クルーザータイプの本物のスポーツバイク 自転車解説 エレクトラ・タウニー7D

エレクトラ・Townieは、乗っていない人からすれば、アルミフレームの、のんびり走るビーチクルーザーに見えるが、本当に乗った人からすれば、Townieはビーチクルーザータイプの「本物の」スポーツ自転車だ。このようなゆったり乗れるスポーツ自転車は非常に貴重だ。

・フレーム/フロントフォーク

アルミフレームで重量は書いてないが、体感的には13キロ後半。もしくは13キロ前半かもしれないという感覚だ。独特のビーチクルーザータイプのフレームは、脚付きと快適なペダリングを両立していて、シティサイクルよりもアップライトな姿勢で乗ることができる。フレームサイズは1種類しかないが、サドルを目一杯上げると、身長183センチの自分でも楽に乗ることができた。

・ブレーキ

ブレーキは前後Vブレーキ。街乗りなら十分な制動力がある。

・変速機/ギア比

後ろ7段のみの街乗り用ギア比だ。アメリカでは前3段ある多段仕様も存在する

・車輪径/タイヤ幅

26×2.0のスリックタイヤを装着している。前後車輪は簡単に取り外し可能なクイック式を採用している。

・部品構成

普通のMTBなら4万円台の部品構成だが、独特な車体のため、5万円台になるのは仕方ないと思う。個人的にはそれほど高く無いと思う。

このエレクトラ・タウニー7Dはサイクルモードで試乗してみた。

2013-11-04 16.13.28-1

サイクルモードで試乗したモデルはタウニー7Dで、スタッカート型の女性向けモデルだが、写真のようにサドルを目一杯上げると、身長183センチの自分でも楽に乗ることができる。乗る前は、走りはシティサイクルよりはマシだと思っていたが、実際に乗ってみるとその考えを捨てないといけないと思った。タウニーの走りは、本物のスポーツ自転車そのものだった。走りは4~5万円クラスのスリックタイヤのマウンテンバイクと同等の性能があるだろう。この独特なポジジョンでスピードを出すのは向かないと思うかもしれないが、力をいれてハンドルを引き付けるようにすれば一気に加速する。加速のために引きつけてもハンドル等がしならないので、きちんと考えて作っているのがわかる。セミリカンベント風の姿勢だが、立ち漕ぎは可能だ。ゆったりしているのに速いという独特な感覚を持つ自転車だ。

アメリカではタウニーがヒットし、Specializedの26インチHEタイプのクロスバイクExpedition」が、タウニータイプに変わり、各メーカーがアメリカでタウニータイプの自転車が各社から登場したのも納得する。(但し、多くのタウニータイプの自転車は廃盤している。)

とある自転車屋のブログで、タウニーとシティサイクルが比較されていたが、タウニーはシティサイクルではなくスポーツ自転車だ。ビーチクルーザーがほしいが、遅いのは欲しくない人、前傾姿勢とつま先立ちを強要されるスポーツ自転車には乗りたくないが、スポーツ自転車に乗りたい人や、スポーツ自転車に免疫がある人に進めたいスポーツ自転車だろう。Electraのビーチクルーザーの中では手頃な価格で、デザインで買っても損はしない。個人的にはかつて存在し、今は輸入していない多段変速仕様を買っておけばと後悔したほどだ。もし多段仕様のタウニーを持ってこられて、これで200キロ走って来いと言われたら、自分は喜んで引き受けるだろう。

スポンサーリンク