自転車短評 GIANT 2013年モデル Escape R・Escape Airシリーズ編

今は無きUSA市場向けフィットネス用ロードバイクのGIANT・FCRシリーズのデザインを見直して、自転車に興味が無い一般人を惹きつけたEscape Rシリーズ。今はEscape RXシリーズを中心にしているけど、Escape R3もきちんと残っている。また、Escape Rシリーズのデザインに似ているが、さらに軽量化したEscape Airシリーズも登場した。

Escape Air

EscapeRシリーズの新しい顔として登場した、Escape Airシリーズ。
一番の特徴は、重量が軽いことで、フレームサイズ500mmで10kgを切った。Escape Airのスペシャルサイトでは、どれだけ軽くできたのかを紹介するなど詳しいことを書いている。アルミフレーム・クロモリフォークはAirシリーズ専用の軽量品で、ホイールもカートリッジベアリングを採用してたりと気合が入っている。

前3段・後ろ8段のMTB用ギアを採用しているので山越えもOK。Airシリーズ・R3共通のタイヤ幅28mmは、公道にある段差などに技術があまり無い人がギリギリ対応でき、舗装路の走りの軽さを楽しめる。5万5千円でおつりが返ってきてこの部品構成は安い。

Escape Air LTD

Airよりもさらに軽くなったLTDは、フレームサイズ500mmで8.9kgになった。フロントフォークはカーボンフォークになっている。前2段・後ろ9段で、前は46T-34Tのロードバイク用で、後ろはMTB用ギアという、あまり見ないギア設定を採用している。

Airシリーズは前3段にして、山越えツーリングもいけるようにしている一方、Air LTDは、前のギアを46T にして、平地はできるだけ、クランク側のギアは上のギアを使えるようにしていて、下の34Tのギアは長い坂道など、万が一の場面にも対応するギアの構成かもしれない。

このままでも、ある程度はいけると思うけど、もし不安なら、後ろのギアをMTB用で軽いギアが34Tがある物に交換すれば、もっと軽いギアを手に入れることができる。

Escape R3

ベストセラーモデルで有名なEscape R3は、上級モデルのR2やR1が消えて、R3のみになった。重量は11.4kgで、フレームサイズ 465mmでAirと比べれば重いが、11キロなら輪行もできる。Airと同じ前3段・後ろ8段のMTB用ギアを採用しているので山越えもOK。R3だけについているサスペンションシートポストは、恐らくロードバイクみたいなダイレクトな乗り心地を緩和させるためにつけた物で、シティサイクルユーザーでも、違和感なしに乗れるように配慮したものだと思う。ただ、これは賛否両論あるみたいだ。

R3がAirより優れているのは色が豊富なことで、5色もある。グリーンやイエロー、ブルーなどがあるけど、初期のEscape Rシリーズ(参考URL-2007年モデル)を彷彿とするブラックトーンとホワイトシルバートーンは一度実車を見たほうがいい。

Escape Airの重量10キロを切ったのは凄いと思う。あの価格で、安い部品をあれだけ多用して、しかも泥除け、キャリア、ある程度の幅が広いホイールを装着可能にしたフレーム設計で、ロードバイクに負けないぐらいの軽さの自転車ができるとは。

林道ツーリングが好きな自分にとって、ロードバイクに負けない軽さと、汎用的なフレーム設計の両立したクロスバイクというのは非常に魅力的だ。

ロードバイクは走りは軽いが、ちょっと道が悪くなると、すぐにパンクしてしまう。画像のような場面で、よくタイヤのサイドをカットしてパンクしてしまうし、道が荒れる所を走ると、細いタイヤでは不安になってしまう。


この程度の道はごろごろあります

Escape Airなら、ロードバイクよりはタイヤが太いから、ある程度、道が悪くても走れる。重量も軽いので、走りも軽いと思うが、どのくらい走りがいいのだろうか。ロードバイクと比べてみたい。

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