自転車解説 サイクルベースあさひ プレシジョンスポーツ

2013年春にモデルチェンジしたサイクルベースあさひのプレシジョンスポーツ。低価格で購入できるクロスバイクとして有名で、コストパフォーマンスが高いが、フレームジオメトリ表がない大問題がある。

・自転車のコンセプト

サスペンションが無い、スピード重視のクロスバイクになっている。この手の価格帯のクロスバイクにしては、前傾姿勢気味の設計になっている。購入者層を考えたら、もう少しアップライトなのがいいかもしれない。

・フレーム/フロントフォーク

アルミフレームにスチールフォークになっている。今までのプレシジョンスポーツは、角ばったフレームだった物が、ハイドロフォーミング形状になったので立体的なフレーム形状になり高級感もあがった。その代わり、前モデルよりも太いタイヤが履けることができないように見えるがどうかはわからない。旧モデルは38cの太いタイヤが装着できた。リアエンド幅は135mmと、ロードバイクのホイールが装着できない。

リアキャリア取り付け台座があり、アルミフレームには必需品のリアディレイラー取り付け台座は分離可能だ。この部分が分離できないと、転倒等で台座が変形すると直せないので、廃棄処分になる。

・ブレーキ

前後PROMAXのVブレーキがついている。価格からみたら良い部品ではないが、この価格帯では妥当なところ。

・変速機/ギア比

前は48/38/28Tの3段、後ろは11T-30Tの8段のMTB用ギアを採用している。長距離を走ったり山越えも可能なギアだ。後ろのギアが8段以上あるとギアの選択肢が一気に増える。コスト削減のためスプロケットはメッキがない安物を使っている。

・車輪径/タイヤ幅

車輪径/タイヤ幅は700×28cを採用している。若干細めのタイヤは恐らくEscape R3を意識している。車輪はクイック式で簡単に取り外しできて輪行できる。

・部品構成

六角レンチで取り付けるロックオングリップを採用したり、スタンドを標準装備するなど、コストパフォーマンスは高い。ただ、あさひのスポーツタイプは車輪関係にコストをケチっている疑いがあるので注意がいる。ライバルのEscape R3のほうが振動を和らげるグリップやシートポストやサドルを採用していて、こういう細かい所が価格の差になっている。

2013年6月27日追記

円安の影響なのか、一気に4万円近くまで値上がりした。自分の意見としては、ロクなスペック表とジオメトリ表がない自転車を買ってもいい価格帯は3万5千円までだと思っている。4万円もだすのなら、きちんとスペック表が書いてある自転車を買ったほうがいい。

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