自転車解説 TRIACE S-100・S-110

・自転車のコンセプト

安物スポーツ自転車の新規参入組の1つにTRIACEというブランドがある。TRIACEは中国の会社らしく、噂では上海にTRIACE専門のショップがあるらしい(参考URL)

中国のサイトを見ると、高級モデルもあるが、S-100・S-110は、恐らく新興国市場・先進国の量販店市場向けのロードバイクだろう。

・フレーム/フロントフォーク

アルミフレームに鉄のフロントフォークがついている。フレームのパイプ形状は、有名ブランドのエントリーモデルみたいに複雑な形状をしているわけではなく、単純なパイプになっている。重量は11.3キロ

・ブレーキ

前後PROMAX製のデュアルピボットタイプのキャリパーブレーキ。ブレーキシューの取り付けが単純なナットなので、相当レベルが低いブレーキだと思うので、ブレーキシューの交換は真っ先に考えたほうがいい。ブレーキ本体の取り付けナットは、現代のロードバイクみたいに出っ張っていないタイプなので、ブレーキ本体のアップグレードは容易だと思う。

・変速機/ギア比

前2段・後ろ7段のロードバイク用ギアを採用している。初心者用ロードバイクなのに、ギア比が完全に競技用の重いギアを使っている。山越え等の長距離ライドでは軽いギアが欲しくなるので、このギア比はキツイ

・車輪径/タイヤ幅

車輪径は700cでタイヤ幅は23mmと、標準的なロードバイクの特性になっている。車輪にはクイックレバーがついているが、車輪についているハブが、安物ママチャリレベルのハブがついていて、性能に疑問がある。

・部品構成

シマノの中でも超低性能のWレバータイプのシフトレバーがついている。部品構成は3万円ロードバイクの中では中の下ぐらいだ。S-110は、S-100のグレードアップ版で、補助ブレーキレバーにシマノ2300のリアディレイラーがついている。あともう少し出せば、クロスバイクなら、これよりも遥かにレベルが高いプレシジョンスポーツが買えるし、ネット限定ならART CYCLE STUDIOのロードバイクが買える。この自転車を買う必然性はあまりない。

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