自転車解説 マルキン ノスタリアシリーズ

かご付き街乗りクロスバイクのマルキン・ノスタリアは、ホームセンター等でよく見るので、それなりに売れている自転車だろう。売れているためか、マルキンはノスタリアをシリーズ化してジュニアモデルの「ノスタリアJ」を、スポーツよりの「ノスタリア・エアロ」を販売している。

・ノスタリアJ

ノスタリアシリーズ唯一のジュニアモデル。タイヤサイズは26インチで6段変速。フレーム材質は鉄で重量17.5kg。大人用ノスタリアと同じデザインになっていて、自動点灯するLED オートライトに、シリンダー錠が標準装備になっている。前ブレーキはシングルピボットタイプのキャリパーブレーキ。後ろブレーキはわからないがシティサイクルタイプ。大人用ノスタリアとは違い、シティサイクルだと思えばいい。かご付き・オートライトのスポーツタイプ風ジュニアモデルは、この価格では貴重な存在。

・ノスタリア

こちらは、かご付き街乗りクロスバイク。27インチホイールで、フレーム材質は鉄なので重量は18キロ近い。自動点灯するLED オートライトに、シリンダー錠が標準装備している。前後ブレーキはVブレーキ。ライバルはサイクルベースあさひのDiario。値段はほぼ同じで、自分が見た限りだとノスタリアはハンドルやステムがアルミと、Diarioよりいい部品がついていてシリンダー錠がある(Diarioはハンドルやステムが鉄で、シリンダー錠はない。)ので、ノスタリアのほうがお買い得だと思う。

・ノスタリアエアロ

ノスタリアシリーズの中では一番異端なモデル。カゴやオートライト、泥除けが消えて、少し前傾姿勢を取る街乗りスポーツバイクになった。フレームは恐らく鉄で、重量は12.8キロとこの手のスピードクロスタイプの自転車にしては少し重い。ホイール・タイヤ径は700×28cを採用し、英式バルブを採用している。英式バルブはほとんどの自転車用ポンプに対応している一方、高圧にすると、バルブに使われている「虫ゴム」が破れるという欠点もある。28cというそれなりに細いタイヤだと高圧にしないといけないので、英式バルブだと駄目だと思ったが、もしかしたら高圧に対応できるスーパーバルブにしているかもしれない。街乗り用スポーツ自転車なのか、電池式ライトとスタンドが標準装備になっている。

ギアは後ろのギアのみで7段変速となっている。前後ブレーキは、スポーツ自転車用デュアルピボットタイプのキャリパーブレーキを採用している。ブレーキ取り付け穴は現代で使われているナットが飛び出ていないブラインドナットではなく、ナットが飛び出ているタイプを採用しているので、アップグレードがしにくいが、最初からそれなりにいいのが付いているので、ブレーキパッド交換で制動力は上がると思う。

街乗り限定のスポーツ自転車としてみれば、それほど悪くはなく価格なりの価値はあると思う。

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