デイリーアーカイブ 1月 13, 2017

ハリークインからクロモリフレームの14インチ折りたたみ自転車が登場か?

フェラーリ、ルノーなどの自動車ブランドの自転車をメインに製造しているGicだが、自転車ブランドの自転車も製造や輸入を行っている。その中でハリークインはかつて存在したイギリスの自転車ブランドで、現在はブランド権利はGicが保有しているようだ。 Gicは14インチ折りたたみ自転車に力を入れていて、14インチ折りたたみ自転車ブーム前には本家DAHONよりも前にDAHON OEMの14インチ車「FIAT AL-FDB140」を販売し、今は低価格車のRENAULT LIGHT8、アルミフレームの軽量版のRENAULT ULTRA LIGHT7、マグネシウムフレームのRENAULT MAGNESIUM 6、チタンフレームのHarry Quinn Premium6と様々な14インチ折りたたみ自転車をラインナップしている。 ヨコハマ・サイクルスタイルでGicのブースを見て発見したのが、クロモリフレーム版の14インチ折りたたみ自転車。振動吸収製が高い、走行性能がしなやか、美しい仕上がりを売りにしているようだ。カラーリングはクロームポリッシュのような感じで、チタンフレームとは違う意味で高級感が出ていた。価格や重量に関しては特に記述が無く、気になる人は今後の情報に注目した方がいいだろう。

ベルトドライブまで選べる多目的に遊べる自転車 SOMA Wolverine

競技用自転車はその競技のために最適化された設計となっている。ブームになっているロードバイクもロードレース競技のために最適化されている自転車なのが基本だ。 趣味の自転車イコール競技用自転車がメインになりつつあるが、一部の会社は競技用ではない自転車やフレームを販売している。 有名なブランドといえば恐らくSURLYだろう。競技用自転車やフレームをラインナップしていないSURLYはヒットし、SURLYの追従者も存在する。 SURLYの自転車の中で汎用性が有り遊べる自転車と言えばクロスチェックだろう。45ミリタイヤを履くことができ、マウンテンバイク用ハブ、ロードバイク用ハブの両方のハブを装着できるなどの汎用性の高さは、色々と遊べる自転車として知られ多くの人に愛用されている。 個人的に汎用性が高く一番遊べる自転車はSURLYのクロスチェックだと思ったが、クロスチェックを越える遊べる自転車を見つけた。 http://www.somafab.com/archives/product/wolverine それはSOMAのウルヴァリン。フレームのパイプはタンゲプレステージという有名なパイプを使用していて、45ミリクラスのタイヤを装着してもOKなクリアランスを採用している。 ウルヴァリンで一番注目する部分は色々なドライブトレインに対応していることだろう。通常の外装変速機、シングルスピード、内装変速機に対応し、一般的なチェーンドライブだけでなくベルトドライブも装着できるとのこと。 ベルトドライブを入れるためには、シートステーの上下にT型のブロックが入り、ブロックを外せばその部分からフレームを曲げることなくベルトを装着できるとのこと。 ベルトドライブも付けられる、シクロクロスタイプのフレームが10万円を切る価格なので、もっと知られても良いと思うが、Soma自体かあまりないのもあると思う。 http://blog.livedoor.jp/simizucycle/archives/51460658.html http://sputnikcycle.jugem.jp/?eid=684

マルキンのカゴ付きクロスバイク NESTO SCORTOを解説

マルキン自転車のサブブランド「NESTO」は、スポーツバイクを中心としたラインナップとなっている。NESTOの中でSCORTOはカゴがついていて通勤通学用クロスバイクのジャンルに入る。 アルミフレームは恐らくVACANZE S-Iを元にしているが、ブレーキ等を変更しているので細かい所は違っている。コスト削減かフレームサイズが1種類しかないのは欠点だ。車体重量は15kgと軽量だが、付属品のベル・リフレクター・ペダル・スタンドが装着されていない状態での測定のようだ。 ブレーキは前はデュアルピボットタイプのキャリパーブレーキ。後ろはローラーブレーキと、シティサイクルに採用されているブレーキとなっている。大幅なアップグレードができない、後輪の取り外しがしにくい欠点があるが、ローメンテナンスで比較的使用でき、ブレーキの音鳴がしにくいのが特徴だ。 ギアは前はシングル(46T)後ろは7段(14-28T)街乗り用自転車の割にはスピード重視のギア比が重めのクランクが装着されている。 車輪径は700C、タイヤ幅は28ミリ相当。700Cは通常のシティサイクル用の26インチや27インチと比べてタイヤの種類が豊富だがタイヤの価格が高価だ。また、タイヤ幅も28ミリと細く泥除けとの隙間が少ないためタイヤ幅を太くするのが難しいと思われる。 街乗り用自転車のため泥除け、オートライト、カゴ、スタンドが標準装備されている。ただサークル錠は搭載されていない。 NESTO・スコルトはカゴ付きクロスバイクの中ではスポーツ志向のモデルとなっている。ギア比は高めでタイヤが細いため、舗装路でスピードを出すには合っている。しかし、細いタイヤは空気圧チェックを頻繁にする必要があり、段差にも弱いのを覚えておいたほうがいいだろう。 http://www.marukin-bicycles.com/products/active/nesto/scorto/