ピレリ社は、自転車用レースタイヤP ZERO Raceの一部製品について自主回収を行うことを発表しました。対象となるのは、28-622(700x28c)サイズのチューブレスレディバージョンで、日本における自主回収対象は28-622 P ZERO Race TLR Classic(型番3984300)及び28-622 P ZERO Race TLR(型番4149600)となります。
この回収は、2023年第10週から第24週に製造された392本のタイヤに関連しています。製造上の問題により、一部のリムにおいて製品が空気圧を完全に保持できない可能性があるため、この措置が取られました。リム-タイヤ-空気圧の組み合わせが適切に管理され設定されていない場合、安全性を損なう可能性があるとされています。
対象製品の特定は、タイヤの側面にある製品名、製品ID、製造週・年の刻印によって確認できます。例として、製造週2桁+製造年下2桁の形式が用いられており、"1823"は2023年の第18週(5月第1週)製造を指します。
ピレリは、2023年に対象となるP ZERO自転車用レースタイヤを購入したお客様に対し、タイヤのサイドウォールにあるタイヤID番号と製造年月日コードの確認をお願いしています。該当するタイヤをお持ちの方は、使用を中止し、ピレリジャパン株式会社または製品を購入された店舗へのお問い合わせが求められています。該当するタイヤは、代替品の提供または購入金額の返金が行われる予定です。
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Tyres Recall | Pirelli Cycling
埼玉県越谷市に本社を置く自転車メーカー、ホダカ株式会社のスポーツバイクブランド「KhodaaBloom (コーダーブルーム)」は、新フラッグシップモデル「STRAUSS PRO RACE2(ストラウス プロ レース 2)」を発表し、2023年7月7日から販売を開始した。
新たに発表されたSTRAUSS PRO RACE2は、特に「峠」や「山」を重視したレーシングバイクとして開発され、軽量性を追求している。前フラッグシップモデル「STRAUSS PRO DISC」で追求された「高次元のバランス」を継承しながらも、フレーム重量を250g削減し、KhodaaBloom のディスクブレーキモデル史上最軽量となるフレーム重量 820gを実現した。
STRAUSS PRO RACE2は、剛性と快適性を両立したのを売りにしており、ニュートラルな乗り心地を実現し、力強いペダリングが可能であり、ライダーの入力に素早く反応すると共に、レースやヒルクライムの終盤でも快適性を保つとのこと。
この新モデルは、空力を追求したコクピット周辺のデザインや、所有欲を満たすパール塗装とホログラムロゴ、UCI認証デカールを備える。また、左右非対称のボトムブラケットとチェーンステーを採用しており、ライダーの力を効率よく受け止め、推進力に変えることを可能にしている。また、成型に必要な樹脂が少量で済むEPS製法を採用し、「軽量かつ高剛性」を実現している。
フレームサイズは日本人の体型を考慮し、4種類のサイズを展開。また、全国のディーラーでフレームセットの販売を行い、KhodaaBloom直営店では主要パーツを一体化したキット形式での販売も実施する。
STRAUSS PRO RACE2フレームセットの希望小売価格は385,000円(税込)。サイズは450(155~165cm)/ 470(160~170cm) / 490(165~175cm) / 520(170~180cm)の4種類を揃えている。
さらに、KhodaaBloom直営店限定で「STRAUSS PRO RACE2 BikeKit」も販売される。これはフレームセットに加えて主要部品を含んだキットで、購入者が部品選定を気にすることなく、スピーディに組み立てて短納期で完成車を手に入れることが可能となる。価格は、R9200 With R9270 C50ホイールが990,000円、R8100 with R8170 C50ホイールが770,000円など、組み合わせにより異なる。
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コーダーブルーム (khodaa-bloom.com)