マンスリーアーカイブ 7月, 2017

前2輪セミリカンベント TOYODA TRIKEの動画から注目すべき部分とは

前2輪セミリカンベント「トヨダトライク」は、2016年中に発売する予定がずれこんでいるらしく、2017年7月30日現在、2017年秋季に発信予定と書いてあり、トヨダトライクのプロモーションビデオを見ることができる。 プロモーションビデオで注目すべき部分は拡張性。通常形式は個人用だが、ゴルフ用・人乗せ用・運搬用と拡張性の高さを紹介している。トヨダトライクはフロント部を交換することができ、多種多様な自転車にすることができるようだ。 ゴルフ用は前後輪にファットタイヤを装着し砂利道も安定して走ることができるように見える。オフロード用と書かないのはマウンテンバイクのようにアクロバティックな走りをする自転車ではないと示すためでは無いかと思う。 https://www.cyclorider.com/archives/18274 人乗せ用は、前に座席を装着して人が乗ることができるようになっている。日本の法律では3輪車なら大人2人が乗車して良い法律となっていてベロタクシーがいい例だろう。興味深いのは前座席はそのへんの車椅子のようなチャチなものではなく、座り心地が良さそうな椅子だということ。 運搬用は前後に荷台を装着して重い荷物を乗せることができるようになっている。動画では120kgの荷物を積むことができるのを示唆しているが、もし本当に120kgの荷物を積むことができるのなら、BULLITTカーゴバイク(積載重量100kg)を越える荷物を積むことができる。 https://www.eurobike.net/bullitt 個人用から業務用まで幅広い使い方を提案できる前2輪セミリカンベントのトヨダトライク。試乗できる機会があればぜひ試乗したい。 http://toyoda-trike.co.jp/ https://www.cyclorider.com/archives/16490

クロスバイクの山越えツーリング仕様のカスタムを紹介「GIANT Escape RXW」編

  某Y氏が中古で購入したEscape RXW。最初は普通のクロスバイクだったが、購入後すぐにカスタマイズを行い、現在はこのような状態になっている。 原型はほとんど無く、独特の考えで作られたツーリング仕様となっている。主な改造は以下の通り。 ・前輪はハブダイナモ仕様。ライトは前後とも点灯し、さらに自作のUSB充電仕様を搭載している。通常ではスポーツサイクル用ハブダイナモでは装着できないマグボーイを改造し、リアはシマノのハブダイナモ用テールライトを採用。フロントホイールはワールドサイクル製のオリジナルハブダイナモホイール。ハブダイナモはシマノ・DH-3N80、リムはMAVIC・オープンスポーツ。 オリジナルホイール ハブダイナモ+OPEN SPORT ブラック ハブダイナモ付ホイール posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる ・ハンドルにはGPS「Garmin eTrex20」を搭載。英語版だが日本語化を行っている。GPSマウントは、純正品ではなくRAMマウントを採用。今まで走行中に落下した覚えはない。 https://www.cyclorider.com/archives/14831 https://www.cyclorider.com/archives/13025 ・タイヤは標準装備のGIANT製から、パナレーサー・グラベルキング23C→25Cに変更。タイヤサイドの強さと乗り心地の良さの2つを両立するオンロードスポーツサイクル用のタイヤで、近年は、700Cの自転車にはこのタイヤしか買っていない。 ・フロントクランクは48-36-26Tから42-32-22Tと低ギア化を行っている。 ・GIZAのダブルレッグセンタースタンドを新たに装着。フロントディレイラーの隙間はギリギリでネジの長さが足りない場合があるため、装着には加工が必要な場合もある。 GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56 ブラック posted with カエレバ GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる ・ハンドルはエビホーン化を行っている。ドロップハンドルは扱いにくいのでずっとブルホーンバーを愛用し、Escape RXWではエビホーンとなった。ちなみにハンドルはこの写真の後に変更している。 某Y氏の今までの自転車に対する考えをまとめたEscape RXW ツーリング仕様。主に舗装路重視の山越えスペシャルで、最終的には泥除けとキャリアを装着するとのこと。最終目標は山越え重視の日本縦断仕様のツーリングバイクに仕上げるようだ。

公道を走る時に感じる細いタイヤの欠点を挙げてみる

細いタイヤを装着したロードバイクや、Escape RXのようなスピードクロスがスポーツサイクルの世界で主流になっていて、細いタイヤがベストのような風潮となっている。自分のメインマシンのEscape RX4は28ミリタイヤを装着して乗り心地と安定性を重視。メインセカンドマシンのEscape RX3は26ミリタイヤを装着し舗装路のスピードを重視していた。因みにタイヤはEscape RX3/Escape RX4共にパナレーサー・グラベルキングを採用している。 https://www.cyclorider.com/archives/12946 しかし、今はEscape RX3/Escape RX4の2台とも28ミリタイヤに変更している。これは、2017年のGWに九州のやまなみハイウェイや佐多岬、桜島一周などを行った時の経験からの判断だ。Escape RX3で佐多岬に行く時、強い雨が降り雨具を着て走ったが、雨で不安定感が高まるハンドリングに、雨の視界不良で転倒の恐怖を感じ、26ミリタイヤから28ミリタイヤに交換しようと思ったためだ。 公道を走るのなら太いタイヤを装着できるモデルにも目をむけるのも1つ ロードバイクやスピードクロスだと23ミリや25ミリ相当の細いタイヤを装着するのが殆どだが、スピードを出さない公道でのサイクリングなら太いタイヤに注目するのも1つだろう。 太いタイヤの欠点はスピードを出すのに向かないことだが、段差に強い、乗り心地が良くなる、接地面積が大きいのでグリップしやすい等の利点がある。そのため、サイクリング用のスポーツサイクルを買う場合は、ある程度太いタイヤが履けるモデルを買ったほうが良い。細いタイヤしか履けないロードバイクだと、方向性を変えることができなくにっちもさっちもいかなくなるので、別途太いタイヤを装着できるクロスバイク等、汎用性がある自転車を持っておくのがベスト。 ロードバイクに関しては現在のモデルでは、ブレーキ本体やフレームの形状を工夫して28ミリまで履けるロードバイクが増えているが要確認。また、無名ブランドの安価なロードバイクは、太いタイヤを装着しないという発想で作られている物もある。普通の人は安価なロードバイクは初心者向けと思う人が多いが、なんにも考えないでレースモデルの形を真似した只の安いロードバイクというのも多いため注意が必要だ。 パナレーサー(Panaracer) グラベルキング(GRAVEL KING) F 700×28 黒×黒オープン F728-GK-B【あす楽対応】 posted with カエレバ 楽天市場で調べる Amazonで調べる Yahooショッピングで調べる