転車の取扱ブランド「SHIMANO」コンポーネント、「Continental」タイヤ、「Selle SMP」サドルを使用している。ドライブユニットは「シマノ STEPS E8080」。E-MTB用で使われ、力強いトルクを発揮することで知られている。 フレームサイズは500(適正身長165~175㎝)と500S(適正身長155~165cm)の2種類。価格は380,000円(税抜)。 フレーム:アルミ (T6061-T6) フロントフォーク:カーボン (1-1.8/1.5 Tapered) 重量:17.8kg ブレーキ:シマノ BR-M6000 油圧式 ディスクブレーキ ギア(前):- ギア(後):SHIMANO DEORE CS-HG500 11-32T 10段変速 フロントホイール:SHIMANO WH-RX31(F: 12x100mm E-thru) リアホイール:SHIMANO WH-RX31(R: 12x142mm E-thru) タイヤ:コンチネンタル ウルトラスポーツ 700x32C ドライブユニット:シマノ・STEPS E8080(定格出力 250W、最大トルク70Nm) アシスト方式:ミッドドライブ バッテリー:シマノ STEPS BT-6010 36V、11.6Ah、417Wh ...

カーボングラベルロード「GT グレード カーボン」が「BikeRadar」のグラベルバイク・オブ・ザ・イヤーを受賞

「GT Bicycles」の日本での販売元を務めるライトウェイプロダクツジャパンは3月30日、GTグレード カーボンが、「バイクレーダー」の「グラベルバイク・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを発表した。 GTグレードカーボンは、カーボンフレームタイプのグラベルロードバイク。フォークオフセットを55mm/70mmへ調整できる「フリップチップフォーク」を搭載することで、グラベルレース・スポーツ走行と長距離ロングライド等、その時のシチュエーションに合わせてハンドリングを変えることができる。 「バイクレーダー」は、自転車専門Webメディアとして世界トップ5のアクセス数を誇る。「バイク・オブ・ザ・イヤー」は、イギリスの自転車メディア「バイクレーダー」「サイクリングプラス」「マウンテンバイキングUK」が2009年から始めた、その年で最高のバイクを決めるアワードで、その中の1部門に「グラベルバイク・オブ・ザ・イヤー」がある。アワードの選考方法は、事前にメディア側より候補として取り上げられたバイクをメーカーが提出し、悪天候が多いイギリスの冬に過酷な実走テストを経て選考される。 アワード受賞バイクのレビューでは、GTの特徴的な「トリプルトライアングル」を新しく設計し直し、シートステイとシートチューブを分離した「フローティングステイ」による路面追従性の良さと機敏な動きを両立している点や、フォークオフセットを調整可能にする「フリップチップフォーク」が、バイクパッキング満載時でも乗りやすく調整できることなどが高く評価された。 【GT本社の受賞コメント】 カムバックと呼ばないで! 私たちは何年もここにいます… GTグレードの第1世代の発売で業界を一変させた後、完全に新しく設計し直された2020グレードは、オンロードやグラベル(さらにはマウンテンバイク)のメディアで非常に注目を集めました。 2020グレードカーボンが「グラベルバイク・オブ・ザ・イヤー」でサイクリングプラスとバイクレーダーの賞を受賞したというニュースを受け取ることができて、本当に光栄です。 リンク バイクレーダー バイク・オブ・ザ・イヤー2020(英文サイト) 2020アワード選出バイクはどのようにテストされるか  テストチームのインサイドストーリー(英文サイト) グレードカーボンエキスパート

パナレーサーのグラベルロード向けタイヤ「グラベルキング」に数量限定の新色が登場

パナレーサーは、舗装路から未舗装路まで自由に快適に走りたいサイクリストのために開発された自転車タイヤ「GravelKing」シリーズに数量限定の新色が登場したと発表した。 グラベルキング2020年限定カラーは、パープル、マスタード、オリーブの3色を用意。独特の気品と高級感が漂うパープル、スパイシーでパンチのあるマスタード、新鮮で明るい果実をイメージさせるオリーブと自転車用タイヤには珍しいカラーで、バイクやパーツ、ウェアとのコーディネートが楽しめる。 また、「GravelKing SK」には根強いファンがいる26インチモデルもラインナップ。各色各サイズ100本のみの数量限定となる。両モデルとも、チューブレスコンパーチブル(チューブレスレディ仕様)で、価格は5,191円(税抜)、2020年3月中旬発売予定。 「GRAVEL KING」リミテッドカラーエディション サイズ/重量:700×32C(290g)、35C(310g)、38C(330g) カラー:パープル/ブラック・ブラウンサイド、マスタード/ブラック・ブラウンサイド、オリーブ/ブラック・ブラウンサイド タイプ:TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル) テクノロジー:「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)、「AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)、「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング) 価格:5,191円(税抜) 発売予定日:2020年3月中旬発売(予定) 「GRAVEL KING SK」リミテッドカラーエディション サイズ/重量:700×32C(330g)、35C(380g)、38C(420g)、43C(510g)、26×2.1(620g) カラー:パープル/ブラック・ブラウンサイド、マスタード/ブラック・ブラウンサイド、オリーブ/ブラック・ブラウンサイド タイプ:TUBELESS COMPATIBLE (チューブレスコンパーチブル) テクノロジー:「ZSG Natural Compound」(ゼットエスジー ナチュラル コンパウンド)、・AX-α Cord」(エーエックス アルファ コード)、「Anti-Flat Casing」(アンチフラット ケーシング) 価格:5,191円(税抜) 発売予定日:2020年3月中旬発売(予定) <商品に関するお問い合わせ> パナレーサー株式会社 お客様相談室 電話番号:0795-82-6806 (土日祝日および当社休業日を除く平日9:00~17:00) URL:https://panaracer.co.jp/

FUJIからカーボンフレームのグラベルロード「JARI CARBON 1.1」が登場

スポーツ自転車ブランド「FUJI」の自転車を輸入しているアキボウは、2月28日、カーボンフレームのグラベルロード「JARI CARBON 1.1」を発表した。 日本語の砂利から名前を取った「JARI」は、アルミフレーム、クロモリフレームのグラベルロードで有名なモデル。カーボンモデルの「JARI CARBON」は、フレームには、FUJIの最上位カーボンモデルに使用されているウルトラハイモジュラスC15カーボン素材を採用。アルミフレームと同じジオメトリで、剛性アップと軽量化を実現。 トップチューブにはBENTO BOXを標準装備し、フレーム形状にカスタム整形されトップチューブへの直付けが可能。また、ダウンチューブ下部には未舗装路走行時の外的衝撃からフレームを保護するためのダウンチューブブロックガードが装備されている。 ボトルケージは5つ装着可能。また、トップチューブ上面に様々なストレージをボルトオンで固定するマウントがあるだけでなく、前後キャリアが取り付け可能なマウントも標準装備しサイクリングにも対応。ダウンチューブ、シートチューブのボトルケージは、マルチマウントボトルシステムを採用することでボトルケージ用のプレートが装備。これによりケージの固定位置を柔軟に変更することが可能だ。メインコンポはシマノUltegraの油圧ディスクブレーキ仕様。価格は390,000円(税抜)。 リンク:JARI CARBON 1.1

メリダのE-MTBとグラベルロードが「デザイン&イノベーションアワード」を受賞

メリダの輸入を行っているミヤタサイクルは、1月23日、Desing&Innovation Award2020 のE-MTB 部門で「MERIDA e.ONE-SIXTY 10K」が、ロードバイク部門で「MERIDA SILEX +6000」が受賞したと発表した。 Design&Innovation Award(DI.A)は、実際に製品をテストし、それらの全体を評価、検討する賞。e.ONE SIXTY 10Kは、日本で展開している e.ONE-SIXTY9000 とフレームが同じで、スペック等一部仕様が異なるE-MTB。インチューブバッテリーに加え、フロントホイールに 29 インチを、リアホイールには27.5インチを採用し、安定性とハンドリングを両立。受賞理由は以下の通り。 MERIDA eONE SIXTY 10K は、人気の E MTB の最新版です。すでにライディングパフォ ーマ ンスのベンチマーク にされ 、さまざまな雑誌で多数のグループテストを され ています。今回、 MERIDA は全面的に 刷新させました。 ルックス とライディングパフォーマンスの両方の面で水準を引き上げ、フロントホイールに 29 インチを採用した MERIDA e ONE SIXTY10K は信じられないほどバランスが取れており、流れるような...

NESTO初のグラベルロードバイク「GAVEL」フラットバーグラベルロードバイク「GAVEL FLAT」が発売

ホダカのスポーツサイクルブランド「NESTO」から、ブランド初のグラベルロード「GAVEL(ガベル)」とフラットバーグラベルロード「GAVEL FLAT(ガベル フラット)」を11月27日に発売した。 6061 アルミをベースに、溶接部に手作業の研磨処理を施す「スムースウェルディング」を採用したフレームにはシートステーとチェーンステーを横扁平に加工する振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」を採用。リア部が縦方向にしなり、フレーム自体が柔軟に路面に対応し、エアボリュームの多い38Cタイヤにより、振動吸収性と快適性が向上。また、前後スルーアクスルによって車体剛性が増している。ボトルケージは、フレームに4箇所、フォークに2箇所装備し、多様なスタイルのツーリングライドに対応。ドロップハンドルバージョンのGAVELでは、走行性能に直結するパーツにSHIMANO SORA を搭載。また価格帯最軽量クラスの重量を達成している。価格は105,000円(税抜) GAVEL FLATは、GAVELの特長はそのままに、ライザーバーハンドルや油圧ディスクブレーキを装備したモデル。グラベルライドだけでなく毎日の通勤や通学などの街乗りなど、タフで様々なシチュエーションにマッチした、自由なスタイルで使えるフラットバーグラベルロードバイク。価格は89,000円(税抜)。GAVEL、GAVEL FLAT はNESTO プレミアムディーラーで購入可能だ。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/32625 https://www.cyclorider.com/archives/32312 nestobikes.com

注目のグラベルロードの1つ NESTO GAVELをチェック

マルキン自転車で有名なホダカ株式会社のスポーツ自転車ブランドの1つが「NESTO」だ。2020年モデルから、マウンテンバイクの拡充やグラベルロードをラインナップを増やすなど、グラベルを重視したラインナップとなった。2020年モデルの中でも注目のモデルがグラベルロードの「GAVEL」シリーズだ。Shimano SoraコンポーネントにTEKTRO 機械式ディスクブレーキを採用した「GAVEL」と、Shimano Acera MシリーズコンポーネントにShimano MT400油圧ディスクブレーキを採用した「GAVEL FLAT」の2種類を用意。今回はドロップバージョンのNESTO GAVELをチェックした。 グラベルロードバイクには、アップライトな姿勢で長距離サイクリングを行うツーリングタイプや、マウンテンバイクにドロップハンドルを装着したオフロード中心のモデルなど、様々なタイプがある。GAVELは前傾姿勢で舗装路・グラベルを両立する一般的なスポーツタイプだ。ボトルケージ台座は、フロントフォーク左右、トップチューブ、ダウンチューブ×2、シートチューブと沢山用意している。 シートステーとチェーンステーを縦方向にしならせる振動吸収機構FLEXOR(フレクサー)を搭載していることをアピールしているが、実はプレスフィットボトムブラケットも搭載している。従来のねじ切り式のボトムブラケットよりも高い剛性が出るのが特徴で105,000円(税抜き)のグラベルロードバイクに採用されるのは珍しい。 ブレーキは、TEKTRO MD-C510。ワイヤー引きの片押しタイプの機械式ディスクブレーキ。ハンドルバーはハの字タイプのフレアドロップハンドルを装備。ハンドル幅が一般的なロードバイクよりも広いため、グラベルでも抑えが利き、舗装路でも低速走行は安定して走れる。 GAVELを購入するときの注意点は、フレームは650B×47c”ロードプラス”規格に非対応だと言うことだ。伺った所、ロードプラス規格を採用しなかった理由は、「コスト」「実際にロードプラスタイヤを履いて楽しむ人が少ない」「マウンテンバイク風味の直進安定性の増加を嫌い、自然なハンドリングを重視した」とのこと。FELT VR、GT 初代GRADE等ロードプラス規格非対応のグラベルロードバイクに乗ったことがあるが、これらグラベルロードバイクは自然なハンドリングだったので、理論的には合っている。今回、試乗したGAVELはフレームサイズが一回り小さいため、評価しない。 GAVELがFELT VRやGT 初代GRADEと違うのは、対応タイヤサイズだ。一般的にロードプラス規格非対応モデルでは700×35cまでのクリアランスしか無いのが多いが、GAVELは700×40Cまで対応している。40cまで対応できれば、ジープロード程度のグラベルライドや荷物を積んだサイクリングまで幅広い楽しみ方ができるだろう。 nestobikes.com 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/32312

マウンテンバイクに近づきつつあるグラベルロードバイクの世界

今や多くの会社から登場しているグラベルバイク。自転車界のSUVとも言え、実際の走破性も自動車やオートバイと同じく林道の砂利道程度の走破性しかない。 しかし、自動車やオートバイのSUVとグラベルロードが違うのは、走行性能に関する流れが別だということだ。 自動車やオートバイのSUVは、オフロード走行などの走破性は最低限の性能しか持っていない物が多い。物によっては舗装路用モデルと同等の物しかないタイプもある。 一方、自転車に関しては、走破性を重視したモデルが増えつつある。グラベルロード初期に登場したモデルの中には、最大タイヤ幅35ミリとママチャリ程度のタイヤしか履けないグラベルロードもあったが、ほぼ絶滅しロードバイクのジャンルに鞍替えした。 一方、グラベルロードと呼ばれる自転車は、対応タイヤ幅がどんどん太くなっている。かつては700×42Cとママチャリよりも太いタイヤが装着できるのがトレンドだったが、それよりも太いタイヤが履けるグラベルロードが増えている。   この投稿をInstagramで見る   Spy 👀 shots of something wickedly Evil 😈 . We can’t wait to see this in production! @jasonmoeschler @crowsfeetbend #grinduro #gravelbike #monstercross #evilgravel Crow's Feet Commonsさん(@crowsfeetbend)がシェアした投稿 - 2019年 9月月30日午前7時12分PDT また、タイヤ幅が太くなるだけでなくグラベルを快適に高速走行できるようにフロントサスペンションを搭載したモデルも出てきた。フロントサスペンションだけでなく、リアサスペンションを搭載したフルサスペンション・グラベルロードまであるほどだ。 写真のNiner MCR 9 rdoは最大タイヤ幅700x50c、650Bx2.0インチに対応しているフルサスペンショングラベルロード。ここまで来るとグラベルロードとマウンテンバイクは一体何が違うのか疑問に感じるほどだ。マウンテンバイクと違うのは、グラベルロードはジャンプ等の派手な動きを想定していないため、車体を軽くできる。しかし、現在の状況を見る限り、ドロップハンドルが装着されたMTBの扱いになるかもしれない。 写真出典:https://ninerbikes.com/pages/the-mcr-9-rdo

安田大サーカス 団長とグラベルロードの旅動画「GAVELで大人のキャンプツーリング」が公開

NESTOは、芸能界きっての自転車芸人「安田大サーカス 団長安田」さんが、NESTOのグラベルロードバイクに乗る自転車動画を公開した。 今回の動画は、NESTOのグラベルロードバイクに乗り1泊2日のキャンプツーリングをしながら富士山を目指すアドベンチャームービー。登場する自転車はNESTO GAVELとGAVEL FLATの2モデル。GAVELはフレアタイプのグラベル用ドロップバーとシマノ・SORAコンポーネントを搭載したグラベルロードバイク。一方、GAVEL FLATは、ライザータイプのフラットハンドルを搭載し、油圧ディスクブレーキを搭載したフラットバーグラベルロードバイクだ。 https://www.youtube.com/watch?v=SvdXVDkooX0 https://www.youtube.com/watch?v=ukjDrWtdUOo NESTO GAVEL フレーム:6061アルミニウム スムースウェルディング FLEXOR 12x142mmスルーアクスル フロントフォーク:カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム 12x100mmスルーアクスル ギア:前アルミクランク 48x28T 170(470, 500), 172.5mm(530) /後SHIMANO CS-HG200 9S 11-36T(Shimano Sora仕様) ブレーキ: TEKTRO MD-C510 機械式ディスクブレーキ タイヤ:CST C1894”PIKA" 700x38C   NESTO GAVEL FLAT フレーム:6061アルミニウム スムースウェルディング FLEXOR 12x142mmスルーアクスル フロントフォーク:カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム...

2020年度版 10万円以下のロードバイク/グラベルロードまとめ

グラベルロードバイクのブームにより、低価格のエントリーモデルでもロードバイクやグラベルロード等の、多種多様なモデルが登場した。今回、10万円以下で購入できるロードバイクやグラベルロードをまとめてみた。価格は追記が無い限り税抜き表示。 https://www.cyclorider.com/archives/38261 手軽にロードバイク感覚を楽しめるドロップバークロスバイク ドロップバークロスバイクで唯一のモデルがGIANT Escape R Drop。舗装路の爽快感を気軽に楽しめるスピードクロスバイクに、ドロップハンドルを装着することで、ロードバイク風味を楽しめる自転車が登場した。ロードバイクのように重いギアを踏み、高速走行するのは向いていないが、ロードバイク風のデザインを楽しみつつ、ツーリングなどの汎用性を持ったツーリング自転車が欲しい人に向いている。 GIANT Escape R Drop:66,000円 フレーム:ALUXX-Grade Aluminum フロントフォーク:Cr-mo ギア:前46/30T/後SHIMANO HG41 8S 11-34T(Shimano Claris仕様) ブレーキ:TEKTRO RX1 ミニVブレーキ タイヤ:GIANT ESCAPE R TIRE 700x30C 初心者向けロードバイクの決定版か GIANT Escape R DROP https://t.co/MjIfUiFH3M #自転車 @CycloriderJapanさんから — CycloRider (@CycloriderJapan) December 13, 2019 トラッドな規格を採用したロードバイク 舗装路を高速走行を行うために特化したロードバイク。低価格のエントリーモデルでも、その特徴は変わらない。近年のロードバイクはエントリーモデルでも、汎用性よりも走行性能を追求している物がほとんどだ。通勤や通学などの日常利用より、オフの時にサイクリングを楽しむための自転車だ。 高価なハイエンドロードバイクでは、ディスクブレーキの装着が一般的だ。しかし、低価格帯のロードバイクは、従来のキャリパーブレーキを採用しているのが少なくない。キャリパーブレーキ関連の部品は、様々な部品や情報が揃っており軽量だ。一方で、ディスクブレーキよりもブレーキの効きは悪い、フレームとタイヤのクリアランスを広くすることができないため、タイヤを太くすることが難しい欠点もある。 軽くてシンプルなロードバイクが欲しいのならリムブレーキモデルのロードバイクを選ぶのが良いだろう。 Cannondale CAAD OPTIMO SORA:100,000円 キャノンデールの中でも、トラッドなアルミロードバイクのデザインを残しているのがCAAD OPTIMO。カラーリングはシンプルなデザインを採用している。 フレーム:SmartForm...

7万円以下のグラベルロード「ミヤタ・フリーダムプラス」

従来のロードバイクよりも太いタイヤを装着したグラベルロードバイクがブームとなっている。グラベルロードブームにより、低価格モデルも登場している。 ミヤタ・フリーダムプラスは低価格で購入できる街乗りタイプのグラベルロードバイク。フレームはクロモリ製でフロントフォークにはボトルケージ装着タイプのミニ荷台が装着できる。タイヤは650B×45Cのグラベル向けのタイヤを装備。ギアはフロントシングル、リア外装9段変速。流行のフロントシングルを模した物だ。フロントギアはナローワイドチェーンリングにより荒れた路面でもチェーン落ちのトラブルを少なくしているとのこと。変速レバーはデュアルコントロールレバーだ。 10万円クラスのグラベルロードと比較すると、物足りないかもしれないが、街乗りプラスサイクリングで峠越えはあまり行わないのなら、これはこれでありだと思う。一般的にロードバイクはギアが重いので発進が辛く、タイヤが細いためパンクしやすく街乗りを行うのが難しい。フリーダムプラスは、フロントギアを小さくしており、軽快に発進でき、タイヤも太いので多少ずぼらに扱ってもパンクしないだろう。気になるのは、2019年8月24日時点では詳しいスペックが公開されていない事。スペック表がないのは減点だ。価格は69,800円(税抜)。 http://www.miyatabike.com 10万円以下のロードバイク/グラベルロードまとめ https://t.co/reLoMX74mq #自転車 @CycloriderJapanさんから— CycloRider (@CycloriderJapan) December 12, 2019

2020年モデルの注目のロードバイク、グラベルロードまとめ

ここ数年はグラベルロードバイクが注目されている自転車業界。2020年モデルでは、ロードバイクでもグラベルロードのようにタイヤを太くする流れが発生している。グラベルロードではサスペンションを装着したモデルや、低価格帯でも本格的な装備を搭載した車種が登場している。 ドロップバークロスバイク GIANT Escape R Drop 6万円台と、驚異の低価格を実現したドロップバー仕様のクロスバイク。ベースが舗装路を快適に走行できるクロスバイク「Escape R3」をベースにしているため、荷台や泥除けの装着ができ、実用性も持っている。初心者向けロードバイクの決定版と言えるモデル。 https://www.cyclorider.com/archives/32050 ロードバイク GIANT CONTEND ARシリーズ GIANTのロードバイク「CONTEND」をベースに、スタックハイトを高く取り、ワイドタイヤが装着できるロードバイク。標準装備されているタイヤは32Cで、フェンダー装着もできる。最大タイヤ幅は38Cと、一昔のグラベルロードよりも太いタイヤが装着可能なロードバイク。 公式サイト:https://www.giant.co.jp/ GT GTRシリーズ マウンテンバイクやグラベルロードで有名なGTのロードバイク。10万円を切るロードバイクでありながらディスクブレーキやスルーアクスルといったハイエンドモデルで流行の機構を採用している。流行を追ったエントリーロードバイクが欲しい人にお薦め。 公式サイト:https://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/ https://www.cyclorider.com/archives/11248 Khodaa-Bloom FARNA TIAGRA エンデュランスロード「FARNA DISC」のミドルグレードが「FARNA TIAGRA DISC」。139,000円(税抜)と15万円を切る価格でありながら、Shimano TIAGRAフル油圧ディスクブレーキ搭載で、日本人の手でも握りやすいショートリーチブレーキレバーを装備するなど、細かい所まで拘った油圧ディスクロードバイク。 khodaa-bloom.com https://www.cyclorider.com/archives/32900 グラベルロード Cannondale Topstone Carbonシリーズ Cannnondaleのグラベルロード「Topstone」シリーズの最上級モデルが「Topstone Carbon」。シートステーとシートチューブがアクスルピボットで接続し、ステーとシートチューブが大きくしなることで、グラベルでの高速走行を実現したモデル。最大で30ミリほどしなるので、一般公道でのサイクリングでは、どのくらいの効果があるか気になる所だ。 公式サイト:https://www.cannondale.com/ja-JP/Japan GT GRADEシリーズ グラベルロードバイクブーム初期に、手頃な価格で購入できるグラベルロードとして有名だったGRADE。2020年モデルでフルモデルチェンジを行った。エントリーモデルでもスルーアクスルやフラットマウントディスクブレーキの装備、ダボ穴の追加を行い、幅広い楽しみ方を行いたい人に向いている。 公式サイト:https://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/ https://www.cyclorider.com/archives/11248 Charifuri CF01(フレームセットのみ) 右側のチェーンステーに「エレベーテッドチェーンステー」を採用したグラベルロードフレーム。ブレーキはディスクブレーキ・Vブレーキから、ホイールはキャリパーブレーキタイプのロードバイク用ホイール、ディスクブレーキ用ロードバイクホイールが選べる。変速関連もシングルスピードに外装変速機、内装変速機からチョイスでき、チェーンかベルト駆動まで選択できる遊べるグラベルロードフレームだ。 公式サイト:https://www.narifuri.com/features/cf01.html https://www.cyclorider.com/archives/30905 NESTO GAVEL/GAVEL FLAT NESTOから登場したお手頃価格で購入できるグラベルロードバイク。GAVELはフレアタイプのグラベル用ドロップバーとシマノ・SORAコンポーネントを搭載したグラベルロードバイク。一方、GAVEL FLATは、ライザータイプのフラットハンドルを搭載し、油圧ディスクブレーキを搭載したフラットバーグラベルロードバイクだ。 https://www.cyclorider.com/archives/32312 MIYATA ROADREX(E-グラベルロード) 一足早くシマノ製ドライブユニット搭載のE-クロスバイクやE-MTBを販売することにより、E-Bikeブランドというイメージを植え付けることに成功したミヤタ。2020年モデルでは新たにE-グラベルロードのROADREXが登場する。650B×45Cタイヤを装備した電動アシストグラベルロード(E-グラベルロード)だ。 公式サイト:http://www.miyatabike.com 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/31563 https://www.cyclorider.com/archives/31559

GTのロードバイク/グラベルロードを解説 「GRADE」や「GTR」を紹介

アメリカの自転車ブランド「GT」は、マウンテンバイクが中心の自転車ブランドとして知られている。その一方でグラベルロードブーム初期に、手頃な価格で購入できるグラベルロード「GRADE」を登場させたメーカーとしても有名だ。2020年モデルでは、グラベルロード「GRADE」シリーズがフルモデルチェンジ。また、ロードバイクの「GTR」シリーズが登場した。 GRADEシリーズ https://youtu.be/WpgTff6VAqs 2015年モデルとして登場したGRADEシリーズは、当時、手軽に購入できるグラベルロードとして注目されていた。2020年モデルではモデルチェンジを行い、GTの売りであるトリプルトライアングルフレームだが、シートステーを直接トップチューブにつなげたフローティングシートステイを採用し、リアの柔軟性を上げたとのこと。 フレームは、旧モデルのGRADEと比較してよりグラベル向けに振り、流行のグラベルロードの構成となった。フレームのクリアランスを広げることにより37ミリ相当のタイヤを標準装備。バッグやボトルを積載するためのマウントも増え、フレームにはトップチューブバッグ用のダボ穴に、フロントフォークにはエニシングケージ用のダボ穴、アルミモデルにはシートステイにボトル用のダボ穴も装備した。オールマイティな楽しみ方をしたい人にお薦めだ。 Grade Al. Elite:¥108,000 手頃な価格で購入可能なエントリーモデル。しかし、グラベルやツーリング向けに一般的なロードバイクよりも1:1以下の低いギア比や、グラベル走行が可能なWTBブランドのタイヤ、チューブを無くして軽量化と転がり抵抗の軽減が可能なチューブレスレディホイールを採用しており、グラベルロードらしい遊び方が気軽にできるようになった。 フレーム: All New Grade アルミ、EnduRoad Triple Triangle デザイン、フローティングシートステイ、12×142 スルーアクスル、フラットディスクマウント、ドロッパーポスト外装対応、BSA 73mm フロントフォーク:All-New Grade カーボンフォーク、テーパードカーボンコラム、 フェンダー・パニアバッグマウント(4穴) 重量:- ブレーキ:Tektro機械式ディスク、160mm フラットマウント ギア(前-後):FSA Tempo Adventure、48/32-Sunrace、11-34、8スピード タイヤ/ホイールサイズ:WTB Riddler Comp、700 x 37c、tan sidewall 特記事項:前後12ミリスルーアクスル。リムはWTB ST i23 TCS、28h、チューブレスレディ。 Grade Al. Expert:¥148,000 Grade Al. Eliteの部品構成をアップグレードしたモデル。基本的なキャラクターは同じだ。 フレーム: All New...

【E-ROAD】日本の電動アシストロードバイク/グラベルロードまとめ【E-Bike】

オフロードでも軽快に走行できるE-MTBや一般の人でも快適なサイクリングが楽しめるE-クロスバイクがメインのE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)。そんなE-Bike界の中でもマイナーなのがE-ロードバイクだ。法律の関係で低速でアシストが効く特性は、高速走行を楽しむロードバイクには合わない等の問題があり、世界的に見てE-ロードバイクはマイナーな存在だ。そんな中でも日本や海外で販売されているE-ロードバイク/グラベルロードを紹介する。 https://www.cyclorider.com/archives/41610 日本で購入できる電動アシストロードバイク/グラベルロード 2019年7月現在、日本で発売されている、若しくは発売予定のE-ロードバイク一覧。E-Bikeはドライブユニットによって、走行感が違うため購入前は試乗をお薦めする。 XROSS B1h:¥189,000 E-Bikeブーム前に登場したE-ロードバイクがXROSS B1h。軽量な車体と小型バッテリーを装備することで、車体重量13㎏を達成したE-ロードバイク。日本国内で販売されているE-Bikeの中では驚異的とも言える軽さだ。ドライブユニットはSUNSTER S03。2019年現在、日本国内での情報が少ないのが欠点だろう。 フレーム:Aluminum Alloy #6061 フロントフォーク:カーボンフォーク(700×28C対応) 重量:約13.0kg ドライブユニット/搭載方式:SUNSTER S03 235w/ミッドドライブ バッテリー: DC25.2V, 63.9Wh, 890g 航続距離:- 充電時間:- メインコンポーネント:シマノ・CLARIS 1×8速 ブレーキ:Shimano CLARIS ホイール/タイヤ:700X23C Kenda Kaliente Pro, Yamaha YPJ-R:¥230,000 https://www.youtube.com/watch?v=MSnJza4YaR0 日本のE-Bikeブームの先駆けで登場したのがYPJ-R。ヤマハのE-Bikeブランド「YPJ」シリーズ初めての市販モデルとして知られている。YPJ-RとE-フラットバーロードバイクのYPJ-Cは、軽量な車体とコンパクトなバッテリーを搭載したライトウェイトE-Bikeだ。 YPJ-Rの利点は車体とバッテリーが軽量なため、一般的なスポーツ自転車と同じ感覚でコーナリングができる事。欠点は、アシストは人間の脚力の補助という扱いのため、アシストの味付けを薄口にしている所だ。大容量バッテリーを搭載したヘビーウェイトE-Bikeは、モーターのアシスト力で上り坂をパワフルに登ってくれるが、YPJ-Rはあくまでもアシストに徹して登る特性を採用している。また、E-Bikeは上り坂を長時間走行するとバッテリーの消耗が激しくなる。YPJ-Rは他のE-Bikeでは見られない超小型バッテリーを搭載しているため、長時間上り坂を走行した場合、すぐに電池切れになるだろう。 スタートダッシュと上り坂よりも、平地とコーナリングの軽快さを求める人に向いている。登場時は、大手自転車ブランド唯一のE-bikeだったため、試乗車やレンタサイクルが全国各地にあり、E-ロードバイクの中では気軽に乗れる。 フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ 重量:約15.4kg(Mサイズ) ドライブユニット/搭載方式:ヤマハ・PW 240w/ミッドドライブ バッテリー: 25.2V/2.4Ah 航続距離: 「HIGH」モード:14km 「STD」モード:22km 「ECO」モード:48km 充電時間:1時間 メインコンポーネント:シマノ105 2×11速 ブレーキ:Shimano 105 キャリパーブレーキ ...

自由にカスタマイズできるクロモリグラベルロードフレーム「Charifuri CF01」

自転車に乗ることを想定した機能と、街に溶け込むデザインを両立させたファッションブランドとして有名なnarifuri。その中でも「Charifuri」はnarifuriの自転車部門を担っている。自転車や自転車パーツの販売からメンテナンス、イベントまで行っている。そんなCharifuriから、オリジナルフレーム「CF01」が登場した。 CF01はグラベルロードタイプのフレーム。このフレームの一番の特徴は右側のチェーンステーに「エレベーテッドチェーンステー」を採用した所だ。エレベーテッドチェーンステーは、80~90年代前半にMTBで流行したチェーンステー。チェーンステーをチェーンを跨ぐような形にすることで、チェーン暴れのトラブルを回避する構造。また、この仕様を採用したことにより、ベルトドライブの装着も容易になった。 グラベルロードの特徴とも言える多様性だが、CF01も多様性を持たせている。フレームは700×42Cの太いタイヤを装着しても、フルフェンダーが装備できる。フロントフォークにはキャリアが装着可能。また、このようなグラベルロードでは珍しいセンタースタンド台座も用意されているので、お洒落なコミューターバイクを作ることができる。 リアエンド幅は130mm/135mmの2種類から選択できる。スライド式のエンド構造との組み合わせでシングルスピード・外装変速機・内装変速機と幅広い変速機に対応した。 ブレーキはディスクブレーキだけでなく、カンチブレーキ/Vブレーキが装着できる台座も用意されている。これにより、キャリパーブレーキ仕様のロードバイクホイールも装着でき、家にある余った部品で一台組めることも可能だ。ディスクブレーキの場合は700C・650Bの2種類、カンチブレーキ/Vブレーキの場合は700Cのみの対応。   カラーはクリア(ロウフィニッシュ)、クリアブラック、クリアネイビー、クリアカーキの4色。クリアのみ初回ロット限定カラーとなるため少量生産となる。重量はフレームセット(フォーク含む)で約3.8kg フレームのみで約2.65kg(サイズは525ミリSサイズ)。2019年6月28日(金)12:00 より発売開始。価格は各色¥90,000(税別) https://www.narifuri.com/features/cf01.html

グラベルロード用コンポ「シマノ・GRX」で注目の部品を紹介

多くのメディアから注目されている、シマノから登場したグラベルロードバイク用コンポーネント「GRX」。適合表(https://productinfo.shimano.com/#/com)では、ロードバイク用コンポーネントとの互換性が保たれているようだ。今回、GRXの中でも、筆者が注目した部品を紹介する。 フロントダブルクランク(46-30T) ロングライドや峠越えを行う時に必要なのが軽いギアが必要な事。高速走行に特化したロードバイクは重いギアしかない事が多く、ギア比にゆとりが無いのが一般的だった。かつてはロードバイクのギア比をクロスバイク並に軽くするのは、低価格だがイレギュラーな方法を使用するか、マニアックで高価な部品を装着するのが一般的だった。 今回登場したGRXのクランクは、シングルとダブルの2種類がある。ダブルギアは最小46-30Tとグラベルだけでなく峠越えも可能だ。フロントダブルギアで組む場合の最小ギア比は約0.83(フロント46-30T、リアスプロケット11-36T)とクロスバイク並の軽いギア比が作れるだろう。 油圧式補助ブレーキレバー ドロップハンドルのフラット部に装着する補助ブレーキレバー。街中やリラックスした姿勢で走行するには便利なブレーキレバーだが、殆どはワイヤー引きの物しかなかった。GRXブランドの補助ブレーキレバーは油圧式となっている。グラベルロードだけでなく油圧ディスクブレーキ用ロードバイクに使うのも面白いかもしれない。 グラベルロード用ホイール GRXにはグラベルロード用のホイール「WH-RX570」もラインナップ。WH-RX570には700Cと650Bの2種類がラインナップされている。貴重なグラベルロード用ホイールだ。 シマノ・GRX(Di2):https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/grx-di2.html シマノ・GRX(11スピード):https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/grx-11-speed.html シマノ・GRX (10スピード):https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/grx-10-speed.html

MTB・グラベルロードなどのホイールのインチアップ/インチダウンについて解説

一部のスポーツ自転車では、ホイール径を変更することで、走りの特性を変えられる物がある。ホイールをインチアップ・インチダウン化させて、走行特性を変えられる物と言えばグラベルロードが有名だが、それ以外の車種でも行える自転車もある。 26インチ→700Cインチアップ化(マウンテンバイク) 26インチマウンテンバイクが主流だった時代、マウンテンバイクで街乗りやサイクリングをする時は、幅の細いスリックタイヤにするのが一般的だった。 しかし、幅の細いスリックタイヤにすると、同時に車輪の径が小さくなる問題があった。そのため、マウンテンバイクに700Cの車輪を装着して700C化を行う人がいた。700C化MTBの利点は、スリックタイヤよりも細くて軽量なロードバイク/クロスバイク用タイヤが装着できることと、26インチに変更しオフロード走行が両立できること。700Cのインチアップ化に関しては、クリアランスが大きいMTBフレームに、幅の細いオンロード用タイヤを装備するため、干渉の問題は無かったようだ。 出典:http://www.louisgarneausports.com/07bike/dw-1.htm この方法は、一般的にはユーザーがカスタマイズするのが一般的だった。しかし、写真のルイガノ・DWのように、700Cのホイールを標準装備し、あとから26インチMTBホイールを購入して、オンロードとオフロードの両方を楽しめる自転車も存在した。 26インチMTBに27.5インチ(650B)ホイールでインチアップ化 MTBのホイールが取り回しは良いが走破性が低い26インチと、取り回しは悪いが走破性が高い29インチの2極化だった時に、その中間と言える27.5インチが登場した。登場時は部品選択が少なかったため、26インチMTBに27.5インチのホイールを入れてインチアップ化する事例があった。 マウンテンバイクを26型から650B(27.5)にインチアップ!(ぶろぐであさひ):https://blog.cb-asahi.co.jp/maintenance/97/ 2016年当時、主流だった26インチマウンテンバイクを、容易に27.5インチ(650B)マウンテンバイク化できる利点があった。しかし、インチアップ化によりフレームとの接触の危険性があるなどの問題があり、27.5インチマウンテンバイクが主流になると、見なくなったカスタマイズだ。 グラベルロードで27.5インチ(650B)⇔700Cホイールを両立する https://www.youtube.com/watch?v=HzROZqxZz_Y グラベルロードでは、27.5インチ(650B)と700Cホイールを両立できる車体が増えている。27.5インチ(650B)ホイールが搭載できる利点は、700Cよりも太いタイヤが装着でき、ホイールの直径が大きくなりすぎないため、ハンドリングが良好という利点がある。注意点としてはGT GRADEのように700Cホイールしか対応できないグラベルロードや、Cannondale SLATEのように650Bホイールしか対応できないグラベルロードがあるので、購入前には確認したほうが良いだろう。  

グラベルロードの流れ?新ジャンル「グラベルクロスバイク」まとめ

一般的にクロスバイクと言えば、ママチャリよりも細いタイヤを履き、舗装路を快適に走るスポーツ自転車と言われている。特に日本市場では、細いタイヤを装着し舗装路を軽快に走行できるスピードクロス(GIANT Escape RXやNESTO LIMIT等)がメインだ。しかしグラベルロードバイクのブームにより、砂利道も走れるグラベルクロスバイクが登場しつつある。 BREEZAR RADER CAFE 出典:BREEZER このようなグラベルクロスバイクの一番の利点は、一般公道で扱いやすい所だ。軽量な車体はマウンテンバイクよりも軽快に走れ、太いタイヤは乗り心地も良く頻繁に空気圧の管理をしなくていい。スピードを出さず、汎用性を求める人にはグラベルクロスバイクはオールマイティに使える自転車だ。スピードクロスのように尖ったクロスバイクに不安がある人に向いているだろう。 街乗り用マウンテンバイクの代わりとなったグラベルクロスバイク かつて、スポーツ自転車=マウンテンバイクという時代には、街乗り用マウンテンバイクが流行していた。オートバイ風のタフなスタイルに、歩道の段差も安心して走行できる太いタイヤとサスペンションフォーク、安定して走行できるフラットハンドルが乗りやすいと評価されていた。ホイチョイ・プロダクションズが制作した映画「メッセンジャー」で使われた自転車の殆どがマウンテンバイクだった。 しかし、マウンテンバイクがより山を走るのを重視した設計になり、ロードバイクやクロスバイクがブームになったため街乗りマウンテンバイクは衰退した。街乗り用マウンテンバイクを求めていた人の多くは、グラベルクロスバイクを買うだろう。 日本で買えるグラベルクロスバイク一覧 グラベルクロスバイクは、一般的なクロスバイクと同じくジャンルによって縛られているわけではない。シクロライダーでは「クロスバイク派生型」「650Bスタイル」「グラベルロード派生型」の3つに分けて紹介する。 クロスバイク派生型 ロードバイクと同じ車輪径(700C)を使い、クロスバイクよりも少し太いタイヤを装着したのが特徴な「クロスバイク派生型」。グラベルクロスバイクは、グラベルロードを意識した設計が多く、クロスバイクの派生型は少数派だ。 SCOTT SUB CROSSシリーズ 出典:SCOTT SPEED UTILITY BIKE(実用性のあるスピードバイク)の略を名前に採用したSCOTTのクロスバイク。写真横から見ただけではわからないが、タイヤとフレームのクリアランス(隙間)が広く、SERFAS 「シェリフ29×2.1」が入るほど。(標準装備のタイヤはKenda K193 700x35C)一番安いモデルは税抜き価格58,000円と、手頃に買えるグラベルクロスバイクだ。 参考:http://www.scott-japan.com/news/node/7033 Specialized Sirrus X https://www.cyclorider.com/archives/24916 Specializedのクロスバイク「Sirrus」のグラベルクロスバイクタイプがSirrus X。アップライトなクロスバイク用設計と軽量なカーボンフレーム、フューチャーショックサスペンション、グラベル用タイヤを装備しグラベル仕様となっている。 650Bスタイル 多くのマウンテンバイクに使われる650B規格を採用したグラベルクロスバイク。マウンテンバイクに近いほど太いタイヤは、荒れた道に強く、乗り心地も良いのが特徴。一般的なクロスバイクと違いを出すためか、このタイヤ規格を採用したグラベルクロスバイクが増えつつある。 GIANT GRAVIER https://www.cyclorider.com/archives/15612 グラベルロードバイクブーム前に登場したGIANT GRAVIER。多くのグラベルクロスバイクで採用されているディスクブレーキではなくVブレーキが装備されており、マウンテンバイク用ホイールの装着はできない。その一方で税抜き5万円台と低価格で購入できる魅力も持っている。 GIANT GRAVIER DISC GIANTのGRAVIERの1グレードとして登場したGRAVIER DISC。シマノ製油圧ディスクブレーキを搭載し、よりグラベル走行に特化したモデルとなった。 https://www.cyclorider.com/archives/32086 Fuji Rafesta https://www.cyclorider.com/archives/23559 フロントシングル、油圧ディスクブレーキとマウンテンバイクを意識した構成なのが特徴のFuji Rafesta。フレームは2.2インチ幅のタイヤまで対応しているので、マウンテンバイク風に楽しむこともできる。 Kona DEW 機械式ディスクブレーキを装備したKona DEW。税抜き価格63,000円と低価格で、Fuji rafestaよりも低価格で、流行のグラベルクロスバイクの雰囲気を楽しめる。 グラベルロード派生型 グラベルロードバイクのハンドルをフラットハンドルにしたのがグラベルロード派生型。上記のグラベルクロスバイクとの違いは、グラベルロードのフレームをそのまま使っているため、ドロップハンドルに交換しても違和感がない乗車姿勢が手に入る。また、グラベルロードは前傾姿勢でスポーツ走行を重視した設計の物が多い。 Marin Nicasio SE https://www.cyclorider.com/archives/20321 Marinのグラベルロード「Nicasio」のフラットバーグラベルロードにしたのが「Nicasio SE」。Nicasioのハンドルを替えただけでなく、ホイールを700Cから650B規格に変えて、太いタイヤで荒れた道を安定して楽しめる。上記の650Bクロスバイクよりも前傾姿勢で運転するので、スポーツ走行を重視する人向け。 BREEZER RADAR CAFE https://www.cyclorider.com/archives/20321 アップライトな乗車姿勢でツーリングを楽しむアドベンチャータイプのグラベルロード「RADAR」のフラットハンドル版。29×1.9インチとマウンテンバイク並のタイヤを採用した。ハンドルは上から見てハの字になっており、手首が痛くなりにくい設計だ。 https://www.cyclorider.com/archives/20168