近年、舗装路と砂利道を走ることができるグラベルロードが流行している。従来のレース用ロードバイクよりも乗車姿勢が穏やかな前傾姿勢で、砂利道を走行するためロードバイクよりも太いタイヤが装着できる。また、車種によっては荷台や泥除けの取り付けを想定した車種も存在する。

ロードバイクよりもオールマイティーに使えるグラベルロードは、低価格で購入できるエントリーモデルも存在する。今回は税抜き価格10万円以下で購入できるグラベルロードを紹介したい。

GT GRADE ALLOY COMP:¥84,800

エントリーモデルのグラベルロードでは、定番自転車となっているのがGT GRADE ALLOY CLARIS。GTお得意のトリプルトライアングルデザインを採用したフレームは、35ミリ幅のタイヤまで対応。部品構成は、ロードバイク並みの舗装路のスピード重視のギア比に、公道用舗装路向けタイヤのSchwalbe Road Cruiserを採用している。そのため、ストック状態で使用する場合は砂利道よりも舗装路重視で使うのがベターだろう。35ミリ幅以上のタイヤは装着できないが、ロードバイク並の細いタイヤは装着できるので、舗装路ライドを重視する人に向いている。

  • フレーム:ハイドロフォーム (TT、DT)、テーパード 1 1/8″-1 1/4″ヘッドチューブ、スタンダード BB
  • フロントフォーク:Grade アルミニウム、1 1/4-1 1/8″アルミニウムコラム
  • ギア:前 FSA Tempo コンパクト 50/34T/後Sunrace 8スピード 12-25T
  • ブレーキ:Tektro 機械式ディスクブレーキ、 160mm ローター
  • タイヤ:Schwalbe Road Cruiser K-Guard 700C

RITEWAY SONOMA ADVENTURE:¥89,800

2019年モデルのソノマアドベンチャーは、手軽に買えるアドベンチャーバイクに変わった。フレームとフロントフォークには沢山のボトルケージ台座がついており、ボトルケージやアクセサリーの装備が可能となった。ホイールは2種類の物を選べる。700C仕様はママチャリに近い太さを採用したクロスバイク用タイヤ「RITEWAY アーバンフルグリップ 700x35C」を採用。650B仕様は砂利道でも安心して走れ、700C仕様よりも太い「KENDA Flintridge 650 x 45B 」を採用。純正オプションで650B仕様と700C仕様のホイールとタイヤの購入が可能だ。

車体の重量は13kgと重いが、650Bホイールと700Cホイールを選ぶことができるのが特徴。街乗りとツーリングを行う人に向いている。

  • フレーム:NIAUデザイン 軽量ダブルバテッドツーリング クロモリスチール
  • フロントフォーク:ラグクラウン ツーリングブレード ケージピッチ3穴ダボ クロモリ スチール
  • ギア:前 SHIMANO FC-RS200 (50x34T)/後SHIMANO CS-HG200 (12-32T 8速) カセットスプロケット
  • ブレーキ:TEKTRO MD-C400メカニカルディスク
  • タイヤ:
    700Cモデル/RITEWAY アーバンフルグリップ 700x35C(35-622)
    650Bモデル/KENDA Flintridge 650 x 45B (45-584)

 

Pep Cycles NS-D1:¥92,000

マウンテンバイクの650Bホイール規格を採用し、1.5インチと街乗りでも安定して走れるタイヤ幅を採用したグラベルロード。ギアはシングルスピードだが、リアホイールはロードバイク用の11速スプロケットに対応した。汎用性が高い規格やフレームを採用したおかげで、マウンテンバイクタイヤを装備してグラベル仕様にしたり、700Cホイールと細いタイヤを装着してロードバイク風にするなど、幅広い楽しみ方ができる。

10万円以下のグラベルロードの中では珍しく、カスタムをメインにしたグラベルロードだ。自分好みにカスタマイズし思いっきり楽しむ人に向いているだろう。

JAMIS RENEGADE EXILE:¥99,000

グラベルロードの中でも、グラベル走行やツーリング重視の設計となっているのがRenegade Exile。アドベンチャーロードバイクを売りにしているため、フロントフォークには左右にボトルケージ台座を装備しており、ボトルケージに装着する小型荷台を付けることが可能で積載量を増やすことができる。タイヤは700×36Cのグラベル用のタイヤを装備しており、最初からグラベルライドも可能だ。対応タイヤ幅は700×40Cと、シティサイクルよりも太いタイヤを装着でき、650Bホイールなら650✕47B(ロードプラスタイヤ)の装着が可能。

10万円以下のグラベルロードの中では、軽いフレーム+650Bホイールの装着が可能と、現在の流行の流行に沿っているグラベルロードだ。

  • フレーム:Jamis Size Specific Design frame geometry,6061 aluminum
  • フロントフォーク:Jamis Adventure 6061 air-formed aluminum
  • ギア:前 FSA Vero, 50/34T/後Shimano HG41 8-speed, 11-32T
  • ブレーキ:Tektro Lyra mechanical cable actuated disc brake
  • タイヤ:Clement X Plor MSO, 700 x 36c, 30TPI with protection belt

 

MERIDA  ロードツアラー(サイクルベースあさひ限定):¥99,981(税込み)

ここで紹介したグラベルロード/アドベンチャーロードの中で一番異色なのがメリダ・ロードツアラー。サイクルベースあさひ限定のロードツアラーは、レース用シクロクロスバイクをベースにしているため前傾姿勢ぎみの乗車姿勢になる。ギアはフロントシングル、リア11段変速と、現在流行の仕様だ。

  • フレーム:Full Alloy Internal
  • フロントフォーク: Lightweight aluminium
  • ギア:前 FSA VELO PRO 40T/後SUNRACE CSMS8 11S 11-42T(SRAM APEX仕様)
  • ブレーキ: PROMAX MECHANICAL DISC 160mm
  • タイヤ:MAXXIS ALL TERRANE 35C

Mongoose GUIDE SPORT:¥103,680(税込み)

出典:http://ride2rock.jp/products/105850/

10万円以下のグラベルロードの中では貴重なアドベンチャータイプ。アップライトな乗車姿勢とグラベル向けの太い700Cタイヤ、軽いギアを装備。前傾姿勢でスポーティに走るのよりも、荷台をつけて荷物を載せてツーリングしたり、グラベルをメインに走る人に向いている。ただしフレームサイズは1種類しかないため、身長の関係で選べない人も多いだろう。

  • フレーム:Tectonic T2 aluminum, 700c adventure geometry, internal cable routing, 9 mm x 142 mm dropout, replaceable hanger, tapered headtube
  • フロントフォーク: Mongoose, 700c, aluminum with aluminum steerer, 12 mm x 100 mm
  • ギア:前 Samox TAM31-232, 46/30T/後Sunrace 9-speed, 11-34T
  • ブレーキ: Promax DSK-330 flat mount, aluminum mechanical 160 mm rotor
  • タイヤ:Kenda Small Block 700 x 47c; wire bead