自転車解説 カインズホーム パンクしにくいクロスバイク

・自転車のコンセプト

街乗り系クロスバイクに、最近流行りの「パンクしにくいタイヤ」を装着したクロスバイク。値段は2万円以下を切っているが、正直言ってお買い得ではない。

・フレーム/フロントフォーク

鉄フレームでサイズは1種類しかない。重量は書いていないが、軽さは期待しないほうがいい。

・ブレーキ

前後ともVブレーキを採用している。車輪の着脱が容易で、アップグレードが簡単にできる。

・変速機/ギア比

後ろのみの外装6段変速。この手の街乗り系クロスバイクでは標準なのがほとんどだ。

・車輪径/タイヤ幅

車輪は、シティサイクルタイプの27インチでアップグレードがしにくい。

パンクしにくい自転車といわれているので、「パンクしにくいタイヤ」が標準装備されている。パンクしにくいタイヤは、パンクしにくいと利点があるが、欠点もある。パンクしにくいタイヤは、パンクしにくくするために中のゴムが厚くなっているが、グリップするゴムが厚いわけではないので、耐久性が高いわけでもない。また、滑りやすいとか、直進安定性がなくてフラフラ感があって気持ち悪いとか、チューブが入りにくいという不評がある。

タイヤ単体で接地面を押そうとしても非常に強い力を押さない限り、接地面が凹まないほど異様に硬いのに、他の自転車と乗り心地は変わらないと書いているので、この自転車は信頼出来ない。

因みに、1流メーカーの高価格モデルにも、パンクしにくいタイヤを装着しているところがあるが、1流メーカー品の中には、中のゴムを厚くするという単純なことをするのではなく、タイヤ内部に特殊なシートを入れている。

唯一、いいと思ったのは、空気が抜けにくいスーパーバルブが標準装備されていることだが、この程度の部品は、この部品は100~300円ぐらいで買えるので、大してプラスにはならない。

・部品構成

大きい前かご、泥除け、オートライト、馬蹄錠がついていて2万円以下と、サイクルベースあさひのプレシジョントレッキングよりもお買い得に見えるが、ホイールのアップグレードが難しい27インチと、フレームサイズが1つしかない問題がある。

この手の安物スポーツ自転車は、コスト削減のためスポークが弱い問題がある。スポークが折れると、最悪車輪を交換しないといけない。同じレベルの車輪に交換すると、またスポーク折れに悩まされるので、こういう場合は多少お金をかけてもいいので、アップグレードするべきだろう。プレシジョントレッキングは700cなので、クロスバイク用ホイールにすれば、一気にアップグレードされるが、パンクしにくいクロスバイクは、シティサイクル用27インチなので、補修はできるがアップグレードはできないに近い。

フレームサイズもプレシジョントレッキングは3種類あるので、身長が高い人でも乗れるが、パンクしにくいクロスバイクは、サイズが1種類しかないので、身長が高い人には向かない。

個人的にはよっぽどのことがない限り、特に買う価値はない

スポンサーリンク