安物スポーツ自転車で諦めたほうが良いところ

最近では、カインズホーム等のホームセンターやイオンバイク等で、有名ブランドのエントリースポーツ自転車よりも、安価で売られている安物スポーツ自転車がある。素材として見ると面白い物があるが、この手の自転車は物を理解できる人向けで、安いからといって普通の人を買うと失敗する場合が大きい。

無名の安物自転車で真っ先に諦める部品は車輪とボトムブラケットだ。この部分は重要性が高く、壊れた時に部品代や工賃が高い所だが、普通はわからないのでコスト削減するのに絶好の場所だ。前後車輪で気になるのは、スポークが錆びることとスポーク折れで、スポーク折れは一旦折れると連続して折れる可能性が非常に高くなる。そのため車輪交換は事前に考えた方が良く、壊れなかったらラッキーと思えばいい。(車輪は新品の場合、前輪・後輪は6000~10000円代)また、車輪を簡単に外すことができるクイックリリース式のハブを採用している物は、無名品の中でも悪い安価なものだと、ハブがすぐに緩んでガタガタになるのもある。

ボトムブラケットも、近年のカセット式ボトムブラケットを採用している所が増えたので、簡単な工具で交換ができるのも増えたが、未だに旧式のカップアンドコーン式を採用している所もある。例えばイオンバイクで売られているMomentumのローエンドモデルは、カップアンドコーン式を採用している。カップアンドコーン式はカセット式よりもヘタリやガタが出るのが早いようだ。

近年の安物スポーツ自転車は、有名ブランドの自転車みたいにアルミフレームを採用しているが、本物のスポーツ自転車みたいに、コストの関係でフレームパイプの薄肉化ができないため軽量化ができていないのが殆どだ。例えば、通常の本格的なアルミフレームのクロスバイクは10~11キロに対し、2万円台のクロスバイクは、12キロ後半から13キロ台と重い。現代の2万円台アルミフレームクロスバイクは、8年前の有名メーカー製の3万円マウンテンバイクよりもレベルは低い。また、フレームサイズも1種類しかないのが殆どだ。

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写真の自転車は、3万円で買えた2005年式メリダ・カラハリ570コンフォート。フレームは当時のGIANTの同価格のMTBよりも良かった。車体重量は13.7kgで、重量が重いブロックタイヤ(1本約650g)を軽量なスリックタイヤ(IRC・スムーシーだと1本340g)に交換すれば、ほぼ13キロにすることができる。この手の安物スポーツ自転車は、これらのことを考えて購入すればいいのか検討すればいいだろう。

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