カワサキ・パルサー200の登場で見る、日本のオートバイ業界の今後

カワサキ、インドネシア向けネイキッドスポーツ パルサー200NS を発表

このオートバイが、カワサキのバイクと思っている人がいるが、誰一人も

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Kawasaki Bajajというブランドネーミングに何にも疑問に思わない人が多い。

因みにBajajとは、インドのオートバイメーカーで、かつてはベスパのライセンス生産をして、今はカワサキと協力関係になっている。

ブランディングの基本では、ブランドごとにユーザー等の一種の「層」を分けるのが普通だ。自動車なら有名なのは、トヨタとレクサス、ホンダとアキュラ、自転車でもAdvanced Sports International グループを見れば、ブランドを分けているのがわかるだろう。アメリカンバイクで有名なハーレーダビッドソンも、エントリーユーザー向けバイク(Buell Blast)を販売するとき、ハーレーの名前で出さないでハーレーの傘下にあったBuellブランドで出したくらいだ。

基本的に協力関係の企業のOEM製品等を売るときは、どちらかの名前は隠すのが普通だ。自動車業界でいうと、三菱・ランサーセレステは、北米ではプリマズ・アロー、ヒュンダイ・エクセルは北米では三菱・Precis。ルノーサムスン・SM3は、ロシアでは日産・アルメーラクラシックとして販売されるなど、基本的には、ブランドイメージを優先するために隠すのが普通でKawasaki-bajajみたいに、両者のブランドをつけるのは異例といっていい。

Kawasaki-bajajというブランドを見て、消費者はパルサー200にKawasakiのブランドイメージを連想したのと同時に、BajajはKawasakiのお墨付きをもらったと見るだろう。また、Ninja等のKawasaki独自の名前をつけないで、PulserというBajaj独自の名前をつけてさらにそう思うに違いない。 これだけBajajの力が見えるのは、2000年から急激に力をつけているのも関係が有ると思う。

恐らく、日本のオートバイブランドは、新興国ブランドの登場で、最後は高性能・高付加価値車だけのブランドになり、廉価向けバイクとのブランドを差別化しないといけなくなるだろう。

参考URL

バジャジ、インドネシア市場に本格参入へ

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