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東京都でロードバイクやクロスバイク、E-Bikeに乗れるレンタサイクル一覧

観光地で自転車を借りて観光を行うのは昔から存在したが、それらのレンタサイクルの殆どは、安いママチャリなど短距離用の自転車が殆どだった。 しかし近年のレンタサイクルは、軽い走りを体験できクロスバイクやロードバイクなどのスポーツサイクルをレンタル出来る所も増えている。写真のSCOTT CR1 Limitedもレンタサイクルだ(サイクルハーバー青梅)。 今回は東京都でロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクルがレンタル可能な店をまとめてみた。レンタサイクルは日時や時間、注意事項は季節などにより違うため、実際にレンタルを行う場合は公式サイトで確認してほしい。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/23019 https://www.cyclorider.com/archives/26434 https://www.cyclorider.com/archives/31406 「CycleTrip」掲載店舗一覧 CycleTripはZuttoRide Sharing株式会社が運営しているスポーツ自転車のシェアリング・レンタルサービス。Webサイト内やスマートフォンアプリを使用することで、乗ってみたい自転車を簡単に選ぶことができる。また、万が一のトラブルで自転車が壊れた時にも対応するロードサービスや、自転車が盗まれた場合の盗難補償(何れも有料オプション)も用意されており、安心なのも特徴だ。ここでは「CycleTrip」に掲載している店舗を紹介する。 CycleTrip(宅配レンタサイクル):ロードバイク・グラベルロード・マウンテンバイク・E-Bike 東京23区内でスポーツサイクルの宅配レンタルを行っている。車種はE-Bike(BESV PSA1)、E-MTB(Benelli TAGETE)、マウンテンバイク(Commencal)、ロードバイク/グラベルロード(KOGA)。オプションでヘルメット(有料)がある。 https://www.cyclorider.com/archives/27210 https://www.cyclorider.com/archives/39106 https://www.cyclorider.com/archives/39663 公式サイトに移動する CycleTripでレンタルする 宅配可能エリア:上野・浅草・両国・東京駅周辺・銀座・日本橋・お茶の水・湯島・九段・後楽園 時間:8:00~19:00 車種:E-Bike(BESV PSA1)、E-MTB(Benelli TAGETE)、マウンテンバイク(Commencal)、ロードバイク/グラベルロード(KOGA) 料金: E-Bikeの場合:1日¥5,000。マウンテンバイクやロードバイクはこれよりも安い。 レンタルの方法や返却のルールはよくあるご質問を参照 B.R.CHEESE(宅配レンタサイクル):ロードバイク・クロスバイク 東京23区内でスポーツサイクルの宅配レンタルを行っている。車種はクロスバイク(GIANT Escape R3・Louis Garneau Chasse)で、オプションで輪行バッグを無料で使うことができる。 CycleTripでレンタルする 東京のレンタサイクルなら | クロスバイクのレンタル専門店【B.R.CHEESE】 場所:東京23区、埼玉県一部地域 時間:9時~21時(1時までに延長の連絡を頂ければ23時まで無料で延長可能) 車種:クロスバイク(GIANT Escape R3/Louis Garneau Chasse) 料金: クロスバイク:土日で1日1名¥4,000(平日3,200円) レンタルの方法や返却のルールはレンタルまでの流れ | レンタルクロスバイク専門店 東京レンタルサイクル B.R.CHEESEを参照 BICI AMORE外神田店:ロードバイク 秋葉原エリアで中古サイクルジャージ専門店として知られているBICI AMORE外神田店で行っているレンタサイクル。自転車はロードバイク(TREK 2.1/Colnago Mondo)のみ。気軽に楽しめる1時間から、1泊2日までレンタルが可能だ。 CycleTripでレンタルする   BICI AMORE外神田店:【レンタサイクル】どこより安い!ロードバイクレンタル始めちゃうぞ!!! 場所: 東京都千代田区外神田5丁目6−2 営業時間:AM11:00~PM20:00 ...

ファットタイヤのロードバイクという新発想のロードプラスバイク Surly Midnight Special

非競技用のスポーツサイクルやフレーム、自転車部品を長年製造しているSURLY。2018年2月に新車種として登場したMidnight Specialは、650B×47Cという太いタイヤを装着したロードプラスバイクとして、自転車ファンから注目を集めた。 出典:http://ride2rock.jp/products/103086/ Surly Midnight Specialで一番面白いのは、Midnight Specialは、嘗て存在したSURLYのロードバイク「Pacer」の後継モデルということだろう。 Surly Pacer. #surlybikes #surlypacer #bluelug_kamiuma #builtbybluelug BLUE LUG Kamiuma Bike Shopさん(@bluelug_kamiuma)がシェアした投稿 - 7月 16, 2016 at 6:01午後 PDT Surly Pacerは、近年のロードバイクではあまり見ない泥除け、小型の前荷台を装着できる非競技用ロードバイクとして知られていた。装着できるタイヤ幅は32ミリまでと、競技用ロードバイクよりも幅が広いタイヤを装着することができた。 Pacerの後継車であるMidnight Specialは、650Bホイール、700Cホイールの両方のホイールの装着が可能。650Bの場合は60mm、700Cの場合は42mm幅のタイヤが装着出来るとのことだ。 一般的にロードバイクと言えば、成人男性の親指よりも細いタイヤを装着しているのが普通だ。しかし、クロスバイク並、もしくはそれよりも太いタイヤが装着できるMidnight Specialをロードバイク「Pacer」の後継車とは思えないのが普通の考えだが、Surlyはこのように考えているらしい。 「荒れた舗装の上をまるでピザカッターのように細いタイヤを履いたバイクに乗って走るなんていやだよね。ロードバイクだってタイヤをちょっと太くすれば、ダメージを受けた舗装路だって気持ちよく走れるようになるし、トラクションが増して登り坂も楽になる。だからロードプラスっていう選択をしたんだ。もちろん、十分なタイヤクリアランスを確保しておけば、細いタイヤに交換するのは自由。でも逆はできないからね。ロードバイクであっても、日がな一日、楽しく乗りたいじゃん。それがSURLYらしさなのかもね」 SURLY MIDNIGHT SPECIALという選択 | BLOG | モトクロスインターナショナルから引用 流行のグラベルロードでは無く、あえてロードプラスバイクと名乗るSurly Midnight Specialは、完成車(税込み¥278,640)とフレーム・フォークセット(税込み¥118,800)で発売中だ。 MIDNIGHT SPECIAL | PRODUCTS | モトクロスインターナショナル MIDNIGHT...

パナレーサー・グラベルキングにロードプラス規格のタイヤがラインナップされた

通常のロードバイクよりも小さい650Bという車輪径を採用し、マウンテンバイクに近いほど太いタイヤを履くことで、舗装路の走行性能をできるだけ犠牲にせず乗り心地や砂利道の走破性を上げたロードプラスタイヤ。最近では大手ブランドのグラベルロードでも標準でロードプラス規格を採用したモデルや、車輪を交換することでロードプラス規格に対応可能なモデルも存在する。 https://www.cyclorider.com/archives/19694 ロードプラスタイヤで問題になるのが、タイヤの種類が少ないのと価格だろう。ロードプラス規格を提唱したWTB社が販売しているロードプラスタイヤ「Horizon」は、日本で購入する場合、1本7,000円以上する高価なタイヤだ。 高価なタイヤが殆どのロードプラス規格のタイヤだが、パナレーサーのツーリングタイヤ「グラベルキング」にロードプラス仕様のグラベルキングがラインナップされたようだ。種類は通常のスリックタイヤタイプのグラベルキングと、セミノブパターンを採用したグラベルキングSKの2種類がラインナップされている。スリックタイプのグラベルキングでは、タイヤ幅は1.5インチ、1.75インチ、1.9インチの3種類があり、グラベルキングSKは1.9インチとなっている。 注目すべき部分は価格。グラベルキング・グラベルキングSKとも定価5000円台と、ロードプラス用タイヤにしては低価格で購入することができる。通勤や通学などの日常用で使うにはためらう価格だが、一般的な趣味で使うには限界の価格で買うことができる貴重なロードプラス用タイヤだろう。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/36936 https://www.cyclorider.com/archives/35481

JAMIS RENEGADEカーボンモデルにはドロッパーポストの装着を想定している

流行のグラベルロードの面白い所の1つに、メーカーによって車体設計の考えが異なる所だろう。これはグラベルロードがレース用自転車ではないため、ブランドによって想定している使い方が違うのもあるだろう。 今回注目したいグラベルロードはJamis Renagadeのカーボンフレームモデル。Jamisのグラベルロード「Renegade」シリーズは、グラベルロードの中でも泥除けや荷台の装着ができ、汎用性が高いモデルとなっている。Renegadeはアドベンチャーロードを売りにしているため、カーボンフレームモデルでも泥除けや荷台の装着が可能だ。 出典:http://www.jamis-japan.com/renegade-expert.html そんなRenegadeのカーボンフレームモデルだが、ブレーキワイヤーを内蔵するための穴以外にフレームに穴が開いているのが見えるだろう。これはドロッパーポストを搭載する時、ホースを内蔵するための穴とのことだ。実際に海外版のJamis公式サイトには、ドロッパーポストが装着できるのを売りにしている記述を見ることができる。 DROPPER POST READY Just in case you want to continue to push the boundaries, we added cable routing capability for a 27.2mm dropper post. Carbon-made Elite and Expert models have routing for an internal post while the Exploit is...

マルキンやNESTO、Khodaa Bloomで有名なホダカはGIANTから独立したようだ

軽快車で有名なマルキンや、スポーツサイクルブランドで知られているコーダブルームブランドの運営を行っている自転車会社のホダカは、コストパフォーマンスが高いスポーツサイクルブランドのNESTOに力を入れている。ワイズロード東大和でNESTOのロードバイクを試乗した後、シクロライダーの身分を明かした上で色々話をした。NESTOを所有しているホダカは、スポーツサイクルブランドのKhodaa-Bloomも持っていて、似たような自転車を販売している。NESTOとKhodaa-Bloomは別部門で競い合っているとのことだ。自分はこのことについて「身内同士で戦っていて、さらに親会社のGIANTとも戦い…。」と話していたら。セールスマンはこう言った。 「いや、ウチ(ホダカ)はGIANTから独立しました。」 ホダカの歴史では、1998年にジャイアントの傘下に入ったが、GIANTから独立したというのは書いていないため、今でもGIANTの傘下に入っていると思っていた。詳しく聞くと2年前にGIANTから独立したらしい。ただ製造工場はGIANT製が多いとのことだ。 HODAKA(ホダカ株式会社) 自転車・用品・企業情報サイト » 歴史・沿革 GIANTから独立するにあたって、GIANTが持っているホダカの株を買い取る必要があり、銀行に借金をして株を買い取ったとのこと。恐らく相当苦労したと思うが上層部は独立して良かったとNESTOのセールスの人が話していた。 GIANTから独立して良かったのは、親会社の意向を気にせず自由に企画を行うことができるとのことだ。NESTOは安田大サーカスで知られている団長がトライアスロンレースの世界選手権出場を目指しているが、もし独立していなかったら安田大サーカスの団長にロードバイクを供給する場合も親会社に伺わないといけなかったと語っていた。 NESTOが応援する “あの人” 来たる!|NESTO - ネスト 会社概要では今でもGIANTの傘下に入ったと書いてあるため、今でも本当だったのか?と頭のなかで疑問に思っているが、GIANTから独立した影響を示唆した話もされ、この話は書いていいですよね?と、3回ほど言って了承を得ているので公開しました。 台湾にある台湾穂高は日本のホダカとは無関係 今まで台湾にある台湾穂高は、日本のホダカと同じ会社だと思っていたが、NESTOのセールスマンいわく、台湾穂高とホダカはまったく関係ないとのこと。日本のホダカと偶々名前が重なっているだけで、台湾の日本統治時代の影響を受けていると話していた。因みに台湾穂高のホームページには1966年に創業され、日本のホダカは1972年に創業している。 :::Welcome::: HODAKA - Company_Profile(台湾穂高) NESTOブランドのグラベルロードも開発中とのこと 現在流行しているグラベルロードだが、NESTOブランドのグラベルロードは開発中とのこと。700×32~35Cのタイヤを装着し40Cぐらいのタイヤにも対応できるモデルを開発していると話していた。

エントリーロードバイクにカーボンコラム採用車が登場して新たなリスクが増えると思う理由

自転車のフロントフォークでは多くの所でフォーク部分が注目されていて、自転車選びではフロントフォークの材質に注目している所が多いが、フレームに隠れているステアリングコラム部分も注目したほうがいいだろう。 フロントフォークのステアリングコラムは、一般的にスチール・アルミ・カーボンの3種類がある。低価格の自転車のステアリングコラムは安価で重いスチール製を採用していることが多い。ステアリングコラムがスチール製だと、自転車の”頭”が重い感覚があり輪行などで持ち上げた時も重く感じる。また、野ざらし駐輪などで荒っぽい使い方をするとすぐに錆びる問題がある。アルミ製は比較的錆びにくくて軽い特徴があり、カーボンフォークでもステアリングコラムがアルミ製の物が多い。 ロードバイクのフロントフォークでカーボンコラムは軽量で高価なロードバイクに採用されているが、2018年モデルのロードバイクからはカーボンコラムを採用したエントリーロードバイクが登場するようだ。少なくともスペック上でフルカーボンフォークを採用しているエントリーロードバイクはSpecializedのAllez Sport(108,000円)、TREKのDomane ALシリーズ(最安モデルのDomane AL2で79,000円)と、有名ブランドのロードバイクがフルカーボンフォークを採用している。 https://www.specialized.com/ja/ja/men/bikes/road/allezsport/128865 https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/domane/domane-al/domane-al-2/p/1400000-2018/?colorCode=black ここで問題になるのがフルカーボンフォークにより、カーボン素材によるリスクが高まるということ。カーボン素材を採用した自転車の説明書を見ると、カーボン素材のリスクを長々と書いてあり、自転車のメンテナンスについて解説しているサイトでもカーボン素材は、他の素材と比較してリスクが多い素材だと解説している所が殆どだ。 http://www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/89 カーボンコラムを採用したフルカーボンフォークの自転車は、物に寄ってはポジション調整で重要になるステムの装着位置も指定される。ビアンキの一部カーボンコラム採用車は、指定の装着をしないといけないようだ。 https://ameblo.jp/kyoto-suita-charitsu/entry-12238691731.html エントリーロードバイクにカーボンコラムが採用されているのは、エントリースポーツサイクルにグラベルロード等、多目的なスポーツサイクルが登場し、エントリーロードバイクはレーサーレプリカ化に突き進めることができるようになったのでは?と思う。低価格でロードレーサーレプリカが欲しい人には朗報だが、通勤・通学・街乗り・ツーリングといった公道で多目的に使う人には問題になる可能性がある。取り扱いがシビアなカーボンコラム採用車で想定外の力がかかりやすい公道で長期間使用した場合、どの位持つのかということだろう。自転車ブランドが製造物責任問題のためにカーボン素材に対するリスクを長々と書いているのを見ると、カーボン素材は乱暴に使える物とは思えないからだ。 自分がもしカーボンコラムを採用したロードバイクを買ったら、休日の遠乗りに限定して細心の注意を払って使い、ステムの取り付けも説明書を全部読んで非常に慎重に取り付けを行うだろう。また、カーボンコラムを採用したロードバイクを安易に通勤や通学・街乗り・ツーリングに使えると安易に言っている所があったら疑ってかかるだろう。

650Bホイールやフロントシングルスピード仕様になったクロスバイク Kona Dr DEW

マウンテンバイクの世界では、650Bホイールやフロントシングルスピードが流行っている傾向にある。Konaのクロスバイク「Dr Dew」は650Bホイールの搭載やフロントシングルスピード仕様の珍しいクロスバイクで日本にやってくるようだ。 https://www.sports-eirin-marutamachi.com/blog/100192.html   出典:KONA BIKES | ROAD | DEW | Dr Dew ギアはフロントは38t X-Sync。リアは SRAM PG1130 11-42t 11速。公道なら前38Tでも不満はなく、リアスプロケットが42Tと非常に大きいため峠越えも行えるだろう。Dr DEWの一番軽いギアのギア比は0.9だが、これは一般的なフロント3段変速、リア8段変速のクロスバイクのギア比(前48-38-28T、後ろ11-30T)のギア比(0.93)よりも軽いぐらいだ。 フロントシングルのスポーツサイクルの良さは、直感的にギアの切り替えを行うことができること。前3段、後ろ8段のスポーツサイクルの場合、前が2段(38T)に入っていて、後が7段(13T)付近にギアが入っている時(ギア比2.92)、ギアを重くしようとして前を重い3段目(48T)に入れると、ギア比が重くなりすぎてしまう。(48T-13Tの場合ギア比が3.69と一気に重くなる)フロントシングルなら恐らくこのようなことは起きないだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/17003 タイヤはWTB Horizon Comp 650x47c。650Bサイズの太めのスリックタイヤで、700×28cのロードホイールと同じ直径になるのが特徴。グラベルロードブームでよく見るタイヤだ。クロスバイクで装着してるのは非常に珍しい。 https://bluelug.com/blog/hatagaya/wtb-650bx47c/ 面白いのはクロスバイクでは珍しくフルフェンダーが標準装備されていること。フェンダーは車種やタイヤサイズによって選ぶのが難しいため、Dr DEWのように標準装備されているのは有難いだろう。欠点はタイヤ。650Bはマイナーな規格のためホームセンターなどで容易に見つけることができず、装着タイヤのWTB Horizonの価格が税抜き7,800円と高価なことだろう。 WTB Horizon Road plus タイヤ 650b×47c posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる

SURLYのCross-check、Long Haul Trucker、 Pacerの違いを解説

SURLYのCross Check、Long Haul Trucker、Pacerはドロップハンドルのツーリング自転車だが、ジャンルが違う自転車として知られている。 しかしスポーツ自転車に興味がない普通の人が見る限りでは、Cross check 、Pacer、Long Haul Truckerは同じ自転車に見えると思う。 今回はSURLYのCross Check、Long Haul Trucker、Pacerの違いについて解説してみた。 SURLY公式によるCross Check、Long Haul Trucker、Pacerの違い SURLY公式サイトでは、Cros Check、Pacer、Long Haul Truckerは、このような解説が書いてある。 Cross-check、Long Haul Trucker、 Pacerのどれを買うのが良いんだ? 次のように考えてみよう:Pacerは、クラブライダー、バックパック・コミューター、砂利道レーサー向け。Pacerは他のバイクと比べてラックとか、バッグなどを取り付けるための直付け小物があんまりないし、ジオメトリーが重い荷物運搬ツーリング向けに設計されてない。従って、軽荷物を運搬して長距離を走る場合は操作しやすいけど、より重い荷物はハンドリングの妨げとなり、かかとが後側のかごに当たる可能性が高くなる。 Cross Checkは軽量用荷物でツーリングする人、かご付きコミューター向きで、どの設定にも順応性が高い商品。ツーリングと「ロード」のジオメトリーの中間だな。 Long Haul Truckerはクロスカントリーツーリング。台所の流し台を運搬できるほど、重い荷物を運搬するコミューターに向いている。何から何までいろいろなものが付いている。低いBB や長いステイはラックやバッグに最適である一方、プロ向けのオフロードには不向き。 もちろん、共通する機能は盛り沢山。例えば、どれも優れたコミューター用自転車であること。違いは、それぞれの自転車に得意分野があるだけのことかな。 http://ja.surlybikes.com/info_hole 一般的にPacerはロードバイク寄りで舗装路重視、Cross Checkはシクロクロスやグラベルロードのように砂利道もややスポーティに走れるオールマイティなスポーツモデル。Long Haul Truckerは、長距離ツーリング用の扱いとなっている。 SURLYは各自転車フレームに取扱説明書があり、ASTM規格も書いてある。 https://www.cyclorider.com/archives/18274 説明書ではPacerとCross Chrckは舗装路から公道でよくある砂利道を走ることができるコンディション2となっている。 ロードバイクのPacerでも、砂利道ぐらいは走れるようになっているのは、競技用ロードバイクとは違い、荷物も積める公道用ロードバイクというのもあるだろう。 Long Haul Truckerは荒れた未舗装路を走る、小さな障害物を乗り超えるなど、マウンテンバイク的な使い方ができるコンディション3となっている。Long Haul  TrukerはPacerやCrosscheckよりもハードに使う事を想定しているみたいだ

セミファットバイクは街乗りに向いているか

ロードバイクからマウンテンバイクまでタイヤの幅が段々と太くなっている。ロードバイクの世界では従来よりも少し太い25ミリや28ミリタイヤが注目されたり、タイヤが太くダートも走れるグラベルロードが登場している。 マウンテンバイクの世界ではファットバイクが登場し、マウンテンバイクとファットバイクの中間のタイヤ幅を採用したセミファットタイヤも出ている。 セミファットバイクも安価なモデルが出ていて人によっては、街乗りからダードまで幅広い使い方を使用と思う人もいると思う。 自分が試乗した限りでは、セミファットバイクは、オフロードではグリップ力が高く。安心感が高かった。それなら舗装路ならどうなのか。 JAMISの試乗会で、セミファットバイクのDRAGON SLAYERに乗ったことがある。舗装路では走りは重かった。個人的には舗装路で太いタイヤを履きたいのなら2インチぐらいが限界なのではないかと思った。 個人的にはセミファットバイクは街乗りには向かないと思う。従来のマウンテンバイクよりも太いタイヤ幅は、オンロード走行よりも、オフロード走行をするのが向いている。 また、セミファットバイクのタイヤはラインナップが少なく高価だ。よっぽどのことがない限り、マウンテンバイクで街乗りしたいのなら従来のマウンテンバイクのほうが良いだろう。

SURLY DISC TRACKER 26インチフレームモデルに27.5インチホイールを搭載したインチアップカスタムを紹介

クロスバイクの不満な所は、Vブレーキのためブレーキレバーの選択肢が少ないため、フラットハンドルしか選べない、マウンテンバイク用ハブを装着した700Cホイールのラインナップが少ない、スポーツモデルはタイヤを太くできないので汎用性があまりない。 そして今はグラベルロード等のディスクブレーキのスポーツ自転車が普及しており、クロスバイクよりも汎用性が高いオンロードスポーツ自転車が登場している。 ドロップハンドル用ディスクブレーキのおかげで、ブレーキレバーやシフトレバーの選択肢は広くなり、ディスクブレーキの普及はホイールサイズの選択肢が自由になった。 今回注目するのはSurlyのLong Haul Trackerの26インチモデルの27.5インチ化。泥除けや荷台が容易に装着できるDISC TRACKERは、フレームのクリアランスが大きいためホイールの大径化ができるようだ。 http://circles-jp.com/bikes/20395/ 荷台や泥除けを装着するのを前提としたフレーム設計となっているため、27.5インチにサイズアップしてもホイールは付くようだ。装着しているタイヤはPanaracer Pacenti Neo-Moto 27.5×2.1というマウンテンバイク用ブロックタイヤとのこと。 http://saddleupbike.blogspot.jp/2012/11/650b-lht.html こちらのロングボールトラッカーは、カンチブレーキのままで650B化をおこなっている。 http://www.grumpy.jp/?p=19532 Disc TrackerにWTB Horizon Road Plus 650B(650×47)を装着している。ブログを見ると26インチ、650B、700cの3種類ホイールを用意して、走る場面に合わせてホイールを変えているようだ。

700Cロードバイクを650Bホイールを装着しツーリングバイク化する方法(TREK PILOT・SURLY PACER編)

近年流行している車輪サイズといえば650Bがある。今ではマウンテンバイクでは安価なエントリーモデルまで650Bを採用し、最近では一部のグラベルロードやクロスバイクにも採用する動きがある。 グラベルロードなどで650Bを採用するモデルもあるが、オンロード用650Bモデルは非常に少ない。また高価な自転車を購入したくなく、手持ちの自転車で手っ取り早く650Bホイールを体験したい人もいるだろう。 今回紹介するのは、700Cロードバイクに650Bホイールを搭載するという方法。最近流行の650Bホイールを搭載するのを前提としたグラベルロードではなく、従来型のツーリングロードバイクに650Bホイールを装着する方法だ。 TREK PILOT・SURLY PACERに650Bホイールを装着するにはどうすればいいか http://www.bikeman.com/bikeman-blogs/650blog/1773-2007-trek-pilot-21-650b-conversion 写真の自転車はTREK PILOT。写真では650Bホイールに38ミリタイヤ、泥除けを装着しているが、元は700Cのロードバイクだ。 http://www.bikeman.com/bikeman-blogs/650blog/1897-surly-pacer-650b SURLY PACERの650B仕様も発見した。フロントフォークはSURLY PACER純正ではなくボントレガー製のようだ。 TREK PILOT、SURLY PACERの650B仕様は、TEKTRO R-556キャリパーブレーキに交換されている。TEKTRO R-556はアーム長が55mm~73mmと、通常のロードバイクに採用されているキャリパーブレーキ(ショートアーチ、ロングアーチ)よりもアーム長が長い。650B化により700Cよりも車輪のサイズが小さくなったため、ブレーキの位置を下げるために装着したのだと思う。 車体はロードバイク用だがTREK PILOT・SURLY PACERはロングアーチキャリパーブレーキを装着したツーリングモデルとなっている。競技用ロードバイクよりも隙間が大きい形状のため、ショートアーチブレーキを装着した競技用ロードバイクでは650Bホイールを装着するのは難しいのではないかと思う。ただ、SCOTT SPEEDSTER S50に650Bホイールを装着した人もいるらしい http://www.balance-bicycle.com/gallery/scott-speedset-s50-650b-conversion 一番下のリンクは、ロードバイクの650B化が気になる人に650Bコンバージョン化ガイドが書いてあるWebページだ。英語で書いてあるが翻訳ソフトを使えば分かるレベルで書いてあるだろう。 http://www.bikeman.com/bikeman-blogs/650blog/1771-650b-conversion-guidlines

モンスタークロスタイプのツーリングバイク KONA SUTRA LTDを解説

KONAのツーリングバイク「SUTRA」には、古典的なSUTRAと、SUTRAよりも太いタイヤを履いたSUTRA LTDの2種類が存在する。SUTRA LTDは、マウンテンバイク並に太いタイヤを履いたモンスタークロスと言われるモデルだ。 SUTRA LTDのクロモリフレームで注目する所は、ディレイラー取付部が分離式ということ。通常のクロモリフレームではディレイラー取付部は曲げても戻せるため一体型なのが一般的だが、何回も曲げた場合は修復は困難になる。オフロード走行をするため曲げる機会が多いマウンテンバイクでは、高価格帯のモデルでは採用されている事が多い。スチールフレーム系統で、ディレイラーハンガーが別体式なのは比較的少数派だ。 ブレーキはSRAM RIVAL1 HRD油圧ディスク。前に機械式ディスクブレーキと比較したエントリを書いたが、機械式よりも制動力が高く油圧なので軽い力で引くことができる。 https://www.cyclorider.com/archives/17000 ギア比は前はシングルでRaceFace Aeffect 36T。リヤはSRAMの10-42Tとなっていて、自動車のマニュアル車のようにシンプルに変則することができる。 https://www.cyclorider.com/archives/17003 タイヤはWTB Riddler 700×45c。従来のシクロクロスよりもタイヤが太く、29インチマウンテンバイク並の太いタイヤを装備している。700×35Cクラスの通常のシクロクロス・グラベルロードよりも太いタイヤは鷹揚としたハンドリングの感覚だったが草地の 29インチマウンテンバイクと同程度の車輪を搭載したSUTRA LTDは、パット見だと29インチマウンテンバイクのドロップハンドル版に見えるが、29インチマウンテンバイクとの違いは多くある。SUTRA LTDは乗車姿勢はロードバイクに近く、シートアングルが立っているため回すペダリングがしやすい。ホイールベースはマウンテンバイクよりも短くヘッドアングルも立っているため、マウンテンバイクのような安定感よりもロードバイク風の軽快感のほうが高い。最近のマウンテンバイクはサスペンションフォークや幅広のフラットハンドル、山道を走るのに特化したモデルが殆どのため、山道と舗装路をソコソコ走れるSUTRA LTDのようなモンスタークロスは欲しいユーザーはそれなりにいると思う。山の中をスピードを出して走るのならマウンテンバイクがベストだと思うが、自走重視で荒れた道を走るのならSUTRA LTDのほうが良いのではないかと思う。 【★ ポイント5倍 ★】【入荷】コナ 2017 スートラLTD 700C ツーリングバイク ロードバイク【ディスクブレーキ仕様】KONA SUTRA-LTD TOURING ROAD BIKE スポーツ自転車【送料無料】posted with カエレバ楽天市場で調べるAmazonで調べるYahooショッピングで調べる

ロードバイクの走りにMTBの安定性を持った至高の公道用ロードバイク Cannondale SLATE

ワイズロード東大和に行った時、CannondaleとKhodaa-Bloomの試乗会が行われていた。Khodaa-Bloomのクロスバイクはワイズロードで前回試乗したことがあるので、Cannondaleのクロスバイク「Quick4」に試乗した後、感想などを話していたら、Cannondale SLATEが置いてあるのに気付いた。前から興味があったSLATEだが試乗できるらしいため(ワイズロード東大和のサイトには書いてなかった)SLATEに試乗してみた。 至高の公道用ロードバイク Cannondale SLATE Cannondale SLATEは、見ただけではマウンテンバイクにドロップハンドルを装着したのか、ロードバイクに太いタイヤを装着したのかよく分からない自転車だが、自分が試乗した限りでは、ロードバイクに太いタイヤを装着した自転車だと感じた。 SLATEは今までの自転車にはない不思議なロードバイクとなっている。SLATE APEX1を除くフロントフォークは、キャノンデール独自のレフティを採用しており、サスペンションは僅か30ミリしか動かない。形はごついレフティフォークは、アウターレッグにカーボン素材を採用しているため見た目とは裏腹に軽量で、サスペンションフォークがあるとは感じさせない。 一番安価なSLATE APEX1はアルミ製リジッドフォークが装着されている。サスペンションフォークが装着されないのは恐らく価格。SLATE用サスペンションフォークは、フロントフォークだけで15万円以上するらしい。リジッドフォーク仕様のAPEX1を買った後にサスペンションフォークを新たに装着するのは考えないほうがいいようだ。 公道でのポテンシャルは競技用ロードバイクよりも遥かに高い。公道では舗装路の荒れたデコボコがあるが、タイヤが細いロードバイクやクロスバイクだと、大きい振動や跳ねてる感覚を体に伝えながら通過するが、SLATEの場合、タイヤ幅が42ミリと太く、荒れた舗装路のでこぼこをいなして快適に通過することができる。 これがスリックタイヤのマウンテンバイクなら普通だが、SLATEは42ミリと太いタイヤを装着しているのに走りはロードバイクみたいに走れるのが凄い。ユーザーインプレッションでは、ロードバイクと比べると少しもっさりしていると意見があるが、個人的な意見としてはロードバイクの範疇に入ると思う。恐らくEscape RXよりは速く走れるだろう。 車輪径は650Bを採用しているが、42ミリという太いタイヤを採用しているので、実質的な車輪径はロードバイクとほぼ同じ直径(700×23C)になっているとのこと。じっさいに走らせた感覚もロードバイクと変わらないハンドリングだった。これがKONA SUTRA LTDのように29インチマウンテンバイクサイズになると、鷹揚な感覚でロードバイクみたいに素早いハンドリングは望めないと思う。 Cannondale SLATEを一言で表すと「至高の公道用ロードバイク」だろう。日本の普通の道に殆ど存在する舗装路全般、砂利道を快適に走ることができる自転車だと感じた。 自分の自転車考を一気に変えたCannondale SLATE SLATEは自分の自転車の考えを一気に変えた1台だ。通常の自転車の考えは舗装路でスピードを出すのなら、タイヤを細くして振動や荒れた道は我慢しないといけなく、太いタイヤを履いたら、スピードを出して走るのを我慢しないといけない考えが一般的だ。 ところがSLATEは、太いタイヤを履いているのにロードバイクみたいにスピードを出せて、荒れた路面も気にしないで走れてしまう。公道サイクリングレベルでも舗装路の高速走行と荒れた路面の安定性を両立はできないと考えていたので、SLATEの試乗は今まで自分の自転車考を一気に変えるほどの衝撃を受けた。(因みにJAMIS RENEGADE EXILE、KONA ROVE ST、KONA SUTRA LTD等のグラベルロードに試乗した時はそのような感覚はなく、自分の想像通りの自転車だと思った)SLATEは公道用ロードバイクの基準点になる自転車だろう。  

シクロクロス等のフロントシングル車は公道仕様では使えるか考える

最近のシクロクロスやマウンテンバイクで流行な物の1つに、フロントシングルというのがある。シクロクロス等のレースではフロントディレイラーを使用しなくても良いシーンが多く、前変速を行うことでチェーンが外れる問題を解決、軽量化を行うためフロントシングルが一般的になっているとのこと。 レース目的でのフロントシングル化は納得できるが、公道での使用ではフロントシングルは使えるのか。海浜幕張公園でのオフロードフェスティバルでフロントシングルのツーリングバイク「KONA ROVE ST」に試乗することができたので、フロントシングル車について考えてみた。 直感的に変速することができるフロントシングル車 フロントシングル車に乗って一番おもしろいと思ったのは直感的に変速を行うことができること。 通常の前多段変速の自転車では、場合によって直感的に変速を行わない場合がある。前ギアが「2」の状態で、後ろのギアを下げていく内に後ろのギアを全部使ってしまう時がある。このような場合、前ギアを「1」に下げると、一気にスピードが落ちてしまう。 フロントシングルの場合、単純に後ろのギアを上げ下げするだけで良いため、前ギアの問題を考えずに走ることが出来る。前ギアの問題を気にしないで走るのは実際に体験しないとわからない。個人的にはギア比が合っていれば、公道でのフロントシングルは有りだと思う。 公道ではフロントシングルのギア比は合っているか   多くのフロントシングル車は大きなリアスプロケットが装備されている。KONA ROVE STの場合、前は40T、後ろは11-42Tとなっている。 一番重いギアにして毎分90回転漕げば、計算上では時速43km/h出すことができる。個人的に公道ではこのぐらいの重いギアがあればOKという考えなので、重いギアについては問題ない。 軽いギアは前40T、後ろが42Tの場合はギア比は1以下になる。かつてのトリプルクランクのロードバイクは小さいスプロケットを搭載していたため、前30T/後ろ25Tと、ギア比は1以下とならなかったため十分軽いが、トリプルクランクのクロスバイクやマウンテンバイクで走っている人にとっては余裕がなくて不安を感じる人もいると思う。 情報量の少なさと部品価格が高いという問題 フロントシングル化については情報量が少ないのと部品の価格が高い問題がある。例えばROVE STに採用されているスプロケット「SRAM PG1130」はスプロケットだけで12,000円する。 http://www.dirtfreak.co.jp/cycle/sram/mtb-cassettes/pg-1130/7365/ 変速関連の部品も高価なSRAM製の部品を使用しないといけないので価格が高くなる。また、ネット上の内容を見てみると、他の部品をミックスしてフロントシングル化する場合、考えて作らないと逆にチェーンが外れやすくなるという話もあるようだ。今のところ安価にフロントシングル化を行うのは難しいと考えたほうがいいようだ。 【2000円キャッシュバック】【12月上旬入荷予定】コナ 2017 ローブST 700C クロモリ製ロードバイク シクロクロス グラベルロード【ディスクブレーキ仕様】KONA ROVE-AL CrMO ROAD BIKE 自転車【送料無料】【02P05Nov16】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる

BD-1の乗り換えとして新たに折りたたみ自転車を注文

折りたたみ自転車のBD-1に乗って一番良いと思ったのは、行動範囲が自由になるということだ。徒歩だと歩くのは遅すぎる、自動車は駐車問題と疲れて無理して走ったら事故のリスクが高くなるし、自分が運転しないと走らない。徒歩や自動車とは違い、自転車の利点は歩きよりも速く移動でき、輪行などで休憩していても移動できることだ。移動中も駅弁などで旅を楽しむことができ、これがなければ自転車の魅力は多いに減るだろう。 通常のスポーツ自転車なら輪行できるだけでも多くの利点を得られるが、折りたたみ自転車は気軽に折りたたんで輪行できるため、雨が降ったら別の場所に気軽に行くことができる。ネットカフェなどの仮眠でも自転車を中に入れて盗難防止を行うのもできる。 折りたたみ自転車で旅をして、折りたたみ自転車の良さは堪能していたが、BD-1自体はあまり使っていなかった。18インチと車輪が小さくクイックで安定性が低いハンドリングは、走らせて気が休まる時がなく乗っていてイライラする事もあったからだ。   車種はTern Link N8。2017年モデルが登場するためか価格が比較的安くなったのが理由だ。スポークはSAPIM製を採用し、後輪スポークの組み方がクロスしているため、恐らくホイールもそれなりに強度もあると思ったのもある。 出典:橋輪 : tern Link N8 の2016年モデルが先行入荷!【橋輪Blog】 - livedoor Blog(ブログ) 出典:橋輪 : 2016 DAHON Horize 入荷です!【橋輪Blog】 - livedoor Blog(ブログ) Dahon Horizeの場合、反フリー方向のスポークの組み方がラジアル組というスポークがクロスしていない組み方となっている。同じ組み方をしたEscape RX4のホイールのスポークを折ったことがあるので、Dahon Horizeは対象外にした。 参考:Escape RX4のスポークが折れた – シクロライダー Tern Nodeを選ばなかった理由   Link N8を買う時、最後まで悩んだのが24インチの折りたたみ自転車のNode D16だ。サイクルモードでNode D16に乗った時、大径車輪に近い安定性の高さに感動し、最初はNode D16にしようと思った。 20インチと24インチの差を実感させられる Tern Node D16 – シクロライダー しかし、Node D16を注文する直前に、自分は折りたたみ自転車で何をしたいのかを考えた時、コンパクトに折りたためるのを重視したほうが良いと思い、Link N8に変更した。 もし、自分が所有している自転車がグラベルロードと買い物用自転車だけならNodeを買ってたが、Escape RX4、Escape RX3、Umezawa・ランドナーと似たような公道仕様が沢山あるため、Nodeを買うのに躊躇してしまった。 そして、もう1つ問題になったのがタイヤラインナップの無さ。Node等の24インチはタイヤラインナップが少ない一方で、20インチはタイヤが豊富で場面に合わせやすいのもあった。 新車で初めてマトモな20インチ折りたたみ自転車を買うが、実際の性能はどのくらいあるのか。走行性能はEscape...

ディスクブレーキになったツーリング用自転車 2017 RITEWAY SONOMA D

RITEWAYのSONOMAシリーズは、安価ながら旅をするためのツーリング用自転車としてのコンセプトを変えずに販売している。2017年のSONOMA Dは、ディスクブレーキを搭載したツーリング用自転車となった。 出典:SONOMA D | ライトウェイバイクブランドサイト フレーム・フロントフォークは軽量スチールと書いてある。泥除けや荷台を装着するためのダボ穴は多くあり、フレームにはWレバーを装着するための台座も装備されている。タイヤ幅が約40ミリと太いが、泥除けを装着できる空間は十分にあり、タイヤももっと太く出来そうな気がするほどだ。安定性を重視しているためか、リアチェーンステイを470ミリと通常のクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクよりも長くしている。リアチェーンステイを長くして直進安定性を高くする、リアサイドバッグとかかとが当たらないようにするようにしていると考えられる。このような車体設計はSURLYの長距離ツーリング用自転車「Long Haul Tracker」でも採用されている。車体重量13.7kgはこのような自転車としては重い。 (自転車インプレッションまとめ)Surly Long Haul Truckerはどういう自転車か? – シクロライダー ブレーキはTEKTRO Mira機械式ディスクブレーキ。ギアは前はSHIMANO FC-A073 (50x39x30T)。後ろはSHIMANO CS-HG20(12-28T) 7速のカセットスプロケットタイプとなっている。前ギアがロードバイク用のため重めだが前ギアが3枚あるトリプルクランクのため、きつい峠でもなんとか走れるだろう。後ろギア(スプロケット)は標準装備の28Tよりも軽い32Tが存在する。 外装7段変速用カセットスプロケット一覧 シマノ編 – シクロライダー タイヤはKENDA 700×40C。タイヤパターンは多少の砂利道でもグリップしそうな雰囲気を持っている。リムはALEX・Z1000というシングルウォールリム。多くの有名ブランドのスポーツ自転車はダブルウォールリムという2重構造タイプを採用しているのが一般的で、構造的に強度が低いシングルウォールリムはマイナスポイントだ。 ライトウェイ・ソノマDが合っている人・合っていない人 ライトウェイ・ソノマDが合っている人はスピードを出すよりも、荷物を積んで走ったり砂利道走行や、通勤通学などの段差やパンクに強いスポーツ自転車が欲しい人向け。ライトウェイプロダクツジャパンはRITEWAYだけでなく、GTを取り扱っていて、その中にはグラベルロードのGRADEシリーズもある。GRADEシリーズはSONOMA Dよりもタイヤが細く車体重量も軽いため、走り重視ならGRADEシリーズだろう。 お買い得になったグラベルロードバイク 2017 GT GRADE CLARIS/GRADE FB COMP – シクロライダー 【送料無料】【特典付】ロードレーサー 2017年モデル RITEWAY ライトウェイ SONOMA D ソノマD アドベンチャーグリーン posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す

マウンテンバイクに採用していたマスタッシュハンドル

いま試しているハンドルにマスタッシュハンドルがある。口髭の意味を持つマスタッシュハンドルは、普通に見ればロードバイク用のハンドルに見える。日東は二種類のマスタッシュハンドルをラインナップしていて、B307AAはハンドルの取り付け径が、フラットハンドル用の25.4mmを採用している。 形状的にはロードバイク用の26.0mmを採用するのが普通に感じるが、フラットハンドル用なのが不思議だと思っていたら、どうやらマウンテンバイクにマスタッシュハンドルを採用したものがあったとのこと。 http://www.sheldonbrown.com/bridgestone/から引用 ブリヂストンのマウンテンバイクに、マスタッシュハンドルが採用された時代があり、それもレーシング用のモデルに採用されたようだ。調べてみると理由は以下のような理由とのことだ。 日東が作ったマスタッシュバーというハンドルがあります。もともとはマウンテンバイクの24時間耐久レースのために開発されました。低速で原野をばんばん走るレースです。長くなるとポジションを可変しないといけない。ノーマルのマウンテンバイクのハンドルでは腰に来ます。いくら角をつけても可変度が少ない。そこで、腰に来る負荷を減らすために斬新なハンドルをつくりました。 当然、未舗装ですから、ドロップの前傾姿勢は不要。下りで80キロも出るはずはないですから。それよりも安定性。さらに乗車姿勢を可変できること。アイデアはアメリカの世界チャンピオンから出ました。それで何度も優勝したので、ブリジストンがハンドルも含めて完成車にして輸出。もう10年近く前(編集注 文公開時は2002年)にです。 http://www.freeml.com/travelcycling/262から引用。形状やロードバイク用のブレーキレバーを使用しないといけなかったりするのを見ると、砂利道も走れるグラベルロードバイクに合っているように感じるが、ブレーキ性能の向上や補助ブレーキレバーの登場で、砂利道ではどちらが有利か気になる所で、乗りながらどの位違うか考えている所だ。 日東 B307AA ハンドル シルバーアルマイト posted with カエレバ Amazon 楽天市場 Yahooショッピング ヤフオク!

公道仕様ロードバイクが広がるかはイメージの問題だろう

@27matuken 日本人ってミーハー気質だから公道仕様ロードバイクは中々受け入れにくいと思います。 こんなのロードバイクじゃないと。 — 旧プレスポ乗り@年越し糞リプ大会中 (@old_prespo) 2016, 1月 8 公道仕様ロードバイクは受け入れ難いという意見があるけど、これは最終的にはイメージの問題だと自分は思っている。自動車やオートバイの世界ではかつてはドン臭い自動車やダサイオートバイだと思われていた物が、カッコ良い自動車やオートバイとして思われる事例がある。今回はダサイ自動車やオートバイのジャンルがどのように変わっていったのかまとめてみた。 250ccバイクブーム 70年代前半の第1次バイクブームの高校生は、400ccまでの普通自動二輪免許という縛りが無かったため、750ccや650cc・500ccに乗れたため大型オートバイに乗り、場所によっては650ccや500ccは学校公認の高校生の通学用オートバイとして使用されていた所もあった。 80年代バイクブームより遥かに過激な1970年代の第1次バイクブームまとめ – シクロライダー ホンダのCB90というオートバイについて質問です。 - 当方20代... - Yahoo!知恵袋 (750が沢山走っていたのは東京や横浜、大阪等の大都会で日本の大半の田舎ではまず見なかった意見もある) 写真の高校生が乗っているオートバイは新車価格21~33万円クラスで排気量は350~500cc。大卒初任給は5~6万円台の時代で全部現役時代のオートバイだ。 大排気量車が簡単に乗れたため車検がない250ccは、500cc(ドリームCB500Four・SS500マッハ3)や650cc(W1スペシャル・XS650)、750cc(ドリームCB750Four)等のオートバイと比べたらパワーが無くナンバープレートに緑の縁取りが無くダサイオートバイとして見られ、金が無い高校生でも250ccを選ばず、250ccの上位版の350ccクラス(CB350・RX350・SS350マッハ2等)を選ぶのが多かった。 その後400cc以下の中免限定免許の登場により、大型オートバイが簡単に乗れない時代になる。そんな中70年代後半からは、400ccと250ccと同一だったオートバイが250cc専用設計(スズキ・RG250、カワサキ・Z250FT、ホンダ・VT250、ヤマハ・RZ250)となりパワー競争でハイパワーを手に入れて第2次バイクブームを引っ張るようになる。 ホンダ・VT - Wikipedia RVブーム(ミニバン・SUV等) ステーションワゴンやミニバンの元となる乗用ワンボックスカーは、RVブーム前はドン臭い車として見られていたが、80年代のアメリカのキャンピングカーブームでRVの名前が日本に入った。RVの名前は日本ではワンボックスカーやSUV等を意味する名前となり徐々にイメージを変えていき90年代にブームは本格化。実用性が高いミニバンは高級車から大衆車まであったセダン系統の車を衰退させ、SUVが高級車となり、乗用車を元にし本格的な悪路道は走れないがカッコ良い車として売るモデル(トヨタ・RAV4、ホンダ・CR-V等)も登場した。乗用車を元にしたSUVは、世界的に流行となり、この手のモデルは色々な会社から多く登場している。 レクリエーショナル・ビークル - Wikipedia History of RV in USA アメリカ キャンピングカーの歴史 ( その他乗り物 ) - ポルシェ旅行記 - Yahoo!ブログ 公道仕様ロードバイクは結局の所はイメージの問題 公道仕様ロードバイクが受け入れるのかはイメージの問題だろう。パワーがなくてダサイナンバープレートが付く250ccはカッコ良いオートバイとなり、RVブームはセダンやハードトップ、クーペと従来存在した車体ジャンル等を崩壊させた。SUVに関してはBMWがSUVとクーペと高級車のイメージを組み合わせたX6というよく分からないものまで存在する。 BMW・X6 - Wikipedia 公道仕様ロードバイクは広がる可能性があると思っている。自転車世界では従来のロードバイクよりも砂利道を走ることができるグラベルロードが登場し、大手の自転車ブランドから登場している。グラベルロードは従来のロードバイクよりも実用性があり公道も走りやすく、個人的にはグラベルロードが一番公道仕様ロードバイクらしいと思う。 今はロードバイクがブームとなっているが、ブームという夢から現実に戻る時、自動車だろうがオートバイだろうが自転車だろうが最後は実用性が高い物が生き残る。公道での実用性は低いロードバイクは、今のままでは現実に戻った時、実用性の低さで消えていく可能性が高い。それはオートバイのレーサーレプリカや自動車のスポーツカーが証明している。 競技仕様よりも難しい公道仕様の自転車の条件とは? – シクロライダー