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電動キックボードは坂道を上れない!? 急坂が上れない理由を考える

特定小型原付の登場により、様々な所で注目されている電動キックボード。ここ最近SNS上で注目されているのは上り坂を上ることができない車種がある事だろう。電動キックボードは坂道に弱いという噂が出ているが、なぜ、このようなことが起こったのだろうか。 二本松市の電動キックボード貸出事業。全くの企画倒れ。トルク不足でスタート地点の霞ヶ城の三ノ丸から本丸天守台までの坂を登れません。また本町商店街へ至る竹田坂や久保丁坂と言った切り通し坂も途中で停まってしまいました。市はロードテストも行わず全く無駄な事をしましたね。 pic.twitter.com/uztFlQ5m2d — 佐藤 守 (@mamoru800813) July 2, 2023 一定の法律を守れば免許無しで運転できる特定小型原動機付き自転車の出力は法律で規定されており、最大定格出力が600Wと定められている。ただし、定格出力というのは安定して出力し続けることができるという値で、実際には瞬間的には定格出力以上の出力を出しても問題ない。例えば、原付ミニカーの「コムス」は、定格出力600Wだが最大出力は4000Wとなっており、実際には定格出力以上の出力を出すことができる。 https://youtu.be/XKIlF8VKuhM しかし、電動キックボードのモーターは、最大出力も期待できないだろう。それはインホイールモーターの特性が絡んでいる。 モーターは基本的に大きければ大きいほど、モーターの出力やトルクが大きくすることができる。これは、モーター内部に歯車を複数搭載することで高パワーや高トルクを実現することができるため。しかし、インホイールモーターの場合は、モーターサイズの制約が大きいため高パワーや高トルクを出すことができない。 インホイールモーターを搭載した市販電動モビリティは、舗装路や街乗り向け電動アシスト自転車や、低価格の街乗り向け電動スクーターといった高出力や高トルクを必要としない用途の車種に搭載されている。 電動アシスト自転車やEバイクは、小型のインホイールモーターを搭載している。これは「Eバイク事始め」でも書いたが、電動アシスト自転車やEバイクのモーターというのはあくまでも補助で、人間の脚力とモーターパワーを合わせて走行するため、出力やトルクが少ない小型モーターでも問題ない。さらに多くの電動アシスト自転車やEバイクは変速機を搭載しているため、坂道など大出力や大トルクを発揮する場面では、軽いギアに入れることで失速することもなく走行することができる。 一方で、電動キックボードの場合は、電動アシスト自転車やEバイクよりも更に小型のインホイールモーターを搭載し、基本的に人力による補助なしの自走で移動する。また、殆どの電動キックボードは、ギアが搭載されていないため、坂道でも平地と同じギア比で走行することとなる。 電動キックボードは新しいモビリティとして注目されているが、現時点では車体の使用方法や特性などに限界があるため、坂道が多い場所で快適に使うことは厳しいだろう。 文:松本健多朗

CENTURION Easy R900i ユーロバイクアワード2023を獲得した超低床ステップスルーEバイク

MERIDA & CENTURION Germany GmbHのEバイク「CENTURION Easy R900i」が、Eurobike Awardを受賞しました。 https://youtu.be/KNmF52xZqGo Easy R900iは、CENTURIONのステップスルータイプのEバイク。このようなデザインの自転車は、日本でも街乗り向け電動アシスト自転車が展開していますが、これらの車種は短距離向けとなっています。海外では、街乗りだけでなくサイクリングなどのレジャーなどに使われており、様々なモデル。 CENTURION Easy R900iは数あるステップスルーEバイクの中でも、他車には無い低床フレームを実現。車体デザインを見るからにまたぎやすい形状となっていますが、それだけでなく、直線的なシャープなフレームデザインを採用することで、スポーティで力強いデザインを実現。フレームマウントされたフロントラックや、CENTURIONのロゴが入ったテールライトを採用しており、日本の電動アシスト自転車には無い高級感を実現しています。 ドライブユニットはボッシュ パフォーマンスラインCXで625Whの内蔵バッテリーを組み合わせています。 CENTURION Easy R900iは正式発売はされていませんが、ユーロバイクアワード2023を獲得。審査員の公式の理由は次のとおりです。「CENTURION Easy R900iは特別なフレームアーキテクチャで魅力を放ち、幅広いステップが乗降りを特に快適にし、運動能力が低い人々に最適です。E-Bike全体がスポーティでエレガントな見た目にもかかわらず、快適さとスタイリッシュな美学が矛盾しないことを証明しています。2つの小さな荷物棚と前方のシックなバッグが装備されていて、この俊敏で活発なバイクは日常の使用、ショッピングや素敵な旅行に最適です。CENTURION Easy R900iが実際に低い乗り降りが必要でありがたいと思っている人々、特に高齢者を考慮に入れていることで、このバイクは重要な声明となり、象徴的な存在となります。」 CENTURION Easy R900iの価格や日本での展開は不明です。 Easy R900i - Centurion

カワサキ フル電動仕様の3輪ビークル「noslisu e」 発売を発表 スロットルで自走できる3輪モビリティ

カワサキモータースジャパンは、フル電動仕様の「noslisu e」を2023年6月30日に発売すると発表しました。 「noslisu e」は、カワサキモータースジャパンの「noslisu(ノスリス)シリーズ」の一部です。このシリーズは、安定感と快適さ、そして操る楽しさを提供することをコンセプトに開発されました。カワサキの設計技術と経験を活かし、独自の2輪ステア機構を採用しており、3輪ならではの安定感と2輪自転車に近い自然な操縦性を両立しています。 先行発売した「noslisu」は免許不要の電動アシスト自転車仕様なのに対して、「noslisu e」は、普通自動車運転免許を持つ人々が自転車感覚で乗ることができる電動3輪ビークルで、気軽に乗り込み、スロットルレバーを押すだけで爽快かつ快適な移動ができます。前2輪と後1輪のレイアウトは独自のステアリング機構により、軽快なハンドリングを実現しています。また、低い位置にセットされたバスケットには最大20kgまでの荷物を積むことができ、都市部はもちろん、公共交通の少ない地域でも日常の移動手段として利用できる、新世代のエコ・ビークルと謡っています。 このフル電動仕様の「noslisu e」は、スロットルレバーを押し込むだけで安定した走行性能を発揮します。さらに、高剛性としなやかさを兼ね備えた機能美あふれるフレームが特長です。大容量の積載時にも安定した走行を実現するため、フレーム直結の荷台が設けられています。 「noslisu e」の希望小売価格は430,100円(税込)で、メタリックスパークリングゴールドのカラーバリエーションが用意されています。発売予定日は2023年6月30日で、全国のnoslisu取扱店にて販売されます。 関連リンク noslisu e(フル電動仕様)

パナソニック サイクルテック、Eバイク「XEALTシリーズ」に「ゼオルト・カラーオーダー」導入

パナソニック サイクルテック株式会社は6月21日、電動アシスト自転車スポーツタイプXEALTシリーズから、マウンテンバイク「XEALT M5」とスポーツユーティリティーバイク「XEALT S5」の2モデルについて、「ゼオルト・カラーオーダー」を実施することを発表しました。このオーダーサービスでは、お好きなカラーを選択でき、40台限定で受注が開始されます。 近年、体力差に関係なく幅広い層が楽しめるeバイクが注目を集めています。今回の「ゼオルト・カラーオーダー」では、全34色のフレームカラー、全4色のロゴカラー、光沢ありまたは光沢なしのフレーム表面仕上げの選択が可能で、合計920通りの組み合わせから自分だけの1台を手に入れることができます。 パナソニック サイクルテックは、1987年に国内工場で匠の職人によるフレーム加工から塗装までを手作業で行うスポーツ自転車のオーダーメイドサービス「パナソニック オーダー システム(POS)」を開始し、約35年間ご好評をいただいてきました。POSで培ったノウハウを活かし、熟練の職人が丁寧に塗り上げたお好みのカラーのeバイクを提供することが可能になりました。 パナソニック サイクルテックは、ユーザーの個性や好みに合わせた製品を提供することを重視しており、オーダーメイドサービスの拡充により顧客満足度の向上を図っています。また、オーダーメイドのeバイクは、所有者にとって特別な存在となり、自転車乗りの楽しみがさらに広がることでしょう。 「ゼオルト・カラーオーダー」は、2023年7月上旬に発売予定のXEALT M5とXEALT S5に対して実施され、40台限定の受注生産となります。価格は車体価格が368,000円(税込)からで、カラーオーダー費用が50,000円からとなっています。 関連リンク XEALTカラーオーダー|XEALT|電動アシスト自転車|Panasonic

MERIDA、PARTNER SHOP限定でePASSPORT SUMMERキャンペーンを開催 台数限定でキャンペーン価格でEバイクが購入可能

MERIDAは、6月16日から全国のMERIDA PARTNER SHOPで、先着30台限定の「ePASSPORT SUMMERキャンペーン」を開始しています。 このキャンペーンでは、メリダのEバイク「ePASSPORT CC 400 EQ」が、通常の本体価格から30,000円割引となるキャンペーンです。キャンペーン適用前の価格は473,000円(税込、本体価格430,000円)であり、キャンペーン適用後の価格は440,000円(税込、本体価格400,000円)になります。このキャンペーンは先着台数に達するまで続きます​。 「ePASSPORT CC 400 EQ」は、Energy Cradleデザインのバッテリーをフレーム内に収めるインチューブ方式を採用しており、またぎやすく乗降りが容易なステップスルータイプのフレームが特徴のEバイク。 車体は、剛性があり、独自の設計がされているのを売りにしているだけでなく、デザイン&イノベーションアワードを受賞したライト内蔵のリヤキャリアを標準装備しています。さらに、サークル錠、前後ライト、サイドスタンド、泥除け、サドルサスペンションなど、日常生活に便利な装備が標準で搭載されています。 一充電で最大130kmの走行が可能な大容量の504Whリチウムイオンバッテリーも特徴的で、街中の通勤や週末のサイクリングなど、さまざまな用途で利用することができます。さらに、サスペンションフォークやグリップ力のあるワイドタイヤを採用しており、通常のママチャリタイプの電動アシスト自転車とは違い、快適なサイクリングを楽しむことが可能です。 関連リンク 【MERIDA PARTNER SHOP限定】ePASSPORT SUMMERキャンペーン開催! | メリダ -MERIDA-

宇都宮、電動自転車・キックボード実証実験を継続 LRT沿線に拡大、台数も倍に

Published by 下野新聞 【宇都宮】市が昨年度実施した電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングサービス実証実験は、全... もっと読む

ORBEA フルサスE-MTB「WILDシリーズ」日本投入 カラーリングや部品選択が可能で独自のE-MTBを作ることが可能

ORBEAがフルサスE-MTB「Wildシリーズ」を日本に販売します。 WILDは29インチのオールマウンテン・エンデューロタイプのフルサスE-MTB。ORBEAのフルサスE-MTBは、シマノ・EP8 RSを搭載した軽量タイプのフルサスE-MTB「RISE」(日本未投入)が有名ですが、WILDは、ボッシュ パフォーマンスラインCXを搭載し、パワーを重視したモデルです。 日本国内ではWILDシリーズに関しては、アルミフレームはH30、H20、H10の3モデル、カーボンフレームモデルは、M20、M10、M-TEAMの3モデルを用意している。モーターはボッシュ・パフォーマンスラインCX スマートシステムを搭載。公式サイトでは20MPH(時速32キロ)と書いてあるが、実際は、全車日本仕様での展開となる。 カーボンフレームモデルはオルベア独自のオーダープラン「MyO」が可能。これはオリジナルのカラーが選べるだけでなく、ブレーキ、ホイール、タイヤ、ハンドルバー、ライト、シートポスト、サドル、バッテリー、ディスプレイ、フロントフォークなどを選ぶことができる。特に珍しいのがバッテリーで、750Whバッテリーを搭載したモデルは、625Whの容量にして軽量化を行うことができるだけでなく、バッテリー無しの状態で購入することも可能だ。 アルミフレーム仕様に関しては、オリジナルのカラーを選ぶことはできないが、カーボンフレーム仕様のように、ブレーキ、ホイール、タイヤ、ハンドルバー、ライト、シートポスト、サドル、バッテリー、ディスプレイ、フロントフォークなどが選択可能。バッテリーに関しては、バッテリー無しの状態で購入することができる。 型式認定(任意)に関しては、検討中とのこと。ORBEA WILDに関しては、全部の部品構成の車種を1つ1つ認定を取るのは非現実的で、車種によってはバッテリーが無いモデルもある。型式認定では、アシスト比率の試験を行う際に電源を入れる必要があるため、バッテリーを外した状態のEバイクを電動アシスト自転車として認定を取ることはできない。因みに、電動アシスト自転車の型式認定の取得に際しては、アシスト比等の電動システムに関わる箇所の検査だけでなく、完成車に対する企業としての品質管理体制や、取り扱い説明書等も重点的に検査されており、悪質な企業が粗悪な電動アシスト自転車を売りつけようとしてないかどうかという目線で審査が行われており、品質保証しないような悪質な企業、粗悪な自転車を摘発する目線で審査しているのもある。欧州市場では、自主認定で違反を行った際に強力な罰則があるCEマーキング方式のため、WILDのようなカラーリング、部品選択が可能であっても問題ない。代表車種のみ型式認定を行うか、何らかの方法で自主的にアシスト比率が適合されているかを公開する可能性があるだろう。因みに、ボッシュは日本国内のサポートは公道走行可能である日本国内仕様のみサポートを行うため、型式認定は無くてもボッシュのモーターを搭載している正規輸入のEバイクならアシスト比率は問題無いと思っていいだろう。 関連リンク オルベア — Orbea

Wimo ショールームの開業を記念し公式オンラインストア限定で最大10%OFFのキャンペーンを開催

自転車とライフスタイルを融合した生活提案を行う、wimo株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:洪佳莎)が6月2日(金)にオープンしたwimoショールーム「CASA WIMO」の開業を記念し、2023年6月7日(水)から14日(水)まで公式オンラインストア限定で最大10%OFFのキャンペーンを開催することを発表しました。 新設された「CASA WIMO」は、洗練された街並みが特徴の中目黒に位置し、wimoの国内初となるショールームです。自転車のあるオシャレなイエをコンセプトにデザインされ、スペイン語で家を意味する「CASA」の名が冠されました。一つの空間で異なる雰囲気を楽しむことができ、自転車が置かれた三つのスペースでwimoの商品と世界観を楽しむことができます。 開業を記念してのキャンペーンはオンラインとオフラインの両方で実施されます。まずオンラインでは、2023年6月7日(水)から14日(水)まで、公式オンラインストアで5万円以上の購入をすると全品が10%OFFとなる特典があります。対象商品は電動アシスト自転車COOZY、子ども自転車wimo kids、その他となっています。割引は自動的にカートに適用されます。 また、ショールーム限定のキャンペーンとして、「電動アシスト自転車COOZY」「wimo kids」を試乗し、wimoの公式アカウント@wimo_ebike(Twitter、Instagram)をフォローして試乗の様子を投稿すると、オリジナルグッズをプレゼントするとのことです。 関連リンク wimo

Eバイク用ABSで有名な「Blubrake」が多機能ABSモードを搭載

市場で唯一、自転車のフレームに完全に統合できるABSで有名なBlubrakeは5月25日、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)を大幅に強化したと発表しました。新たに導入された4つのモードにより、このシステムはすべてのサイクリストと地形に対応するとのことです。 ABSは、2004年から自動車、2016年からバイクの重要な安全要素となっています。Blubrakeはこの技術を利用して電動アシスト自転車に同様の安全をもたらすとのこと。急なブレーキングまたは強いブレーキング時のフロントホイールのロックを防ぐことにより、BlubrakeのABSは自転車の安定性と操縦性を維持し、リアホイールのリフトを管理します。 電動アシスト自転車ユーザーの多様なニーズを認識して、Blubrakeの新システムは4つの独特なABSモードを提供します。電動自転車メーカーはこれらのモードを設定し、所有者は自転車のディスプレイから簡単に切り替えることができます。 経験の少ないライダー向けの「セーフティ」モードは、ABSを完全に作動させることを保証します。残りの3つの「標準」、「パフォーマンス」、「エクストリーム」 はブレーキ力に変化を提供し、最後のは特に電動マウンテンバイクや技術的なオフロードトレイル用に設計されています。完全なコントロールを求めるサイクリストは、必要に応じてABSを完全に解除することもできます。 ライダーは自分の電動アシスト自転車のディスプレイから、自分の経験、サイクリングスタイル、選択したルートに最も適したモードを選択することができます。さらに、システムは初期のブレーキング速度、距離、総ブレーキング時間、ABSが作動した回数などのリアルタイムデータにアクセスして、ブレーキング性能を評価することをライダーに可能にします。 BlubrakeのABSは、Bafang、Ananda、およびShimanoとの統合できるため、電動アシスト自転車メーカーはすぐに利用することが可能とのことです。 関連リンク Blubrake

ヤマハ発動機PAS30周年を祝う限定Eバイク「YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY」

ヤマハ発動機のメディア向け試乗会で限定モデル「YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY」が公開された。 YPJ-MT Proは2020年7月に発表したヤマハ発動機初のフルサスE-MTB。「YPJシリーズ」のフラッグシップモデルとして、「Fun and Exciting unusual experience」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をポイントに開発されたYPJ-MT Proは、メインフレームの上下(トップチューブ/ダウンチューブ)が、それぞれ2本に分かれたYAMAHA Dual Twin Frameや、スピード、ケイデンス、トルク、傾斜角を測定するクワッドセンターを搭載したヤマハ・PW-X2モーターを搭載し、高評価を得ていることで知られている。 2022年9月には、2023年モデルを発表。2023年モデルはカラーチェンジだけでなく、部品グレードの向上や、PW-X2モーターよりも小型化、高トルク化を行ったPW-X3モーターを搭載した。 YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARYは、ヤマハ発動機が電動アシスト自転車を商品化し、30年を記念し、特別限定カラーリングと記念エンブレムを装備したモデル。特別カラーの「Factory Silver」は、車体にシルバー塗装を行ったのではなく、未塗装の車体にポリッシュ加工を施し、クリア塗装を行っている。また、30周年記念エンブレムはフレームのトップチューブに装着されている。 他にも、フレームにはヤマハ発動機のイメージカラーであるブルーのアクセントを施している。ハイポリッシュシルバーとブルーのアクセントカラーは、2019年の東京モーターショーで公開された「YPJ-YZ」を思い浮かべる人もいるだろう。YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARYはYPJ-YZよりもシンプルなカラーリングのため、カッティングシートなどを駆使してYPJ-YZ仕様にするのも面白いかもしれない。 YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARYは、全国の「YPJ Pro Shop」にて30台限定の抽選販売となる。応募期間は6月1日から6月30日まで。価格は75万9000円(税込み)と、Eバイクの限定モデルでは非常に安いため、争奪戦となるだろう。 関連リンク YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY

Eバイクとはどう言うもの? ワイズロードが実施したセミナーでおさらいする

スポーツサイクル専門店で知られている「Y’s Road(以下、ワイズロード)」。今回、メディア向けでEバイクに関したセミナーを開催された。 今回のメディア向けEバイクのセミナーは、Eバイクとはどういう物なのかというのを紹介するセミナー。今回は、プレスセミナーの内容を解説を交えて、Eバイクとはどういう物なのか紹介しよう。 Eバイクの歴史は、1993年にヤマハ発動機が量産世界初の電動アシスト自転車「PAS」を発表し、2011年にボッシュがEバイク用モーターを開発。これら部品をスポーツ自転車に搭載しEバイクというジャンルで売り出すことで、Eバイクというジャンルが注目されるようになった。 (解説:因みに、ボッシュがEバイク事業に参入した理由はリーマンショックの影響。ボッシュとヤマハ発動機のEバイクの歴史に関しては、6月23日発売予定の「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」(シクロライダーブックス)でも紹介している。) 欧州では環境意識の高まりなどで、パーソナルモビリティの1つとして自転車の利用が広まり、体力レベルによらず快適に走ることができるEバイクに人気があつまるようになる。日本に関しては道路交通法によるアシスト比率の規定などがあり、市場の広がりが遅れていたが、2015年に登場したヤマハ発動機のロードバイクタイプのEバイクが登場し注目され、現在は様々な企業がEバイクに参入している。 (解説:2015年に登場したヤマハ発動機のロードバイクタイプのEバイクはYPJ-R。2022年10月生産終了している。) Eバイクや電動アシスト自転車は、国が定める、道路交通法施行規則の「人の力を補うため原動機を用いる自転車」の基準に適合していなければ公道走行はできない。例えば、モーターのアシスト比率の基準時速10キロ未満でペダルを漕ぐ力に対して約2倍、時速10キロ以上になるとアシスト力が徐々に落とし、時速24キロを超えるとアシストは0になる。このような法規適合されているEバイクがある一方で、ペダルを漕がずにモーターだけで走行する電動自転車やアシスト比率やアシスト速度超過を行った電動アシスト自転車があり、これらの車種は公道での走行はできず、原動機付自転車や自動二輪車扱いとなり運転者が罰則の対象となる。 法規適合されているEバイクを選ぶ場合、一番わかりやすいのが公益財団法人日本交通管理技術協会が行っている「型式認定」を受けた物を購入することだが、型式認定を受けていないが、アシスト機能を法規適合させている車種もあるため、販売店で確認する必要がある。 (解説:型式認定はあくまでも任意で、スペシャライズド、SCOTT GENIUS ERIDE Gen2(販売終了)、SANTACRUZ Heckler、A&Fが販売代理店になったKONAなど型式認定を取得していないEバイクは存在する。自動車でもテスラ・モデルSやモデルXのように型式認定を行わず型式不明で販売している。ただし、事故による保険支払いの問題の可能性、違法車両を販売や修理を行わない販売店の法令遵守などにより型式認定取得が主流となっている。一部企業では海外仕様車を販売している所があるが、殆どが公道走行不可だと確認を行う書類を交わしている。基本的に販売店で確認すれば問題ないが、海外仕様車だと隠して公道走行できると謳う所は相当危険で手を出すべきではない。また、このような企業のEバイクは販売店側にも訴訟リスクがあるため、真っ当な自転車販売店は取り扱いを行わない傾向にある。) ワイズロードのEバイクの販売状況は、毎年5パーセント程度のペースで売上が成長。2022年以降に自転車の販売価格が高騰する状況でも堅調な売上を維持しているようだ。購入される年代は、30代から50代が全体の7割強で、一番多いのが40代で全体の3割とのこと。ワイズロードの中でも地理的に坂道が多い横浜店や神戸店、Eバイクの品揃えが多い新橋店、新宿クロスバイク館、名古屋クロスバイク館、お茶の水店、の販売比率が高い傾向にあるとのことだ。 (解説:欧州市場でも、Eバイクを購入する人の年齢層は高い。また、世帯年収も平均1000万円を超えている傾向にあり、海外では高級オートバイブランドや高級車ブランドが参入している。) 関連リンク ワイズロード

ホンダモビリティソリューションズ Eバイクサブスクリプションサービスの事業トライアルを開始

2023年5月24日、ホンダモビリティソリューションズ株式会社(以下、ホンダモビリティソリューションズ)は、パナソニックサイクルテック社製のEバイク(電動アシスト自転車)を使った新しい月額サブスクリプションサービス「e-Bikeサブスク<β版>」の事業トライアルを開始したと発表しました。試験運用は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県で行われます。 ホンダモビリティソリューションズは、自転車の高価格化や電動化に対する市場の関心、そして所有から利用への関心シフトの背景を鑑みて、e-Bikeをこれまで購入していなかったユーザーに対して新しいオプションを提供します。同社は、「移動」と「暮らし」の新たな価値創造を目指し、様々な分野のパートナーと連携して、新たなモビリティを用いたサービスを展開していくとしています。 このサービスの特長は、スマートフォンやパソコンから予約が可能で、最短1か月から月単位で利用可能なこと。また、貸出/返却時は車両を利用者の自宅まで配送するため、来店の手間がありません。月額の利用料金には、保険(盗難保険、傷害・個人賠償保険)費用やコールセンター(365日24時間運営)のサポート費用が含まれており、安心して利用できます。エントリーユーザー向けの電動クロスタイプやハイエンド電動マウンテンタイプのe-Bikeをラインアップしています。 利用には専用申込ページから会員登録(クレジットカード、本人確認書類が必要)と予約手続きを実施、配送日時を調整し、自宅で車両を受け取り・返却します。対象車種はパナソニック サイクルテック社製の「JETTER」と「XEALT M5」の2車種で、支払い方法はクレジットカードのみです。初回手数料は3,000円(税込)で、車種による月額利用料金はJETTERが12,800円(税込)、XEALT M5が19,800円(税込)です。月額利用料金には傷害・個人賠償保険料、盗難保険料、配送代、防犯登録費が全て含まれています。 このトライアルは、2023年5月24日から2023年8月20日まで受け付けられ、貸出期間は車両の手配後から最長で2023年9月30日までとされています。配送対象エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県で、離島は除外されています。 関連リンク ホンダモビリティソリューションズ eBikeサブスク

STREEK ACTIVE CARGO TRIKE 救急医療三輪自転車コンセプト(EMB)  都市部での救命活動に対応するためのコンセプトEバイク

5月12日から13日に開催されているBICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2023。今回は、3輪カーゴEバイク「STREEK ACTIVE CARGO TRIKE 救急医療三輪自転車コンセプト(EMB) 」を紹介する。 海外、特にイギリスではこのような自転車での救急活動、通称「サイクルレスポンダー」が既に活動を展開している。サイクルレスポンダーとは、自転車を使用して医療上の緊急事態に対応する救急救命士など、医学的に訓練された人々のことを指しており、救急車や対応車が到着するまでに時間がかかる場合や、徒歩での救急活動では速度やエリアのカバーが不十分な地域で、迅速かつ効果的な医療支援を提供します。交通渋滞が頻発する市内中心部や、大都市であるロンドンやマンチェスターなどで広く利用されているとのこと。 また、アメリカでもこのような救急仕様のEバイクを使用している所があり、こちらはストレッチャーを使用することで患者を迅速に運ぶことが可能だ。 独自のサラウンドループフレームを活用して、救急医療に必要な資器材を収納する様々なバッグやケースを状況に応じて装備可能な自転車です。特に都市部での初動活動に大いに役立つことが予想される。このような使い方を行うには、一般的な電動アシスト自転車やEバイクでは大量の荷物を積むことができないため、このようなことはできない。STREEKのように大量の荷物を積むことができるEバイクこそ、似合うコンセプトモデルだろう。 関連リンク STREEK ACTIVE CARGO TRIKE  

ヤマハ、「YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY」を限定発売 30周年を記念した特別モデルで限定30台

ヤマハ発動機株式会社が、スポーツ電動アシスト自転車「YPJ-MT Pro」を基にした30周年記念モデル「YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY」を限定30台で、7月31日に全国の「YPJ Pro Shop」で発売することを発表しました。 ヤマハは、世界初の電動アシスト自転車を商品化してから30年の節目を祝うためにこの特別限定モデルを製作しました。特別なカラーリングと記念エンブレムが装備されており、「Factory Silver」のカラーリングとフレームに施されたブルーのアクセントが、オフロードモーターサイクルとの関連性を強調しています。また、フレームのトップチューブには30周年を記念するエンブレム、「30th Power Assist System」のロゴがシートチューブに配置されています。 ベースモデルの「YPJ-MT Pro」は、「Fun and Exciting unusual experience~楽しくて刺激的な非日常体験~」をコンセプトに開発されたスポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデルで、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をキーポイントにしています。 主な特徴は、メインフレームが上下2本に分かれることで、車体剛性と最適な重量バランスを実現する「YAMAHA Dual Twin® Frame(ヤマハ デュアル ツイン フレーム)」です。また、オフロードでのパワフルかつスムーズなライディングフィーリングを追求しています。価格は759,000円(税込み)で、抽選販売となります。 関連リンク ヤマハ発動機

ワシントン州、Eバイク購入に補助金・インセンティブを提供へ 住民に自転車利用を奨励

ワシントンバイクは2023年4月26日、環境持続可能性と公平性に向けた重要な一歩として、ワシントン州は電動アシスト自転車(以下、Eバイク)の購入に対する補助金やインセンティブを提供する8つ目の州になることが決まりました。この動きは、州が住民に自動車よりも自転車を選択するよう奨励し、炭素排出量を削減し、気候変動への対応力を育てる努力と一致しています。 ワシントン州議会は土曜日に予算案を承認し、次の2年間で最大700万ドルをEバイクの購入を奨励し、Eバイクの「貸出図書館」を設立するために割り当てることを決定しました。法案は現在、ジェイ・インズリー知事のオフィスに送られており、最終的な承認のために彼の署名を待っています。 提案されたインセンティブプログラムは、Eバイクの購入者に対して一律300ドルの販売時のリベートを提供するもので、所得レベルに関係なく適用されます。ただし、低所得者に対しては最大1,200ドルのリベートを受け取るための条項も含まれています。この高額リベートを受けるための資格を得るには、世帯の所得が該当する郡の中央値の80%以下でなければなりません。 法案には、これらのリベートのために500万ドルが割り当てられると規定されています。資格を得るためには、購入はオンライン小売業者ではなく、実店舗の自転車店で行われなければなりません。また、提案された法律の下では、自転車関連の機器もリベートの対象となる可能性があります。 また、Eバイクの利便性と使用の拡大を図るため、提案された予算の追加200万ドルがEバイク貸出プログラムの創設に充てられることになります。これらのプログラムは、自治体、企業、または非営利団体によって管理されます。 ワシントン州の自転車推進団体「ワシントン・バイクス」は、Eバイクのインセンティブを推進する上で重要な役割を果たしてきました。この団体は、e-bikeが交通からの炭素排出量を削減するための手頃な価格で公平な解決策であると主張しています。 ワシントン・バイクスの政策ディレクターであるヴィッキー・クラークは、州がEバイクへのアクセシビリティーへの投資を行ったことに対する熱意を表現しました。「この州のEバイクへの投資は、所得レベルに関係なく、もっと多くのワシントン州民がEバイクを所有したり、借りたりする機会を持つことを意味します」とクラークは述べています。「Eバイクは人々が自動車なしで手頃な価格で、持続可能で、効率的に移動する力を与えてくれます。これらの投資は、もっと多くの人々が車の鍵をかけて自転車に乗ることを可能にすることで、ワシントン州の交通からの気候汚染を減らすでしょう。」 提案された立法は、ワシントンが気候変動と戦うというコミットメントだけでなく、持続可能な交通における包括性と公平性への献身を反映しています。 ワシントン州がEバイクの推進をインセンティブを通じて進める動きは、アメリカ全国での成長している運動を反映しています。州が提案しているリベートは、デンバーなどの都市や州で成功しているプログラムをモデルにしており、特に販売時のリベートが人気を博しています。 ジェイ・インズリー知事の署名をもって、ワシントン州はカリフォルニア州、コロラド州、コネチカット州、ハワイ州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、ヴァーモント州といった、全州的なe-bikeのインセンティブプログラムを提供している州に加わることになります。このデータは、ポートランド州立大学の交通研究教育センターによるものです。センターの電動自転車インセンティブトラッカーによれば、これらの全州プログラムは、北米全体で州、県、市、電力会社、非営利団体、企業が提供している142のアクティブなリベートやインセンティブプログラムの中に含まれています。 多くの研究が、Eバイクの使用増加から生じる環境への肯定的な影響を示しています。データによれば、Eバイクの所有者は自動車の運転を減らし、場合によっては自動車の所有を完全に放棄することもあるとのこと。 ワシントン・バイクスの政策ディレクターであるヴィッキー・クラークは、Eバイクのインセンティブプログラムが承認される努力を称賛しました。「この支出を承認した議員たち、特に厳しい予算年度でこれらのインセンティブを優先した上院交通委員長のマルコ・リアスに感謝します」とクラークは述べました。また、彼女は過去数年間にわたってこれらの州レベルのEバイクのインセンティブを形成する上での持続的な支援とリーダーシップに対して、上院議員シャロン・シューメイクに感謝の意を表しました。 ベリンガム出身の民主党員であるシューメイク上院議員は、Eバイクの支持者であるだけでなく、自身も熱心なEバイク利用者です。彼女は立法業務の他に、ウェスタン州立大学の環境経済学の教授としてe-bikeで通勤しています。彼女は、Eバイクの利用を促進することは、気候汚染を軽減するだけでなく、駐車の困難さ、高額な車両費用、都市部の交通混雑など、自動車所有に関連する問題を解消すると主張しています。 全国でEバイクのインセンティブが受け入れられつつある中、ワシントン州の保留中の立法は、この成長する持続可能な交通運動へのコミットメントを示しています。この法案は、炭素排出量を削減するだけでなく、公平性の問題にも取り組み、所得レベルに関係なく広範な人々がEバイクを利用できるようにすることを目指しています。 ワシントン州の提案されたEバイクのインセンティブプログラムは、Eバイクの人気を高め、より多くの人々に利用してもらうことを目指しています。この戦略の重要な一環として、e-bikeの貸出図書館の設立が計画されています。このプログラムにより、従来のe-bikeの所有にはまだ準備ができていない人々が、長期または短期の貸出や、貸出から購入への移行などを通じてe-bikeにアクセスすることができます。 「ワシントン・バイクスとパートナー団体であるカスケード自転車クラブは、どのようにしてこれらのEバイク貸出プログラムを作成するかについて、州と関係者全員と協力することを楽しみにしています」と、ワシントン・バイクスの政策ディレクターであるヴィッキー・クラークは述べました。クラークは、自動車共有プログラムの成功を挙げ、自動車の所有は必須ではないことを証拠とし、e-bike貸出プログラムも同様の道をたどると予想しています。 Eバイクは、ヨーロッパの自転車に優しい国々に続いて、アメリカでもますます人気が高まっています。Eバイクは従来の自転車と同様にペダルを漕ぐ必要がありますが、ライダーのパワーを増幅する追加のブースト機能があります。これにより、特に太平洋北西部の多山な地形において、通勤や用事において自動車の代わりとなる実用的な選択肢となります。 ワシントン州におけるEバイクのインセンティブの主張は、州や連邦政府による電気自動車購入者への寛大な補助金の前例に基づいています。支持者たちは、同様のインセンティブがEバイクにも恩恵をもたらす時が来たと考えています。 全米家庭旅行調査によれば、アメリカの車の移動のうち45%以上が3マイル以下であり、20%以上が1マイル以下であることが明らかになっています。これは、Eバイクで容易に移動できる距離です。 さらに、国立交通・コミュニティ研究所の調査も、Eバイクの利点を支持しています。調査では、Eバイクの所有者は自動車の使用を減らし、より頻繁に自転車に乗り、従来の自転車の所有者よりも道路での安全性を感じていることが示されています。重要なことに、回答者の76%がEバイクの代わりに自動車で移動する予定だったことを示し、Eバイクが気候目標に貢献する可能性の大きさを強調しています。 関連リンク Electric Bike Rebates Coming to Washington State

カワサキ 新型パーソナルビークル「noslisu」シリーズ発売 自転車と四輪車の中間に位置する新たなモビリティ

カワサキモータースジャパンは5月15日、自転車と四輪車の中間に位置する新たなパーソナルビークル「noslisu」シリーズを2023年5月20日から順次発売すると発表しました。 nosulisuは、今までにない安定感と快適さ、そして操作の楽しさを提供すると謳う新型モビリティで、電動アシスト自転車仕様の「noslisu」、ペダル操作無しで走行可能なフル電動仕様(※要普通自動車運転免許)の「noslisu e」、そして大容量カーゴスペースを特長とする電動アシスト自転車仕様の「noslisu cargo」の3タイプをラインナップしています。 電動アシスト自転車仕様の「noslisu」は、"快適で気軽な移動体験を全ての人へ"を開発コンセプトに、3輪ならではの安定感と2輪自転車に近い自然な操縦性を両立させています。カワサキ独自の2輪ステア機構(特許取得済)を開発し、スムーズな走行を可能にするとともに、メンテナンス性と耐久性に優れたインホイールモーターを採用しています。カラーは、ウララブルーとメタリックフォースシルバーの2色展開で、メーカー希望小売価格は363,000円(税込み、以下同)です。2023年5月20日に発売される予定です。 「noslisu e」は、スロットルレバーを押すだけで簡単に操作でき、気軽に跨げるデザインが特徴の電動モビリティです。nosulisuとは車幅が違うなど、独自のステアリング機構により、前2輪、後1輪のレイアウトが可能になり、軽快なハンドリングを実現しています。また、低い位置にセットされたバスケットには最大20kgの荷物を収納でき、都市部だけでなく公共交通の少ない地域でも日々の移動手段として有用と謳っています。 「noslisu e」はメタリックスパークリングゴールドのカラーバリエーションで展開され、メーカー希望小売価格は430,100円です。発売予定は2023年6月頃となっており、正式な発売日については後日アナウンスされる予定です。 「noslisu cargo」は、容積約120Lの大容量を搭載することができる積載スペースを持ちつつ、安定感と操縦性を両立することで、物流や配送などのビジネスシーンでの課題解決に貢献します。「noslisu cargo」は、メタリックフォースシルバーのカラーバリエーションで展開されます。nosulisuと同じく電動アシスト自転車扱いです。メーカー希望小売価格は414,700円で、2023年7月頃発売予定です。 関連リンク カワサキモータースジャパン nosulisu

椿本チエインの3輪Eバイク「多目的e-Cargoコンセプト」 タタメルバイクで有名なICOMAが開発した電アシの魅力とは?

5月12日から13日に開催されているBICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2023。今回は、椿本チエインのブースでは3輪Eバイク「多目的e-Cargoコンセプト」を紹介する。椿本チエインは、1917年にチェーンメーカーとして創業し、搬送システム、モビリティ、モーションコントロールなどの事業を拡大しており、多種多様な機械部品や自動車部品を手掛けているのが特徴。同社は世界シェアナンバーワンの産業用チェーンや自動車エンジン用タイミングチェーンシステムを代表とする技術力を売りにしている。 同社は長期ビジョン2030で「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」を目指しており、新商品や新事業の開発に力を入れています。「多目的e-Cargo」は、その取り組みの一つとのこと。 多目的e-Cargoのコンセプトは『誰もが気軽に乗れる多目的電動自転車』で、開発にあたっては、タタメルバイクで有名なICOMAが開発を行っている。 カーゴバイクには、2輪から4輪まで様々なのがあるが、多目的e-Cargoは、前1輪、後ろ2輪の3輪タイプを採用。このタイプではブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3輪電動アシスト自転車が存在するが、椿本チエインの多目的e-Cargoは、これらモデルと比較して、直線的な車体デザインを採用しておりシャープで若々しいデザインを実現している。 車体サイズはハンドルに関しては、折りたたみハンドルを採用しており車載を行うのも便利だろう。 車体サイズは不明だが、ブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3輪電動アシスト自転車が小柄な車体なのに対して、多目的e-Cargoは、大手3輪電動アシスト自転車よりは大柄で、スポーツ自転車などを乗っている人には一般的なサイズに感じる。ハンドル高は高めで、ハンドル高の下限はもう少し下げてもいいかもしれない。写真のモデルのディスプレイはシマノ・STEPSを採用しているが、走行用プロトタイプで実際にどのモーターを装着するのかは不明とのことだ。多目的e-Cargoの特徴と言えば、釣り竿やゴルフバッグなどの長物を簡単に運ぶことができること。このような長物を運ぶのは厄介だが、多目的e-Cargoはサドル後部に”枠”を装着することで、長物を運びやすくしている。シンプルだが非常に合理的だ。 ブレーキは3輪共にディスクブレーキを採用。後輪の構造は恐らく独立懸架の可能性がある。大手の3輪電動アシスト自転車の殆どが、後ろ2輪はサスペンションが無いため、路面の凹凸で車体が不安定になるという欠点があるが、多目的e-Cargoが独立懸架を採用しているのなら、走行性能は期待できるだろう。 多目的e-Cargoはあくまでもコンセプトモデルだが、車体を見る限りでは、外観だけでなく中身も凝っており期待できそうだ。多目的e-Cargoの想定価格に関しては、椿本チエイン側は不明とのこと。ただ、Bosch Active Line Plusモーターを搭載したTern HSD P9が443,300円なのを考えると、構造からして450,000円から500,000円スタートになる可能性がある。 関連リンク 椿本チエイン ICOMA

モトベロ二子玉川 最新ステップスルーEバイクの試乗会を実施

モトベロ二子玉川は5月10日、最新型のステップスルーe-bikeの試乗会を2023年05月20日から21日に開催致すると発表しました。 ステップスルーとは、一般的なママチャリタイプの電動アシスト自転車のように、またぎやすいデザインを採用したEバイク。車体の形状からして、一般的なママチャリタイプのEバイクに似ていますが、設計やモーターはスポーツタイプのEバイクと同じなため、軽快な走りや先進的な装備を搭載しているのが特徴です。 今回の試乗可能車両は、cannondale Adventure Neo(キャノンデール アドベンチャーネオ)、SPECIALIZED COMO SL(スペシャライズド コモ)、MERIDA ePASSPORT CC 400 EQ(メリダ イーパスポート)、MIYATA CRUISE i URBAN 5080(ミヤタ クルーズアイアーバン)、VOTANI-Q5(ボターニ キューファイブ)の5台。価格もコンセプトも違うEバイクを試乗できる貴重な機会です。 関連リンク 【モトベロ二子玉川】最新「ステップスルーe-bike」試乗会詳細情報