自転車選び最低限の法則

スポーツ自転車が自動車やオートバイと違うのは、ブランドが沢山あることだろう。

GIANTやTREK、日本ならブリヂストンアンカー等、有名ブランドを選択すれば、外れることは基本的にない。でも、ブランドだけで選択するのは、つまらないと思う人もいるだろう。

自転車に詳しくなると、要所を見れば、その自転車が、ある程度きちんとした自転車なのかわかるようになる。しかし、これからスポーツ自転車を買おうと考えている人は、どこを見ればいいのかわからない人が大半だろう。そこで、今回は自分がどういうところを見て、きちんとした自転車だとわかるのか紹介したい。


カタログを見る場合

・サイズが書いてある

洋服にはSやM LLとサイズが別れているが、それ以外にも、タグに胸囲やウエストの対応サイズが書いてあるのがほとんどだ。
これは 服を購入するとき、試着しなくても失敗しないようにするためだ。

これは自転車でも同じで、自転車にも身長にあわせてサイズがある。自転車のカタログには、トップチューブやシートチューブ長などが書いてある細かいサイズ表がある。
サイズ表が無いスポーツ自転車は、本格的なスポーツ自転車ではないと考えたほうが良いだろう。
物によっては、あまりよくないスポーツ自転車でも書いてあるのがある。しかし、大半は部品を装着した場合で書いてあるのがほとんどだ。

スポーツ自転車は部品をはずしたフレームを測定するのが普通で、きちんとしたスポーツ自転車で表示されているサイズ表に、表示されているのは、フレームだけの状態で測定されている。その理由は、スポーツ自転車は部品を交換することによってサイズを調整できるからだ。部品が装着されている状態で、ハンドルからサドル間を測定している、スポーツ自転車の販売サイトをたまに見るが、こういう自転車の大半は、あまりよくないものだと考えたほうがいい。

折り畳み式自転車は、幅広い身長にあわせるようになっているので、フレームのサイズは書いていないのがほとんどだ。折り畳み式自転車の場合はできればハンドル高さが簡単に変えられるのが望ましい。また、自分が知る限り、フルオーダーの自転車も書いていない。これは、その人にあった自転車を1台1台作るからだと思う。
ミニベロ(小径自転車)の一部の廉価な商品では、安易にコンパクトさをイメージさせるために ハンドル高を低くしたモノもある。 乗車姿勢は大きい車輪の自転車も小さい車輪の自転車も変わらないのに、ハンドル高を低い設計にしてしまい、とても乗りにくい自転車があるので注意が必要だ。

仮に身長が合わない自転車に乗るとどうなるだろうか?

大きすぎる自転車も、小さすぎる自転車も両方乗った感想としては、大きすぎる自転車に乗ると、身体が伸びきりすぎて、痛くなる。一方、小きすぎる自転車に乗ると、窮屈になり体が痛くなる。どちらにしても自転車に乗るときは適正サイズの自転車に乗ったほうがいい。
しかし自転車のサイズは、合ってるか合ってないかは、ある程度時間をかけないとわからない場合も多い。服は試着すればわかるが、自転車に関しては非常に難しい。どうしてもサイズが書いてない自転車はできるだけ見て、跨がって買うのが望ましい。

・スペック表が書いてある

スポーツ自転車は、どのような部品が装着されているか、詳しくわかるようになっている。部品の名前から、会社名、部品のサイズがわかれば最高だ。GIANTのサイトのを見れば参考になるだろう。

なぜ、これが重要なのかというと、自転車は部品を交換して長く乗ることができるからだ。これは、自転車の部品の規格に汎用性があるためで、一部のスポーツ風自転車でも部品のスペックを書く場合もあるが、全部書かないのが大半で、基本的には、シマノとかアルミ製リム等大雑把なことしかいわない。こういうスポーツ自転車はやめたほうがいい。スペック表をみるだけで全容がわかるのが普通のスポーツ自転車だ。ちなみに、フレーム売りしかしてない場合は意味がない。

・その自転車の保証内容が書いてある

自転車には保証がついているのがほとんどで、ちゃんとした会社なら購入する前にホームページやカタログに書いてある。保証内容についてはスポーツ自転車以外の一般的な自転車でも言えたりする。

自転車本体を見る場合

・安価なスチールを使っていない

自転車のエンジンは人間で、人間の力は非常に少ない。少ない人間の力で高速で楽に走るために、速く、楽に走れるスポーツ自転車は軽量化されている。

ちゃんとしたスポーツ自転車は、安価だが重量が重いスチールを使わないで、軽量なアルミやチタン、カーボンを使用している。また、同じスチールでも添加物をいれて強度を上げ、 薄いパイプ=軽量なパイプを作ることができるクロモリ等を使っている。

自転車はフレームだけでは走ることはできず、部品を装着して、自転車として走ることができる。自転車の部品も、重いスチールは使用せずアルミ等を使っている。アルミフレームを採用している怪しいスポーツ自転車を見るが、部品は重い鉄の部品をメッキして、アルミ等の軽量な部品は使われない。

・ナットを使っていない

スポーツ自転車の部品は自分の知る限り、取り付けられているネジにナットを使うモノはない。大抵は六角レンチを使用する、六角ねじを使うのがほとんどだ。

理由は、おそらく六角を使うほうが素早く修理や調整できるためだろう。ナットは、値段が安いが修理するのには、非常に時間がかかる。

かつては、怪しいスポーツ自転車ときちんとしたスポーツ自転車の違いは、きちんとしたスポーツ自転車は、車輪はクイックレバーというので固定され、工具を使わないで簡単に取り外しが可能なところをみればわかるとまでいわれていた。

それ以外でも、シートとシートポストとの取り付け部分や、変速機の歯車取り付け部分、変速機とワイヤーの取り付け部分。ブレーキ本体のフレーム取り付け部分、ブレーキシューの取り付け部分がナットを使っているスポーツ自転車は避けたほうが無難だろう。

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