LEXUS F SPORTロードバイクの存在価値はあるのか

LEXUS F SPORTロードバイクをテスト

レクサスはかつて、食べれないモチのような小径電動アシスト自転車を、モーターショー登場させていたが、自転車愛好家からは見向きもされなかったようだ。そして、今度はレクサスブランドのロードバイクを限定販売するらしいが、正直言って存在価値があるのだろうか?

正直言って無いと思う。

今のレクサスは現代アートを意識したデザインになっているが、自転車業界ではすでにピナレロがONDAフォーク等の有機的なデザインを採用していて、レクサスのロードバイクよりもよっぽどレクサスらしいデザインになっている。

その辺のカーボンバイクのような没個性デザインのレクサスのロードバイクは、レクサスが設計したのかというとそうではないらしく、OEM生産で調達しているらしい。100万円も出してOEM生産のロードバイクを買うのなら、自分はコルナゴフェラーリを買う。高級ブランドのコルナゴに、世界トップブランドのフェラーリとのコラボレーションで、しかもコラボレーションの歴史と理由がきちんとある。

から一部引用

自転車界がまだカーボン素材に見向きもしていなかった時代に、いち早くその可能性に着目しフェラーリ社とのコラボレーションを開始したのが1986年。現在ではその主流となるカーボン素材を使ったロードバイクの歴史は、コルナゴが生み出したものであると言っても過言ではなく、世の中に大きなセンセーションを巻き起こしました。

因みに1993年のサイクルスポーツ増刊号では、カーボンフレームは山岳用でしか使えないようなニュアンスで書いてあった。コルナゴフェラーリは限定モデル以外なら安く、CF9なんて、レクサスの半値以下で買うことができる。コルナゴフェラーリが高いのなら、ロータスの110を気合で探しまわったほうがいいと思う。

lotus sport 110 brochure

レクサスのロードバイクで一番欠けているのは「伝説」や「物語」だろう。これが数万円の自転車なら特になんとも思わないけど、自転車に100万円を出す人なら、モノに何かしらの「物語」が欲しくなる人がほとんどだろう。いくら塗装や組み付けが良くても、OEM生産で納得しない。所詮車メーカーが適当に作った自転車と認識されるのがオチだ。

レクサスが本気でロードバイクに取り組みたいのなら、ブリヂストン・アンカーやグラファイトデザイン等の日本の自転車会社と協力して、コラボレーションしたロードバイクを開発したほうが、遥かに良いだろう。海外では既にそのようなコラボレーションをしている(スペシャライズドとマクラーレンのコラボレーション)のに、なぜそのようなことをしないのかは不思議だ。

スポンサーリンク