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”電アシ版BW’S”ヤマハEUのファットタイヤEバイク「ブースター」 日本での発売はあるの?

2023年5月にヤマハモーターヨーロッパから発表された「ブースター」は、様々なメディアから注目された。 https://youtu.be/xhD-yz62GmE 1988年に日本で発売された『ヤマハ・BW'S(ビーウィズ)』は生産終了後、金型が欧州子会社のMBKに譲渡され、ブースターの名前が付された欧州での現地生産車として長らく製造されていた。 2023年に復活したブースターは、20インチ×4インチのファットタイヤや、強固で独特な形状のフレームデザインを採用している。電動モーター部分では、ヤマハのEバイク用モーター「PWシリーズS2」を搭載。航続距離はモードにより異なり、最大120kmの走行が可能となっている。ブースターシリーズは、欧州市場では最大アシスト速度25キロで電動アシスト自転車扱いとなる「ブースターイージー」と、最大アシスト速度45キロで原付扱いの高速Eバイク(S-Pedelec)の「ブースター」の2モデルが用意されている。 ここで気になるのが、ブースターシリーズが日本に導入されるのかどうか。複数の関係者から聞いた情報だとブースターシリーズの日本導入は無いという噂だ。 ブースターシリーズは、イタリアのオートバイ・Eバイクブランド「ファンティック」の街乗りEバイク「イッシモ」をベースにしている。ヤマハモーターヨーロッパはファンティックと仲がよく、ブースターシリーズも、ヤマハモーターヨーロッパが独自に企画したもののようだ。そのため、ヤマハ発動機は企画に関わってないという噂がある。 価格に関しては、ブースターイージーが3299ユーロ(日本円で51万円)、3699ユーロ(日本円で58万円)。日本で発売しても、購入する人は少ないだろう。 BOOSTER - ebike - Yamaha Motor (yamaha-motor.eu)

噂のHONBIKEは新型車を日本に投入か?型式認定を取得

2021年から騒がれていた電動アシスト自転車と言えばHONBIKEに、新たな進展があったようだ。 HONBIKEとは、世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車で、特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれており、クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成した電動アシスト自転車として有名だが、一方で、不安定な走りやアシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質、アフターサポートの放棄等が問題になった。 クリックホールディングスから公式な認定を受けた公認サイト「BGS公式サポートサイト」によると、HONBIKEは事業の継続を行う意思があるようだ。2022年11月30日に公開された事業進捗状況によると、中国製造基準の脆弱な安全性を暫定的に日本側で解決するために、新規の販売及び出荷を停止しフレームの補強、電気系統の改修などを実施したとのこと。また、新型車両の開発も着手しており改良したフラッグシップモデルを2023年春頃を目標にリリースを予定していると書いていたが、2023年8月21日時点では、詳しい内容は公開されていない。 また、HONBIKE事業で多大な商品瑕疵とサポートに累積損失を続けたため、製造物責任と損害賠償を中国HONGJI社に交渉を行い、HONGJI社の日本における総販売代理店権の設定とマーケティングサポート支援で5億円程度の出資を受けたとのこと。HONGJI社の電動アシスト自転車の輸入案件も進行し、2023年度よりスタートすると公表している。 そんな状況の中、日本交通管理技術協会の型式認定対象品検索では、HONBIKE株式会社が型式認定を取得したとのことだ。取得製品の名称はHCL、型式はHC01で、型式認定番号は交A23-64、交N23-70。型式認定取得を見る限りではHONBIKEは再出発を考えているようだ。 BGS公式サポートサイト|BGSサポートシステム (bgs-support-system.com) 公益財団法人日本交通管理技術協会 (tmt.or.jp)

軽トラックと比較して何が優れている?大型4輪電動アシストカーゴ自転車「Fernhay eQUAD」

欧州や北米では、従来の自転車と比較してたくさんの荷物が積むことができるカーゴバイクが注目されている。その中でも軽自動車に近いほど全長が長く、4輪の電動アシストカーゴ自転車が注目されている。 4輪の電動アシストカーゴ自転車を製造するFernhayは、2013年に交通渋滞と都市の二酸化炭素排出の削減を目標に設立された。都市や町村、物流会社、研究機関と協同で、エンジン付きのライトバンなしでクリーンな都市中心部の運用が可能なゼロエミッション車両のシリーズを展開している。 Fernhayの拡張可能なソリューションは実利を提供するだけでなく、クリーンで健康な都市への道を開いていると謳っている。動力を持つeQuad、eWalker、特異なCubeコンテナなどの製品ラインナップは、200kgまで効率的に運べるように設計され、狭い都市の通りに合うようになっているとのこと。 eQuadの車体サイズは全長3020mm、全幅910mm、全高1950mm。因みに、360CC時代の軽自動車の車体サイズは、全長3000mmまでなので、全長だけでいうのなら、360CC時代の軽自動車よりも全長が長い。 Read all about it! 🗞 @UPS eBikes hit streets of Manhattan testing pilot program for deliveries w/ UPS @fernhay eQuad. It’s an electric cargo bike allowing for more #sustainable deliveries in urban areas. Full circle for 100+ yr company...

エレクトラ・ポントゴー 大手自転車ブランドが作るオートバイ系Eバイク

Eバイク(電動アシスト自転車)には、様々な種類があるが、その中でもファッションとして注目されているのがオートバイ系Eバイクだ。このタイプは、オートバイ風のデザインを採用しているのが特徴です。新興企業が、このようなオートバイ系Eバイクで成功したことで、様々な企業が同タイプのEバイクに参入している。 https://youtu.be/Wy2n9LNGVkY そして、自転車メーカーでトレックグループの1つであるエレクトラも、オートバイ系Eバイク「ポントゴー」を発表した。 この新しいユーティリティEバイクは、アメリカ向けのモデルで、750Wのリアインホイールモーターを搭載。また、トレックグループでは初めてのスロットルだけで走行可能なEバイクとなる。アメリカでは、スロットルだけで走行するEバイクも公道で走ることができ、ポントゴーは、スロットルのみで最高20マイル、ペダルを漕いでアシストを行う場合は26マイルに達することができる。 ポントゴーは長いリアラックや、2人目を乗車するためのベンチシートなどを装着し、ユーティリティEバイクの特徴を持っており、多様な用途に対応できる設計になっています。タイヤは20x4インチの舗装路用タイヤに、650Whの大容量バッテリーを搭載。 車体デザインは、新興メーカーのオートバイ系Eバイクとは違い、またぎやすくシート高を低くし、ロー&ロングのデザインを実現。他にはない独自性が高いデザインとなっている。 エレクトラ・ポントゴーの価格は2699ドル。日本仕様の発売は不明だ。 関連リンク Electra Bicycle Company | Bikes & Accessories (trekbikes.com)

ヴァンムーフの破産関連記事まとめ 経営危機から破産、そして現在の状況を紹介

2023年7月に破産し、世界中で注目されているオランダのハイテクEバイクブランド「ヴァンムーフ」。今回は経営危機から破産、買収計画までをまとめました。 (2023年8月12日現在) ヴァンムーフ、品質悪化で財務上の問題が発生との噂(2023年1月) ヴァンムーフは2023年1月時点で、供給チェーンと品質管理の課題から財務的な問題に直面していたと、TECH EUやバイシクルリテーラーなど複数のメディアが報じていました。 ヴァンムーフの自転車の製造コストが販売価格を上回り、粗利益の損失は1190万ユーロ(約16億8000万円)に達し、これは2020年の670万ユーロ(約9億4600万円)の損失から増加したと報じられています。 さらに、配送中に傷や損傷が発生や、部品の不具合などにより、保証期間中に行われる修理や交換に多額の費用が発生し財務を圧迫していると報じていました。 オランダのEバイクブランド「ヴァンムーフ」 品質悪化で財務上の問題が発生か シクロライダー (cyclorider.com) ヴァンムーフが資金調達に失敗 裁判所に支払い猶予を申請(2023年7月) 2023年7月12日、オランダのメディア「NRC」は、アムステルダムの地方裁判所が自転車ブランド「Vanmoof」が支払停止になったことを認め、2人の管財人を任命したと報じました。 支払停止とは、企業が倒産を回避し、債権者からの保護を一時的に受けるためのシステムです。報道によると、Vanmoofは、アクセルグループやPonグループなど、KOGAやHAIBIKE、Lapierre、GAZELLE、GT、SANTA CRUZ、Cannondaleなどの自転車ブランドを保有する企業に資本の注入を試みましたが、これが失敗したとされています。 新たな資本投入の交渉が決裂したため、Vanmoofは火曜日の夕方にアムステルダムの裁判所に支払い猶予を申請し、その後認められたという情報も報じられています。 オランダのハイテクEバイクメーカー「Vanmoof」経営危機に 資金調達の失敗で破産する可能性も シクロライダー (cyclorider.com) Vanmoofのライバル企業が、Vanmoof用デジタル鍵を生成するアプリを公開(2023年7月) Cowboyというライバル企業が、Vanmoofの競合であるバイクのデジタルキーを携帯電話に保存する機能を持つアプリを発表しました。このアプリは、App StoreとGoogle Playから入手できます。 このアプリは、ユーザー専用のデジタルキーを生成し、各個別のバイクの基本設定にアクセスできるようにします。さらに、このデジタルキーとユーザーデータはユーザーの携帯電話に保存され、一切の情報はサーバーに収集されない仕組みとなっています。初回にVanmoofアカウントに接続する際には、ローカルキーの生成が行われますが、このプロセスにおいてもメールアドレスやパスワードの共有は行われないとされています。 このアプリによって、Cowboyはユーザーに対してサーバーダウンの影響を受けずにバイクを操作し続ける便益を提供しています。 経営危機のVanmoof 万が一の時に備えてデジタル鍵を生成するアプリが登場 シクロライダー (cyclorider.com) ヴァンムーフが破産(2023年7月17日) 2023年7月17日、オランダのハイテクEバイクメーカーである「Vanmoof」が破産したと報じられました。 アムステルダム裁判所は、VanMoof Global Holding B.V.、VanMoof B.V.、VanMoof Global Support B.V.の破産を宣告し、パドバーグ氏とデ・ウィット氏が管財人に任命されたとの情報がロイターや他のメディアで報道されています。この情報はオランダの中央破産登録簿にも破産として記載されています。 オランダのハイテクEバイクメーカー「Vanmoof」が破産 シクロライダー (cyclorider.com) オランダで破産したVanmoof 現状や今後についての内容が公開 Vanmoofの公式サポートサイトによれば、現在の状況について詳細な情報が提供されています。その内容は以下の通りです。 Vanmoofの破産管理人は、同社の活動を継続させる買い手を探しており、その過程で同社の資産と活動の売却手続きを進行中です。新たな運営者が見つかるまでの間、Vanmoofのアプリとサーバーは引き続き稼働し、継続的なサービスの提供を目指しています。 顧客に対しては、バックアップのロック解除コードを作成し、ハンドルバーのボタンからバイクのロックを解除できるようにすることが推奨されています。また、オランダ国内の法人の破産がオランダ国外の他の法人に与える影響については、現在調査中であり、新たな情報が得られ次第、公表される予定など、様々な情報が書かれています。 オランダで破産したVanmoof 現状や今後についての内容が公開 シクロライダー (cyclorider.com) 複数の企業が買収に名乗りを上げている状況(2023年8月) オランダで破産を宣告された高度なEバイクメーカー「ヴァンムーフ」には、複数の企業が買収に興味を示しているとされています。 ヴァンムーフの管財人として選ばれた2人は、既に複数の企業が入札していることを、オランダのメディア「BRIGHT.NL」が報じています。 入札の期限は金曜日に終了し、多くの企業が入札を行い、最終的にはステークホルダーとの協議が行われる予定です。現時点で名前が公表されているのは、micromobility.com社のみで、同社は非拘束的なオファーを提出したとされています。ただし、同社が買収を成立させるための資金をどれだけ持っているかは明確ではありません。他にも複数の企業がヴァンムーフの買収に関心を示したとされていますが、具体的な企業名はまだ公表されていません。 破産したハイテクEバイクメーカー「ヴァンムーフ」 複数の企業が買収に名乗りを上げている状況 シクロライダー (cyclorider.com) 他社の事例に関して https://youtu.be/tAtDLpQEgnM 2019年に設立されたアイルランド起源のベトナムのスタートアップ企業、Modmoは、Eバイクのブランドとして知られています。そのデザインはヴァンムーフに影響を受け、大型ディスプレイをハンドルバーに組み込み、スマートフォンと連携可能なハイテクな特徴が注目を浴びました。彼らは2021年に合計8万ユーロのシードファイナンスラウンドを完了したことを発表しました。しかし、同年夏には配送の遅延や返金の問題などが発生し、顧客から不満の声が上がりました。2022年には最終的に破産しました。 スタートアップ系Eバイクメーカーの消滅事例「MODMO」 低品質で転がり落ちたEバイクブランド シクロライダー (cyclorider.com) https://youtu.be/ts0QcfNRQdk 欧州では、Eバイク(電動アシスト自転車)が注目を集め、今や大きな産業となっています。多くの新興企業が市場に登場していますが、同時に経営の失敗により破綻する企業も存在しています。 Eバイク市場では、ヴァンムーフのように失敗する企業がある一方、イタリアのファンティック・モーターのように躍進を遂げた企業も存在します。 ヴァンムーフ破産、しかしEバイク市場の勢いは止まらず!今後の展望は? シクロライダー (cyclorider.com)

ヴァンムーフ破産、しかしEバイク市場の勢いは止まらず!今後の展望は?

欧州で注目されているEバイク(電動アシスト自転車)は、今や一大産業として注目されている。様々な新興企業が登場している一方、経営の失敗により破綻する企業も存在する。 https://youtu.be/kjIWvRmG2QI 有名なのが、オランダのハイテクEバイクメーカーのヴァンムーフ。同社はスマートなデザインとハイテクを売りにしたEバイクで知られており、新型コロナウイルス感染症の影響により売上を伸ばし、2021年9月に1億2800万ドル(日本円で約160億円)の資金調達を実施した。 しかし、2020年4月に発表したEバイク「S3」と「X3」で、配送中に発生した傷や損傷、故障など様々なトラブルが発生し、保証期間中の修理・交換費用のコストや、低価格で最大3年間の無料メンテナンスと、盗難にあったバイクが2週間以内に回収できなかった場合の代替モデルを用意するプラン「Peace of Mind保証」による多額の損失による影響で、2023年7月17日に破産した。 Eバイクに参入したがヴァンムーフのように失敗する企業が存在する一方で、Eバイクで躍進した企業も存在する。Eバイクで躍進した先駆者と言えるのが、イタリアのファンティック・モーター(以下、ファンテック)だ。 https://youtu.be/ts0QcfNRQdk 小排気量のオートバイメーカーとして登場したファンテックは、閉業や経営不振があったが、現在はかつて、ヤマハ・モーター・ヨーロッパが保有していたイタリアの二輪車エンジン製造会社の「モトーリ・ミナレリ」を買収するなど、大きく躍進。オートバイもオフロードオートバイから、スクランブラータイプの「キャバレロ」に、電動スクーターやEバイクなど、多種多様なモデルを揃えている。 https://youtu.be/fBnI80NQhEM ここまで大きくなったのは、現在の親会社であるイタリアの投資会社「Veネットワーク」の傘下になったのが大きい。オートバイメーカーがEバイクに参入していなかった2010年代前半、VeネットワークはEバイク事業の参入を実施。現在ではファンティックの基幹事業となっている。 2023年現在、ハーレーダビッドソンやMVアグスタ、ドゥカティなど様々なオートバイ企業がEバイクに参入しているが、これは先駆者であるファンティックの影響が少なくないだろう。 ヴァンムーフの破産は様々な所に影響を与えているが、世界的なEバイクブームの流れを抑えるほどでない状況となっている。2023年8月8日現在、ヴァンムーフは複数の企業が買収交渉を行っているのが良い例だろう。 「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」ではファンティック・モーターの歴史から、Eバイクの参入などの歴史を紹介。他にも、Eバイクとはどういう乗り物なのか、Eバイクを走らせる方法、Eバイクの選び方等を紹介。 「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」では、Amazon、楽天ブックス、紀伊国屋書店等の全国書店やインターネット書店などで購入可能だ。

雑誌「Eバイクワールド」媒体資料に関して

電動アシスト自転車・Eバイクを中心とした雑誌「Eバイクワールド」の媒体資料はこちらから閲覧することができます。 Eバイクワールド媒体資料20230802(PDF)

ホテル日航つくば 2023年10月に『サイクリスト 語り会わ“ナイト”』ツアー第4弾を開催

ニッコー・ホテルズ・インターナショナルが運営するホテル日航つくば(茨城県つくば市)は、2023年10月8日から9日にかけて、「サイクリスト語り会わ“ナイト”」ツアーの第4弾「自転車のまち土浦で美味しい旅時間」を開催します。予約は2023年7月31日から始まります。 このツアーは、サイクリングを通じて地元の魅力を発見し、その体験を共有する場を提供することを目的としています。これまで3回開催され、初級者やソロサイクリストが交流する場となっています。今回のツアーでは、つくば市近郊の土浦市を舞台に、自転車で楽しみながら地元の秋の味覚を堪能する旅を提案します。 霞ヶ浦の湖畔を出発し、市川蓮根のれんこん畑で収穫体験と試食、日本初の駅直結のサイクリング拠点施設「りんりんスクエア土浦」でのランチなど、自転車旅の楽しみを提供します。電動アシスト自転車もレンタル可能なので、体力に自信がない人でも快適にサイクリングを楽しむことができます。 夜は、「サイクリスト語り会わ“ナイト”」で、サイクリスト仲間と茨城の食事やお酒を楽しみながら話す時間を提供します。 ツアーは1泊2日で、サイクリングガイドが同行します。最少催行人員は10名で、最大15名まで参加できます。費用は一人あたり29,500円からで、宿泊費、昼食、夕食、朝食、サービス料、消費税が含まれます。 ホテル日航つくばと株式会社ラール・アワーが主催し、詳細は公式ウェブサイトで確認できます。なお、天候が悪い場合は、サイクリングツアーは中止となり、ホテル内でランチイベントやサイクリスト語り会わ“ナイト”が開催されます。 開催概要 【開催日】2023年10月8日(日)~10月9日(月・祝)〈1泊2日〉 【予約開始】2023年7月31日(月)11:00より 【参加条件】サイクリスト ※初心者・中級者向け ※E-bikeレンタルもございます(別途¥3,500) 【旅行条件】最少催行人員:10名/最大人員15名 ■サイクリングガイド 同行(1日目スタート~ゴール間のみ) 【料金】1名様 ¥29,500~(2名1室)/¥31,500~(1名1室) ※料金には、1泊室料、昼食・夕食・朝食、サービス料、消費税が含まれます。 【特典】ガイド付きサイクリングツアー、駐車場無料(8:00~翌18:00) 【企画】 ホテル日航つくば お問い合わせ:TEL. 029-861-1166 【主催】株式会社ラール・アワー 〒305-0043 茨城県つくば市大角豆2011-214 TEL. 029-869-4041 茨城県知事 登録番号 第4号 総合旅行業務取扱管理者/菊池真由美 公式サイト:https://rallhour.com/about/ ツアー紹介ページ:https://rallhour.com/tour/2708/ 行程 10月8日(日) ~1日目~ [9:00 りんりんポート土浦/集合・オリエンテーション]…[9:30 出発]…霞ヶ浦湖畔で爽やかな風を感じながらのライド~つくば霞ヶ浦りんりんロード〈一部〉での快適ライド~…「10:00 市川蓮根 着」2022年れんこんグランプリ 最優秀賞を受賞したれんこん畑で収穫体験とれんこん料理の試食…[11:30 りんりんスクエア土浦 着]日本初の駅直結のサイクリング拠点施設の利用体験とホテル特製ランチでのランチタイム…[12:45 土浦まちかど蔵 着]江戸時代後期に建造された蔵が残る風情ある街なみを散策(フリータイム)…[13:45 上高津貝塚公園 着/休憩]宍塚古墳群や上高津貝塚などの遺跡群が点在する宍塚大池で休憩タイム…[15:00 ゴール ホテル日航つくば 着]到着後チェックイン/フリータイム]…[18:00 懇親会『サイクリスト 語り会わ”ナイト”』 茨城の食材をふんだんに使用した料理や地酒を楽しみながらサイクリスト同士で思い出を語り合いましょう…[20:00 終了・解散] 10月9日(月・祝) ~2日目~ [6:30~ 朝食後・解散 フリーライドや近隣の観光をお楽しみください] ※チェックアウト11:00 (お荷物のお預かり及び追加料金でのレイトチェックアウトが可能です。お問い合わせください) 関連リンク 秋のサイクリングツアー・自転車のまち土浦で美味しい旅時間 – 株式会社ラール・アワー rall.hour Inc. (rallhour.com)

高千穂の棚田を駆け巡るEバイクツアー登場 高千穂の生活を五感で体験できる

合同会社Trailheadは8月1日、「高千穂アドベンチャーツーリズム協議会」と共に、新たなEバイク(電動アシスト自転車)ツアーを立ち上げたと発表しました。これは、美しい高千穂の棚田を巡るもので、その風景と生活、文化に触れることができます。 ツアーは「棚田駆け巡るebikeツアー」と名付けられ、高千穂の農道を巡ります。参加者は、棚田での稲作や高千穂牛の育成など、地元の生活に密接に関わります。また、神社や神楽など、地元の文化についても学べます。途中で休憩する際には、地元で作られたおにぎりを提供します。 ツアーの魅力として、棚田を駆け抜ける感覚や、標高差100mの体感、高千穂の生活を五感で体験できるといった特徴が挙げられます。ツアーは9:00から12:00まで行われ、費用は12,000円(税込)です。なお、収益の一部は、ツアーで訪れる地区へ寄付されます。 関連リンク TrailHead|高千穂の棚田と絶景キャンプ (kntf.jp)

サンオータスとOpenStreet、横須賀市に電動アシストスポーツ自転車「XU1」を使用したシェアサイクルを実施

株式会社サンオータスとOpenStreet株式会社は、横須賀市と共に、観光ルートである「よこすかルートミュージアム」の周遊性を向上させる目的で、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」にスポーツタイプの電動アシスト自転車「XU1」を導入すると発表した。 2018年1月に、横須賀市とOpenStreetは相互協力及び連携に関する協定書を締結し、シティサイクルタイプの自転車を用いて「HELLO CYCLING」を展開してきた。そして今回、サンオータスが「SUNAUTAS MOBILITY」を通じて脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、「よこすかルートミュージアム周遊促進事業奨励金」を活用し、パナソニックサイクルテック製の電動アシスト自転車「XU1」を「HELLO CYCLING」へ導入することになった。 「XU1」はスポーツタイプの電動アシスト自転車で、横須賀市内の歴史的な観光地や自然豊かなスポットを楽しみながら周遊することを促進する。この新しい周遊観光体験は、横須賀市を訪れる観光客にとって新たな楽しみとなるだろう。 「XU1」のステーションはヴェルニー公園、浦賀駅第3自転車等駐輪場、ソレイユの丘に設置され、それぞれ8台、6台、6台が駐輪可能となっている。なお、ソレイユの丘のステーションは現在準備中で、開始予定である。 「XU1」を利用するには、「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードし、無料会員登録を行う必要がある。アプリを通じてステーションの検索から自転車の予約、決済までを簡単に行うことができる。また、アプリの地図上で表示される「XU1」専用ステーションであれば、どこでも自転車の貸し出しや返却が可能である。 関連リンク SUNAUTAS Mobility|サンオータス モビリティ (sa-mobility.com) HELLO CYCLING - 好きな場所で返せるシェアサイクル

ヤマハ発動機 スポーツE-Bike「YPJ」のためのイベント「YPJ Fan Meeting Natural Holiday」の開催を発表 試乗やミニツアーを実施

ヤマハ発動機販売は、スポーツ電動アシスト自転車「YPJ」のイベント、「YPJ Fan Meeting Natural Holiday」を2023年9月23日に開催することを発表した。 会場は静岡県富士宮市の富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジで、時間は9:00から15:00まで。悪天候の場合は中止となり、その判断は前日の12:00にホームページで告知される。 会場では、「YPJ」の最新モデルや過去のコンセプトモデルが展示される。また、富士山の美しい景色を堪能しながら自由にサイクリングを楽しむことができる。さらに、YPJオーナーとその同伴者は元ヤマハファクトリーライダーの鈴木健二さん、元オリンピック代表の小林可奈子さん、元全日本チャンピオンの増田まみさんによるeMTBライディングレッスンや地元ガイドのミニツアーに参加できる。 会場周辺では、富士宮市観光協会や自転車関連企業のブースが出展され、地元のグルメを味わうキッチンカーも用意される。なお、一部のプログラムは事前エントリーが必要で、申込みはヤマハファン向けカスタマーポータルサイト「My YAMAHA Motor Web」で受け付ける。 富士宮市は「eBikeを活用した地域の新たな魅力発信事業」を推進しており、市内の16カ所でYPJシリーズがレンタル可能。今回のイベントでも、その一環として自然とサイクリングを楽しむYPJファンを富士宮市に誘致し、地域の魅力を発信する。 なお、イベント参加者全員にはYPJ Fan Meetingのロゴ入りコースターがプレゼントされ、YPJオーナーにはさらにロゴ入りタンブラーが特典として贈られる。 関連リンク YPJ Fan Meeting 2023 - 電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

ブリヂストンサイクル公式オンラインストア 受け渡し店舗エリアを埼玉県・千葉県・神奈川県へ拡大

ブリヂストンサイクル株式会社は7月12日、公式オンラインストアの購入車両受け渡し店舗エリアを拡大したと発表。新たに埼玉県、千葉県、神奈川県が追加され、これまでの東京都の店舗に加えて、総店舗数が122店にまで増加した。 公式オンラインストアから購入した商品は、「ウケトリメンテショップ」と呼ばれる公式オンラインストア認定の自転車販売店で受け取ることができる。サービス開始以来、東京都内に53店の「ウケトリメンテショップ」があったが、より多くの顧客に対応するために、新たに埼玉県、千葉県、神奈川県の69店を追加した。 公式オンラインストアでは特別カラーの商品も販売しており、新たに「ウケトリメンテショップ」が増えたことで、さらに便利に自転車を購入することが可能となった。 公式オンラインストアは、今後も電動アシスト自転車や自転車関連商品の販売、および顧客のサイクルライフをサポートするサービスの提供を続ける予定だ。さらに、購入から使用までの自転車ライフを安心して顧客が享受できるよう、サービスの拡充を目指すとのことだ。自転車販売店とも連携を取り、顧客をサポートする方針も明らかにされた。 関連リンク Bridgestone Cycle Online Store(ブリヂストンサイクル公式オンラインストア) (bscycle.co.jp)

日本のEバイク・Eモビリティ専門工場「JOeBテック」試作車第1号の納品を発表

JOeBテックは7月19日、試作車第1号を納品したと発表しました。 JOeBテックは、沖縄県にある日本のEバイク・Eモビリティ専門工場。新幹線などに使われている熱処理を必要としない日本製A7204アルミを使用し、高品質と環境に配慮しているのを謳っています。 シティサイクルタイプのこの試作車は。アルミの加工から粉体塗装、組立まで、沖縄工場にて一貫して製造しているのが特徴で、 製造工程の見直しにより、CO2排出量を従来比35%削減、発がん性物質ゼロ・有害廃液ゼロ塗装前処理・粉体塗装を使い、日本製の電動アシストユニットを使用し、同社工場にて企画・設計・部品調達・製造・組立を行なった日本製の完成車が特徴です JOeBテックに関しては「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」でも紹介しており、JOeBテック社長のインタビューや竣工式の取材を行っており、JOeBテックを紹介しています。

話題の特定小型原付はキックボード型ではなくオートバイ型が流行するか

電動キックボードで話題となっている特定小型原付。16歳以上なら免許不要で運転できる乗り物で、電動キックボード=特定小型原付という流れになっているが、実は電動キックボードだけでない構造でも問題ない。この特徴に目をつけて、ペダル付き電動原付(モペット)のペダルを外して、特定小型原付化を行う事業者も存在する。   この投稿をInstagramで見る   ZEFILL(@zefill.ebike)がシェアした投稿 しかし、電動アシスト自転車やペダル付き電動原付の特定小型原付化を行うと、自走で移動するしかなくなる。電動アシスト自転車やペダル付き電動原付のバッテリー容量は、電動オートバイと比較すると容量が少なく、漕がないで自走を行うには容量が足りない。 そのような事を考えると、電動アシスト自転車やペダル付き電動原付の特定小型原付化を行うのなら、電動オートバイや電動スクーターの特定小型原付化を行ったほうが良いだろう。 道路交通法施行規則で定める特定小型原付の基準は、車体の大きさが、長さ190センチメートル以下、幅60センチメートル以下で、車体の構造が、原動機として、定格出力が0.60キロワット以下の電動機を用いること。時速20キロメートルを超える速度を出すことができないこと。走行中に最高速度の設定を変更することができないこと。AT機構がとられていること。道路運送車両の保安基準第66条の17に規定する最高速度表示灯が備えられていることが必要だ。   電動スクーターが数多く売られている中国では、コンパクトな電動スクーターが売られている。このようなモデルは、車体サイズもそれほど大きくないため特定小型原付の枠組みに入れることができる。写真のモデルはモーター出力も最大500W、クランクを外して(中国では自転車扱いにするためにクランクを装着している電動スクーターがある)小変更を行えば、特定小型原付にすることは容易だと思う。 因みに特定小型原付の規定サイズは意外と大きい。PCXのサイズは全長193.5センチ、全幅740センチで、フェンダーなどを少し削ってハンドル幅を無理やり狭くすれば特定小型原付のサイズに収めることができる可能性がある。 特定小型原付といえば、電動キックボードやペダル付き電動原付の特定小型原付化が主流となっているが、電動キックボードは不安定で立ち乗りスタイルのため長時間運転するのが難しい、ペダル付き電動原付の特定小型原付化はバッテリー容量が少ないためちょい乗りしかできない。一方で電動スクーターや電動オートバイの特定小型原付化なら、車体は大きいため座り心地がよく大型バッテリーにより長時間走行できる。またスクータータイプならメットインスペースがあるのでちょっとした物を入れることができる。安全面や性能面を考えると、特定小型原付は電動スクーターや電動オートバイの特定小型原付化が中心になるのではないだろうか。 文:松本健多朗

オランダのハイテクEバイクメーカー「Vanmoof」経営危機に 資金調達の失敗で破産する可能性も

オランダのメディア「NRC」は2023年7月12日、アムステルダムの地方裁判所は自転車ブランド「Vanmoof」が支払停止になったのを認め、2名の管財人を任命したとの記事を公開しました。 支払停止とは、企業が倒産を回避するために債権者から一時的に保護しようとするのを助けるように設計された特定のシステムです。オランダのHet Financieele Dagblad(FD)によると、同社はKOGAやHAIBIKE、Lapierreなどの自転車ブランドを保有しているアクセルグループや、GAZELLE、GT、SANTA CRUZ、Cannondaleなどのブランドを保有しているPonグループにアプローチを行いましたが失敗したとのことです。 Vanmoofは、新規の資本注入が決裂した結果、火曜日夕方にアムステルダムの裁判所に支払い猶予を申請して認められました。 水曜日にアムステルダムのVanmoof本社を含むヨーロッパの数十の店舗を全て閉鎖し、インターネット上では、修理のために持ち込んだ自転車を受け取ることができない顧客がドアの前で待っている写真を見ることができます。 Uitstel van betaling voor fietsenmerk VanMoof - NRC VanMoof vroeg concurrenten Accell en Pon vergeefs om miljoeneninvestering (fd.nl) VanMoof enters Chapter 11 status after months of rumors (bike-eu.com) 裁判所は管理者を任命し、今後、新規の注文や新たな融資等、重要な決定について管理者の許可が必要となるとのことです。 2009年に設立されたVanmoofは、当初は洒落たデザインを採用した人力自転車を製造。その後、2016年に、アプリと連動し、盗難防止装置などが搭載したハイテクEバイク(電動アシスト自転車)を発売しヒット。ここ数年、同社はEバイクのみの製造に専念しています。 Vanmoofは新型コロナウイルス感染症が大流行した時に大きく成長し、2021年の売上高は前年比29%増の8300万ユーロに達しました。生産能力を拡大するため、同社は継続的に多額の投資を行いこれまでに数回のラウンドで約2億ユーロの資金を調達しています。 売上は急増し、2020年から2021年にかけて、売上高は29%増の8300万ユーロに達したとのことですが、金利上昇により資金調達が難しくなっているとのことです。 また、Vanmoofは、Eバイクの部品に関してほとんど自社で設計していますが、この方針により故障が頻発しています。2021年までに同社は修理と保証で800万ユーロの損失を出しただけでなく、アフターサービスが十分に対応できなかったため、修理のために数カ月待つなどのトラブルがありました。 このような問題により、2019年には約600万ユーロ、2020年には3500万ユーロ、2021年には約8000万ユーロの純損失を計上していますが、Vanmoofは投資家からの新たな資本注入によって運営を続けてきましが、このような事態になったとのことです。 Vanmoofは同社の経営陣と管財人が活動を継続できるような解決策を見つけるために動いているとのこと。現在、VanmoofブランドのEバイクを購入することはできません。仮に、Vanmoofが経営危機から脱しても、現在は様々なブランドから、Vanmoofと同等かそれ以上のハイテクEバイクが販売されており、非常に辛い戦いとなるでしょう。 仮に同社が倒産した場合は様々な問題が待っています。Vanmoofに使われている部品は、ブレーキやハンドルなどVanmoof専用の部品が装着されているため、維持し続けるには他社が生産を引き継がなければなりません。また、Vanmoofの鍵はスマートフォンアプリなどを使う必要があるため、同社が倒産して会社を引き継ぐ所がいない場合は、スマートフォンアプリが消滅し、VanmoofブランドのEバイクは動かすことができなくなります。今後の動向に注視する必要があるでしょう。

既刊一覧

「シクロライダーブックス」既刊一覧 書店様へ 取引取次:鍬谷(クワタニ)書店。鍬谷書店を通じて日販、トーハン、楽天ブックスネットワーク、中央社など全帳合の全国書店に納品可能となっています。 Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本 1993年に、日本のヤマハ発動機が量産世界初の電動アシスト自転車が登場して30周年を記念する2023年。 電動アシスト自転車は日本国内だけでなく世界でも注目されており、特に「Eバイク」と呼ばれている、従来の街乗り用電動アシスト自転車より高価で、趣味性が高いモデルが注目されている。 ドイツでは、Eバイクの販売台数は単年で200万台を記録し、海外の高級オートバイ、高級車ブランドが参入するほどで、様々な企業が注目しているマイクロモビリティとなっている。 日本でも様々なメディアで注目されているEバイク。その一方で、Eバイクはオートバイと何が違うのか、どのような走り方を行えばいいか、どのEバイクを選べばいいかわからないといった声も多く聞く。 そこで、数多くのEバイクを取材した「シクロライダー」編集長が、日進月歩に進んでいるEバイクの世界を初心者でもわかりやすく1冊の本に凝縮。 表紙とイラストは、漫画「南鎌倉高校女子自転車部」(マッグガーデン)などで知られており、Eバイクオーナーでもある松本規之氏が担当。 Eバイクの特徴から、選び方、歴史や未来まで、この1冊を読めば次世代電動アシスト自転車「Eバイク」がよくわかる! 【主な内容】 ◯Eバイクとはどのような乗り物なのか。オートバイとの違いは? ◯Eバイクの安全な走り方。モーターアシストの活用方法は? ◯Eバイクで遠くへ走る際に考えておきたいこと。 ◯Eバイクの選び方、試乗の際の注意点は? ◯Eバイクに乗る際の服装は?Eバイクのカスタマイズは? ◯Eバイクの歴史、未来を紐解く •ロバート・ボッシュ・Gmbh(ドイツ) •ファンティック・モーターS.P.A(イタリア) •ヤマハ発動機株式会社(日本) •株式会社JOeBテック(日本) Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本 (レーベル:シクロライダーブックス) 出版社:エッジプレス 本体価格:1500円+税 著:松本健多朗 イラスト:松本規之 ISBN 978-4-911100-00-4 A5判/モノクロ/168ページ 関連記事 世界で話題のEバイク(電動アシスト自転車)を初心者でもわかりやすく解説した書籍「Eバイク事始め 次世代電動アシスト自転車がよくわかる本」発売! シクロライダー (cyclorider.com) エッジプレスリトルEブック 今までシクロライダーで紹介した記事を電子書籍化。Amazon Kindle限定で公開しており、Kindle Unlimitedに登録すれば無料で読むことができます。 シクロライダー 電動アシスト自転車・Eバイクインプレッション ファッション系Eバイク編 (エッジプレス リトルEブック) 近年、日本で注目されている電動アシスト自転車・Eバイク。そんな、電動アシスト自転車・Eバイクの中でも注目されているのが、従来の自転車にはないデザインを重視した車種です。 このようなEバイクは、オートバイ風のデザインを採用した車種や、マウンテンバイクの2倍ほどの太いタイヤを装備した車種などがあり、今まで自転車に興味を持っていない人も注目しています。 今回のファッション系Eバイク編で紹介するEバイクは、オートバイ系Eバイク等、日本国内で販売している(いた)デザインが独特のEバイクを紹介しています。 BRONX BUGGY 様々な店で購入できるオートバイ系Eバイクの人気モデル。オートバイ系Eバイクで、販売店が多さと豊富なカラーが魅力 Michel Blast(Greaser Classic、Vacay HI、Outsider) ・アメリカンバイク風だが普通のサイクリングも楽しみたい人向け(Greaser Classic) ・戦前のオートバイデザインに魅力を感じる人向け。そのままで乗ると姿勢が辛い(Vacay HI) ・他社と比較して高価だが、オートバイ系Eバイクではデコラティブな外観が特徴なので、それが気に入ればベスト(Outsider) ROCKA FLAME(FUMA・MAKAMI、HAYATE) ・日本国内でのオートバイ系Eバイクの先駆者。BRONX BUGGYが登場したが、漕ぎやすいシートなどの違いがあるため、こちらを選ぶのも1つ(MAKAMI) ・オートバイ系Eバイクでは珍しくまたぎやすい車体を採用(FUMA) ・BMXとオートバイ系Eバイクをミックスした独特のデザインは、他にはないデザインを実現(HAYATE) FANTIC ISSIMO ・オートバイ系Eバイクでは珍しい、オートバイ企業が製造したモデル。価格はそれなりに高価だが高級感は高い E MOTORAD XPLORER ・流行のファットタイヤを装着した折りたたみEバイクだが、貴重な型式認定取得モデル。クラファン等の怪しいのを購入するのならこっちを買っておくべき Bianchi E-OMNIA Type C ・価格は高価だが他にはないデザインと性能を両立 Musashi Velo CS01 ・シングルスピード仕様でシンプルなデザインが特徴な、独特のファッション系Eバイク ELECTRA Townie GO! ・オートバイ系Eバイクに見えるが、実は真っ当なスポーツEバイク。デザインだけでなく、従来のスポーツ自転車の前傾姿勢に違和感を覚えている人にお勧め シクロライダー 電動アシスト自転車・Eバイクインプレッション 電動MTB(E-MTB)編 近年、日本で注目されている電動アシスト自転車・Eバイク。そんな、電動アシスト自転車・Eバイクの中で注目されているのが電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)です。 マウンテンバイクは、その名の通り山岳地帯や荒地での走行に特化した自転車であり、軽量かつ耐衝撃性に優れているスポーツ自転車。マウンテンバイクの起源は、1970年代後半のアメリカ、カリフォルニア州マリン郡に遡ります。ヒッピーたちがビーチクルーザーに太いタイヤをつけ、山を駆け下りることで時間を競う遊びが始まったのが最初で、現在はスポーツ自転車の一大ジャンルです。 2010年代にEバイクが登場すると、マウンテンバイクタイプのEバイクが誕生しました。ロードバイクタイプのEバイクの登場が遅かったのに対して、マウンテンバイクタイプのEバイクが早期に登場したのは、モーターのアシストにより、砂利道や上り坂を快適に走ることができ、高速走行で問題になる車体重量の重さが無いというのも大きいでしょう。欧州ではE-MTBは非常に注目されており、オフロードだけを走るのではなく、サイクリングや楽しむ人まで注目されており、さながらEバイク界のSUVと言える存在となっています。 この電子書籍では、ウェブメディア「シクロライダー」で取り上げたEバイクの中でも、2018年から2023年にかけて紹介したE-MTBに注力してピックアップしました。内容もウェブで公開されている内容に加筆を加えています。 本電子書籍で登場する車種 ベネリ タジェ―テ (2018年) ミヤタ リッジランナー/ヤマハ YPJ-XC (2018年) ...

プジョーサイクル 新型のコネクテッドEバイクを発表 シティバイクからカーゴバイクまで用意

ステランティスは7月3日、プジョーから、新たなコネクテッドEバイク(電動アシスト自転車)を発表しました。 2022年、電動アシスト自転車のヨーロッパ市場が過去最高の550万台を販売し、年間成長率は8.6%に達し、昨年ヨーロッパで販売された自転車の4台に1台は電動アシスト自転車でした。 1885年に誕生したプジョーサイクルは、現在はCycleurope Industriesの独占ライセンシーとして市場で主要なプレイヤーとなっています。Cycleurope Industriesは、既存のラインナップ全体、つまり、ジュニア、トレッキング、シティ、マウンテンバイクのセグメントをカバーする電動アシスト自転車を設計、製造、販売しています。 2023年末から2024年初頭にかけて、PEUGEOT Cyclesは最高の接続技術を搭載した革新的と謳うEバイクをいくつか導入し、電動アシスト自転車のラインナップを拡充するとのことです。これは、新たに専用のスマートフォンアプリケーションを通じてユーザーに、アシストや盗難防止システム、アラーム、自転車の位置情報、リアルタイムのナビゲーション、目的地での天気予報、ルート情報などの機能を提供します。 投入モデルは、シティバイク(Digital e-Bike)、リアエンドが延長されており、2人の子供や荷物を快適に載せられるロングテールカーゴバイク(Digital e-Longtail)、フロントホイールベースが延長され、最大3人の子供や重荷を運べるボックスを搭載できるカーゴバイク(Digital e-Front Load)を展開します。 これら3つの新しいEバイクは、スタートアップのBeweelによって設計および製造されます。また、全製品はCycleurope Industriesの主要ディーラーネットワークを通じて提供されます。日本での発売は不明です。 関連リンク Peugeot Cycles Cycleurope

電動キックボードは坂道を上れない!? 急坂が上れない理由を考える

特定小型原付の登場により、様々な所で注目されている電動キックボード。ここ最近SNS上で注目されているのは上り坂を上ることができない車種がある事だろう。電動キックボードは坂道に弱いという噂が出ているが、なぜ、このようなことが起こったのだろうか。 二本松市の電動キックボード貸出事業。全くの企画倒れ。トルク不足でスタート地点の霞ヶ城の三ノ丸から本丸天守台までの坂を登れません。また本町商店街へ至る竹田坂や久保丁坂と言った切り通し坂も途中で停まってしまいました。市はロードテストも行わず全く無駄な事をしましたね。 pic.twitter.com/uztFlQ5m2d — 佐藤 守 (@mamoru800813) July 2, 2023 一定の法律を守れば免許無しで運転できる特定小型原動機付き自転車の出力は法律で規定されており、最大定格出力が600Wと定められている。ただし、定格出力というのは安定して出力し続けることができるという値で、実際には瞬間的には定格出力以上の出力を出しても問題ない。例えば、原付ミニカーの「コムス」は、定格出力600Wだが最大出力は4000Wとなっており、実際には定格出力以上の出力を出すことができる。 https://youtu.be/XKIlF8VKuhM しかし、電動キックボードのモーターは、最大出力も期待できないだろう。それはインホイールモーターの特性が絡んでいる。 モーターは基本的に大きければ大きいほど、モーターの出力やトルクが大きくすることができる。これは、モーター内部に歯車を複数搭載することで高パワーや高トルクを実現することができるため。しかし、インホイールモーターの場合は、モーターサイズの制約が大きいため高パワーや高トルクを出すことができない。 インホイールモーターを搭載した市販電動モビリティは、舗装路や街乗り向け電動アシスト自転車や、低価格の街乗り向け電動スクーターといった高出力や高トルクを必要としない用途の車種に搭載されている。 電動アシスト自転車やEバイクは、小型のインホイールモーターを搭載している。これは「Eバイク事始め」でも書いたが、電動アシスト自転車やEバイクのモーターというのはあくまでも補助で、人間の脚力とモーターパワーを合わせて走行するため、出力やトルクが少ない小型モーターでも問題ない。さらに多くの電動アシスト自転車やEバイクは変速機を搭載しているため、坂道など大出力や大トルクを発揮する場面では、軽いギアに入れることで失速することもなく走行することができる。 一方で、電動キックボードの場合は、電動アシスト自転車やEバイクよりも更に小型のインホイールモーターを搭載し、基本的に人力による補助なしの自走で移動する。また、殆どの電動キックボードは、ギアが搭載されていないため、坂道でも平地と同じギア比で走行することとなる。 電動キックボードは新しいモビリティとして注目されているが、現時点では車体の使用方法や特性などに限界があるため、坂道が多い場所で快適に使うことは厳しいだろう。 文:松本健多朗