日本は第3次バイクブーム? それは嘘でしょ

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ホンダ鈴木氏「今、日本は第3次バイクブーム」

高速道路のサービスエリアで高いオートバイをよく見るので、第3次バイクブームと見ているらしいが、年齢層を見れば楽観視はできないし、むしろ悲観的にならないといけない。2011年度二輪車市場動向調査についてでは、オートバイを購入する年齢層は50代が多く、若い層はオートバイを買わないのが現状だ。

ちなみにオートバイに乗る人の高齢化はアメリカでも起こっている。MOTOCENTRISM – MotoGPと世界のバイクニュース –で、こんな記事が書いてあったので一部引用する。

アメリカの二輪購入者の高齢化:若者のバイク離れから一部引用

この中で、最後に興味深いデータが紹介されています。
「二輪車の購入者は高年齢化しつつある。2001年の購入者の平均年齢は40歳だったものが、2010年には49歳となった。これは多くの二輪購入者はもうすぐ市場から退場する(購入しなくなる)ことを示唆している。
さらに、初めて二輪車を購入する顧客の割合も2年連続で低下しており、メーカーは新規顧客獲得が非常に難しくなってきている。」

つまり、新規の若い二輪購入者が増えず、既存のライダーが年を追う毎に年齢を重ねていっていることが浮き彫りとなったようです。

このことについて、以下の記事で議論しています。

UltimateMotorcycling:Motorcycle Buyers Getting Older

Jim Gianatsis曰く「このままの傾向が続けば、10年~20年後には今のライダー達は60~70歳となり、バイクに乗れなくなり(買わなくなり)、アメリカで新たにバイクが購入されることがなくなってしまう」とコメントしています。
また、今の需要減は2007年以降の経済危機が主要因だとしても、ライダーの年齢が高齢化している現状では例え経済が回復しても、二輪需要は回復しないとも分析しています。

ホンダは既存のライダーにオートバイを購入させたいみたいだが、長期的に見れば自滅にしかならない。若い人はオートバイに興味がなく乗らない。どんなモノでも新陳代謝が無くなれば終わりだ。

お金が無いから買えないという意見があるが、お金が無くても欲しいと思うのならどうしても買う。たとえばネットでは、ホンダ・モンキーというミニバイクのコピーバイクがあるが、これは日本でも販売されている。もしお金がなくてオートバイに乗りたい人が大勢いたら、こういうコピーのオートバイを購入し走り回って事故やトラブルが発生し社会問題になるだろう。しかし実際は社会問題にはなっていない。

ちなみに、このコピーバイク問題は東南アジアで発生している。そのことについて旅空日記 (写真家・三井昌志のブログ) で記事を見つけたので一部引用したい。

東南アジア旅行記(06) 中国製バイクの悪評から一部引用

 中国製のバイクの悪評はベトナム各地で耳にした。ベトナムでも数年前に安さを武器にした中国製のバイクが市場を席巻したことがあったのだが、その人気はたちまち下火になってしまったという。バイク屋の店主が言ったように、中国製バイクはあまりにも故障が多く、その修理費用や下取り価格の低さなどを考えれば、少々高くても日本製バイクを買った方が経済的だということに気付いたからだ。ベトナム人にとってバイクは非常に高価な「財産」であると同時に、誰もが必要とする生活必需品でもある。当然のことながら、品質に対する目はとてもシビアなのだ。

ベトナムは1人あたりの平均所得が年840ドル。日本よりもはるかに所得が低いが、オートバイを欲しいと思う人がたくさんいるので、ベトナムの年間平均所得の2倍近くもするスクーターが年間12万台も売れる。

若い層にオートバイを売らないといけないが、先進国で自動車やオートバイが復活するのは非常に難しい。自動車やオートバイというのは、もはやネガティブな乗り物になっていると認識しないといけない。

ゆえに自動車もオートバイも終わった・・・・から一部引用

確かにこの御時世、何がカッコいいのか?これははっきりしない。
だが何がカッコ悪いのか?これははっきりしている。
若者が自動車やオートバイに乗らなくなったと言われて久しいが当然だろう。
日本だけでなく先進諸国では若者は自動車やオートバイに乗らなくなっている。
ユーザーのクォリティが下がったと言うのは=年寄りの割合が増えたと言うことも大いに関係している。
繰り返すがとにかく自動車やオートバイの記事に寄せられるコメントには酷いのが多い。
他の記事、TVや映画、漫画ネタはそれ程でもなくむしろ「ハッ」とさせられるコメントが少なくない。
とにかくここ数年の自動車やオートバイの分野の酷さには参った。

ちなみに上の文を書いた人はオートバイは相当詳しい。別の記事の「オートバイのブランド戦略」を見れば、どれだけ詳しいかわかると思う。

少なくとも、自動車やオートバイがネガティブな商品になっているのは確かだ。少なくとも、自動車やオートバイはボジティブな商品に作り変えないといけない。それには既存の自動車・オートバイを無視した発想や考えの商品を売り出さないといけないだろう。

それなら自転車では既存の考えや発想を無視した製品が出て、ヒットした、もしくはヒットしそうな商品はあるのか?個人的にはあると思う。それについては次回書くつもりだ。

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