自転車選びで本当に見ておきたい部分

自転車選びでよく見るのは、基本的にどんな部品がついているか、いわゆる「スペック」と言われているけど、自分の経験上では、安い部品が付いていて痛い目を見るのは

普通の人では見分け方がわからない所

なのがほとんどだ。

最終的には家族を巻き込んでまで、いろいろな自転車(Giant Rock5000を年度違いのを2台・Giant Warp・Merida カラハリ570・GT Palomar・TREK Y-11・Bianchi Lupo・杉村商店 Progressive RRX-110・Scott SpeedsterS60・R&M BD-1・Asama BETA・ウメザワ ランドナー・DAHONフレーム時代のサイクルベースあさひ ナクレ・ミヤタの頑丈Wロックのシティサイクル・サイクルベースあさひ シェボーFを2台・ヨコタ スパーゴWサス・GIANT CS3200・ブリヂストン BRIDを2台)を買ったりもらったりして、乗ったり、軽整備をしている。計算すると車体価格だけで総額50万円近くするけど、自分用の自転車では無いものもあるし、貰い物や中古車があるので、仮に全部をマトモに新車を購入していたら120万円は超えていると思う。いろんな自転車を見ていると本当に困るのは、スペックでは簡単に現れない、普通の人ではわからないところだ。

そこで、今回は、自転車選びで本当に見てみたい所を書いてみた。もっとも本当に見てみたい所は、ほとんど見分け方がつかないのが、泣きどころだったりする。

・フレーム

自転車で一番重要な部分。強度はすぐにはわからなく実際に乗らないとわからないのが痛い。MTBルック車のほとんどは、ヘッドパーツが旧来の1インチを採用しているのがほとんどだ。調べて見ると、1インチ用のフロントサスペンションは無いみたいなので、MTBルック車のフロントサスペンションのアップグレードは実質的に不可能といっていい。

フレームは自転車の特性が一気に決まる部分でもある。これはシティサイクルでも言えることで、シティサイクルの世界では、フレームによって後ろ幼児用座席が取り付けができるかできないかの違いがある。

ロードバイクのブレーキは、通常のショートアーチタイプと、それよりも大きいロングアーチタイプの2つある。このブレーキの違いは自転車のフレーム自体が違うことになるので、シマノのコンポの名前よりも100倍重要だが、ほとんどの会社はこの重要なのを書かない。

安物ロードバイクでも駄目なロードバイクは、取り付けナットが飛び出ているのがある。このタイプのロードバイクは、ブラインドナットが標準装備されている現行品のブレーキが装着できなく、フレームをいじるしか無い。

フレームに荷台取り付け可能なダボ穴があるロードバイクも注意が必要。ダボ穴が上下両方に無いと荷台が取り付けできないのに、上にしかない物もある。

MTBではエントリーモデルでは、ディスクブレーキ台座がなく、アップグレードするのが難しいのもある。

あまり言われていないけど、塗装も違いがある。時間がたつと、色あせやクリア層の劣化があるのと無いのがあり、正直言って、コンポの違いよりも10倍重要だ。傷が発生する時も、塗装がはがれて傷が広がるのと、傷だけで保つのがある。この自転車の塗装は、値段で決まるものではなくメーカーのレベルによって決まる。今までみた中で1位なのがGIANTのRock5000。2位がMeridaのカラハリ570だった。

・車輪

安いのは歪みやすい。一番問題なのはスポーク折れで、場合によっては強度が足りないからスポークが折れる場合もある。この場合だと下手に直すよりも、多少高くてもいいホイールを買ったほうがいい場合もある。ただ、この方法はスポーツ自転車限定で、シティサイクルは無理に近いと思う。ハブ(車軸部分)のガタも安いのは早くガタがでる。

通常のサイクリング・ツーリングレベルなら、よっぽどのことが無い限り、スポーク折れはないが、3万円以下の無名ブランドのルック車系はスポーク折れに注意したほうがいい。

スポーツ自転車を簡単に見分ける方法として、車輪の取り付けが簡単にできるクイックレバータイプが、本物のスポーツ自転車として言われている。ただBMX等の一部の特殊競技用の自転車には当てはまらない。

・ワイヤー

安物からエントリーモデルは、無名品を使っているワイヤー類だが、これをシマノの良いのを入れるだけで、一気にスムーズになる。安物はシフトワイヤーが錆びたりする。また安物シティサイクルで、ブレーキワイヤーが走行中に千切れることもあった。また、無名ブランド品のブレーキ・シフトワイヤーでも、3万円クラスの自転車と8万円クラスの自転車では違いがあり、有名なのよりは落ちるが、それなりに使えるものが入っている。

・ボトムブラケット

外からは普通は見えないボトムブラケットだが、これは非常に重要だったりする。エントリーモデルなら大企業のほうが良いのを使っているのが多い。安物だとねじ山の錆びや早期のガタがある。最近では、安物自転車でも無名ブランドのカートリッジタイプのボトムブラケットが使われている。カートリッジタイプのボトムブラケットは、安いシティサイクルに使われているようなボトムブラケットよりも、性能がいいと言われている。このカートリッジタイプのボトムブラケットも違いがあり、無名ブランドのでも、ネジ山がメッキや塗装しているのは良い物だ。ネジ山が鉄の地が出ているのは固着して最悪外れなくなる。

・ブレーキ

安いのはブレーキの効きが悪い。ロードバイクのキャリパーブレーキは、安いのは使えないのが多く、最低でもブレーキパッド交換はしたほうがいい。安物のVブレーキの調整用のネジ穴がプラスチックでできていて、調整していくうちにすぐにバカになるのもあった。

・スプロケット

安物はメッキがしてなくて錆びやすいが、ちゃんと注油すれば錆びるものではない。会社によってはコスト削減のために、無名品のセレクトをするところもある。

・フロントサスペンション

高額品のサスペンションは色々な調整ができるようだけど、安物のフロントサスペンションは調整機能が無い。エントリーモデルに使われているサスペンションフォークは、同じようでもグレードが存在している。たとえばSR SUNTOURのXCMシリーズは、簡単な調整があるモデルだけでなく、メカニカルロックアウトや油圧式リモートロックアウトがついているのもある。これだけ違えば同じグレード名でも安いのと高いのでは違うと思うが、こういう本質的な部分はだれも書かない。

 ・ネジ

スポーツ自転車は高ければ高くなるほど、ナットを使わなくなるが、安いスポーツ自転車はナットを使うところがある。ロードバイクの無名品キャリパーブレーキでも、ブレーキシューの取り付け部分が、ナットと六角の違いがある。

・サドル

厚いサドルはふかふかのサドルだと思う人は、いろんな自転車に乗ったことがない人だと思っていい。安物の厚いサドルはスポンジをケチっているのか、すぐにスポンジが体重にまけて沈み込んでしまう。この手のサドルは短時間走るのにはイイけど、長時間走ると、お尻の一部分に体重が集中するので、お尻が痛くなる。またサドルが柔らかいので、車体の中心がわかりにくくなり、自転車をキチンと動かすのが不安になる。走行ラインが1本しかなく、避難する場所が無い山道のシングルトラックでは、この手のサドルは危険に感じる。高いサドルは、良いスポンジを使っているので、体重で一気に沈むことはない。

基本的にスポーク折れ等の重大な問題は、通常のサイクリング程度なら、1流品のスポーツバイクなら、エントリーモデルでは起こることはほとんど無いといっていい。

スポンサーリンク