デイリーアーカイブ 12月 15, 2016

保管するのに折りたたみ機構が役に立つ折りたたみ自転車

自転車の保管は意外と面倒なのが多い。殆どの住宅では自転車は屋外に保管するのが一般的で、マンションやアパートなどの集合住宅では、離れた駐輪場で保管する場合が多いため、盗難の危険性がある。 できるだけ自転車は屋内で保管したいがスペースの関係で屋外で保管しないと行けない場合が殆どだろう。 折りたたみ自転車の場合、保管時に折りたたみを行うことで、コンパクトに保管することができる。 家の中で保管するのには勿論役に立つが、屋外で保管する場合でも折り畳みを使えば、少ないスペースに自転車を置くことができる。 屋外で保管をする場合、自転車カバーをかける必要がある。折りたたんだ状態では、フレームなどの各部に水などが入りやすいため、自転車がむき出しにならないようにするなど厳重にカバーをする必要がある。 折り畳み機構の良し悪しで、折り畳みした状態での保管が変わる。 折り畳み自転車で保管を行う場合、折り畳んで保管しない人もいる。自分もBD-1に乗っていた時は、保管時は折り畳んでいなかった。 保管するとき折り畳み機構を使わない理由の一つに、折り畳み機構の作りが原因の一つにあるだろう。 Link N8はIGUSベアリングを折り畳みヒンジ部に採用し、折り畳みレバーOCL FRAMEジョイントのお陰で、軽い力で開くことができるので気軽に折り畳むことができる。 これがLink C8だとOCLフレームジョイントよりも小さいFBLジョイントを採用している。Link C8のジョイントを開けたことがあるけど、Link N8よりもジョイントが硬くて力が必要だ。DAHONの安価なモデルも同じレベルの機構を採用している。 Dahonの安価なモデルなら力が必要なだけだが、ホームセンタークラスの折り畳み自転車は、ヒンジの作りが悪い。 https://youtube.com/watch?v=bA0_O-GBjJU 上記動画の格安折り畳み自転車は、折り畳みを行うとき膝を使って折畳むのを薦めているが、Link N8はそんなことをしなくても軽い力で折り畳める。折り畳み自転車を買う場合、安価な折り畳み自転車は出来の悪い物は折り畳みにくいため、折り畳み機構を使わなくなる可能性が高い。頻繁に折り畳みを行うのなら、安すぎる折り畳み自転車は折りたたみ機構をよく選んだほうが良いだろう。

驚きの制限体重150kgの折りたたみ自転車 Bikefriday Diamond Llama

アメリカにある折りたたみ自転車ブランド「Bike Fraiday」は、折りたたみ自転車の世界では貴重なオーダーメイドが可能な自転車ブランドだ。通常の折りたたみ自転車は既成品を購入することがほとんどだが、Bikefridayはフレームオーダーができる貴重な折りたたみ自転車となっている。 Bikefridayの折りたたみ自転車で有名なのは、ロードバイクタイプのPocket Rocketや、ツーリングモデルのNew World Touristだが、マウンテン/ツーリングタイプのPocket Llamaが存在する。 Pocket Llamaの特徴は、折りたたみ自転車では珍しいダイヤモンドフレームを採用しているということ。通常の折りたたみ自転車のメインフレームは一本のパイプなのが多い。BikefridayではDiamond Llamaというようだ。 Diamond Llamaの一番の特徴は体重制限。通常のPocket Liamaでは、制限体重は108kg、 ヘビーウェイトアップグレードにより118kgまでの方に使用できるのに対して、Diamond Llamaは、150kgまで対応しているとのこと。ダイアモンド形状のフレームが、設計的に優秀かがわかるだろう。 因みにTern Link N8の制限体重は110kg。Bikefridayを見ると、アルミフレームでフレームが分離している横折れ式折り畳み自転車では限界なのではないかと思う。 http://www.bikefriday.tokyo/products/entry/pocket-llama-diamond-llama/

セミファットバイクの走りはどういう物なのかまとめてみた

通常のマウンテンバイクは2インチ(約50mm)のタイヤ幅で、ファットバイクは4インチ(100mm)のタイヤを装備している。しかし世の中には、マウンテンバイクとファットバイクの中間のタイヤ幅を持ったセミファットバイクが登場している。 Charge COOKER Midi 2016 Movie from RPJ on Vimeo. セミファットバイクが採用しているタイヤ幅は3インチで、だいたい76mmクラスといったところだ。マウンテンバイクよりも太いタイヤ幅を採用しているファットバイクは浮遊感と砂浜や雪道などを走行することが出来る自由さが評価されている。 それなら、マウンテンバイクとファットバイクの中間でもあるファットバイクはどのような走りなのだろうか、今回はセミファットバイクの走行感についてまとめてみた。 charge COOKER MIDI 1:27.5×2.8インチ ChargeのセミファットバイクCOOKER MIDIは、27.5インチの車輪に2.8インチのタイヤを装備したセミファットバイク。27.5インチでもタイヤが太いため車輪径が大きくなり、29インチと同じくらいの車輪径となっている。26インチMTBの機敏性と、29インチの走破性の両方を受け継いだのを売りにしているようだ。 参考:2016 charge (チャージ) COOKER MIDI 1(クッカー ミディ1)|マウンテンバイク|SALE/入荷情報|自転車専門店カネコイングス【埼玉県】 セミファットバイク風改造自転車を雪道で走った場合 参考:セミファットにしてみましたが、、、 : 南風そよぐ、、、 Dahon(車種不明)にXtraCycleのロングテールキットを装備した自転車に、60ミリ相当のタイヤ幅のタイヤを装備し雪道を走行した記事。タイヤ幅はあるがホイル径が大きくならないので浮遊感の再現はできるが、ファットバイクのような走りは難しいとのことだ。 ただ、セミファットバイクは従来のマウンテンバイクとファットバイクを比較すると、ファットバイク寄りの走りができ、雪道走行は普通のマウンテンバイクより大分良いとのことだ。 セミファットバイクは、タイヤの太さや形的に見てファットバイクよりもマウンテンバイクよりの自転車に見える。しかし普通のマウンテンバイクみたいなのに、ファットバイクみたいな浮遊感があるという気になる自転車だ。ただ、セミファットバイクはファットバイク以上に情報が少ないため、もっと情報が欲しい所だ。