マンスリーアーカイブ 10月, 2016

日本で買える本場ドイツのトレッキングバイク Canyon Commuterシリーズ

近年サイクルモードで出展しているCanyon。ツール・ド・フランスなどの有名なレースに出る競技用自転車を直販で売ることで知られている。Canyonの自転車で有名なのはロードバイクやマウンテンバイクだが、それだけでなく、クロスバイクやトレッキングバイクを購入することができる。 トレッキングバイク「Commuter4.0/5.0/6.0」は、ベルトドライブ・泥除け・ヘッドライトを装備している。ドイツ流のモデルながらスポーティなデザインを採用しており、スポーティなスタイリングが特徴だ。 ベルトドライブはContinental製のベルトドライブを採用している。日本ではContinentalといえば、タイヤしか思い浮かばないが、電動アシストユニットを製造していたりする。 http://cycloassist.com/archives/392 泥除けも通常の汎用品ではなくCommuterシリーズ専用品だと思われる。写真で見る限り泥除けを支持するためのパイプは通常の汎用品とくらべても太く見える。後泥除けの支持パイプはバニアバッグを装着するのも兼ねているようだ。ライトはSUPERNOVA E3 PURE / SUPERNOVA TAIL LIGHT 2を採用。日本ではあまり見ないタイプとなっている。 日本で購入できる本場のトレッキングバイクの1つであるCanyon Commuterシリーズ。日本でも買うことができるらしいが、日本には取扱がないContinental製ベルトドライブの補修と部品供給の問題があるので、買いにくい自転車だ。自転車店に行ってContinental製ベルトドライブの補修を頼んで受け付けてくれる所は殆どないのではないかと思う。 https://www.canyon.com/ja/urban/commuter/

2017年モデル編Tern Link B7・Link C8・Link N8の大きな違い

Tern LinkシリーズにはLink B7、Link C8、Link N8、Link D16の4つのモデルが存在する。その中でフロントシングルギアのLink B7、Link C8、Link N8は似たようなモデルに見えるため価格の違いがわかりにくい。そこで今回はLink N8を比較の原点として、Link C8、Link B7の違いをまとめてみたい。 フレームはLink N8とLink C8・Link B7は違う Link N8は上位モデルのVergeシリーズに採用されているOCL Frame Joint折りたたみラッチを採用している。N8の折りたたみラッチはセーフティ機構を採用し軽い力で開閉できる楽な機構を採用している。 Link C8とLink B7は、Dahon風のFBL 2 Frame Jointラッチを採用している。Link N8に採用されているラッチと比較すると、開閉を行うとやや重いだろう。 また、Link C8とLink B7は、フレームにあるディレイラーハンガーが一体型となっており、転倒などで曲がった場合直すことができないため、独自にディレイラーガードを装着する必要がある。 https://www.cyclorider.com/archives/11491 Link C8とLink N8にはボトルケージ台座だけでなく、フレームにフロントラックを装着できる台座やトローリーラックを装着するための台座がある。 ギア比の違い 一番安いLink B7は、14-28Tの7段ボスフリースプロケットを採用している。一方でLink C8とLink N8は11-30Tの8段カセットスプロケットを採用している。C8とN8に採用されているスプロケットのほうが、スピードが出る小さいギアがあり、比較的ギアの選択肢がある。 ハンドルポストの違い ハンドルポストは、Link N8とLink C8は上位モデルに採用されている折りたたみ機構を採用している。フレームに採用されている開閉ラッチと同じように軽い力で折りたたむことができる。 Link B7に採用されているタイプも、軽い力で折りたたむことができる機構を採用しているが構造は違う。Tern Link N8を購入したときについてきた説明書には、Link D7に採用されているラッチ専用の説明書が入っており構造が少し特殊となっていて、使い方を間違えると折りたたみ機構がおかしくなるらしいので、Link B7を購入したら説明書はよく読んだほうが良いだろう。 車輪の違い Link B7は低価格モデルのため、ホイールの取り付けはナット式で工具が必要だ。Link C8は工具がいらないクイック式を採用している。Link N8はC8と同じクイック式となっているが、強靭なスポークとして売りとなっているSAPIM製が装備されていて、タイヤはスポーティでやや細めなSchwalbe KOJAKを装備している。(Link B7・Link C8のタイヤはKENDA KWEST) お値段重視で街乗り重視のLink B7 ライバルは低価格の折りたたみ自転車なLink B7。他の低価格の折りたたみ自転車には装備されていない折りたたみヒンジ部分に採用されたIGUSベアリングや折りたたみ時に磁石の力で勝手に開かないようにするMAGNETIX2.0を採用している。ギア比は上位モデルと比較して少し低く、上位モデルにあるフロントラックやトローリーラックを装着するための台座が無いのは、マイナスポイントだろう。個人的には、このままの状態だと街乗り中心の使い方が合っていると思う。 【ポイント10倍】【送料無料】【パーツ2点プレゼント】 tern(ターン) 「Link B7」 2017モデル 折りたたみ自転車 ミニベロ 20インチ posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる http://www.ternbicycles.com/jp/bikes/472/link-b7 コストパフォーマンスが比較的高いLink...

予想よりも普通に走ることができる16インチ折りたたみ自転車 DAHON Curve D7

Dahonの折り畳み自転車は20インチが多くラインナップされているが、数少ないながら16インチモデルも存在する。今回試乗したのはPrestoとCurve D7。両方とも共通するのは、大柄な人でも乗車できる車体設計ということだ。ハンドルとサドル間が長いため、身長183cmの自分が乗っても違和感が無い乗車姿勢となっている。ただ、少し前傾姿勢の乗車姿勢になる。 ハンドリングは予想よりも安定している。これは恐らくホイールベースが長く、タイヤ幅が少し太いためだと思う。Curve d7のタイヤはKenda Kwest 16 × 1.50を採用している。その辺のママチャリより太いタイヤだ。 予想以上に走るが、車輪径が小さいため長距離走行をするのなら、20インチのほうが良いのではないかと思う。小径車よりも通常の大径車のほうが有利なのは、大径車のほうが段差に乗り上げやすく、走行時の安定性が高い。これは20インチと16インチを比較しても言えることで、16インチでは歩道の段差などは20インチよりも注意しないといけない。 16インチの良さは折りたたみサイズだろう。写真で見ればわかると思うが20インチと16インチでは折りたたみサイズは大きく違う。また、16インチ折りたたみ自転車のCurveD7を所有するブログを見ると、容易にコインロッカーに入れることができるようだ。 http://dahondego.com/2015/06/30/dahon-curve-d7-can-be-stored-in-a-locker/ 多段ギアが装備されているので街乗りなら十分な性能を持っているが、ディレイラーの取り付け台座がアルミフレームなのに一体式で、ディレイラーガードがないのでディレイラーガードの取り付けは考えたほうがいいと思う。 https://www.cyclorider.com/archives/11491 2017年3月9日追記:RENAULT MAGNESIUM 8との比較を行いました。 https://www.cyclorider.com/archives/18066   DAHON(ダホン) 折りたたみ自転車 Curve D7 16インチ 7段変速 ファイアーレッド 16CVD7RD00 posted with カエレバ DAHON(ダホン) Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる