自転車比較論 ブリヂストンサイクル・スターロード/サイクルベースあさひ・マグニファス

サイクルベースあさひのブログでは、サイクルベースあさひ・マグニファスは、ブリヂストンサイクル・スターロードと同程度のレベルで、安いと言っているらしい。

まるで、ローバー・シティローバーは、フォルクスワーゲン・ポロやホンダ・フィットより安くてお買い得と言っているようなものだが、実際の所はどうなのだろうか。

そこで、今回はブリヂストンサイクル・スターロードと、サイクルベースあさひ・マグニファスを比較してみることにしてみた。

・フレーム

両車ともスチールフレームを採用していて、後ろ乗せ同乗器対応(クラス27)のフレームを採用している。マグニファスはフレームは溶接で接合されていて、スターロードはラグで接合されている。塗装はブリヂストンのスターロードを見たことは無いが、ワンクラス下のノルコグは見たことはある。はっきり言ってブリヂストンのノルコグは、あさひのマグニファスよりも遥かに塗装がよく、非常に大きな違いがある。はっきり言ってスターロードとマグニファスが同じというのは、スターロードに対して失礼だと思う。

・鍵

スターロードは、後ろリング錠を解錠すると、ハンドルロックも解錠する一発二錠タイプになっている。解錠が難しいディンプルキーに一発二錠で盗もうとするのは非常にしんどいと思うので泥棒は別の自転車を狙うだろう。また、一発二錠のいい点としては、ハンドルロックしている時に、荷物を入れてもハンドルがふらつかない利点がある。マグニファスはディンプルキータイプの後輪のリング錠だ。こちらもディンプルキーを採用しているが、一発二錠のほうが良いのは言うまでもない。はっきり言ってスターロードとマグニファスが同じというのは、スターロードに対して失礼だと思う。

・ブレーキ

両車とも、前ブレーキはデュアルピボットキャリパーブレーキで、後ろブレーキはローラーブレーキとなっている。形式は同じだが、スターロードは本格ロードバイクに使われるようなデザインで立体的な作りなのに対し、マグニファスは鉄板をプレスしたような部品を組み合わせた安物で雲泥の差がある。はっきり言ってスターロードとマグニファスが同じというのは、スターロードに対して失礼だと思う。

・ライト

スターロードはホワイトフラッシュW点灯虫というLEDオートライトを採用している。マグニファスは1WのLEDオートライトを採用していて、これは実際に点灯させないとわからない。

・変速機

スターロードは、内装3段変速を採用している。マグニファスは外装6段変速を採用している。

・タイヤ/車輪

スターロードは前輪は転がり抵抗が少ないマイティロードプラスタイヤ、後輪は耐摩耗性が高く、溝が深いロングライフプラスタイヤを採用している。ブリヂストンのシティサイクルのタイヤには、プラスがない物とプラスがある物の2つがあるが、プラスがある者は、タイヤ内部に薄いプロテクターが入っていて突き刺しパンクを防止するために作られている。またタイヤ幅も太くして段差に強くしている。チューブは自転車専門店向けモデルの一番安いモデルよりも厚い、1.5ミリのチューブを採用している。車輪はステンレスリムで安価なモデルよりも太いスポークを採用し、耐久性が高いのを採用している。

マグニファスは肉厚タイヤと言われているが、これは流行りのホームセンターの安物耐パンクタイヤで、タイヤ幅も通常のものと同じだ。チューブは1.2ミリの厚さのチューブで、これは自転車専門店向けモデルで一番安いモデルに採用されるものだ。車輪はステンレスリムを採用しているが、スポークは普通の太さ。はっきり言ってスターロードとマグニファスが同じというのは、スターロードに対して失礼だと思う。

・サドル/グリップ

スターロードのサドルはスーパーコンフォートサドル3という低反発ウレタンのを採用。グリップはスーパーコンフォートグリップ2という柔らかいのを採用している。マグニファスのサドルは2万5千円台の自転車に使われる物程度で、グリップはヌルヌルして滑りそうな安物だ。はっきり言ってスターロードとマグニファスが同じというのは、スターロードに対して失礼だと思う。

・保証関連

スターロードは3年間の盗難補償がついていて、3年以内に盗難された場合は3150円で新しい自転車が手に入る。http://blog.cb-asahi.jp/cat1/2012/02/post-8.htmlでは、スターロード・点灯虫 内装3段変速「SR6STP」26インチは、37,555円なので、3年以内に盗難された場合は40,705円かかる。

マグニファスはサイクルベースあさひのサイクルメイトに加入しないと盗難補償すらない状況になる。サイクルベースあさひのサイクルメイトは、1万3千円以上の自転車は、1年目は購入金額の20パーセントが5250円を下回ると一律5250円を、2年目は購入金額の40パーセントが8400円を下回る場合は、8400円を払わないといけないので注意が必要だ。

マグニファス26インチの場合

1年目だと

25,800円(車体価格)+2,700円(サイクルメイト加入の金額)+5,160円(盗難時の自己負担金)=33,600円

2年目だと

25,800円(車体価格)+2,700円(サイクルメイト加入の金額)+10,320円(盗難時の自己負担金)=38,820円

3年目だと保証が消えるので

25,800円(車体価格)+2,700円(サイクルメイト加入の金額)+25,800円(車体価格)=54,300円

になる。

マグニファスのライバルは、ブリヂストンの自転車専門的向けのエントリーモデルのノルコグシリーズだろう。ノルコグシリーズと比べたら大幅に見劣りする

はっきり言ってスターロードとマグニファスが同じというのは、スターロードに対して失礼だろう。また、マグニファスのライバルは、スターロードの1クラス下のノルコグシリーズなのに、あえてスターロードをライバルにしているのは、完全に「客は物を知らないアホ」扱いしていると言ってもいい。本気でスターロードと同じと思っているのなら、自転車屋なのに素人レベル(もしくはそれ以下?)のレベルで、サイクルベースあさひで物を買うのは信用できないことになるので、どちらでも問題だろう。

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