シエンタダイスの雪道でのVSC・TRCの威力

シエンタで気になったのは、雪道の性能がどのくらいなのか気になったということだ。

シエンタは我が家で初めての2輪駆動車(FF)で、今まで我が家にあった車は全部4輪駆動車だった。我が家では、自動車選び時は、自分も参加するようになっていて、マツダ ボンゴワゴン2000ccディーゼルターボからの代替車を選んだ時(中学3年)には

ボンゴフレンディは4WD車はディーゼル車しかなく東京都では登録できない。デリカスペースギアは、幅広く見えたのでダメ(後で見た感じだと実際は5ナンバー幅だが、やたら高い床でダメだと思う)FFセレナは脱着式シートがダメ。FRバネットセレナは、車体設計が古く、エンジンが前席の下にあってダメ。初代FFノア・VOXYは、当時新車(前期形)で買えたが高い。FFノア系の中古では新車から1~2年落ちのモデルが走行距離2万キロ、諸経費なしで160万円台であったが、FFなのと、車高が低かったのでやめた。
初代ステップワゴンの中古は、売られているほとんどの車が、大人がゆったり座れない回転対座式シートがほとんどなのが気になり、またデュアルポンプ式4WDが、滑ったら4WDになるというのが気になった。前車のマツダ・ボンゴワゴンは、手動切り替え式のパートタイム4WDで、ここ一番の時でしか4WDにしかできなかった。4WDは全天候で使ってこそ4WDだと思っていたので、フルタイム4WDのタウンエース・ライトエースノアが我が家に合っている。   

と、参考意見を出して、ライトエースノアになり、今回のシエンタもセールスマンが言わないVSC・TRCの存在を教え、最終的にVSC・TRCを装着することになった。

VSC・TRCがついている我が家のシエンタはどのくらい雪道に強いのか?そこで、シエンタの雪道性能を確かめるために、新潟の奥只見に行ってきた(12月1・2日)

とりあえず人のいない所で、アクセルを荒っぽく踏むと普通に発進でき、とりあえず駐車場に止まってみた。

 装着タイヤはBridgestone blizzak revo2 タイヤサイズは175/70/R14

少し外の空気を吸おうとして降りてみて驚いたのは

下の路面、完全にアイスバーンだ!

いくらスタッドレスがついていても、普通ならここを発進させるのは大変なはず。それなのに普通に発進できてしまった。おそらくトラクションコントロール(TRC)が効いているのだと思う。横滑り防止装置(VSC)は横滑りできなくて機能しなかった。VSC・TRCを薦めた自分も、ここまで良いとは思わなかった。ちなみにトラクションコントロール・横滑り防止装置の作動は、メーター内にあるランプで作動が確認でき、トラクションコントロールはけっこう作動しているのが確認できた。

VSC・TRC付きのFFシエンタは車歴がほとんど4WD車の父親も「いままで乗った車の中で一番良い」と絶賛するほどの性能だった。

ちなみに父親の車歴

・SJ30スズキジムニーバン2ストローク
・マツダ ボンゴワゴン2200ccディーゼル 
・マツダ ボンゴワゴン2000ccディーゼルターボ
・トヨタ ライトエースノア 2000ccガソリン

ライトエースノアはフルタイム4WDで、後は全車パートタイム4WD

今回のドライブで感じたことは主に3つある

・トラクションコントロール、横滑り防止装置がない車を新車で買う価値は無い

シエンタだと、VSC・TRCはサイドエアバッグがついて8万円のメーカーオプションになっている。メーカーオプションのアルミホイール(約6万円)や、ディーラーオプションのカーナビゲーションシステム(一番安いので8万円から)と比べれば非常に安い。昔なら4WD車は2WD車よりも20万円も高く、それでも走りが不安だったが、今はそれ以上の走りができる装置がたった8万円でつけることができる。ネットを見ると、トラクションコントロール、横滑り防止装置を装着している人のほとんどは、トラクションコントロール、横滑り防止装置が無い車に乗れないと思う人がほとんどのようだ。

はっきり言って、トラクションコントロール、横滑り防止装置がない車を新車で買う価値は無い。酷いのはこのVSC・TRCはオプションでもつけられない場合がある。例えばシエンタでは、ダイスの2WDにしかトラクションコントロール、横滑り防止装置が取り付けることができない。トヨタは即刻、VSC・TRCをシエンタ全車に標準装備、もしくはオプション装着可能にするべきだ。

・スキー場往復レベルなら90年代までの4WD車より、今のVSC・TRC付きのFF車のほうがいい

マツダ ボンゴワゴンは、両車とも5速マニュアル車だったのでローレンジ付きのパートタイム4WDでリミテッド・スリップ・デフが標準装備。ライトエースノアはビスカスカップリング式のフルタイム4WDだった。かつて父親は冬山登山で自動車を使っていて、スリップなどの怖い経験もしている。自分もボンゴワゴンに乗っていた子供の頃、雪道は非常に緊張していたの覚えているし、スリップしかけてヒヤヒヤしたのも覚えている。

それなりの雪道経験をしている父親が、シエンタの雪道性能に満足していて、自分も前のライトエースノアよりも遥かに進化した雪道性能に驚いたのだから本物だろう。

少なくとも除雪された雪道なら、下手に昔のSUVを買うのなら、トラクションコントロール、横滑り防止装置がついた現代の自動車を買ったほうがいいと思う。

・ちょっと急な坂だと、現代のVSC・TRC付きFF車よりも、昔の4WD車のほうが強い

シエンタで行く土合駅の旅(2012年12月)で、谷川岳天神平スキー場にいく国道の途中にある急な登坂(平均斜度13パーセント)で、テストとして、坂を登っている途中で止まって、発進しようとしたら、発進できなかった。

さらに、アイスバーンになっている、ちょっと坂道な所で停止・発進しようとしたら発進ができなかった。

登坂になると、ホイールが回る接地面が、四輪駆動車よりも少ないFF車だとグリップしないので、VSCやTRCがあってもダメなようだ。こういうところはやはり4輪駆動車のほうが強い。雪が多い地域はFFプラス横滑り防止装置よりも、4輪駆動車のほうがいいかもしれない。

・4輪駆動車にも横滑り防止装置はつけるべきでは?

シエンタに横滑り防止装置を付けられるグレードはDICEの2WDしかない。DICEにしかつけられないのは論外だけど、なぜ2輪駆動車だけなのだろうか。4輪駆動車でも滑る時は滑るので、4輪駆動車でも、横滑り防止装置は保険で欲しい人もいるだろう。

・今の車は安い

今後、トラクションコントロール、横滑り防止装置が普及するだろう。軽自動車でもトラクションコントロール、横滑り防止装置がついている車が登場している。例えば、ホンダのN-ONEやN-BOXは、トラクションコントロール、横滑り防止装置があって、本体価格120万円台だ。祖父母の家にあった2ストのキャリイバン、新規格660cc初期のエブリイバンのレベルを知っている自分からすれば、感動するほどのレベルで、積極的に軽自動車を買うのもわかる。

こんな所でもUターンしないといけない

アウトドア車にとって小さい車が良いのだが、90年代までは小さくて安全性が高く、室内が広くて良い車というのが存在しなかったが、今は沢山ある。確かにN-ONEやN-BOXは高いかもしれないが、車の歴史を知っている人からすれば安く感じたりするのだ。

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