なぜ、企業主導の乗物系物語は死ぬほどつまらないのか

近年、自動車やオートバイ業界は、興味が無い人に興味を向けさせるべく、マンガやアニメ等を使って、興味を向けさせようとしている。自分もネタ作りのために、ひと通りみたけど、正直言って

つまらない

この時、既にライダーコミックを知っていたので、この手の物語が死ぬほどつまらなかった。なんで、会社主導の乗物系物語が、こんなに退屈で死ぬほどつまらないのか考えてみた。

・営利目的でいい物語は作れない

なんで、会社主導の乗物系物語は死ぬほどつまらない一方、かつてのライダーコミックには、非常に面白い物語があったのだろうか。

それは恐らく、ライダーコミックは「金の匂い」がしないのだろう。良質な情報などを得るには金がいる一方、広告などを排除して、金の影響を無くさないといけない。ライダーコミックは、カスタムパーツメーカーのタイアップ記事や広告、バイクメーカーの広告がほぼ無かったから、やりたいほうだいできたらしい。(→ライダーコミックって?

rcit928

いとしのモンキー 92年7月号から引用。カスタムパーツメーカーの広告があったらこんなことは描けない

そんなわけで、企業主導の乗物系物語が面白いわけがない。所詮営利目的なので、本当に面白いことを書けるわけがない。タイアップがあったら、俺は改造魔いとしのモンキーみたいに、コツコツと成長していくような面白さを作ることは一生できないだろう。

俺は改造魔 93年9月号から引用。個人的には今まで見た乗物系マンガの中で一番面白い。

・絶頂期ではない

ライダーコミックが登場していた時期は、1986年6月~1995年10月。恐らく、この時代は雑誌やオートバイの絶頂期だろう。絶頂期だと、センスや先見の明がある人や、沢山の金が入るので、色んな意味で潤沢になる。だからライダーコミックみたいなのが登場したのだと思う。一方で現代は自動車やオートバイ、雑誌は完全に落ち目になっている。落ち目になっているのは、簡単に言えば興味が無いからだ。

どんな業種でも、落ち目な業種は、全盛期から比べるとクオリティが一気に落ちる。そんな中でV字回復させるには、ものすごいセンスがあって意欲がある人間が登場しないと絶対回復しない。(ちなみにそれをやったのが自転車)

はっきり言って、半端なセンス、半端な先見の明、半端な意欲でやったら金の無駄か、もしかしたら、金をドブに捨てたほうが良かった状況になりかねない。

今の時代、ライダーコミックみたいなのをやれる雑誌はもう出ないだろう。もう絶頂期のようなクオリティを求めることはできないからだ。ネットでもこういうのは期待できない。ライダーコミックみたいなのは個人だけでできる力量を超えていて、企業がやるにしてもコストがかかって嫌がると思われるからだ。

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