デイリーアーカイブ 12月 27, 2016

24インチホイールを採用したファットバイク KHS 4Season ATB300SF

税抜き8万円で買えるモデルが存在するKHSのファットバイク「4Season」シリーズ。そんな4Seasonシリーズの中でも独特なモデルがATB-300SF。通常のファットバイクの車輪径は26インチなのに対し、ATB-300SFは通常のファットバイクよりも車輪径が小さい24インチを採用している。子供用ファットバイクなどで24インチを採用したファットバイクや、小規模なブランドから24インチファットバイクは出ていたらしいが、マスプロダクションで大人用24インチファットバイクが買えるのは貴重だろう。 マウンテンバイクの世界では、26・27.5・29インチと様々な車輪径が存在している。一般的に車輪径が大きいと段差の乗り上げが容易だが、ハンドリングは軽快でなくなる。逆に車輪径が小さいと段差の乗り上げは難しくなるのに対して、ハンドリングは軽快になる。また、車輪径が大きいとフレームを小さくするのが難しくなるらしく、小柄な人が29インチマウンテンバイクに乗る場合は苦労するとのこと。 また、最近のマウンテンバイクは車輪径だけでなくタイヤ幅によって車輪の直径が変わる。右のCharge Cooker Maxiは26インチファットバイク(26×4.0)で、左のGT PANTERAは27.5ミッドファット(27.5×2.8)。車輪径はGT PANTERAのほうが大きいが、写真では実際の車輪径は拮抗しているのがわかる。下のブログ記事によれば、ファットバイクでも最大サイズの26×4.8インチだと、29インチマウンテンバイクよりも車輪径は大きくなるようだ。 http://ysroad.co.jp/shinjuku/2016/01/05/7039 ATB-300SFの24インチファットバイクの利点は、車輪が小さくなるためフレーム形状を小さくしやすくすることが可能で、ハンドリングも軽快になるのではないかと思う。ただ、24インチファットバイクのタイヤは非常に少ない。ファットバイクに限らず24インチ車はホイールやタイヤ関連の部品が少ない問題があるので、この問題を解決しないと普及しないだろう。 http://khsjapan.com/products/atb-300sf/  

Tech 1 CARACLE-Sが進化した所、実際の走りの感覚をまとめてみた

スーツケースに入る20インチ折りたたみ自転車として知られているTech1 Caracle-S。2016年モデルは2015年モデルとは大幅に変わった部分がある。一番分かりやすいのはリヤサス部分の取り付けを変更しシートアングルを寝かした所。これにより漕ぎやすくなり普通の自転車のように漕ぐことができる。 https://www.cyclorider.com/archives/11258 ハンドルポストも昔のモデルはしなったが、サイクルモード2016で試乗したモデルは自分が触った限りではしならなくなりDAHONやTernの折りたたみ自転車と同程度だと感じた。その他にヘッドチューブにアクセサリー台座を装着したり、後部リンクパーツの一体化など細かな改良を加えているようだ。 Tech One Caracle-SはTernの折りたたみ自転車で言うと、どのくらいのレベルか サイクルモードの試乗コースは通常の舗装路よりも綺麗な路面のため、実際の走行感覚とは異なる。ただ、今回はサイクルテラスの試乗コース(綺麗なアスファルト細い)でTern Link C8とTern Vergeに乗ったので、Caracle-Sがどのくらいのレベルなのか比較することができた。 Tern Verge P10 Tern Link C8 個人的な感覚ではLink C8以上、Link C8からの走りを想像した限りではLink N8と同クラス、Verge P10よりは落ちるといった感覚だった。Link C8の評価が低いのは、KENDA KWESTタイヤが原因だろう。Verge P10の走りの高さは、20インチの中でも車輪径が大きい451規格を採用しているのとシンプルな車体設計なのもあるのかもしれない。 https://www.cyclorider.com/archives/10075

予想よりも普通に走ることができる16インチ折りたたみ自転車 DAHON Curve D7

Dahonの折り畳み自転車は20インチが多くラインナップされているが、数少ないながら16インチモデルも存在する。今回試乗したのはPrestoとCurve D7。両方とも共通するのは、大柄な人でも乗車できる車体設計ということだ。ハンドルとサドル間が長いため、身長183cmの自分が乗っても違和感が無い乗車姿勢となっている。ただ、少し前傾姿勢の乗車姿勢になる。 ハンドリングは予想よりも安定している。これは恐らくホイールベースが長く、タイヤ幅が少し太いためだと思う。Curve d7のタイヤはKenda Kwest 16 × 1.50を採用している。その辺のママチャリより太いタイヤだ。 予想以上に走るが、車輪径が小さいため長距離走行をするのなら、20インチのほうが良いのではないかと思う。小径車よりも通常の大径車のほうが有利なのは、大径車のほうが段差に乗り上げやすく、走行時の安定性が高い。これは20インチと16インチを比較しても言えることで、16インチでは歩道の段差などは20インチよりも注意しないといけない。 16インチの良さは折りたたみサイズだろう。写真で見ればわかると思うが20インチと16インチでは折りたたみサイズは大きく違う。また、16インチ折りたたみ自転車のCurveD7を所有するブログを見ると、容易にコインロッカーに入れることができるようだ。 http://dahondego.com/2015/06/30/dahon-curve-d7-can-be-stored-in-a-locker/ 多段ギアが装備されているので街乗りなら十分な性能を持っているが、ディレイラーの取り付け台座がアルミフレームなのに一体式で、ディレイラーガードがないのでディレイラーガードの取り付けは考えたほうがいいと思う。 https://www.cyclorider.com/archives/11491 2017年3月9日追記:RENAULT MAGNESIUM 8との比較を行いました。 https://www.cyclorider.com/archives/18066   DAHON(ダホン) 折りたたみ自転車 Curve D7 16インチ 7段変速 ファイアーレッド 16CVD7RD00 posted with カエレバ DAHON(ダホン) Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる