自転車の広告がある自転車雑誌が面白いのを作れるわけがない

ネットの世界は自転車雑誌がつまらないという意見が多い。雑誌自体が広告なので買う意味が無いと思っている人も多いと思う。広告が入っているのなら正確なことを書くことができなく、自転車の広告がある自転車雑誌が面白いのを作れるわけがないだろう。

人によっては広告が無いと売れないという人もいるが、雑誌の内容と関連性が無い広告を入れれば、面白い雑誌が作れる。

有名なのはライダーコミックで、バイク会社やバイク部品関連の広告が無く、代わりに胡散臭いグッズやカスタムパーツ総合通販業者、ポケバイの通販、合宿免許に恋人紹介等、オートバイとは関係無い広告を入れて、本音を言えるようにしていた。

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ライダーコミック
から引用。スクーターのハイスピードプーリーのガチンコテスト記事。

提灯記事は無い代わりに体を張って雑誌を作っていたらしく、長期テスト車にXJR400というバイクを中古で編集部が自腹購入したが、そのバイクは事故車の疑いがあったり、ボロボロのモンキーに改造費80万円以上かけて、漫画に登場させたり基礎を学んで考えさせる漫画ユーザーが主人公になる漫画を作り、趣味系乗り物雑誌としては最上級クラスの面白さだろう。

そんな本音を言うライダーコミックは、チューニングパーツ会社から嫌な目で見られていたのかというと、なんと協力してくれた会社が多くいるようだ。

ライダーコミックの良い所って広告主にパーツメーカーがないところです。
もちろんバイクメーカーも。 スポンサーが付くとどうしてもそのメーカーの製品を
褒めないとダメですから、それではパーツの性能チェックなんか出来ないですよ。

必ず広告主の製品が一番になるか、複数のメーカーが入っていれば
どちらが優秀なのかわからないような読者にとって不誠実な表現しか出来ません。

それがなかったからRCのパーツチェックは読者さんからの支持を受けたのです。
誠実なチェックをしていたからこそ、そのスタンスを気に入っていただける
メーカーさんも出てきたのです。 デイトナさんがそうでした。

良くも悪くもユーザー視線のチェックに賛同して頂き、いろいろ協力してくれました。
U字ロックとかアクセサリーのような性能に直結しないグッズは提供を受けたと思います。
ただし真剣勝負のパーツチェックは全て編集部で購入してチェックしていました。

あと2スト50CCのピストンを作っていたオートボーイさんも協力してくれました。
キジマもでしたね。どのメーカーさんもユーザーレベルでの使用感というか
実験データに興味があるわけです。 (当時はもちろんインターネットなど無かった)

ユーザーは常にメーカーが意図している使用方法を取っていないからです。
とくにライダーコミックの読者は早とちりしがちですから。
末期は協力してくれるパーツメーカーさんもいましたが、
特定メーカーにべったりした記事は書きませんでしたよ。

ライダーコミック
から一部引用。元ライダーコミック編集者の発言。

 なんとバイクパーツ関連の広告が無く、本音を言ってくれるので協力してくれた会社が多かったようだ。

そんなライダーコミックを見ると、今の時代、趣味系の雑誌を見るのがアホらしくなる。恐らく自転車関連の会社も、自転車雑誌は広告として見ていなく、雑誌に期待はしてないと思う。広告があるということは、広告主の製品が一番になるか、複数の会社のが入っていればどちらが優秀なのかわからないように不誠実になるからだ。近年の趣味系雑誌や雑誌タイプのネットコンテンツは、色んな意味で読者側も広告を出稿する側も期待はしてはいけない。少なくともライダーコミックな内容を期待をするのはアホと言えるだろう。

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