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あさひからシニア向け電動アシスト自転車 「ENERSYS Life」登場 自然なアシストを売りにした電動アシスト自転車

あさひは9月15日、あさひ製電動アシスト自転車ブランド「ENERSYS(エナシス)」から、シニア向けモデル「ENERSYS Life(エナシスライフ)」を9月中旬より販売開始すると発表した。 あさひ製電動アシスト自転車「エナシスライフ」は、いつまでも健康に暮らしたいシニア世代のために、安全性と快適さを考えた電動アシスト自転車。シニア世代の自転車走行は低速で走るためハンドルがふらつきやすいことに着目し、発進時の滑らかな加速と低速時の安定感を考慮したアシストプログラムを独自設計している。 また、自転車に乗り降りする際の足を上げてまたぐ動作でバランスを崩すという声を受け、中央のフレームを地面と水平に配し、足の通るスペースを広く確保している。また、足先がフレームとぶつかりにくく、低い位置でサッと足を通せるため、転倒の危険性を低減した。 液晶スイッチパネル。「電池残量」「走行モード」「残り走行可能距離」が一目で分かる設計で、USBポートから、ライトや携帯電話への充電も可能だ。 フレームはアルミ製でカラーはネイビー/ブラウン。キャリア耐荷重は18キログラム(クラス18)。サイズは20型で適応身長は135センチメートルから。変速は無し。重量は23.5キログラム。充電時間は5~6時間。バッテリーはリチウムイオンバッテリー 36V×10.3Ah (25.2V換算で14.7Ah相当)。走行距離はエコモード約80キロメートル、標準モードで約60キロメートル、パワーモードで約55キロメートル。販売価格は10万5800円(税込) 関連リンク ENERSYS Lifeブランドサイト:https://www.cb-asahi.co.jp/lp/products/ownbrand/enersys/life/  

ビッグホリデー 電動アシスト自転車で気軽に巡る白馬村サイクリングツアーを発売

ビッグホリデーは8月25日、長野県白馬村を雪のない時期グリーンシーズンでも気軽に楽しめるサイクルツーリズムをテーマとしたツアーを発売した。 北アルプスのふもとにある長野県白馬村は、冬はスキー場として人気を誇る場所だが、夏や秋もゴンドラやリフトに乗って山頂に登れば爽やかな空気を感じることができる。また、電動アシスト自転車で巡れば、時間を気にせず、自由に楽しむことができるのが本ツアーの特徴。東京駅から新幹線を利用して長野駅に到着後、アルピコ交通が運行する特急バスを利用して約3時間で到着するほどの利便性の高さで知られている。 レンタサイクルは白馬駅から徒歩3分程度の施設にあり、クロスバイクタイプとシティサイクルタイプの2種類の電動アシスト自転車を用意。2日間セットでレンタルできる。 ツアー内容は、新幹線の往復チケットと宿泊料金、レンタサイクル料金に、ツアーの内容によってはゴンドラチケットが付いたセットプラン。白馬岩岳ゴンドラチケット付プランや、白馬八方尾根 ゴンドラチケット付プランを用意している。 予約方法は、ビッグホリデー予約センター(電話番号:03-3818-5111、営業時間:平日10時~18時、休業日:土曜日・日曜日・祝日)か、ビッグホリデー公式WEBサイトで予約可能。 関連リンク ビッグホリデー公式WEBサイト 白馬サイクリング:https://bigs.jp/leisure/hakuba/

パナソニック 電動アシスト自転車「ビビDX」限定カラー発売

パナソニック サイクルテックは8月20日、電動アシスト自転車「ビビ・DX」限定カラーを9月上旬に発売すると発表した。 ビビDXはパナソニックの電動アシスト自転車。荷台や両立スタンドを装着したファミリーサイクルのビビシリーズの中でも大容量バッテリーなどを搭載したベストセラーモデルとして知られている。ビビDXは、定期的に限定カラー仕様車を展開しており、今回の限定モデル車のカラーは、マットカーキグリーン:G3(GC2)、カッパーメタリック:T3(T78)、マットハニー:Y2(Y4E)の3色となる。 タイヤサイズは26型。重量は29.2キログラム。変速機方式は内装3段。走行距離は、パワーモードで約59キロメートル、オートマチックモードで70キロメートル、ロングモードで約100キロメートル。バッテリー容量は16.0Ah。充電時間は約4.5時間。生産予定台数は約3000台。メーカー希望小売価格は12万1880円(税込)。 関連リンク パナソニック サイクルテック:https://cycle.panasonic.com/

街乗り向けの小径電動アシスト自転車「VOTANI H3・Q3」レビュー 違いや利点、欠点を紹介

日本の電動アシスト自転車は、ブリヂストン、パナソニック、ヤマハ発動機の3強で争っている状況だ。この3強に食い込もうと様々な会社が電動アシスト自転車に参入している。低価格帯に関しては様々な無名ブランドが登場しているが、すでにパナソニックやブリヂストンから8万円台の電動アシスト自転車が存在しているため、参入は厳しい。そのため、一部ブランドは、デザインを重視した街乗り用電動アシスト自転車を作ることで、市場に食い込もうとしている。 https://youtu.be/R_EwfY8UO8c その1つが、今回レビューを行うのはVOTANI H3、Q3。VOTANIは日本市場では台湾のE-Bikeブランド「BESV」のサブブランドとして登場。BESVのE-Bikeよりも安価で街乗り向けの20インチ電動アシスト自転車となる。車体価格はいずれも14万5200円(税込、以下同)。 VOTANI H3・Q3の車体をチェック VOTANI H3、Q3は街乗り向け電動アシスト自転車というコンセプトは共通で、内装3段変速機、ホイール、モーター、バッテリー、フロントライト、チェーンケースなどは共通の部品を採用している。前荷台、後ろ荷台はオプションで両方とも装着可能。 VOTANI H3は男性向けで直線的なスポーティなデザインのアルミフレームを採用した。H3の特徴なのがセンターバスケット。一般的なカゴよりも細長いため、大きな荷物を積むことはできないが、ワイヤーロックやペットボトル飲料などを気軽に入れることができるので便利だ。ブレーキは、シンプルな設計でクロスバイクにも使われている前後Vブレーキ。 VOTANI Q3は、H3とは対称的に女性向けの街乗り用電動アシスト自転車。H3のようなセンターバスケットは無いが、女性でもまたぎやすい形状を採用したアルミフレームを採用した。また、Q3だけの装備として、リング錠も装備している。ブレーキは前Vブレーキで、後ろはローラーブレーキ。 メーターはハンドル左に装着するシンプルなタイプ。電池残量はLEDランプで点灯する仕様だ。 VOTANI H3・Q3のデザインが、国産のママチャリタイプの電動アシスト自転車と比較してスッキリとしたデザインになっている理由の1つが、バッテリーを露出させないのもある。バッテリーを取り外すときはフタを開けて、上から抜き取る方法を採用。バッテリーを外す際、サドルの位置が非常に低くて大きいサドルだとフタが開かない欠点がある。バッテリーは252Whで、街乗りなら必要十分の容量だろう。また、バッテリーはBESV CF1 LENA、BESV JF1、JR1、JG1と同形状だ。 VOTANI H3・Q3の走りはどんな感じ? VOTANI H3・Q3に搭載されているモーターは、前輪に装着されたフロントインホイールモーターとなる。モーター音は静かにウイーンと音が発生し、引っ張られる感覚に近いアシストだ。アシストの反応性(レスポンス)は、リアインホイールモーターのBESV PSA1(記事)や、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車「PAS」のスマートパワーアシスト(記事)搭載車(PAS CITY-X)と比較するともっさりとしている。 また、発進時の力強さは、PAS CITY-Xのほうが力強い。これはPAS CITY-Xに搭載されているモーターのトルクが強く(推定100Nm)、チェーンにモーターパワーを伝えるため、パワフルなアシストを実現したのもある。 もちろんVOTANI H3・Q3にも利点はある。それは、一般的なママチャリタイプと比較した場合、適応身長の幅が広いこと。 VOTANI H3の適応身長は149センチメートルで、VOTANI Q3の適応身長は144センチメートル。一般的なママチャリタイプの電動アシスト自転車は、小柄な人に合わせた設計のため、身長180センチメートルぐらいの人が乗ると、両足が地面にベタつく状態で漕ぎにくいという問題がある。しかし、VOTANI H3・Q3は標準装備されているシートポストが長く、身長180センチメートルを超える筆者でも、両足つま先立ちで乗れる。身長の範囲が広い家族共用で乗れる街乗り用電動アシスト自転車というのは非常に貴重だ。さらに、ハンドル周辺はスポーツ自転車用のパーツが使用できるため、ハンドルステムを交換すれば、好みのポジションに変更可能だ。 また、このタイプの電動アシスト自転車では珍しくフロントサスペンションを採用している。サスペンションは、硬めのバネを搭載した安価なモノだが、段差の通過では衝撃を吸収してくれる VOTANI H3・Q3が合っている人は?、どのモデルを購入すれば良いか? VOTANI H3・Q3が合っている人は、VOTANIのデザインが気に入った人、適応身長の幅の広さが気に入った人だろう。特に、後者の適応身長の幅の広さに関しては非常に貴重だ。日本のママチャリタイプの電動アシスト自転車では非常に難しく、身長180センチメートルを超える筆者でも、両足つま先立ちで、違和感なく乗れる10万円台前半の街乗り用電動アシスト自転車はこれぐらいだろう。やや、もっさりとしたアシストはヤマハ・PAS スマートパワーアシスト搭載車と比較すると見劣りするが、デザインと適応身長の広さが気に入ったら、選択肢に加えて良いと思う。 VOTANI H3とQ3を購入する際、どのモデルを購入すれば良いか気になる人もいるだろう。大きな違いは、H3はセンターバスケットを装着しており、適応身長は高め。Q3はまたぎやすいフレームに、リング錠、オプションで両立スタンドを装着できる。乗車姿勢に関しては、標準装備の場合、H3よりもQ3のほうが起き上がった乗車姿勢となる。 H3は、センターバスケットを有効活用したい、Q3よりもちょっとスポーティなデザインなのが気に入った人向け。Q3は、またぎやすいフレームなのでスカートを履く女性、リング錠が標準装備されているので、街乗りの利便性を重視したい人に向いているだろう。 VOTANI H3のスペック   フレーム:アルミフレーム(センターバスケット搭載) フロントフォーク:50mmトラベル 重量:19.7kg ブレーキ:機械式ディスクブレーキ ギア(前):- ギア(後):内装3段変速 フロントホイール:20インチ インホイールモーター リアホイール:20インチ タイヤ:20×1.95 ドライブユニット:インホイールモーター アシスト方式:フロントインホイールモーター バッテリー:36V...

電池を切らさずに走りたい!電動アシスト自転車やE-Bikeで航続距離を伸ばす方法まとめ

電動アシスト自転車やE-Bikeで乗っているときに気になるのがアシスト可能な航続距離だ。電動アシスト自転車やE-Bikeのカタログに表示されている一充電あたりの航続距離は、自転車協会の 電動アシスト自転車の一充電当たりの走行距離の測定で行われているのが一般的だ。 この測定では、平坦路1キロメートルを2ヶ所、勾配4度で1キロメートルの坂道の上り下りの合計4キロメートルの道のりをそれぞれの所定の速度で繰り返し走行したデータとなっている。走行距離データは、バッテリー新品、常温20度、車載重量(乗員及び荷物を合計した重量)65キログラム、平滑乾燥路面、無風、無点灯状態、勾配7パーセント(4度)の上り坂を、所定の変速段数で走行する。 (外部リンク) 電動アシスト自転車の一充電当たりの走行距離の測定:http://www.jbtc.or.jp/exam_detail.cgi?id=0051 この測定はあくまでも参考値なので、坂道をずっと走行したり、冬場はどのくらいバッテリーが消耗したりするかわからない。 電動アシスト自転車やE-Bikeの航続距離を詳しく知りたい人におすすめなのがBosch E-Bike Systemの航続距離シミュレーターだ。 (外部リンク)Bosch E-Bike System 航続距離シミュレーター:https://www.bosch-ebike.com/jp/サービス/オンラインサービス/航続距離シュミレーター このサイトは、Bosch E-Bike System搭載車のさまざまな条件下での航続距離を計算できるサイト。海外版サイトでは、このシミュレーターは既に存在していたが、欧州仕様と日本仕様では条件が異なるため参考にならなかった。今回の日本語版は日本仕様の条件に合わせており、Bosch E-Bike Systemを搭載していないE-Bikeでも参考になるだろう。今回は、この航続距離シミュレーターを使用して、電動アシスト自転車やE-Bikeで航続距離を伸ばす方法を解説する 航続距離シミュレーターの標準仕様は、自転車の種類&姿勢はトレッキングバイク(クロスバイクに荷台や泥除けを装着したサイクリング用自転車)。シフティングシステム(変速機)はディレイラーシステム(外装変速機)。タイヤトレッド(タイヤ)は、MTB タイヤ (クロス カントリー)、ドライブユニット&電池はActive Line Plus(舗装路サイクリング向けのユニット 定格出力250W、最大トルク50Nm)+ PowerPack 400(バッテリー容量400Wh)となる。 路面に関しては、地形は緩やかな坂。路面は粗悪な道路。季節は夏。風の状態は微風。ストップ&ゴー頻度は標準的な頻度(郊外走行)。この状態だと航続距離は143キロメートルとのことだ。 ゆっくり走るのよりも、高速走行したほうがバッテリーは消耗しない 自動車やオートバイでは、スピードを出さずにゆっくり走るのがエコドライブと言われているが、電動アシスト自転車やE-Bikeに関しては、スピードを出せば出すほどエコドライブになる。これは日本の法律で、時速10キロまでのアシスト力は最大2倍で、10キロ以上は減退して時速24キロでアシストが0になる。 そのため、同じアシストモードを使用すると低速走行ではアシストが強くなるため、航続距離はかえって低くなる。航続距離を伸ばしたいのなら、アシスト比を低くするようにできるだけスピードを出して走行しよう。 体重が軽いと航続距離は伸びる。逆に体重が重いと航続距離は少なくなる 自動車では、1人乗りや荷物の積載量が少ないと燃費がよくなる。電動アシスト自転車やE-Bikeでも同じで体重や車体重量、荷物の積載重量が軽いと航続距離が向上する。 ケイデンスが高いと航続距離は伸びる ケイデンスは、自転車で1分間のクランク回転数で、自転車に乗る人がペダルを回す速さを示す。他社に関しては不明だが、Bosch E-Bike Systemの場合、低いケイデンスで漕いだ場合よりも高いケイデンスで漕いだほうが、航続距離が伸びるようだ。 平均時速22キロ以上で走る場合、アシストモードの強弱の意味はない 日本の法律で、時速10キロまでのアシスト力は最大2倍で、10キロ以上は減退して時速24キロでアシストが0になる。そのため、平均時速22キロ以上で走行する場合、アシストモードの強弱を変えて走行しても意味がないようだ。平均時速22キロとそれなりのスピードで走るのなら、弱いアシストで発進するよりも、最大アシストで楽に発進したほうが良いだろう。 ゆっくり走る場合はアシストの強弱で航続距離が変化する 高速走行する場合、アシストモードの強弱を変えて走行しても意味がない一方、アシスト比率が強くなる低速領域ではアシストの強弱で航続距離は変化する。 パワフルなアシストユニットを搭載すると、航続距離が減少する(Bosch E-Bike Systemの場合) Bosch E-Bike Systemは、街乗り・サイクリング向けドライブユニット「Active Line Plus」(定格出力250W、最大トルク50Nm)と、E-MTB向けのパワフルなドライブユニット「Performance Line CX」(定格出力250W、最大トルク85Nm)の2種類が用意されている。Bosch E-Bike Systemの場合、パワフルなPerformance Line CXを搭載すると航続距離が少なくなるようだ。 ちなみに全部のE-Bikeがパワフルなドライブユニットを搭載すると航続距離が少なくなるわけではない。Shimano STEPSシリーズの場合、カタログ値は一番パワフルなSTEPS...

コンパクトな電動アシスト自転車ブランド「VOTANI」に新色が登場

BESV JAPANは8月2日、BESVのエントリーブランド 「 Votani (ヴォターニ)) 」 シリーズ に、「H3 メタリックグリーン」と、「Q3 ミルキーベージュ」の2つの新色を追加したと発表した。 「Votani by BESV」は、BESVのアシスト制御技術や、フレームデザインのノウハウを集約し、より気軽に、よりコンパクトに、通勤や通学など、日常的に利用できる、価格と性能を重視した電動アシスト自転車。 車輪は取り回しの良い20インチサイズで、フロントサスペンションを搭載。一般的な電動アシスト自転車に比べ軽量で、オートライトや前後フェンダーなど装備している。 ラインナップは、センターバスケット搭載のH3(エイチスリー)と、乗り降りし易い低床フレーム設計のQ3(キュースリー)の2モデル。取扱店舗数は全国1000店舗、販売台数は2,000台を達成した。 新たに登場するニューカラーは、「H3/Metallic Green」と、「Q3/Milky Beige」の2色で、8月20日より、発売を開始する。 VOTANI H3、Q3の価格は14万5200円(税込、以下同)。 関連リンク VOTANI:https://votani.jp/

パナソニックから新型E-Bike「XU1」登場 東京2020オリンピック公式の電動アシスト自転車

パナソニック サイクルテックは7月30日、クロスバイクタイプのE-Bike「新型XU1」を発表、8月5日に発売する。 パナソニックのE-Bike「Xシリーズ」の中でも、XU1はXシリーズ唯一のクロスバイクでエントリーモデルと言えるモデル。車体設計は、東京2020オリンピックで使われるケイリン先導車の開発で培ったデータをフィードバックし、フレームやフロントフォークの寸法や角度などを見直した。これにより、従来車種より低重心化を実現し、安定感のあるハンドリングと走行フィーリングが向上したと謳っている。 ドライブユニットはペダルを踏み込んだ力を直接駆動部に伝えるダイレクトドライブ機構(クランク合力式)で、バッテリーはフレームと一体化したセミインテグレーテッドバッテリーを採用した。 タイヤは幅50ミリの700×50Cで、路面の凹凸の影響を受けにくいのが特徴。また、アルミ製リヤキャリヤやフェンダーを装備しているため、通勤などの日常から、休日のサイクリングなどで楽しむことが可能だ。価格は25万1000円(税込)。 パナソニック XU1のスペック フレーム:フォーミングアルミ(ワイヤ内蔵タイプ)エンド幅:135mm 樹脂製モーターアンダーガード付 フロントフォーク:アルミリジットフォーク 1-1/8~1-1/2ステム ディスク台座付 エンド幅:100mm ノーマルQRタイプ 重量:24.5kg ブレーキ:シマノ BR-MT200油圧式 ディスクブレーキ ギア(前):アルミクランク L=170mm / スチールチェーンリング 41T 樹脂ガード付 ギア(後):シマノ CS-HG400-9 12×14×16×18×21×24×28×32×36T 9段変速 フロントホイール:アルミ ワイドタイプ 32H+HB-RM35 OLD:100mm QR 32H リアホイール:アルミ ワイドタイプ 32H+FH-RM35 OLD:135mm QR 32H タイヤ:700×50C 仏式バルブ ドライブユニット:パナソニック スポーツドライブユニット(定格出力 250W) アシスト方式:ミッドドライブ バッテリー:セミインテグレーテッドバッテリー 36V、8Ah 288Wh 充電時間:3時間 アシストモード:3段階(ECO/AUTO/HIGH) 航続距離:(82/57/44km) 関連リンク ...

トランスモバイリーから20インチ折り畳み電動アシスト自転車が登場か

2021年7月24日、7月25日に開催されたCYCLE MODE RIDE OSAKA 2021。超軽量折り畳み自転車「ルノー・ライトシリーズ」や、軽量電動アシスト折り畳み自転車「トランスモバイリーシリーズ」を展開しているGicブースでは、トランスモバイリーブランドの20インチ電動アシスト自転車のコンセプトモデルが展示されていた。 トランスモバイリー(TRANS MOBILLY)はGicオリジナルの電動アシスト自転車ブランド。お手頃な価格で購入できる電動アシスト自転車や、コンパクトに折り畳める電動アシスト自転車を展開していることで有名だ。 TRANS MOBILLYの中でも、NEXTシリーズは14インチ、16インチと小さい車輪を採用しコンパクトに折り畳めることができ、車体重量が軽いため気軽に持ち運ぶことができるのが特徴だ。 今回、展示されていたのは20インチ折り畳み自転車タイプの電動アシスト自転車で、恐らくNEXTシリーズの中に入るだろう。NEXTシリーズの特徴の1つといえば、ハンドルに装着されたコンパクトなバッテリー。今回展示されていた20インチモデルでもその特徴は受け継がれている。モーターは14インチ、16インチモデルでは前輪インホイールモーターを採用していたが、20インチモデルでは後輪に搭載されている。 ベース車はルノー・ライト10。お手頃価格ながら、20インチで重量10キロ台を実現した折り畳み自転車で有名なモデルだ。電動アシスト自転車モデルの車体重量に関しては14キロ台から15キロ台との噂がある。市販モデルの発売に関しては2022年春を予定している。 関連リンク Gic:http://www.gic-bike.com/

ハリークインの縦折れ式折り畳み自転車に電動アシスト自転車版が登場か

2021年7月24日、7月25日に開催されたCYCLE MODE RIDE OSAKA 2021。超軽量折り畳み自転車「ルノー・ライトシリーズ」や、軽量電動アシスト折り畳み自転車「トランスモバイリーシリーズ」を展開しているGicブースでは、ハリークインブランドの電動アシスト自転車が展示されていた。 ハリークインといえば、ブロンプトン風デザインを採用した電動アシスト折り畳み自転車「PORTABLE E-BIKE」や、縦折れ式折り畳み自転車「MAGIC WAND」で有名なブランド。今回のCYCLE MODE RIDE OSAKA 2021で公開されていたのは、縦折れ式折り畳み自転車「MAGIC WAND」をベースにした電動アシスト自転車。 MAGIC WANDは、スチールフレームを採用した縦折れ式折り畳み自転車。一般的な横折れ式折り畳み自転車との違いは、折り畳んだ状態でも前輪と後輪が地面に設置されており、カートのように押した状態で移動することができる。グレードはシングルスピード仕様と、自動変速の内装2段仕様の2モデルが展開されている。 今回登場したMAGIC WANDの電動アシスト自転車版は、前輪インホイールモーター仕様。バッテリーは車体後方部に装着されている。バッテリー容量は36V 5Ah 180Wh。車体重量は測定していないが17キロ程度とのこと。小さい車輪を採用しているのに重いのは、元となったMAGIC WANDがスチールフレームを採用しているため重く、前輪インホイールモーターがスポークが無い金属製なのもあるだろう。 因みに、公開されていたモデルはあくまでもプロトタイプで市販版とは異なると語っていた。バッテリーに関しては、変更する予定とのこと。市販モデルの発売は2022年春を予定している。 関連リンク Gic:http://www.gic-bike.com/

最軽量の折りたたみ自転車&電動アシスト自転車で輪行旅 「旅に出よう!輪行セット(電動・軽量)」発売

ジックは7月9日、折り畳み自転車と輪行バッグなどをセットにした「旅に出よう!輪行セット(電動・軽量)」を2021年7月上旬に発売した。 今回のセット販売は、ジックの超小型折り畳み電動アシスト自転車の「TRANS  MOBILLY NEXT140」や、超小型、超軽量折り畳み自転車「RENAULT PLATINUM LIGHT6」で輪行旅を楽しめるパーツやアクセサリーを組み合わせた商品となっている。 具体的には、超小型軽量電動アシスト折り畳み自転車「TRANS MOBILLY NEXT140」は、折りたためるアルミペダルと、転がして輪行可能なサイクルキャリーケースの3つがセットになった「旅に出よう!輪行セット(電動)」で、価格は11万円(税抜、以下同)。 最軽量クラス約6.8キログラムの超軽量折り畳み自転車「RENAULT PLATINUM LIGHT6」には、脱着可能ペダル・収納ポーチ付きと、簡単に持ち運べ、コンパクトに収納可能なショルダーバッグの3つがセットになった「旅に出よう!輪行セット(軽量)」で、価格は5万5000円。 スペック ●「旅に出よう!輪行セット(電動)」 ¥110,000(税込¥121,000) 【TRANS MOBILLY NEXT140 (トランスモバイリーネクスト140)】 フレーム      :アルミフレーム 組立時サイズ    :1190×500×760-910mm 折りたたみサイズ  :650×610×450mm 重量        :約11.3kg(バッテリー・スタンド・ペダルを除く) タイヤサイズ    :14×1.75 ブレーキ      :Vブレーキ アシストモード   :1モード 走行距離      :約24km 補助速度範囲    :0~10km比例補助/10~24km逓減補助 モーター型式    :直流ブラシレスモーター モーター定格出力  :250W バッテリー型式   :充電式リチウムイオンバッテリー 電圧        :24V 容量        :4.0Ah バッテリー寿命   :約300回 充電器型式     :リニアレギュレータ方式 電源        :AC100~240V 消費電力      :96Wh 充電器定格出力電圧 :25.2V 1.5A 充電時間      :約3時間 付属品       :サドルポーチ バッテリーカバー 【アルミ折りたたみペダル】 重量        :約460g 【TPU樹脂 折りたためるサイクルキャリーケース】 サイズ       :約720×620×300mm 折りたたみサイズ  :約720×360×300mm 重量        :約4.6kg 耐荷重       :40kg カラー       :ブラック ●「旅に出よう!輪行セット(軽量)」 ¥55,000(税込¥60,500) 【RENAULT PLATINUM LIGHT6(プラチナライト6)】 仕様         :フレーム/Aluminum :本体重量/約6.8kg(ペダル、スタンドを除く) :タイヤ/14×1.35 :折りたたみサイズ/650mm×550mm×360mm :Single Speed カラー        :Metallic Red, Metallic Silver, Snow White 【ペダル収納ポーチ】 【14・16インチ収納バッグ】 サイズ       :約900×630×420mm 折りたたみ時サイズ :約270×200×130mm 重量        :約560g カラー       :ブラック 関連リンク ジック:http://www.gic-bike.com/

長距離アシストで重要!バッテリー容量が大きい電動アシスト自転車・E-Bikeランキング【初心者向け】

電動アシスト自転車やE-Bikeで重要な部品と言えばバッテリーだ。バッテリーは電動アシスト自転車やE-Bikeだけでなく、スマートフォンやタブレットPC、ノートパソコンといったバッテリーを使用する電気製品で重要な部品。電動アシスト自転車やE-Bikeに関してはモーターアシストの航続距離に関連するため重要だ。 かつては、電動アシスト自転車のバッテリー容量を表すのにアンペア時(Ah)を使うのが一般的だったが、現在は参考にならない。 現在主流なのが電力量(Wh)単位で表す方法。電力量(Wh)の計算は電圧(V)とアンペア時(Ah)を乗算するが、この方式を採用しているのは、メーカーによって電圧が違うため、バッテリー容量(Ah)だけでは意味が無いため。参考に一般的な電動アシスト自転車の電圧は25.2Vで、シマノやボッシュといった一般的なE-Bikeは36V、スペシャライズド Turbo SLシリーズは48Vを採用している。 今回のバッテリー容量が大きい電動アシスト自転車、E-Bikeランキングでは電力量(Wh)計算で実施する。 バッテリー容量が大きいE-Bikeランキング 最初にバッテリー容量が大きいE-Bikeのランキングを発表しよう。ジャンルに関しては、以下の通りとなる。 ロード=ロードバイクタイプのE-Bike クロス=クロスバイクタイプのE-Bike E-MTB=マウンテンバイクバイクタイプのE-Bike シティ=街乗り向けのE-Bike 折りたたみ=折りたたみ自転車タイプのE-Bike ミニベロ=ミニベロタイプのE-Bike EU仕様=ヨーロッパ仕様のE-Bikeで日本での公道走行不可 FANTIC XTF1.5 CARBON(EU仕様E-MTB):720Wh SCOTT GENIUS eRIDE 2 - JAPAN SPEC LIMITED(E-MTB):630Wh TREK Rail 9.7/Rail 5 2021年モデル(E-MTB):630Wh TREK PowerFly 2021年モデル(E-MTB):630Wh FANTIC ISSIMO(シティ):630Wh FANTIC XF1 INTEGRA(EU仕様E-MTB):630Wh MERIDA eONE.SIXTY 10K(E-MTB):630Wh BESV TRSシリーズ(E-MTB):504Wh Miyata RidgeRunner(E-MTB):504Wh Miyata RidgeRunner 8080(E-MTB):504Wh MERIDA eONE.SIXTY 500(E-MTB):504Wh MERIDA eONE.SIXTY...

FIATブランドから街乗り向けの折り畳み電動アシスト自転車が登場

ジックは6月22日、イタリアの自動車ブランド「FIAT」から、日常に最適な電動アシスト自転車「FIAT E-BIKE FDB200」を2021年6月上旬から発売した。 アシストは「エコモード」「平坦モード」「坂道モード」の3モードで切り替えが可能。また、車体は女性でもまたぎやすい低床のフレーム設計で折り畳み式。長く乗ってもお尻が痛くなりにくいクッション性の高いロゴ入りサドルを使用している。 カラーはレッドとホワイトの2色でバッテリー容量は24V 5.8Ah(139.2Wh)となっている。価格は9万円(税抜)。 スペック 商品名     :FIAT E-BIKE FDB200 フレーム材質  :スチールフレーム サイズ     :20インチ 折りたたみサイズ:880×520×670mm 重量      :約20kg タイヤサイズ  :20×1.75英式バルブ 補助速度範囲  :0~10km比例補助/10~24km逓減(ていげん)補助 モーター定格出力:250W バッテリー型式 :充電式リチウムイオンバッテリー 電圧      :24V 容量      :5.8Ah 電源      :AC100~240V 50/60Hz 消費電力    :139.2Wh 充電時間    :約4時間 希望小売価格  :90,000円(税込 99,000円) カラー     :レッド、ホワイト 関連リンク Gic:http://www.gic-bike.com/

青森県十和田湖でE-Bikeレンタルがスタート 3輪電動アシスト自転車とE-Bikeを用意

一般社団法人十和田奥入瀬観光機構は6月17日(木)、環境に優しい新しい交通手段の提供及び観光客等の周遊利便性の向上を図るため、散策用のE-Bikeや電動アシスト付き自転車を十和田湖観光交流センター「ぷらっと」、十和田市観光物産センターで貸出を開始する。 十和田奥入瀬観光機構は、青森県十和田湖エリアの豊富な資源を組み合わせ、「稼いで潤う」観光地域づくりの舵取り役として、青森県内に支店を置く大手運輸・旅行関係企業や地元の産業団体、金融機関など多くの関係者によって2019年3月に設立された。 同機構は、従来の十和田市観光協会が行ってきた業務と、十和田湖国立公園協会が行ってきた観光に関する業務を引き継ぎ、十和田奥入瀬地域の観光振興を一体的に担う組織となる。 貸出期間は2021年6月18日(金)から11月上旬まで。路面状況等により貸出期間が変更になる場合がある。貸し出し時間は9時から16時30分まで。 貸出施設は十和田市観光物産センターと、十和田湖観光交流センター「ぷらっと」の2施設。貸出施設は今後、宿泊施設等増やす予定とのこと。 貸出車種は2種類を用意。電動アシスト付き三輪自転車は走行可能距離が約57キロメートルで適応身長(参考)が155センチメートル以上。クロスバイクタイプのE-Bikeが走行可能距離が約57キロメートルで適応身長(参考)が159センチメートルから178センチメートル。クロスバイクタイプのE-Bikeは、十和田湖観光交流センター「ぷらっと」のみで貸出となる。 貸出料金は9時から16時30分の間で最大4時間利用可能。1回につき3,000円(税込)。利用方法は、利用を行う際に1時間前までに同機構オンラインストアで事前予約・事前決済を行う必要があり、貸出施設窓口での利用申込み及び現金払いはできない。 関連リンク 十和田湖奥入瀬観光協会:https://www.towada.travel/ja/index  

電動アシスト自転車・E-Bike用ドライブユニットの最大トルクランキングまとめ

電動アシスト自転車やE-Bikeを選ぶ時に気になることの1つと言えば、どの電動アシスト自転車やE-Bikeが力強くて、楽にアシストしてくれるかということだ。日本の法律ではアシスト比率は最大2倍と定められているが、人間の脚力が最大出力600w以上、最大トルクがクランク軸換算で160Nmと非常に力強いため、どんなモーターでも同じ力でアシストするわけではない。 力強くアシストを行うE-Bikeを選ぶとき、参考になる数字が最大トルク。一般的には最大トルクの数字が大きいと力強いアシストが得られると言われている。 そこで、今回は電動アシスト自転車やE-Bike用ドライブユニットの最大トルクをランキング。ランキングに登場するのは、欧州で電動アシスト自転車の範囲に入る定格出力250W、最大アシスト速度25キロメートルのドライブユニットが対象。EUはヨーロッパ仕様、JPは日本仕様で太字となっている。 電動アシスト自転車・E-Bike用ドライブユニットの最大トルクランキング TQ HPR120(EU):120Nm SACHES RS(EU):110Nm Yamaha PA(JP):100Nm Nidec 41R(JP):95Nm Brose Drive S (EU):90Nm Brose Drive TF(EU):90Nm Specialized Turbo Full Power 2.2(EU): 90Nm Polini E-P3+ MX(EU):90Nm Bosch Perforance Line CX Gen 4 2021(EU、JP):85Nm Shimano EP8(EU):85Nm Bafang M400(JP):80Nm GIANT SYNCDRIVE PRO(JP):80Nm Yamaha PW-X2(EU):80Nm Bosch Perforance Line CX...

2021年~2022年モデルのE-Bike・電動アシスト自転車まとめ 最新のE-MTBから注目のシティタイプまで紹介

日本でも注目されているE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)。2021年モデル~2022年モデルでも各社から注目のE-Bikeが登場している。この記事では、2021年春に発表したモデルや2022年モデルのE-Bike(E-ロードバイク、E-グラベルロード、E-クロスバイク、E-MTB等)を紹介する。 BESV CF1 LINO CF1 LINOは、先行発売されているシティタイプのCF1 LENAよりも大きい26インチホイールを採用したシティタイプのE-Bike。車体に搭載されたバッテリーは、外さないことで、スリムなデザインと強度を両立した。また、ディスプレイは装備せず、ボタン一つで電源ONし、バッテリー残量はLEDのカラー表示で識別する。CF1シリーズで評判の高い可変式ハンドルステム、フレーム内蔵フロントライト、前後フェンダー、リアキャリア、テールランプ(ブレーキランプ)、サークル錠、キックスタンドを標準で装備。価格は21万8000円(税抜)。 関連記事 BESVが新型E-Bikeを発表 グラベルロードタイプ「JG1」シティタイプ「CF1 Lino」が登場 BESV JG1 JG1は、BESV Jシリーズで初めてのグラベルロードタイプのE-Bike。バッテリーはダウンチューブに内蔵するJシリーズの機構を継承し、グラベルロードバイクのジオメトリを再設計。軽量化、振動吸収性を高めるためにフロントフォークやシートポストに軽量カーボン素材を採用。コンポーネントは、SHIMANO GRXシリーズを搭載し、11速+油圧ディスクに加え、タイヤはMAXXIS 700×38Cを装着。純正オプションには、前後フェンダーやリアキャリア、センタースタンドなどを用意している。価格は33万円(税抜)。 関連記事 BESVが新型E-Bikeを発表 グラベルロードタイプ「JG1」シティタイプ「CF1 Lino」が登場 Benelli MANTUS 27 Benelli MANTUS 27 TRKは27インチのクロスバイクタイプのE-Bike。この価格帯のE-Bikeでは珍しくバッテリーを車体に内蔵したインチューブバッテリーを採用している。ドライブユニットはリアインホイールモータータイプ。キックスタンドや前後泥除け、フロントサスペンションを搭載している。メーカー希望小売価格15万円(税込)を予定。 ベネリから税込15万円で買えるE-Bike「MANTUS 27 TRK」発表 2021年秋発売予定 ブリヂストンサイクル ブリヂストンサイクルは11月10日、電動アシスト自転車「アルベルトe」「カジュナe」「ステップクルーズe」「フロンティアデラックス」「ティービーワンe」の2022年モデルを発売。「走りながら自動充電」で1回の充電で走る航続距離がパワーモードで62キロメートル、エコモードで20キロメートルと従来品比で53パーセント向上したのを売りにしている。 https://www.cyclorider.com/archives/50932 FANTIC XTF1.5 CARBON FANTIC XTFシリーズはFANTICのE-MTBの中でトレイルライド向けのモデルとなる。XTF 1.5 CARBONはカーボンフレームを採用したハイエンドモデル。トップチューブとフロントのヘッド部分が新デザインを採用し、バッテリーは720Whの大容量タイプを搭載。ホイール径は前後29インチとなっている。価格はXTF1.5 CARBONが82万円(税込)から 関連記事 FANTICから新型フルサスE-MTB「XTF 1.5 CARBON」登場 大容量バッテリー搭載してモデルチェンジ FANTIC XTF1.5 FANTIC E-MTBの中でも、トレイルライド向けのモデル「XTF1.5」のエントリーモデルがXTF1.5。アルミフレームを採用した車体には、定格出力250W、最大トルク90Nmを発揮するBrose S ALUドライブユニットと630Whバッテリーを組み合わせている。価格は56万5400円(税込)。 関連記事 FANTICからフルサスE-MTB「XTF1.5」登場 50万円台で購入できる欧州仕様のフルサスE-MTB FANTIC ISSIMO ISSIMOは、かつてFANTICのラインナップにあったエンジン付き自転車「モペッド」の名前を受け継いだE-Bike。トラスフレームに前後ライト、ファットタイヤを採用することで、他にはない個性的なスタイルが特徴的なモデルだ。2018年のミラノモーターサイクルショー(EICMA)でコンセプトモデルが登場、2019年にユーロバイクアワード2019を受賞。2021年6月に公益財団法人日本交通管理技術協会が推進している型式認定を取得し、日本仕様が登場した。コミューター向けのモデルで、VEE-TIRE Speedster 20×4インチスリックタイヤにリアキャリアを装備した「URBAN」と、オフロード走行を意識したVEE-TIRE Mission...

チェーンレスで注目されている電動アシスト自転車「HONBIKE」が「型式認定」を取得

Click Holdingsは5月25日、同社が販売する電動アシスト自転車「HONBIKE」が、チェーンレス電動アシスト自転車としては日本で初めて型式認定を取得したと発表した。 HONGJI社のHonbikeは2020年「GOOD DESIGN AWARD グッドデザイン・ベスト100」に選出し、2021年2月28日には、東京の代々木体育館で行われた東京ガールズコレクション2021 Spring/Summerの舞台で初めて披露された。 型式認定とは、日本交通管理技術協会が推進している認定制度で、交通安全対策の推進が図られるようにする制度。認定を受けていない電動アシスト自転車が多い中、安全性のわかりやすい認定として取得したとのこと。 また、6月末までMakuakeで展開中の「HONBIKE」プロジェクトの応援購入金額が42日間で4億円を突破。Makuakeの歴代応援購入金額が2位になり、4月12日からスタートして42日目の快挙となる。 車体は折りたたみ可能で、装着されたバッテリーは36V 6.2Ah 223Whバッテリーで最大航続距離は35キロ。車体重量は20キログラム。一般的なチェーンドライブではなく、シャフトドライブを採用している。モーターは36V 200W。 関連記事 チェーンレス電動アシスト自転車「Honbike」日本上陸 Makuakeでオリジナルカラーを先行販売開始 関連リンク HONBIKE 予約先URL(Makuake):https://www.makuake.com/project/honbike/

ビビ・L・押し歩き 日本国内初の押し歩き(ウォークアシスト)機能搭載電動アシスト自転車

パナソニック サイクルテックは2021年5月21日、日本国内で初めて押し歩き機能を搭載した電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を発表。2021年7月6日より発売する。 電動アシスト自転車はモーターのアシストにより快適に移動ができる一方、車体重量が重いため、自転車の押し歩き時に負荷がかかるという課題がある。この課題を解決するには、車体を軽くするか、欧州市場ではウォークアシストと呼ばれる「押し歩き機能」を装着する方法がある。 日本では2019年12月1日に改正道路交通法が施行され、原動機の駆動により押し歩きを補助する自転車についても、歩行補助車等となり、歩行者としてみなされることとなった。改正道路交通法では押し歩き時の駆動速度が時速6キロメートル以下であること、乗車装置(サドル)が使えず乗れないこと、自転車から離れると駆動が止まること、という3つの条件が定められている。 ビビ・L・押し歩きは、サドル傾斜センサー、モーター内蔵センサー、トルクセンサー、スピードセンサーの4つのセンサーによる制御でこの問題を解決。電動アシスト自転車の押し歩きを補助する機能を、買い物に便利なショッピングシリーズ「ビビ」の中で、高齢者の使用率が高い軽量モデル「ビビ・L」に搭載した。この機能により歩道橋や駐輪場のスロープ、坂道などで押し歩き時の補助が可能となり、押して歩く際にかかる負荷を軽減することで、電動アシスト自転車の利便性向上を図る。 「ビビ・L・押し歩き」には押し歩き専用の手元スイッチを搭載。[押歩き]ボタンを押している間、押し歩き機能が作動する。ボタンから指が離れると押し歩き機能を自動で停止するようになっている。 また、サドルの状態を検知するサドル傾斜センサーを内蔵し、サドルが傾斜状態の時のみ、押し歩き機能が作動する設計。押し歩き時は乗車できない機構にすることで不安全な使用を防止する。 メーカー希望小売価格は12万9000円(税込)。発売日は2021年7月6日。 スペックは以下の通り。 品名 電動アシスト自転車 ビビ・L・押し歩き 品番 BE-ELLW63 タイヤサイズ 26×13⁄8 WO 質量 24.0 kg 寸法 全長 1,865 mm 全幅 580 mm 変速機方式 内装3段シフト カラー チョコブラウン:T(T2E) 走行距離(※2) パワーモード 約46 km オートモード 約54 km ロングモード 約78 km バッテリー リチウムイオンバッテリー バッテリー容量 25.2 V-12.0 Ah 充電時間 約4.0時間 メーカー希望小売価格(税込) 129,000円 発売日 2021年7月6日 ※2:走行距離は業界統一テスト条件での測定によるものです。気象、道路、整備、乗り方などの使用条件や、経年劣化などにより実際とは異なる場合がございます。同容量バッテリーでも車種によって走行距離は異なります。 関連リンク パナソニックサイクルテック:https://cycle.panasonic.com/

E-Bikeマニアも唸る電動アシスト自転車 ヤマハ「スマートパワーアシスト」搭載PASとは

2021年5月15日、16日に横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1-1)で行われていた「ヨコハマサイクルスタイル2021」。ヤマハ発動機ブースでは、E-Bike「YPJシリーズ」と、電動アシスト自転車「PASシリーズ」が展示、試乗を行っていた。 今回、注目したいのはE-BikeのYPJシリーズではなく、電動アシスト自転車のPASシリーズだ。今回のベントで展示、試乗を行っていたPASシリーズは「スマートパワーアシスト」という機能が搭載されており、話のタネに乗ってみたら、予想外の走りの良さに驚いた。 筆者は、Yamaha YPJ-MT pro(記事)、Miyata ROADREX 6180(記事)、Corratec E-POWER SHAPE PT500(記事)、執筆時点では発売されておらずプロトタイプの「STROKE Cargo Trike T4」(記事)など、様々なE-Bikeを試乗しており、E-Bikeの所有に関しては、Specialized Turbo VADO SL 4.0(記事)を所有している。 多くのE-Bikeを試乗し、実際にE-Bikeを所有し、ドライブユニットの発する音で、内部ギアの素材を樹脂か金属かを判別する程度のE-Bikeマニアの筆者だが、実は一般的な電動アシスト自転車は、それほど興味を持っていなかった。それは電動アシスト自転車に搭載されているドライブユニットの特性が関係する。   一般的な電動アシスト自転車に搭載されているドライブユニットは2軸式と言うタイプ。2軸式はドライブユニットにギアが装着されており、そのギアが駆動してアシストを行う方法だ。ちなみにE-Bikeの主流である1軸式はクランク軸が回転しアシストを行う方法だ。 2軸式の利点は、コストを抑えながら最大トルクを上げることができる事。ヤマハ製の電動アシスト自転車に搭載されているドライブユニットのトルクは100Nmと、ドイツのBosch Performance Line CXの85Nm、同じくドイツのBrose S-Magの90Nm、STROKE CARGO TRIKE T4に搭載されている日本未発売48V電圧日本仕様E-Bike用ユニットの95Nmと比較して大きいトルクを出すことができる。 その一方で、トルクを重視したため最大出力は低くなっている。参考に、一般的な電動アシスト自転車やE-Bikeの定格出力は、「指定された条件下で機器類が安全に達成できる最大出力」で、モーターの力を常時維持できる出力だ。EUの電動アシスト自転車/E-Bikeの法律では、定格出力が最大250Wまで制限されている。また、定格出力は実際の出力(最大出力)を表しているわけではない。最大出力は、瞬間的に定格出力を越えて供給できる出力のこと。常時モーターの出力が出せるわけではないが、上り坂や加速時に高いケイデンスで漕ぐと最大出力に達する。そのため、電動アシスト自転車用ユニットよりも、オフロード走行を行う高価なマウンテンバイク用E-Bikeユニットのほうがパワーが出ている。 今までの電動アシスト自転車のドライブユニットは、トルクは強いので楽に走れるが、時速18キロ以上になると、パワーが無く、もっさりとしたイモみたいな走りが多いため興味をなくしてしまった。そのため、電動アシスト自転車を買うのなら、車体中心部にモーターを装着したミッドドライブで、E-Bikeタイプの1軸式が一番だと思っていた。 しかし、今回試乗した「スマートパワーアシスト」搭載のPASは、E-Bikeマニアの筆者ですら唸るほどの性能を持っていた。PASと言えば、もっさりしたイモみたいな走りというイメージだったが、「スマートパワーアシスト」搭載のPASは、最初のひと漕ぎからPASらしかぬスムーズなアシストを行い、時速18キロを超えても、綺麗に減退がかかり、いきなりペダリングが重くならないので軽やかに走る。試乗コースをスマートパワーアシスト搭載車のPAS BraceやPAS CITY-Xで走っているとき「これは本当に”PAS”(電動アシスト自転車)なのか?実はE-Bikeじゃないのか?」と一瞬思ったほどだ。 電動アシスト自転車はあくまでも街乗り用で、走りの良さは二の次という先入観があったため、スマートパワーアシストの性能に驚いた。今回は試乗コースという短いコースでの試乗だったが、スマートパワーアシスト搭載車をメーカーから借りて、公道で実力を検証する予定だ。 文:松本健多朗 関連リンク ヤマハPAS:https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/