自転車解説 Kurotz クリエイト CR-3700シリーズ

「自転車屋のトライ」のプライベートブランド「クロッツ」シリーズの中で、一番スポーティな自転車がクリエイトシリーズだ。CR-3700は、3万円ちょっとで購入できるクロスバイクなのに、良い部品がついていて、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツよりもお買い得だったりする。

・フレーム/フロントフォーク

アルミフレームにクロモリのリジッドフォークを採用している。ここまで価格が安くても、フレームサイズが2つあるのは良い。フレーム造形は、コスト高になる機械で成形されたフレームではなく、丸パイプと補強板を使ったシンプルな形で、このおかげで安くできたのではないかと思う。

・ブレーキ

シマノのVブレーキ「BR-M422」を採用している。3万円のスポーツ自転車では付かないブレーキで、この価格では良い物を使っている。

・変速機/ギア比

前3段・後ろ8段のMTB用ギアを採用。軽いギアがあるMTB用ギアなので、急坂が出てきたり重い荷物を載せて走っても、のんびり走れば大丈夫だろう。

・車輪径/タイヤ幅

700×28Cと少々細いタイヤを採用している。車輪の車軸部分はシマノの安いのを採用していて、この価格なら普通ならつかない物だ。ただ、前輪は簡単に車輪を外せるクイックリリース式なのに対して、後輪はナット式で工具が必要だ。スペック表の注釈では、仕様変更により、クイックレリーズの場合があると書いてあるが、このような仕様変更は随時発表して、客の心理的不安を和らげないといけない。この注釈を見て、不安になって買うのをやめる人もいるだろう。後輪のハブ軸長は135mmでMTB用のハブを使っている。

・部品構成

ハンドルステムは可変式で、上下調整可能な物が最初からついていて、物も塗装の質がいいのを使っている。泥除けとスタンドがついているので街乗りも直ぐにOKだ。クランク、ボトムブラケット、スプロケット、チェーンがシマノのエントリースポーツ自転車用のを採用していて、普通なら6万円の自転車についているような物だ。後輪の車軸部分がナット式になっているのが欠点だが、交換しても安い。店舗販売で見ないのが欠点といえば欠点だろう。

クリエイト CR-3700シリーズは、前カゴ付きモデルと、リアキャリアがついたツーリング仕様もある。好みで選んでいいだろう。

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